神と魔獣と仲間たち。   作:唯野アキラ

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ユーリア街にある鍛冶屋、そこで出会った男、ガレンはドワーフ族であった。

アルスは、ドラゴンとの決戦前にドラゴンの火力に耐えられる防具を調達しようと持ち金全部と交渉したが、ガレンは防具の素材をアルスが自分自身で取ってこれたら、持ち金全部と防具素材で作るという契約をした。

そしてアルスはガルス鉱石を求め、クエストを受けるためにBARへと向かった。



始まりの街伝説 第2話 ~ユーリア街のBAR~

アルス『ここがユーリア街のBARか、クエストを受けたいんだが』

 

 

○○『お客さん見ない顔だねぇ、どこの街出身だい』

 

 

アルス『アンタがここの店長かい、俺は始まりの街出身だ』

 

 

 

BAR中に笑い声が上がった

 

 

 

○○『アッハッハ、お客さんがこなせるクエストはこのユーリア街には無いよ~』

 

 

アルス『俺をバカにしやがって、このBARで一番強いやつと決闘を申し込む、これで勝てば文句無いだろう婆!!』

 

 

ミエラ『あたしゃぁ、婆じゃないよ、変身魔法・解!』

 

 

ミエラ『ほら、婆じゃないって言ったでしょ、お姉さんをあまり怒らせちゃダメよボウヤ、試験会場に行くわよ、ついてきな』

 

 

 

BAR中が騒めいた。

なぜなら、ミエラは自分が戦う時以外は、変身魔法で他の街からやってきた、冒険者達を追い返すためであったからだ。

 

 

 

アルス『闘い相手はもう試験会場に居るのか?』

 

 

ミエラ『アタシがアンタと戦うのよ』

 

 

アルス『なんだと、あんたがこの街一強い冒険者だって言うのか?』

 

 

ミエラ『BARの店長舐めんじゃないわよ、始まりの街のシェリアスだってそうだろう』

 

 

アルス『あんたシェリアスさんを知っているのか!』

 

 

ミエラ『私とシェリアスは幼馴染だったからね』

 

 

ミエラ『さぁ、ここがユーリア街の試験会場よ』

 

 

 

そこに待ち受けていたのは、大勢の観客とBARに居た人々、この街のメッセンジャーが瞬時に街の皆に伝えたからであった。

 

 

 

ミエラ『さぁ、アタシとアンタの一騎打ち、ユーリア街の伝統ではねぇ、勝った人が街のBARの店長になれるの、それでね、勝敗は、殺すか死ぬかよ』

 

 

アルス『そんな事聞いていない、どっちかが負けを認めるだけで十分だ!』

 

 

ミエラ『この伝統を守れないなら、アンタの負けよ』

 

 

アルス『ちくしょ、ハメやがったな』

 

 

ミエラ『あんな大口叩いてた割りには腰が低いのね』

 

 

アルス『その伝統は守るが、この街のBARの店長になってもその頃には俺はこの街から去ってる、それでも良いのか?』

 

 

ミエラ『そうねぇ、BARの店長が居なくなるとやっかいだから、その場合は私が蘇生させてもらってこのまま店長やるから良いわよ』

 

 

アルス『蘇生はお前が死んだ時だけだ、決闘の最中に蘇生魔法をしたら、二度と蘇生できない体にしてやる、分かったな!』

 

 

ミエラ『はいはい、分かったわよ』

 

 

 

こうして、アルスとミエラの決闘が始まった。

 

 

 

ミエラ『さぁボウヤきなさい』

 

 

アルス『そうやすやすと罠に引っかかってたまるかよ』

 

 

ミエラ『アンタこれが見えるの、凄いわね、職業はサーチャーさんかしら?』

 

 

アルス『俺はサーチャーじゃない、スレイヤーだ』

 

 

ミエラ『あ~あ、これも罠だと知れずにはいたわね』

 

 

アルス『俺の職業を知ろうが知らなかろうが、闘いに不利はない』

 

 

ミエラ『そうかしら?私のスキルは相手の職業スキルを無効できるスキルなの、これで私の勝ちね』

 

 

ミエラ『無効化魔法・スキルブロック=ジョブスレイヤー!』

 

 

 

アルスは、ミエラの魔法により、アルスの職業であるスレイヤーのスキルが使えなくなった。

 

 

 

アルス『なんつ~か、奥の手ってやつだな、職業はスレイヤーと言ったが、俺はスレイヤースキルなんて物はもってないんだよ、これであんたの負けだ』

 

