謎の相手から連絡を受けた一同は公園に向かうとそこには確かにSR1とゲルショッカーの戦闘員が数人ともう一人、何かヒーローショーのスタッフのようなカッコをした女がいて、全員でその場にいた子供達の注目を集めていた。
女 「さーよってらっしゃい見てらっしゃい!!正義のヒーロー仮面ライダーがおぼっちゃん・お嬢ちゃん達をライダーの秘密基地に連れて行ってくれるよ~~!!」
子供A「本当に仮面ライダーの秘密基地に連れてってくれるの!?」
SR1「ああ。本当だよ。」
子供A「すっげぇぇ~やったぁー!!」
女 (ふふふちょろいもんね虹の園のお子ちゃま達は。いい具合に集まって来た事だしそろそろ頃合いか・・・ん?)
女がこちらに近づいて来た一同に目を向けるとそこには嫌と言うほど見知った顔が複数あった。かつて自分を闇に帰した張本人達も含めて・・・・・・
一文字「おやっさん。ここが電話で言っていた公園ですか?・・・・・・」
藤兵衛「はぁ~はぁ~・・・多分な。」
滝 「それにしても、電話の奴もどの公園かをちゃんと言っといてほしかったもんだな。」
なぎさ「本当ですよね!!おかげで2つも別の公園回る羽目になっちゃいましたもんねほんと!!」
女 (げっ!?何であいつらが此処に!?こりゃマジヤバじゃん!!)
女はなぎさ達に気付くとSR1にここを離れようと耳打ちした。それを聴いたSR1もなぎさ達に気付き子供達を用意してあったバスに誘導した。もうほとんどがバスに乗り込んだ頃になぎさ達もバスに気付いた。
なぎさ「あっ!!あのバス!!」
本郷 「まずい!!子供達が!?」
ほのか「そのバス待ちなさい!!」
女 「ちっ気付いたか。おい!!さっさとバスを出しな!!」
G戦闘員「ギィッ!!」
女が指示を出すとG(ゲルショッカー)戦闘員はバスを発進させた。本郷達は懸命に走ったが追いつける訳も無かったのだが、なぎさがものすごい加速で走っていき、まだ閉まっていなかったバスの扉を掴み、なんとか乗り込み、手を伸ばして自分の後ろを走っていたほのかに手を伸ばす。ほのかもなんとかなぎさの手を掴みほのかも乗り込むことが出来た。
なぎさ「ふう~なんとかセーフ・・・・・・」
ほのか「はぁ~はぁ~息が・・・はぁ~はぁ~」
女 「な~んてしつこさ。あんた達相変わらずなのねぇ~・・・・・・」
二人 「んっ?」
なぎさ「あっーー!!あんたは!?・・・・・・」
ほのか「・・・・・・」
女 「・・・・・・」
ほのか「なぎさ?・・・・・・」
なぎさ「え~~と・・・あんたって・・・何て名前だっけ?」
ほのかも女もずっこける。ほのかもそういえば名前を知らなかったのを思い出した。
ポイズニー「あたしよ!!あたし!!悪の華「ポイズニー」よ!!あんたら今まであたしの名前知らなかった訳~~!?」
ほのか「そんな事言われても、今まで一度もあなたの名前聞いたことなかったんですもの!!」
ポイズニー「・・・そういえば・・・・・・」
SR1「そんな事はどうでもいい!!早くその二人を追い払え!!」
ポイズニー「あたしに命令するんじゃないわよ!!」
ポイズニーは、SR1に文句を言いながら、着ていた服を掴み、剥ぎ取るといつものボディースーツとマントの服装になり二人に襲い掛かる。必死に抵抗する二人だが、変身していない状態では長く持つ訳も無く、抵抗虚(むな)しくバスから転落した。
なぎさ「いった~~・・・・・・」
ほのか「いたた・・・いけない!!早く追いかけないと!!」
二人は起き上がると上空から何かがこちらに急接近してくるのが見えた。二人はそれが接触する直前に左右に避け、自分達の背後に降り立った者を見る。それは、緑色の体をした、カニとコウモリを思わせる者だった。
なぎさ「あいつもショッカーの怪人!?」
ほのか「なんだかいつもの怪人達と違うような気がするけど・・・・・・」
ガニコウモル「キィィイィィィ~~!!俺はゲルショッカーが生み出したカニとコウモリの合成怪人、ガニコウモルだ!!プリキュア!!貴様達はここで消す!!」
なぎさ・ほのか「ゲルショッカー!!」
なぎさ「じゃあこいつが、泣く子も黙るゲルショッカーの改造人間って訳ね!!」
ほのか「貴方に構ってる暇は無いの!!すぐに通させてもらうわ!!」
二人 「デュアル・オーロラ・ウェーブ!!」
ブラック「光の使者、キュアブラック!!」
ホワイト「光の使者、キュアホワイト!!」
二人 「ふたりはプリキュア!!」
ホワイト「闇の力の下僕たちよ!!」
ブラック「とっととおウチに帰りなさい!!」
ガニコウモル「キィィ!!」
プリキュア「ふん!!はあーー!!」
二人が変身したと同時に両者が駆け出す。ガニコウモルは左手のカニバサミで二人を襲う。右手のパンチも重く、足技もホワイトを凌ぐほどの素早い動きを見せる。
二人は防いではかわしを繰り返していった。
ブラック「だぁーー!!」
