ハルエリ歴1926年、アルス、始まりの街に命を授かり
父アキレス、母メリエスの間に生まれた。
それから20年の時が経ち、ハルエリ歴1946年、アルスはBARであるクエストを受けた。
その内容はブラッククエストである、父アキレスの暗殺であった。
なぜ、アキレスの暗殺クエストがあったかは、アルスの父アキレスは、人間ではなく、神であったからだ。
それを人間が知り、噂が噂を呼び、アキレスが天変地異を起こそうという計画を立てていると噂の1人歩きが始まってしまい、暗殺クエストが受注されるようになったが、アルスは、自分の父を他の誰かに殺されるのが気に食わず、仕方なく自分で受注をした。
この時のアルスのステータスは、職業はスレイヤー、武器スレイスククリ、防具俊敏の服を着ていた。
アルスは家へ、帰りアキレスにこう言った。
アルス『なぜ、親父は自分が神である事を息子の俺にさえ話してくれなかったんだ!』
アキレス『それはなぁ、私が神々の掟の1つを破ってしまったからだ』
アルス『何の掟があるって言うんだよ、家族だろ!』
アキレス『神と人間の間に子供を作ってはならぬという掟だ、それを守らなければ私も、お前も、母さんも全知全能の神、ゼウス様に処刑されてしまうのだ、そして、掟を破った私は、こうやって人間の姿をし、神の領域へは足を踏み入れられなくなってしまった。』
アルス『じゃあ俺がゼウスを倒せば良いんだろ!そうだろ!』
アキレス『私はお前をそんな息子に育てた覚えはない!!ゼウス様を倒すだなんて、神でも無理な事、それにもしも、ゼウス様を倒せたとしても、神々にはもっと上が居るのだよ』
アルス『やるだけ無駄かぁ、しかしどうして親父が神だとこの街中に知れ渡ったの?』
アキレス『そこの武器でバレてしまったのだよ、聖神剣エクスカリバーでな、今まで隠していたのだが、ついこの間私のミスで見つかってしまってね、アルスには無理ばかり頼んですまんが、どうか、ブラッククエストだけはお前がやってくれ、頼む』
アルス『他のやつには絶対に殺させやしない!だけど俺だって父親を殺したくないんだ!!』
アキレス『やれ、息子よ、神と人間のDNAを受け継いでいるだろう!エクスカリバーを手に取れ!!』
アルス『くそぉ、父さんすまない・・・』
アルスはエクスカリバーを手に取った瞬間、大きな風が吹いた。
アルテミス『神であるお前が人間に殺される日が来るとはのぉ~、情けないもんじゃぁ~』
アキレス『アルテミス殿!』
アルテミス『久しぶりじゃなぁ、アキレス、お前が神の領域を居なくなってから、早数百年じゃな』
アルス『え、この人も神様なのか?』
アキレス『そうだ、私の先輩である、狩猟の神アルテミスだ』
アルテミス『まぁ、後輩の最後くらいワシが見届けてやる』
アキレス『ありがとうございます。』
アルス『父さんさようなら、そして、ここまで育ててくれてありがとう、一神一撃!!!!』
アルテミス『封印魔法、イグドラシル入門!!!』
アキレス『グアァァァァァ』
アルテミス『さらばとは言った物の、ワシが目の前でお前は殺せない、イグドラシルの中で生きよ、そしてアルス、自分を恨むでないぞ』
アルス『アルテミス様、ありがとうございます、俺も父は殺せなかった・・・、ではBARへ行ってまいります。』
村長『おぉ、これぞアキレスの首!そなたは報酬として、ゴッドスレイヤーの称号を与える』
アルス『ありがとうございます。』
こうして、家へ戻り自分の部屋へ行ったアルスは、頭を抱え悩んでいた、これで本当に良かったのかと・・・そう考えていると
