FAIRY TAIL 未来からの来訪者 作:eijun0911
よろしくお願いします。
「ロメオが8代目ギルドマスターだと!?」
グレイが大声でそう叫ぶと、マカロフが続けていった。
「まぁ、そのことはあとでもいいじゃろ。ところで未来から来た理由は何なんじゃ!?」
「はい、それは。今から20年後の妖精の尻尾は、今この場にいるギルドメンバーは殆ど亡くなっています。それは今から14年後に起こる事件が原因です。」
ルーカスがそう言うと、ガジルが言った。
「おい、金髪。俺たちが死んでるってどういうことだよ。」
「ちょっと、やめなよ。ガジル!それを今から説明するんでしょ!?」
レビィがそう言うと、ルーカスが続けた。
「はい、順を追って説明します。14年後の未来で起こる事件は、滅竜魔導師狩りと言われる事件です。ナツさんを始めとする、滅竜魔導師が全員殺されました。それがすべての始まりでした。」
「一体誰がそんなことを。。。」
マカロフがそう言うと、リカが言った。
「竜王の帝国(ドラゴンエンパイア)。。。」
ルーカスが続けるようにして言った。
「今の時代では、小さな闇ギルドです。ですが20年後では、闇ギルドのトップにいる存在です。」
「竜王の帝国。。。」
エルザがそう言うとリカが言った。
「パパもママもナツさん達も殺したのは、竜王の帝国の幹部。木の滅竜魔導師オスカル・ハーパー。」
「竜王の帝国は、5人の幹部の上に帝王の、エグザル・ドルーガがいます。正直アイツは表にはあまり出でこないので、どのような人物なのかはわかりません。この時代において存在しているのかすらわかりません。ですが、幹部の5人に関しては、この時代に生きています。」
ルーカスの言葉に続くようにエルザが言った。
「タイムパラドックスというわけか。」
「タイムパラッドクス?」
ナツがエルザにそう質問するとエルザが答えた。
「過去を改変することで未来の事柄を変えることだ。過去の竜王の帝国を倒すことで、未来の竜王の帝国の存在を消すということだ。」
「エルザさんの言うとおりです。僕たちの目的はそれです。今未来ではロメオさんが一人で、竜王の帝国と戦っています。」
傍らで話を聞いていた、ロメオの表情が強ばった。
「僕らがこの時代の妖精の尻尾を選んだのはロメオさんの助言からです。」
ルーカスがそう言うと、ドアが開く音がした。五人組の集団が中に入ってきた。その内の一人が話した。
「ここが妖精の尻尾か、小せぇギルドだな。」
その言葉を聞いたルーカスとリカはすぐさま戦闘態勢に入った。
「なんでここにいる!!オスカル!!」
その言葉を聞いたオスカルはルーカスとリカに向けていった。
「お前たちが未来から来たって連中か。。。思ったよりガキだな。」
「こいつらが竜王の帝国。。ナツ達を殺した奴ら。」
ルーシィがそう言うとオスカルの後ろにいた長髪の男が言った。
「そうでもないぜ、オスカル。意外といい女がちらほらいやがる。ほらあそこにいる女とかいいじゃないか。」
男はルーシィを指差すと、一瞬でルーシィの隣に移動した。
「なぁ、姉ちゃん。俺と今からご飯でもどうよ?」
男がそう言うとルーシィは嫌がるそぶり見せた。すると男とルーシィの背後からナツが叫んだ。
「火竜の鉄拳」
男はすぐさまルーシィから離れ、ナツの攻撃をかわした。
「てめぇ、ルーシィに気安く触れてんじゃねぇ。」
「おぉ、怖い、怖い。そんなに怒るなって。」
ナツと男がそう話していると、オスカルが男に言った。
「おい、ロック。ナンパしに来たんじゃねぇぞ。」
オスカルがロックにそう言うとロックは諦めたような感じで言った。
「ちぇー。そう固くなるなよ。オスカル」
そう言ったロックは、気がつくとオスカルたちの元に帰って行っていた。
「俺たちは別にお前たちと戦いにきたわけじゃねぇ。未来からもらった記憶を確かめに来ただけだ。」
「未来からの記憶だと?」
ルーカスがそう言うとリカが言った。
「ルーカス!あのオスカル、私たちの知ってるオスカルじゃない。この時代のオスカルだよ。」
「ご名答お嬢ちゃん。話が早くて助かるよ。」
オスカルはそう言うと、続けて言った。
「一ヶ月時間をやる、その間俺たちはお前たちに手を出さない。一ヶ月後俺たちとゲームをしよう。その名も(バトルオブサバイバル)。お前たちの計画はわかっている。乗らない手はないだろ?」
オスカルがそう言うと、ルーカスは続けていった。
「いいだろう」
「内容は追って連絡する。じゃあまたな。」
オスカルはそう言うと、ギルドからで出て行った。それに続いて残りのメンバーも外に出でいった。
「じゃあね。かわいこちゃん。また会おう。」
ルーシィの前に一瞬で現れたロックはそう言うとルーシィの前から姿を消した。
「なぜ、あんな誘いに乗ったのじゃ?ルーカス」
マカロフがそう問うとルーカスは答えた。
「僕たちの目的は、竜王の帝国の殲滅。僕らがこちらに来ていることをあっちが知った以上逃げられるかもしれません。それが一番最悪な展開です。なのであちらから仕向けて来た作戦に乗りました。たとえそれが罠だとしても。」
ルーカスがそう言うと、再びドアが開く音がした。そのドアに目を向けるとラクサスと雷神衆がいた。
「一体なんの騒ぎだ。これは。」
「父さん。。。」
ルーカスはそう言うと、今にも泣き出しそうな顔をしていた。
今回長くなりましたが、ご閲覧ありがとうございます。
誤字がありましたらご指摘下さい。