ブラックが正拳突きを放ち、ガニコウモルの胸部に炸裂したが、逆にブラックの方が痛がっていた。
ホワイト「ブラック大丈夫!?」
ブラック「いったぁ~何あいつ!?何でこっちの方が痛い訳!?」
ホワイト「多分あの棘(とげ)ね。あれが刺さったのよ。」
ホワイトの言うように、ガニコウモルの体には至る所に鋭い棘があった。ホワイトもそれに気付いていたからこそ素手で攻撃はしてこなかったのだ。
ガニコウモル「どうだ!!俺様の甲羅は!!」
二人がガニコウモルを睨み付けていると、二人の後方からバイクのエンジン音が聞こえプリキュアのそばに止まった。その操縦者を見た途端心なしか「げっ!?」と言っているような顔色をした。
ガニコウモル「あれは・・・仮面ライダー!?」
1号 「ガニコウモルか・・・・・・」
ガニコウモル「仮面ライダーまで来られては流石に分が悪いか・・・ならばここは引くまで!!キィイィィーー!!」
ガニコウモルは、その場から飛び立っていき、バスが走っていった方向に飛んでいった。4人がそれを見つめていたら後方から滝がバイクで、藤兵衛は黄色のジープで追いついてきた。
滝 「ライダー・嬢ちゃん達、無事か!!」
藤兵衛「バスは!?・・・・・・」
ブラック「すみません。バスは私達がガニコウモルって怪人と戦っている隙にもう・・・・・・」
滝 「そうか、くそっ。なんてこった!!」
ホワイト「すみません・・・・・・」
滝 「いや、君らのせいじゃない。そう気にするな。」
藤兵衛「しかしどうする?バスを見失ったとなると探しようがないぞ?・・・・・・」
1号 「それは大丈夫ですおやっさん。」
藤兵衛「ん!?どういうことだ?・・・・・・」
2号 「おそらく、ガニコウモルが飛んでいった方向に奴らのアジトがあるはず・・・ってことだな。」
1号 「ああ。」
滝 「そうか!!じゃあガニコウモルの後を追えばいい訳だ!!」
藤兵衛「なら早く追いかけよう!!」
一同は自分のマシンに乗り込み、ガニコウモルが飛んでいった方向に向かっていく。プリキュアは藤兵衛のジープに乗り込み走り出す。そして、走る事、数分。辿り着いた場所は地獄谷の近くの山で、そこはとても殺風景な場所だった。
ブラック「・・・ガニコウモルって・・・こっちの方に飛んで行きましたよね?」
2号 「そのはずだが・・・どこにいるのやら・・・・・・」
藤兵衛「ん?・・・おい。あそこに誰かいるぞ!!」
藤兵衛以外「えっ!?」
藤兵衛が指さす方を見るとそこには肌の色が青白いスキンヘッドが特徴的な男がいた。その男を見た2号・プリキュアは驚愕した。
2号 「あいつはあの時の!?・・・・・・」
ブラック「嘘でしょ!?あいつまで復活してるなんて!?」
ホワイト「あの人は確か「イルクーボ」ね。厄介だわ・・・・・・」
1号 「イルクーボと言うと確か5大幹部の中でも最強の敵と言っていた奴か。」
滝 「どうやらこっちには気付いていないみたいだな。」
1号 「よし、後をつけてみよう。」
一同は気付かれないように尾行を開始した。しばらくすると、洞窟が見えてきて入り口で一度止まり、辺りを見渡す。一度一同が隠れていた岩場を向くと一同は咄嗟に隠れた。
イルクーボ「・・・・・・」
一同 「・・・・・・」
イルクーボは一同が隠れていた岩場をジ~と見ていたが、やめて洞窟に入っていった。
ブラック「ふう~やっと行ったぁ~~・・・・・・」
藤兵衛「はぁ~心臓に悪いぞ~・・・・・・」
ホワイト「イルクーボは確かにあの洞窟に入って行きましたね。」
滝 「じゃあ、あの洞窟がヘルショッカーのアジトって事か・・・・・・」
1号 「行ってみるしかないな。」
ライダーを筆頭に、一同は洞窟の中に入って行く。少し進むと、この洞窟は人口建造物であることが判明した。
ブラック「あっここで道が分かれてますね。」
ブラックが指さすとT字路に分かれた道があった。話し合った結果、ライダーと藤兵衛は左・プリキュアと滝は右で別れることになった。
左に分かれたチームは、ゆっくりと慎重に進んでいき、子供達を探す。しかし、行けども行けども目的の子供達がいると思われる部屋に辿り着かなかった。
代わりに三人はショッカー・ゲルショッカーの混成科学者戦闘員達と行方不明になっていたと思われていた研究員達が、何かの装置を調整しているところを目撃した。
1号 「あの装置は一体・・・・・・」
2号 「本郷あの人は・・・・・・」
2号が指さす方を見るとそこには行方不明になっていた哲の父親「佐々木」博士の姿があった。
1号 「間違いない佐々木博士だ。」
ポイズニー「おい!!あんた達。何でここにいるんだい!?」
三人は咄嗟に振り返るとそこにはポイズニーがいた。反対にポイズニーは、ここにライダー達がいたことに驚愕していた。
藤兵衛「いかん!!見つかった!?」
