そして、試験会場からBARへ戻るサクヤ達であった。
そこで待ち受けていたのは・・・
サクヤ『やっと1人前の冒険者ね!』
ヒユリ『イェス、では、クエストを受注しにBARへ戻りましょうマスター』
サクヤ『そうね!』
ガジェス『2人共この試験を無事でクリアするとは見直したぞ!』
シェリアス『私は、最初からこの子達が合格するって分かっていたけれどね』
ガジェス『シェリアスさんさすがっすわ』
シェリアス『さぁ、ここを出て、BARに戻るわよ~』
サクヤ『は~い!』
サクヤが試験会場の扉を開け、BARへ戻ると、そこには、大勢の冒険者達がサクヤ、ヒユリが無事に合格したので、パーティーを開いていた。
冒険者たち『サクヤちゃん、ヒユリちゃん試験合格おめでとう~!』
サクヤ『わぁ~!皆さんありがとうございます!!最初ここのBARへ入った時とはガラっと空気が変わったみたいで、とても心地良いわ!』
ヒユリ『皆さんありがとうございます。』
シェリアス『最初は、冒険者の証を持ってない子達が入店すると、皆その子達を試して、柄が悪い風にわざと装ってるのよ!本当は皆優しい人たちよ、ガジェスを除いてね』
ガジェス『シェリアスさんやめてくださいよ!俺だけ悪者扱いみたいに!』
シェリアス『ガジェスはやんちゃすぎるのよ~』
ガジェスは顔に似合わず恥ずかしがり屋なため、照れて顔が赤くなってしまった。
○○『こいつは小さい頃から、人見知りの恥ずかし屋なんだけど、大きくなるにつれ、それをごまかそうと口を悪くしたんだよ』
ガジェス『うるせー!お前だけには言われたくねぇ!イエル!』
イエル『僕は、そういう所が結構好きでもあり、嫌いでもあるよ、恥ずかし屋のガジェスは好きだけど、口うるさいのは嫌い』
イエル『サクヤちゃん、ヒユリちゃん始めまして、僕はイエル!この街出身で、ガジェスとは、幼馴染なんだよ~』
サクヤ『イエルさんよろしくお願いします!ガジェスさんとは幼馴染なんですね!』
イエル『小さい頃から見てるから、ガジェスの事なら何でも聞いてね、ちなみに僕の職業は、アサシンさ、隠密任務、暗殺任務なら、僕に任せてねニヤニヤ』
サクヤ『暗殺なんて頼めないですよ~!』
イエル『冗談だよ!ささ、皆でパーティーしようじゃないかー!』
シェリアス『サクヤちゃん、ヒユリちゃん正式冒険者の祝いに乾杯!』
サクヤ『かんぱ~い!』
ヒユリ『乾杯です。』
ガジェス『今日は飲みまくってやるぜ~!!』
イエル『ほどほどにね~』
○○『はぁ~あ、寝てたらなんだいこの騒ぎは、シェリアス何皆でパーティーやってんのよ~、アタシまだ眠いの~騒がないでよ~』
シェリアス『新しい冒険者、サクヤちゃん、ヒユリちゃんのお祝いよ!、ったくイリアは寝る事が仕事みたいに言わないの!』
イリア『あぁ、また新しい子達が来たのね、今度はどんな子達よ~、サクヤちゃんは普通だけど、ジー、ヒユリちゃんもしかしてエルh・・グフッ』
シェリアス『イリア、余計な事は言わなくて良いのよ~!』
イリア『相変わらず手出すの早い女だなぁ~、アタシが何悪い事言おうとしたって言うんだいまったく!』
シェリアス『そんな事はさておき、イリアも自己紹介しなさいよ~』
イリア『あぁ、アタシはイリア、このシェリアス=バールの副店長やらしてもらってるわ、2人共よろしくね~』
サクヤ『イリアさんよろしくお願いします!』
ヒユリ『よろしくお願いします。』
イリア『これで、良いかい?シェリアス~寝させておくれよ~寝不足だよ~』
シェリアス『イリア、ほらビールよ~!』
イリア『しょうがない、アタシもパーティーに参加するわよ~』
サクヤ『(イリアさん絶対ビールに釣られたなぁ)』
イリア『サクヤちゃんも失礼だね~、アタシの職業まだ言ってなかったね、ヒューマンサーチャー(最上位職)なのよ~、多分そこのヒユリちゃんの何十倍も地獄耳というより、心の声は全てお見通しなのよ~』
サクヤ『す、すいません!でも凄いです!』
イエル『姉ちゃん初心者の子達なんだからそこらへんにしといてよ~、イリア姉ちゃんは僕の姉なのさ~』
イリア『またイエルは余計な事を、まぁ言いわよ~、アタシそこらへんでビール飲んでるから~』
イエル『姉ちゃんは蟒蛇(うわばみ)でね、お酒には目が無いんだ~』
サクヤ『イリアさんとイエルさん姉弟だったんだ!』
イエル『サクヤちゃん、僕は女だよ~!この見た目なら無理もないけどね!イリア姉ちゃんとは姉妹さ!』
サクヤ『えぇ??そうなんですか?』
ガジェス『またコイツ間違われてやんのw』
イエル『こらガジェスー!』
シェリアス『まぁ、こんな感じで皆個性があって、楽しいBARでしょサクヤちゃん^^』
