オネェ料理長物語   作:椿リンカ

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キャラの方針などの疑問点解消のための現状把握回


★現状把握

 

【帝国帝都宮殿の厨房】

 

 

★料理長:アニエル・シャーリー★

 

自称はアン・シャーリー(作者的には赤毛のアンを意識してる感じの名前です)

宮殿の料理長をしているオネェなお兄さん。

 

実は皇帝陛下のめっさ近い親戚。つまり本来なら継承権があるが、幼少期の時点で厨房で働くために継承権を自ら捨てた。

 

紆余曲折あって、宮殿の厨房だけを守ることにはなったのが、そのおかげで厨房に自治権が生まれた。

オネスト大臣が毒殺されないのは厨房の守護者たる彼がいるから。オネスト大臣が冒涜的な食事をするときは彼だけが調理をしている。

 

基本的には気のよいオネェだが、厨房関連では鬼神みたいになる。

 

シュラとは幼馴染みのため、弱味をたくさん握っている。

 

前皇帝陛下とお妃さまとも幼馴染であった。そのため、彼らの残した子供(現皇帝陛下)と運命を共にしようと決意している。

 

 

 

帝具「美食礼賛イーターオブラウンド」

 

食事用食器や調理器具のセットとなっている帝具。また、レシピ本も付属されている。

食材を仕留めつつも安全に提供するための麻酔薬の調合方法なども記載しているのでめちゃくちゃ便利。

 

なんでも美味しい料理にできる帝具。

また、これで作ったものを食べれるようにできる。

「なんでも」なので人間を食べることも美味しく料理することも可能。これを使ってオネスト大臣用の注文をこなしている。

 

超級危険種や毒性の強いものなども調理ができるため、後方支援として使われていた帝具である。

おいしい食事を食べることで軍の士気を上げたり、栄養を効率よく摂取することができる。

 

基本的に後方支援だが、一流の料理人が扱うことで武器として使うことも可能。

 

 

 

★タツミ★

 

厨房に来てからいろんなことに巻き込まれている

 

アン料理長が皇帝陛下と運命を共にしようとしているのを出来るだけどうにかしたいと思っている。

 

できるだけ、なのでどうにもならないなら受け止めるつもりではある。

あくまでも説得が通じるならばそれはやるし、出来うることはやるけど、どうしても無理ならけじめはつける

 

 

 

★ラバック★

 

女装させられて悔しいけど、皇帝陛下が頬染める程度には似合ってると分かって「女装の才能もあるのかな」と思い始めてる。危うい。

 

口の中にまだ「クローステール」を隠しており、いざという時のために使うつもり満々。

料理長は一度説得したが、本人が寝返るつもりがないのを確認したのですぐに割り切った。

 

 

 

★シュラ★

 

ワイルドハントが活動停止に追い込まれたあげくに、アン料理長にこき使われる羽目になっている。

不服ではあるが、ナイトレイドが怪しい動きを見せたり、アン料理長が裏切ろうとしたらすぐさま掴まえて拷問するつもり満々。

 

なんだかんだで料理長と付き合いが長いせいで、綺麗に割り切れる関係性かどうかは不明。

 

 

 

★オネスト大臣★

 

「面白いことになったなぁ」とめちゃくちゃ内心楽しんでる。ラバックとタツミに関しては本当にそんな認識。

シュラには「いいお灸になるでしょう」程度。

 

アン料理長とは仲が良いわけではないが、彼の料理の腕は認めているし、厨房の自治権程度で収まってくれているので満足している。

アンが皇帝陛下を気にかけていることも分かっているので完全に利用しているのだが、料理長もそれは分かってる。

 

 

 

★皇帝陛下★

 

女装ラバック(ラバ子ちゃん)が可愛いなぁ、また会いたいなぁと思っている。もしも実は男だとバレたときにどうなるかは・・・本編で明らかになるかは不明。

 

タツミと色々会話して、思うところは多分あったが・・・どうなるかは、こちらも本編にて。

料理長とは仲良しだが、彼は料理長が親戚であったことは知らないままである。

 

 

★ブドー大将軍★

 

アン料理長に度々セクハラ発言されるからめちゃくちゃ苦手。

でも昔のことは知っているので、気にかけてくれている。

 

本当は皇帝陛下にアン料理長も皇帝の血筋が流れていることを伝えたい。

 

 

 

★エスデス将軍★

 

「タツミを渡せ、緑はどうでもいい」

 

アン料理長は少し苦手。戦闘では自分が勝つと思っているが、変な絡み方をしてくるし、昔のマナー講座がかなりしんどかったことが起因している。

 

 

 

★ウェイブ★

 

料理長は変わってるし、厨房も変わってるけど、良い人だなぁ・・・という認識。

タツミと対話できたが、敵対しているのはやっぱり嫌だな・・・と感じている。

 

 

 

 

_______そのほかのキャラに関しては今後の登場にて

 

 

 

おまけの番外編の登場キャラクターたち

 

【皇帝陛下直属の侍女:ゼノヴィア・マスグレイヴ】

 

皇帝陛下の両親、つまりは先帝と奥方に拾ってもらった経緯のある女性

皇帝陛下の前ではおしとやかな女性として振舞っているが、実際は男言葉を使い、一人称も「俺」と言っている。

皇帝陛下好きすぎて拗らせてる成人。

 

南方の血が混じっているため、褐色肌。そして銀髪

「シュラと兄弟か何かか?」と言われたら怒るよりもめっちゃ落ち込む

 

帝具「帝釈布倶 シャインフューラー」

マフラー型帝具。使用者の意思通りに動き、硬化・伸縮自在など使いやすい。

超級危険種「アラクネメアル」「女王毒蚕」の2匹の糸を紡いだモノ(実際にはインクルシオと同じく2匹の生命を織り込んでいる。)

使用者によって色が変化する。奥の手は「同化」アラクネメアルと女王毒蚕が混ざった蟲形態になる

 

 

 

【宮殿内庭師統括:ダリル・エインズワース】

 

中性的な顔立ちのイケメン(※女です)

誰にでも優しくて、同性にモテる

 

常識人に見えるが、常識からやや逸脱した発想をするため、大体ブドー大将軍に叱られている。

植物を育てているからか、エスデスとも割と仲良くできる珍しい人材

 

帝具「魂留灯機ロートフランメ」

ランタン型の帝具。対象者の魂をランタンの中に閉じ込めて保管することができる。

その間対象者は仮死状態となる。

基本はそれしかできないものの、対象者に返す前にランタンの灯りが消えてしまうと死亡する。

奥の手は「移し火」対象者の魂を物体に移し替えることで生きながらえることが可能となる。ただし繰り返すたびに魂が劣化して人格に異常が出たりする。

 

 


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