1号 「隼人、戦闘員を頼む。俺はこの女を叩く!!」
2号 「分かった!!」
藤兵衛「よし!!わしは他の研究員達を・・・・・・」
ポイズニー「行かせないよ!!」
1号 「待て!!お前の相手は俺だ!!」
ポイズニー「ちぃっ、仮面ライダー・・・いいわよ。あんたから始末してあげる!!」
1号 「来い!!」
1号がポイズニーと戦っている隙に、藤兵衛は強制労働させられていた研究員達を助けていき、2号は周りにいた混成戦闘員達と闘っていった。
その頃、右のルートに進んだ一行は、通路が3つに分かれている分かれ道に出ていき、どっちに進むか悩んでいた。
滝 「さて、どの道に行ったもんか・・・・・・」
ブラック「じゃあ、みんなが一斉に指さした通路で行くってのはどうですか?」
滝 「そうだな。宛がある訳でも無いし、それでいくか。」
滝・プリキュア「せ~の、ここだ!!」
三人が、一斉に通路に向かって、指をさす。結果は滝は右の通路を、二人は真ん中の通路を指さしていた。二人は同じ通路を選んだことに喜んでいたが、その直後、左の通路から子供の鳴き声が聞こえてきた。
滝 「子供の泣き声!?」
ホワイト「ということは、子供達はこっちの通路に・・・・・・」
滝 「よし。行こう!!」
プリキュア「はい!!」
三人は左の通路に入って行き、そのまままっすぐに進んでいく。
ブラック「それにしても、皆はずれってなんかなぁ~・・・・・・」
滝・ホワイト「・・・・・・」
滝もホワイトも無かったことにしたかのように無言で歩き続ける。しばらく歩き続けると子供達の泣き声がよりはっきりと聞こえてきて、遂に牢屋に辿り着いた。
G戦闘員「静かにしろ!!お前達はヘルショッカーのチャイルド部隊として、我々の教育を受けていくしかないのだ!!」
子供達はG戦闘員の言ったことが耳に入っているのかいないのか分からないが、更に声を荒げてより一層大声で泣き始めた。
G戦闘員「静かにしろと言うのが分からんか!!」
滝 「いやっ!!でいっ!!」
G戦闘員「ギィッ!?・・・ギィ・・・・・・」
滝は咄嗟に飛び出し、見張りのG戦闘員を倒し、ブラックが牢屋の鍵をチョップで無理やり壊し、扉をこじ開ける。
ブラック「皆、もう大丈夫だよ。」
ホワイト「私達と一緒に、お父さん・お母さんのところに帰りましょう。」
子供達はホワイトの言葉を聞くと、目を輝かせ、大喜びしていた。子供達が檻から出きったところで、再び三人にヘルショッカーの魔の手が忍び寄る。
ホワイト「滝さん。この子で最後です。」
滝 「よし。本郷達と合流して、この基地から脱出しよう!!君達二人は子供達を頼む。俺はこの基地に時限爆弾を仕掛けてくる。」
プリキュア「分かりました。」
???「ふふふふ・・・そう上手くいくかな?」
突如、牢屋から不気味な笑い声が響いてきた。しかし、ここには滝・プリキュアそして子供達以外には誰もいなかった。滝には、その笑い声の主には覚えがあった。キュアブラックと同じ名前を持つ、ゲルショッカー大幹部のあの男と同じ声だった。
滝 「その声は・・・ブラック将軍!?」
ホワイト「ブラック将軍!?」
ブラック「私と同じ名前の大幹部!?」
ブラック将軍「ふふふふ・・・その通りだ。久しぶりだな。FBIの小僧、「滝 和也」。」
滝 「どこにいる、ブラック将軍!?」
ブラック将軍「お前達の目の前にいる!!」
三人は牢屋の中を見渡したが、やはり何もない・・・と思ったら、突如メップル・ミップルが騒ぎ出した。二人が言うには確かに目の前の壁からとてつもない邪悪な気配がすると言うのだ。しばらく壁を見つめていると突如、一体の怪人が姿を現した。
???「ギェ~・・・・・・」
ブラック「何こいつ!?」
ホワイト「いつの間に!?」
滝 「こいつは、ヒルカメレオン!?いつからここに!?」
ヒルカメレオン「ギェ~俺はヒルとカメレオンの合成怪人だということを忘れたか!!最初からその子供達とずっとここにいたのよ。プリキュアども見よ!!これがヒルカメレオンのもう一つの素顔だ!!ギェッ!!」
ヒルカメレオンは、その場から消え失せ、代わりに黒い軍服のような衣装を着た人物が現れる。その男こそ、ヒルカメレオンの人間体、ブラック将軍であった。
ブラック将軍「・・・・・・」
ブラック「こいつが、ゲルショッカー大幹部の・・・・・・」
ホワイト「ブラック将軍・・・・・・」
ブラック将軍「お初にお目にかかる。伝説の戦士プリキュア。私が元ゲルショッカー最高幹部であり現ヘルショッカー大幹部の「ブラック将軍」だ。」
ブラック「ブラック将軍!!子供達は返してもらったわ!!」
ホワイト「この子供達には指一本ふれさせない!!」
ブラック将軍「それは困るな。その子供達には、未来のヘルショッカーの構成員として働いてもらわなければならないのでな。」
プリキュア「そんな事、絶対させない!!」
