軍事大国の王女、インヘルミナによって運営されることになったトリスティン魔法学院に赤髪の少年達がやってきたのである。
ルイズはインテリジェントソード「デルフブリンガー」を鞘に納めて、魔導師である、銀髪の少女、アイリスに劣等感を抱いていたのである。
自分が魔法が一度も成功したことがない、「ゼロ」と言われ続けていたのだから、無理はないのであった。
「なるほどね、シャルロット達から聞いたとおりね」
「え、シャルロット達を知ってるの‼ この前も、インヘルミナ様が知り合いだって」
「はい、大切な飛行島の仲間ですから」
「(^-^)」
「別に、魔法が全てじゃないのよ‼ 使い魔もいらないわ‼」
アイリス達はルイズが魔法が成功したことのないことを茶熊学園でシャルロットとツキミとエシリアから聞いていたようで、自分達がシャルロット達の知り合いであると言うことを説明したのである。
ルイズは驚いた、そう目の前にいる人物たちが自分が召喚してしまった、光焔の御子達の仲間だと言うことに、自分が、赤髪の少年と同じ、魔法で戦えなくても、良いように、シャルロットが持っていたルーンと交換してくれたデルフブリンガーを眺めて、この者達が、魔法より大切な何かを教えてくれるだろうと気が付いていたのである。
「学院に、どんなご用件?」
「ルイズさん、あなたに用があってきたんです‼」
「え、わたしに?」
「はい、茶熊学園学長から・・・」
ルイズはアイリス達にどんな用件で学院を訪ねてきたのかと質問し、アイリスが、茶熊学園学長、カムイからの頼み事を携わってきたのだと切り出さそうとした瞬間、
「ドカ~ン‼」
「ぎにゃ~Σ(゚Д゚)‼」
「嘘でしょ‼」
「ルイズ‼」
「どうした‼」
「え‼Σ(゚Д゚)‼」
「追いかけるよ‼ ぽっぽ‼」
「ポッポ~‼」
「もう‼ 待ちなさいよ‼」
「先公なんか、当てにできるか‼」
学院の倉庫が破壊されて、そこから巨大なゴーレムが出現したので、アイリス達は追いかけることにしたのである。
ルイズ曰く、ゴーレムが出現した場所は、学院の宝物庫だと言うので、アイリス達の推理が正しいのなら、ゴーレムの操縦者は宝物庫から何かを盗み出したことになるので、学院の教員に言わずに、一目散にゴーレムを、後からやってきた仲間達と一緒に追いかけることにしたのである。
ルイズは見たことのない者達に呆気にとられていたが、その場の勢いで、マールの保護者的存在の神鳥のぽっぽに飛び乗って追いかけることにしたのであった。