アルテミス『やっぱり落ち込んでるのぉ、実の父親を殺したらそうなろう、ワシに良い提案がある、お前の記憶を操作し、父を殺した事を無くし母子家庭に育った事にする』
アルス『できればそうしてほしいです。』
アルテミス『そして、5年後、ワシのドラゴンをこの街に来させ破壊させる、それをお前が止めるのじゃ、そしたらゴッドスレイヤーではなく、ドラゴンスレイヤーとして称号もかき消されるであろうからな、もうアキレスという人は居ないのじゃ』
アルス『覚悟はできています、記憶操作魔法をしてください』
アルテミス『その前にこれを渡しておこう、エクスカリバーと同じ性質を持つお前向けのククリじゃ、名前はなんじゃろなぁ、エクスククリでかまわんじゃろ』
アルス『アルテミス様ありがとうございます。』
アルテミス『では、すまんが記憶操作魔法をさせていただくとするか、メモリーサーチャー、メモリークラッシュ!!』
アルテミス『さらばじゃアルス、これからの修行を頑張るのじゃ』
記憶をアルテミスに操作してもらい、5年後にドラゴンが来る、ただそれだけを強く頭の中に入れられた。
アルテミスは、アルスの家から、エクスカリバーを持ち帰り、変わりに、アルス向けに改造した、エクスククリを置いていった。
アルス『母さん、俺は闘いに備えなければならない、だからこの街を出る事にした。』
メリエス『闘い?またクエストの何かかしら?』
アルス『そうじゃないんだ、もっと大事な気がするって感じがするんだ!』
メリエス『分かったわ、アルス、くれぐれも体調には気をつけるのよ』
5年後に備えるため、ユーリア街へと旅に出た。
アルスは旅人に聞き、この街で一番腕が立つ職人が居る防具屋へ向かった。
アルス『ここが、この街一の防具屋か、にしてはちっぽけじゃないか』
ガレン『おう、お客か、俺の防具屋をなめてるなボウズ!!』
アルス『まぁ、実際に小さいのは事実だしな』
ガレン『兄ちゃんこっちへ来てみろ』
アルスがガレンに案内されたのは、鍛冶場であった。
そこで働いていたのは、ドワーフ族であった。
ガレン『俺はこれでもドワーフ族なんだが、変換魔法で人間の見た目をしているのさ』
アルス『そうだったのか!俺はとても頑丈な防具がいるんだ、何か良い物を作ってはもらえないか?』
ガレン『素材なら、いくらでもあるが、俺らドワーフが求める物は金だ、お前は今いくら持ってるんだ?』
アルス『自分の街で貯めたお金で、1万4千ゼムがある、それで何とかならないか?』
ガレン『たった1万4千ゼムしかないのか、少なくとも3万が無ければ俺らは依頼を受けないぞ、ただお前自身で素材を取ってくるならば、その値段で構わないがな』
アルス『この辺で取れる一番硬い鉱石は何だ?』
ガレン『そうだなぁ、ガルス鉱石なら十分な強度の防具を作れるぞ、ただし、ガルス鉱石は魔獣ガルスの巣にある、そのため採取クエストは誰もいかんぞ』
アルス『俺は自分自身、そして街を守るためにやってみせる』
ガレン『お前の度胸は認めよう、作って置いてやるから、クエスト受けに行きな、この店を出て右に歩いて行くとBARがあるから、そこで受けれるからな、頑張れよ!』
アルス『頑張るさ!お前さんの名前は何て言うんだ?』
ガレン『まぁ、人間としての名はガレンだ!覚えておけ!』
アルス『分かったガレン、ありがとう!絶対ガルス鉱石手に入れてくるからな!』
と言い、アルスはガルス鉱石を求め、クエストを受けるためにBARへ向かった。
【アルス】
職業:スレイヤー
性別:男
武器:エクスククリ(アルテミスがアルス向けに改造したエクスカリバー)
防具:俊敏の服
アルスはガルス鉱石を手に入れるため、ユーリア街にある、BARへと向かった。