ブラック将軍「そうか・・・ならばキュアブラック。同じブラックと名の付く者同士、我々の処にこんか?」
ブラック「えっ!?」
ブラック将軍「癪(しゃく)だが、私は貴様の事を高く評価している。仮面ライダーにも引けを取らない貴様と、相棒のキュアホワイト。お前達が居れば、世界を我々のモノにすることもたやすいと思うのだが、どうかな?・・・・・・」
するとブラックはブラック将軍に向かって、あっかんベーをしながら言い放つ。
ブラック「べ~だ!!冗談じゃないわよ!!誰があんた達に従うもんですか!!」
ホワイト「生憎(あいにく)、世界征服なんて、興味無いの!!」
ブラック将軍「ふふふふ、そうか・・・ならば遠慮なく貴様らをなぶり殺しにできると言うものだな!!」
ブラック「滝さん子供達をお願いします!!」
ホワイト「ブラック将軍は私達が押さえますから、急いで!!」
滝 「よし。分かった!!」
ブラック将軍は、持っていた剣(サーベル)を二人に向ける。二人は子供達を滝に託し、先に逃げるように促す。
ブラック将軍「・・・・・・」
プリキュア「・・・・・・」
両者はしばらく睨み合いを続け、ブラック将軍が先に沈黙を破り、剣を右手に持ち、左右の斜め上から何度も剣を振るい、二人を切り付けていく。それを狭い牢屋にもかかわらず、難なくかわしていく。
ブラック将軍「ふんっ!!」
ブラック「くっ!!・・・・・・」
ブラック将軍が剣を突き出してきた右腕を掴み、しばらく膠着(こうちゃく)していたが、ホワイトがブラック将軍の左腕を掴み、二人が同時にブラック将軍の両肩を掴み、一回転させて受け身も取れずに、ブラック将軍は背中から強打する。
ブラック将軍「ぬうぅぅ・・・ふんっ!!」
ホワイト「てやっ!!」
起き上がったブラック将軍は、ホワイトに向かって剣を突きつけるが、ホワイトはすかさず剣を蹴り上げて天井に刺さる。それを見ていたブラック将軍だが、すぐにプリキュアに向き直る。
ブラック「どうよブラック将軍。私達の実力は!!」
ホワイト「いい加減、観念しなさい!!」
ブラック将軍「ええい、くそっ!!」
ブラック「あっ!!消えた!?」
ホワイト「逃げたわね。」
ブラック「どうする?」
ホワイト「一度滝さんと合流しましょう。子供達も心配だし・・・・・・」
ブラック「OK!!」
旗色悪しと見たブラック将軍はその場から消え失せ、二人は先に逃がした滝と合流するために、滝の下に向かう。
1号 「ライダーァァムーンサルトキィック!!」
ポイズニー「がはっ!!」
正体不明の装置の部屋では、1号とポイズニーの激戦が続いていた。1号はポイズニーの至近距離で反転ジャンプをして、ポイズニーの顎をライダーのキックで狙う。ジャンプと言っても大ジャンプではなく、数センチだけの小さいジャンプだ。これをまともに受けたポイズニーは空中を一回転して地面に仰向けで倒れこむ。しかし、ポイズニーは赤くなった顎をさすりながらも立ち上がる。
ポイズニー「いたたた、あんたねぇ~敵とはいえさぁ~女の顔を狙う普通?・・・・・・」
1号 「それは・・・すまない。いや、それよりも、あの装置は何だ!?・・・・・・」
ポイズニー「さあね。あの爺さんが考えることなんて、あたしが知るもんか!!」
1号 「爺さん?・・・・・・」
ポイズニー「話は終わりだよ!!そろそろあんたには消えてもらう!!」
言うとポイズニーの髪がメデューサよろしく意志を持っているかのように動き始める。
2号 「とおっ!!」
ポイズニー「ん!?ちぃっ!!」
2号は、混成戦闘員達を全滅させ、ジャンプキックをポイズニーに向けて放つが、二本の尻尾のようになった髪をクロスさせ2号のキックを防ぐ。そのまま反転して1号の横に降り立ち、二人はポイズニーに向き直る。
1号 「おおっ!!隼人!!」
2号 「本郷、戦闘員は片付けた。後はこの女だけだ!!」
1号 「分かった!!」
ポイズニー「チッ、役立たずの戦闘員共が・・・この二人もあのお嬢ちゃん達と同じ二人組か・・・・・・」
1号 「行くぞ!!」
ポイズニー「来な!!仮面ライダー!!」
ライダーは、ポイズニーに向かって駆けだす。ポイズニーは自分の髪をまるで槍のようにライダー目掛けて突き出す。しかし、それを左右に側転しながら避け、時にはライダージャンプで進みながら避けていく。
ポイズニー「もらった!!」
2号 「でえいっ!!むっ!!」
1号 「いまだ!!」
ポイズニー「何っ!?」
1号 「とおっ!!」
ポイズニー「ぐっ!?・・・・・・」
ポイズニーは二本の髪の槍を2号に向けて放つが、2号はそれを咄嗟に掴むとポイズニーは身動きが取れなくなっていた。チャンスと見た1号はその場で前転を数回繰り返しながらポイズニーに急接近して、腹部に正拳突きを放つ。思わぬ一撃に後ろに後ずさったポイズニーは2号に向けていた髪の力を緩めてしまい、また隙が出来た。