サクヤ『楽しいけど、やっぱりガジェスさん怖い!』
ガジェス『あぁん?』
サクヤ『ひぃ~』
ヒユリ『私もです・・・』
ガジェス、サクヤ『え?』
ガジェス『ヒユリも俺の事怖がってるのかよくそ』
イエル『ガジェスはいつもこうだよね~!初心者の子達には優しくしないと!』
ガジェス『俺はこのままで良いんだよ!』
と言った感じで、お互いが自己紹介し合い、楽しくパーティーをする中1人だけ雰囲気の違う男にサクヤは気がついた。
サクヤ『シェリアスさんあの人は誰?』
シェリアス『サクヤちゃんどの人~?』
サクヤ『ほら、あそこの角に座って1人でビール飲んでる男の人ですよ~』
シェリアス『サクヤちゃんこっちにおいで!』
サクヤ『え、どこ行くんですか?』
シェリアス『上よ上』
ヒユリ『マスター行ってくると良いですよ』
サクヤ『う、うん』
シェリアスとサクヤは階段を上り、2階へ案内されたサクヤであった、そこで話されたないようはこうであった。
シェリアス『サクヤちゃんも見えるのね、多分、このBARで見えるのは私、イリア、サクヤちゃん、ヒユリちゃんみたいね、彼はここを建てた当初から居て、彼の名前は、アルス、忘れ去られた英雄よ』
シェリアス『この街は、60年前に訪れたドラゴンによって滅ぼされかけてしまった街なの、だけど1人だけ勇敢に戦った勇者が1人居てね、それが彼ドラゴンスレイヤーのアルスなの、アルスは転移魔法でドラゴンと消息不明になったの、でも、彼の魂がこのBARに宿っているから、心が強い冒険者、特殊な冒険者には見えちゃうのよね、でも、他の人の記憶からはアルスが消えてるのよねぇ、街の真ん中に建てられてる銅像がアルスなんだけど、誰も名前が分からないの』
サクヤ『この街にそんな歴史があったんですね、アルスさんの魂と言いましたが、アルスさんはまだ生きているって事ですか?』
シェリアス『それは私にも分からないのよ、ごめんね、一応この話は見える人だけの秘密ね、ヒユリちゃんは気づいてるから、何も言わないと思うけど』
サクヤ『わかりました。他言無用で!』
シェリアス『パーティー中にごめんね』
サクヤ『いえいえ、私から聞いたので、ありがとうございました!』
シェリアス『さぁ、下へ降りて、今日は夜まで飲み明かしましょう^^』
サクヤ『はい^^』
1階へ降りたシェリアスとサクヤであったが、1階では、酔ったイリアが暴れていた。
イリア『アタシは結婚なんてどうでも良いんだよ~!男なんてちくしょ~!ヒューマンサーチャーなんてなるんじゃなかった!男の心なんてアタシでも読めないわよ!』
シェリアス『サクヤちゃん、ヒユリちゃん、イリア酔うと毎回こうなるから、気にしないであげてね^^;』
サクヤ『はい^^;』
ヒユリ『イェス・・・』
イリア『うぇ~ん;;』
イエル『ほら、姉ちゃん上行って寝よう、もう遅いし』
イリア『イエル~、お姉ちゃんをわかってるのはアンタだけだよ~』
イエル『皆さん姉ちゃんが心配かけてすいません』
シェリアス『イエルちゃん気にしないで良いのよ^^』
シェリアス『あら、もうこんな時間だったのね、うちのBARはね、2階からはホテルだから、サクヤちゃん、ヒユリちゃんのお部屋は用意しておいたわ、シェアでも平気かしら?』
サクヤ『はい!』
ヒユリ『イェス、シェリアス殿、マスターと一緒なら安心です。』
こうして、サクヤ、ヒユリの新人冒険者歓迎パーティーは終わり、サクヤ達はパーティーで疲れた体を休ませるため、ホテルに泊まり、夜を迎えた。
【イエル】
歳:25歳
性別:女
職業:アサシン
その見た目は銀色の髪に、肌は焦げ茶色であり、第一印象が僕であるため、よく男性と見間違われる
【イリア】
歳:不明
性別:女
職業:ヒューマンサーチャー(最上位職)
BARの副店長でもあり、イエルの姉、見た目は、黒髪ロングで、いつも眠いと言い寝不足な顔をしている、でも蟒蛇なため、お酒には目が無い
【アルス】
歳:不明
性別:男
職業:ドラゴンスレイヤー(最上位職)
伝説上の人物で60年前に始まりの街を襲撃した、ドラゴンと戦った唯一の勇者、ドラゴンと転移してからは、消息不明であり、BARでは魂だけが残り一部の冒険者には見える。
街の中央には銅像が飾られているが、一般人はアルスの名前さえ知らず、誰の銅像かも知られていなかった。
シェリアス=バールは3階建ての建物で、2階からはホテルになっており、冒険者は無料で寝泊まりができる。
どうも作者の唯野アキラです!
今回からは、キャラクター達の表情を分かりやすくするために、顔文字また、備考で書いていきたいと思います!