 

ミエラ『なんですって、じゃあスレイヤーである意味が無いじゃない!!』

 

 

アルス『まぁまぁ、焦るなって、スレイヤースキルは持っていないが、自身の心秘(しんぴ)スキルなら持ってるさ、生まれながらのな』

 

 

ミエラ『心の内に秘めた、心秘スキルを持っている冒険者は何万分の一よ!アナタがそれを持ってるわけがない』

 

 

アルス『負け犬の遠吠えだ、見せてやろう、我らが神アキレスよ、俺に最強の素早さを!心秘グランスピーダー!!』

 

 

 

アルスがグランスピーダーと唱えた瞬間、アルスはミエラの心臓を突き刺していた。

 

 

 

ミエラ『グフッ・・・、まさかアンタ本当に心秘スキルを使えたのね・・・、でもまだこれからよ!』

 

 

ミエラ『回復魔法、エヴァヒール!これで私の心臓に刺さってる剣も砕いてあげるわ!』

 

 

アルス『それは無理な話だ、この剣は秘宝なんだよ、そして俺特注品のな!』

 

 

ミエラ『傷が・・・回復しない・・・』

 

 

 

この時すでに、アルスは攻撃だけに関しては五剣衆の力に達していた。

 

だが、防具が完璧ではないため、攻撃を受ければひとたまりも無い状況であったがため、心秘スキルを使わなければミエラを倒す事ができなかった。

 

 

 

街の人々の声『まさかミエラさんが1撃でやられるなんて』『ミエラさんのエヴァヒールが効かないってどういう事だよ』『プリーストのやつミエラさんを蘇生させてやってくれ!!早くだ!!』

 

 

アルス『観客たちよ、悪いが蘇生魔法は聞かないんだ、このスキルを使ったらな』

 

 

ミエラ『なんだって・・じゃ・・ぁ・・・わたしは死ぬの・・・』

 

 

アルス『お前が居なくなるとこの街の店長誰がやるんだっつーの、この剣抜きゃぁ、あんたの傷も見る見る内に治るさ、安心しな、俺は人殺しはごめんだからな』

 

 

 

と言いアルスがエクスククリを抜くと、ミエラの傷が癒えていった。

 

しかし、ミエラは怒りに満ちた表情をしていた。

 

 

ミエラ『アンタよくもやってくれたわね』

 

 

アルス『ミエラさんだっけ?もうやめておいた方が良いよ、次は無いから』

 

 

ミエラ『くそおおお』

 

 

アルス『俺の勝ちだな!』

 

 

ミエラ『約束通り、アンタにクエストを受注させてやるわよ、どれが良いの?』

 

 

アルス『プラチナクエストの魔獣ガルス討伐だ!!』

 

 

ミエラ『このクエストは、1人じゃ行かせられない、書いてあるだろ!』

 

 

アルス『俺自身の手でガルス鉱石を手に入れるんだ、1人居れば十分だ』

 

 

ミエラ『今回だけよ、アンタの力を認めて受けさせてあげるわよ、でも魔獣ガルスは私が敵う相手じゃないって事だけ頭に入れておきな』

 

 

アルス『んじゃぁ、1撃で倒せるって事かな?w』

 

 

ミエラ『ふざけんじゃないわよ、とっとと行きなさい!!』

 

 

アルス『はいはい、分かったよ~すぐ出ていきますよ~』

 

 

ミエラ『ほら、これ持ってき、このBAR、【ミカエラ=バール】の秘宝の盾【ミカエル・ラ・グランドクロス】よ』

 

 

アルス『ミエラはツンデレだなw』

 

 

ミエラ『ほら、それ持ったらさっさと行きなさいよ、あんたの顔も見たくないわ』

 

 

 

ミエラはアルスのケツを蹴り、BARから追い出した。

 

そして、アルスはユーリア街を後にし、魔獣ガルスの居るガネル山脈へと向かった。




【アルス】
職業:スレイヤー
性別:男
歳:21歳
武器:エクスククリ
防具:俊敏の服、
盾:ミカエル・ラ・グランドクロス


【ミエラ】
職業:フュージョンプリースト
性別:女
歳:27歳

ミカエラ=バールの店長でもあり、多彩な変化魔法をこなす事でユーリア街一の冒険者でもあった。
しかし、その性格はツンデレでもあるので扱いに注意が必要であr・・・

ミエラ『ツンデレじゃねぇってのバカ作者!!』

唯野アキラ『すいません、とこう強気でもあった。』
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