2号 「とおっ!!・・・ライダーァァキィック!!」
ポイズニー「ん!?させないよ!!」
2号は、ライダーキックを放つが、ポイズニーは素早く反応して髪をクロスさせて2号のキックを防ぐ。空中で反転して降り立ち、1号は2号のそばに走り寄って来た。
1号 「大丈夫か!?」
2号 「ああ。大丈夫だ。それよりも・・・・・・」
1号 「ああ、あの髪をどうにかしないと、あの女には勝てない。」
2号 「よし。俺が隙を作る。その隙にお前は攻撃しろ!!」
1号 「分かった!!」
ポイズニー「相談は終わったかい?ならこっちもそろそろ終わりにさせてもらうよ!!」
2号 「行くぞ!!とおっ!!ライダーァァーー卍キィィック!!」
ポイズニー「ちぃっ!?・・・何っ!?」
ポイズニーは再び2号の「ライダー卍キック」を髪をクロスさせて防ぐ。しかし、威力が先ほどのキックとは比較にならずクロスした髪が崩れ、その隙間からポイズニーが見たものは別の技を放とうとしていた1号だった。
ポイズニー「やばっ!?」
1号 「ライダーァァーー!!・・・・・・」
ポイズニー「させるか!!」
1号 「稲妻(いなずま)!!・・・・・・」
ポイズニー「何っ!?」
1号 「キィィック!!」
1号は、自分に向かって突き出されてきたポイズニーの髪に三角飛びで飛びつき、右足に徐々に力を溜めこみ最後に力を溜めたライダーキックをポイズニーにぶつける。
ポイズニー「ああぁぁぁーーーー!?」
ポイズニーは、防御する間もなく、まともに「ライダー稲妻キック」を受け、空中で体が消滅していき、闇に帰っていった。
2号 「本郷。やったな!!」
1号 「うん。那智でのピーサード達との戦いのように、あの女も闇に帰ったようだな。」
2号 「よし。おやっさん達と合流しよう!!」
1号 「ああ。」
二人はその場を後にして、先に逃げた藤兵衛と合流するべく、後を追って行った。
一方、洞窟の外では先に逃げてきた滝と藤兵衛のグループは、T字路の所に同時に戻って来ていて滝が先頭を、藤兵衛がしんがりを務めて、捕まっていた子供や研究員達を誘導していた。
滝 「よし。外に出られたぞ!!」
藤兵衛「はぁ~やっと外かぁ~とりあえずは一安心だな。」
滝 「後はブラックとホワイトの二人と、本郷と隼人の二人が戻ってくるのを待つだけですね。」
???「ふはははは、バカめ!!そうやすやすと逃げられると思うな!!」
藤兵衛「ん!?この声は!?・・・・・・」
滝 「まさか!?」
ヒルカメレオン「ギェ~・・・・・・」
滝 「ヒルカメレオン!?」
藤兵衛「ってことは、ブラック将軍!?」
突如としてブラック将軍の声が辺りに響いてきたと思ったら、二人の目の前にヒルカメレオンが、その姿を現す。ヒルカメレオンを見た子供・研究員達は一斉に怯え始めて後ろに徐々にあとずさる。
藤兵衛「ガニコウモルが蘇っているということは、もしやと思ったが、やっぱりお前も蘇っていたのか!!」
滝 「ヒルカメレオン!!ブラックとホワイトの嬢ちゃん達はどうした!?」
ヒルカメレオン「ギェ~あの二人は想像以上に手こずらされそうだったのでな。先に貴様らを始末しに来たまでよ。喰らえ!!ギェッ!!」
ヒルカメレオンは、ホースのようになっている右腕を突き出し、その右腕からヒルが飛び出し、藤兵衛や滝、そして、子供達や研究員達にも首筋にヒルが噛み付く。
ヒルカメレオン「ギェ~お前達に奪われるくらいならば、皆まとめて始末するまでだ!!ギェ~」
滝や藤兵衛達がヒルに苦しんでいると、洞窟の入り口からプリキュアが現れる。二人は外の光景を見ると、顔が青ざめた。
ブラック「な、何これ!?」
ホワイト「滝さん!?・・・立花さん!?」
ヒルカメレオン「ギェ~一足遅かったな。こいつらはもう終わりだ。」
メップル「ブラック・ホワイト!!「プリキュア・レインボーセラピー」を使うメポ!!」
ブラック「えっ!?レインボーセラピーを?・・・・・・」
ミップル「レインボーセラピーなら、あのヒル達を追い払うことが出来るはずミポ!!」
ホワイト「うん。ブラック、やってみましょう。今はそれに賭けるしかないわ!!」
ブラック「分かった!!」
ヒルカメレオン「ん!?」
ブラック「ブラック・パルサーー!!」
ホワイト「ホワイト・パルサーー!!」
ホワイト「闇の呪縛に囚われし者達よ!!」
ブラック「今、その鎖を断ち切らん!!」
プリキュア「プリキュア・レインボーセラピィーーー!!」
二人が叫ぶと、何十もの黒と白の輪っかが二人を包む込み、虹色の光へと変わり言葉を紡ぐと、藤兵衛達を、虹色の光が包み込む。そして、光が消えたと同時に藤兵衛達に取りついていたヒル達が消滅していた。次第に藤兵衛達は目が覚め、立ち上がって行った。
藤兵衛「あっいたたた・・・何だ?・・・わしら、助かったのか!?」
