突然、出現した光の球体に吸い込まれてしまったシャルロット達は、そのまま成すがまま異空間を漂って行ったのであった。
その頃、
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、五つの力を司る、ペンタゴン‼ 我の運命に従いし、使い魔よ‼」
ほかの生徒達が召喚に成功している中、一人の少女は召喚が出来ていなかったので、再度、召喚の詠唱を始めて、そして、魔法陣が天界された瞬間、爆発が起こったのであった。
しばらくして、爆発で熾きた煙が消えて、そこにいたのは、
「痛てて、おい、コリン、ツキミ、大丈夫か?」
「大丈夫‼」
「うん、なんとか?」
そう、ギルドからの依頼を終えて、報酬を貰って飛行島に帰った瞬間に先ほどの少女が行った召喚の儀式で巻き込まれてしまった、シャルロット達であった。
三人とも、怪我はなかったようで、すぐに立ち上がって、辺りを見まわしたのだが、
「ゼロが、貴族と獣人を召喚したぞ‼」
「なぁ、コリン、こいつら、馬鹿みたいだよな?」
「そうだよね」
「此処では、お団子は売っていいですか?」
周りにマントが着いたローブを身に纏った集団が、シャルロットの身に纏っている、マントが着いた金色の女騎士の鎧を見るなり、貴族と言い、コリンとツキミが、兎と妖狐なので、獣人だと騒ぎ出したので、その様子を見たシャルロットは、コリンと一緒に呆れていたのだが、相変わらずのマイペースのツキミはと言うと、団子を売ろうとし始めたのであった。
そこに、
「御子‼」
「トリ公‼ ちょうどいいところに、此処どこ?」
「今度は、グリフォンを召喚したぞ‼」
「それが、エシリアさんにお願いして、御子達が光の球体に吸い込まれた所を見たそうで、エシリアさんの扉のルーンで送ってもらったのですが、しばらく、帰れません‼」
「帰れないって、どいうことかしら(^_-)-☆」
「ひぇぇぇ(゚Д゚)ノ‼ 剣を納めて下さい‼」
シャルロットがドラゴンライダーとして乗り回す神鳥「ヴィストリニルグ」が迎えに来たと思ったら、ソウルが切れてしまったようで、エシリアの持っている扉のルーンがしばらくの間、使えないと言い出したので、シャルロットは、光焔剣デュランダルを抜刀して、脅していたのであった。
そして、
「受けよ‼ 繚焔斬‼」
「ぎゃぁぁぁあ(゚Д゚)ノ‼」
しばらく帰れないことを聞かされたシャルロットは炎を纏い、その勢いで突進しながら、薙ぎ払い、周りにいた生徒ごと、ぶっ飛ばしてしまったのであった。
「シャル、スゴイ(>_<)‼」
エシリアはシャルロットが暴れていたのを見物していたのであった。