軍事大国の王女、インヘルミナに貴族について説かれたルイズ達はトリスティン魔法学院の自室に戻って、考えていたのであった。
シャルロットが貴族ではなく、捨て子同然で育った孤児であり、現在、茶熊学園の生徒会長と言うこともインヘルミナから聞いて、自分の生き方に不安を抱いてしまったのである。
「もう、わたし、どうかしてる。あ~、寝ましょう‼」
いつもならシャルロット達が一緒に寝てくれていた自分のベッドが広く感じていたのである。
そして、シャルロットの相棒のトリ公も元の場所に帰ってしまったので、現在、ルイズには使い魔がいない状態なのだが、インヘルミナの征服行為によって、使い魔がいなくても、留年しないと言う校則をインヘルミナの下で可決されて、魔法が使えない者でも、通えることになったのだが、まだ、古い考えを持ち続けた代償が大きかったのであった。
「シャルロット・・・ツキミ・・・エシリア・・・コリン・・・キャロ、今頃、何してるんだろ?」
ルイズは飛行島に帰ってしまったシャルロット達が今頃何をしているのだろうと寝言で心配していたのであった。
そして、シャルロット達が飛行島に帰って、トリスティン王国がインヘルミナの領土をになって、数日が経ったのであった。
「はぁぁあ‼」
「ルイズの奴、魔法が出来ないからって、今度は剣かよ‼」
「そう言う、おまえ達は、何なんだ?」
「って、おまえこそ誰だよ‼」
「ここのガキは礼儀がなってないらしいな」
「貴族に逆らうのか‼」
「貴族がどうした?」
ルイズは一人、広場でインテリジェントソードのデルフリンガーを鞘に納めたまま装備し、シャルロットがくれた木刀で素振りを行っていたのである。
それを、自分が出来もしないで嘲笑っている生徒がいたのだが、そこに、シャルロットの知り合いの大柄の男、オウガがやって来て、礼儀がなっていないと注意されて怒った男子生徒は貴族に逆らうのかと、オウガじゃなくても呆れる発言していたのであった。
もちろん、オウガが相手にする訳がなく、
「つまんねことをしてんだったら、あいつみたいに、武器扱えるようになってみな‼」
「必要ないね‼」
「そうかよ‼ じゃあな‼」
軽くあしらって、どこかへ行ってしまったのであった。
「此処が、トリスティン魔法学院ね‼」
「そうね、あの人だね‼」
「(#^.^#)」
「アンタ達、誰? わたしは、ルイズ・・・」
「シャルロットから聞いてるから‼ ルイズね、キャトラよ」
「わたしは、アイリスです‼ 魔導士なので」
「魔導師・・・」
ルイズが木刀の素振りを終えて、一息ついている所に、銀髪の少女で魔導師のアイリス達が、ルイズを訪ねてきたのであった。