滝 「おっ!?嬢ちゃん達いつの間にここに!?・・・・・・」
ブラック「滝さん・立花さん、お待たせしました!!」
ホワイト「立花さん、ライダーは?」
藤兵衛「二人はまだ洞窟の中にいる。わしは掴まっとった研究員達を誘導しておったんだ!!」
ホワイト「そういうことですか、分かりました。」
ブラック「こいつは私達に任せてください!!」
藤兵衛「すまん。頼む!!滝・・・・・・」
滝 「分かりました。皆、こっちだ!!」
ヒルカメレオン「させるものか!!」
ブラック「おおっと、あんたの相手は私達よブラック将軍!!いえ、ヒルカメレオン!!」
滝と藤兵衛が、再び避難誘導を再開しようとするのを止めようとヒルカメレオンが向かおうとするが、その前にプリキュアが立ちはだかる。
ヒルカメレオン「ギェ~キュアブラック、この世にブラックと名の付く者はこの俺だけで十分だぁ。消えろ、ギェッ!!」
ヒルカメレオンの右腕のホースのような部分がブラックの首目掛けて伸びていき、不覚にも首に巻きついてしまう。
ブラック「くっ!!・・・うぅっ・・・・・・」
ホワイト「ブラック!!」
ヒルカメレオン「どうだプリキュア。」
ホワイトはブラックの首に巻き付いたホースを掴むと、ブラックもつられてホースを掴む。そして、二人同時に一気にホースを上空に向けて引っ張り、ヒルカメレオンを宙に投げ飛ばす。ヒルカメレオンは空中で1・2回回り背中を地面に強打する。そのはずみでブラックの首に巻き付いていたホースの力が緩み、ブラックは強引に首から外し、ホースはヒルカメレオンの右腕に吸い込まれていくかのように縮んでいった。
ヒルカメレオン「ギェ~!!・・・ギェッ!!ギェッ!!ギェッ!!ギェッ!!ギェッ!!」
ホワイト「ふん!!」
ヒルカメレオンは二人に近づき、左手のハサミを左右の斜め上から何度も振り下ろす。それを先の牢屋でのようにかわしていくと、ホワイトがハサミである左腕を掴み、ヒルカメレオンの動きを押さえる。
ヒルカメレオン「ギェッ!?」
ホワイト「うっ!!・・・くっ!!・・・・・・」
ブラック「・・・だぁっ!!」
ヒルカメレオン「ギィェッ!?」
ホワイトがヒルカメレオンを押さえつけくれた隙を狙って、ヒルカメレオンの腹部目掛けて、ブラックが飛び蹴りを放つと、思わず転倒する。立ち上がったヒルカメレオンは構えると、その姿を消した。
ブラック「また消えた!?」
ホワイト「また滝さん達の方に先回りしているんじゃ!?・・・きゃっ!?」
ブラック「ホワイト!?・・・がはっ!?」
ヒルカメレオンが消えたことに動揺していた二人は、突如何者かの攻撃を受けたかのように吹き飛ぶ。二人は辺りを見渡すが、自分達しかいない。だが、誰かが見ていてるような視線を感じていた。
ブラック「どういうこと!?誰かいるの!?・・・・・・」
ホワイト「・・・・・・」
ヒルカメレオン(ギェ~俺はヒルとカメレオンの合成怪人だということを忘れたか!!)
ホワイト「まさか・・・・・・」
ブラック「ホワイト?」
ホワイト「ブラック、ヒルカメレオンは消えただけでまだこの場所にいるわ!!」
ブラック「どういうこと!?・・・・・・」
ホワイト「ヒルカメレオンはヒルとカメレオンの合成怪人。ってことはカメレオンの保護色の力で周りの景色に溶け込んでいるのよ!!だから、実態はあるけど、私達には見えないのよ!!」
ブラック「そんなの有り!?」
ヒルカメレオン「ほぉ~良く気付いたな。その通りだ。」
ブラック「ん!?・・・どこ?どこよ!?・・・・・・」
ホワイト「姿を見せなさい!!」
ヒルカメレオン「バカめ!!わざわざ姿を見せる奴がいるものか!!」
ヒルカメレオンが話し終わると同時に、ヒルカメレオンが二人を走り、通り過ぎざまに攻撃を仕掛ける。それをまともに受けた二人は再び吹き飛び転倒した。それから何度も攻撃を受けては倒れ、受けては倒れを繰り返していた。
ブラック「くっ・・・このままじゃ・・・・・・」
ホワイト「やられるのを待つだけね・・・・・・」
今、ヒルカメレオンは二人の後ろにいた。ゆっくり、ゆっくりと息を殺して近づいていく。そして、左手のハサミを振り上げる。その時だった。
メップル「ううっ!?・・・ブラック。後ろメポ!!」
ブラック「えっ!?・・・たぁっ!!」
ヒルカメレオン「ギェッ!?・・・・・・」
ブラックは咄嗟に振り返ると同時に正拳突きを放つと、そこには姿を隠していたヒルカメレオンが居た。思わね一撃を喰らい、保護色の力が消え再び姿を現した。
ヒルカメレオン「ギェ~・・・なっ何故、俺の居場所が!?・・・・・・」
メップル「ふふ~ん。メップルとミップルにかかればお前の居場所を感じ取るなんて、訳ないメポ!!」
ヒルカメレオン「ギェ~・・・「光の園」とやらの妖精か・・・舐めた真似を・・・・・・」
ブラック「今なら・・・ホワイト!!」
ホワイトが頷くと、二人はヒルカメレオンに向かって駆け出していく。そして、交互にパンチを繰り出していく。
ブラック「だぁ!!」
ホワイト「とぉ!!」
ヒルカメレオン「ギェッ!?」
ブラック「だぁ!!」
ホワイト「とぉ!!」
ヒルカメレオン「ギェッ!?」
ブラック「だぁ!!」
ホワイト「とぉ!!」
ヒルカメレオン「ギェッ!?」
プリキュア「だぁ!!・とぉ!!」
ヒルカメレオン「ギィェェー!?」
プルキュア「はぁっ!!・・・プリキュアダブルキィィーク!!」
ヒルカメレオン「ギェーー!?」
止めに、ドクガンダー戦でも繰り出した、「プリキュアダブルキック」をヒルカメレオンに決める。空高く吹き飛び、坂になっている場所を転げ落ちていく。平らな地面に差し掛かり、止まって立ち上がったところでプリキュアもヒルカメレオンに追いつく。よろよろ立ち上がったヒルカメレオンは再び倒れこむと、ブラック将軍へと姿を変えた。
ヒルカメレオン「ギェ~・・・ギェ~・・・ギェ・・・し、死ね・・・プリキュア!!・・・・・・」
ブラック将軍「うぅっ・・・・・・」
プリキュア「ブラック将軍・・・・・・」
立ち上がるブラック将軍だったが、その足取りはとてもおぼつかないものだった。
ブラック将軍「おのれプリキュア!!・・・おおっ・・・ぐっ・・・ここまでかっ・・・おおっ・・・プリキュア、俺の役目は終わった!!栄光のために私は「死」を選ぶ!!」
ブラック将軍はいつの間にか、回収していた剣を向けると、更に最後の言葉をつづける。
ブラック将軍「プリキュア!!よく聞け・・・最後に笑うのは・・・おおっ!?・・・さ、最後に笑うのは「ヘルショッカー」だ。・・・我が偉大なる首領に・・・入れ替わりーー!!おっ、おおっ!?・・・・・・」
ブラック将軍は、遺言とでも言わんばかりに言い放ち、自分の後ろにあった下り坂に足を滑らせていき、そのまま転倒、転がっていき、遂に爆死した。
ホワイト「ブラック将軍・・・強かったわね。」
ブラック「うん。・・・・・・」
メップル「二人共、まだ戦いは終わってないメポ!!」
ミップル「そうミポ。まだ中には猛達がいるはずミポ!!すぐに向かった方がいいミポ!!」
二人はメップルとミップルの言葉に頷き、洞窟の入り口に戻る。入り口にはライダーが丁度外に出てきていて、二人もそこに合流した。
1号 「おお!!二人共、無事だったか!!」
2号 「滝と子供達は?・・・・・・」
ホワイト「子供達は滝さんに任せてあります。」
ブラック「私達は途中で、ブラック将軍に出くわして、戦っていました。」
1号 「何だって、ブラック将軍と!?・・・・・・」
2号 「それで、ブラック将軍は?・・・・・・」
ブラック「倒しました。」
1号 「おお!!あのブラック将軍を・・・・・・」
2号 「俺達の方もポイズニーとかいう幹部を倒してきた。となると残るは・・・・・・」
ブラック「イルクーボ、それに・・・・・・」
ホワイト「死神博士・・・ですね。」
1号 「それに、俺と隼人が遭遇した「ハカセ」と名乗る幹部も残っている。」
ブラック「あれ?そういえば・・・・・・」
ホワイト「どうかしたのブラック?」
ブラック「いやさ、幹部ばかりが出て来てるけど、ヘルショッカーの首領ってどんな奴なんだろうって思ってさ。」
1号 「確かに・・・・・・」
2号 「ゲルショッカー首領も以前、蜘蛛男が死んだと言っていたし、俺達も首領の最後をこの目で見ていた。」
ホワイト「確かに、分からない事だらけですが、今はこの基地に首領の手がかりがあるかもしれませんし、もう一度中に入ってみましょう。」
四人は再び洞窟の中に入り、再びポイズニーと戦った、妙な装置があった部屋に辿り着く。ホワイトは若干興味深そうに装置を見渡していた。
ホワイト「この装置は一体・・・・・・」
1号 「この装置が何なのかは、俺達にも分からない。」
ブラック「けど、あいつらが利用しようとしていた物ですからどうせ碌(ろく)な物じゃないですよきっと!!」
2号 「違いない。」
メップル「んん!?」
ブラック「メップル、どうしたの?」
メップル「何か嫌な気配を感じるメポ。」
ミップル「ミップルも感じるミポ!!とても近いミポ。」
ホワイト「一体どこからなの?・・・・・・」
メップル・ミップル「あそこメポ・ミポ!!」
メップル達がコミューンの状態のまま、体をぐいぐい突き出して気配の感じた方向を教える。その先には、一際(ひときわ)大きな「大鷲(おおわし)」のマークが入った扉があった。四人は、意を決して近づき、自動ドアだったため開いたと同時にさっと中に入ると、白いカーテンが何層にも張り巡らされている部屋に出た。
1号 「ここは?・・・・・・」
???「ははははは、よくぞここまで来たな。仮面ライダー、そして、プリキュア!!」
2号 「本郷、この声は!?」
1号 「バカな!?・・・この声は・・・ショッカー首領の声!?」
プリキュア「えっ!?」
ブラック「ショッカーの首領は死んだんじゃなかったんですか!?」
1号 「そのはずなんだが、どういうことだ?・・・・・・」
???「私の正体が知りたいか、ライダー?」
1号 「そこか!!」
1号は、正面に見えていた人影が声の主だと考え、カーテンを剥ぎ取ると、そこには白装束に身を包み、顔も全部隠れてしまった人物がいた。
1号 「お前は!?・・・・・・」
白装束「ライダー、私の正体が知りたいのであれば、我がヘルショッカーの精鋭部隊を見事、倒して見せよ。」
1号 「精鋭部隊だと!?・・・・・・」
ホワイト「まさか!?・・・・・・」
突如として、部屋のカーテンから複数の人影が現れ、カーテンから体を出すと、そこにいたのはSR・Sプリキュア・カミキリキッド・ザンジオー・ガニコウモルそして、赤と青の鎧武者ザケンナーであった。
白装束「そうだ。貴様らの相手は、SRとSプリキュアそして、精鋭怪人達がする。・・・行け!!」
SR1~6・Sプリキュア「ギィッ!!」
敵の精鋭部隊が先に仕掛けて来て、応戦していた内にいつの間にか外に出ていた。
SR達が横一列に並ぶと、全員ライダー・プリキュアに向かって、「ギィッ!!」という掛け声と共に指を突き出す。その直後に指先からロケット弾を放った。四人は左右に避け、立ち上がると同時に1号にはSR1・2と赤の鎧武者ザケンナーが、2号にはSR3・4と青の鎧武者ザケンナーとガニコウモルが、ブラックにはSR5とSブラックとカミキリキッドが、ホワイトにはSR6とSホワイトとザンジオーが向かってくる。
1号はSRの攻撃をいなしながら、赤鎧武者ザケンナーの唐竹(からたけ)切りを真剣白刃取りで受け止め、左右に赤鎧武者ザケンナーは振り払おうと、1号は離さまいとゆっくり動かし、1号は一度力を緩めて、刀の刃を眼前までに引き寄せさせて、赤鎧武者ザケンナーが慌てて力を抜こうとした隙を狙って刀を上に振り上げ、後ろに後ずさった赤鎧武者の両肩を掴み、赤鎧武者ザケンナーと共に1号は上空にジャンプする。
1号「とおっ!!・・・ライダーァァ返ぇぇ~し!!」
赤鎧武者ザケンナー「ザケンナァー!?」
SR2「うおっ!?」
1号は、空中で相手を背中から地面に激突させる投げ技「ライダー返し」を放ち、ザケンナーとSR2が激突する。
SR1「とおっ!!」
1号 「ん!?とおっ!!」
SR1「ライダーパンチ!!」
1号 「ライダーァァニーブローック!!」
SR1「ぐわっ!?」
1号が「ライダー返し」を放ち、着地したと同時にSR1はジャンプする。1号もSR1を追うかのようにジャンプすると空中で「偽ライダーパンチ」と「ライダーニーブロック」がぶつかる。「偽ライダーパンチ」を体をずらして回避しながら「ライダーニーブロック」をSR1の首元に命中させる。まともに受けたSR1もSR2と赤鎧武者ザケンナーの上に落ちていった。
2号 「とおっ!!」
青鎧武者ザケンナー「ザケンナッ!?」
2号 「ふんっ!!・・・とおっ!!」
青鎧武者ザケンナー「ザケンナッ!?」
2号 「とおっ!!とおっ!!」
SR3「ぐわっ!?」
SR4「ぐうっ!?」
2号は青鎧武者ザケンナーに飛びつき、数回地面を転がった後、起き上がらせて、そのままパンチを繰り出し青鎧武者ザケンナーは少し後ろに後ずさり、片足をついていた。そして、背後に近づいて来たSR3・4を一発のパンチで後ろに後ずさせる。2号が自分に後ろを向けているのを好機と見た青鎧武者ザケンナーは、刀を振り下ろすが、2号は振り替えると同時に左に転げながら避け、起き上がるとザケンナーに走り寄り、ザケンナーの手に「ライダーチョップ」を放ち、刀を手放させてから青鎧武者ザケンナーを『キン肉マン』の「ロビンマスク」の技「タワーブリッジ」のような体勢で持ち上げて、SR3・4に向かって青鎧武者ザケンナーを回転させながら放り投げる。
2号 「ライダーァァァ大車輪投げ!!」
青鎧武者ザケンナー「ザケンナーー!?」
SR3・4「ぐわっ!?」
2号の「大車輪投げ」を受けたザケンナーもSR3・4も下り坂をゴロゴロと転がって行った。更に2号の下にガニコウモルがハサミを突き立てながら走り寄ってくる。
ガニコウモル「キェェェーー!!」
2号 「ふっ!!でい!!・・・とおっ!!」
ガニコウモル「ギィッ!?」
2号はハサミであるガニコウモルの左腕を掴み背負投げを決めて、ガニコウモルの腹部を殴る。
カミキリキッド「キィッ!!キィッ!!キィッ!!キィッ!!・・・・・・」
ブラック「つっ!!ふっ!!ふっ!!ふっ!!・・・・・・」
Sブラック「ふっ!!・・・だぁ!!」
ブラック「くっ!?・・・・・・」
カミキリキッド「・・・キィッ!!」
カミキリキッドは、左腕がハサミであり、その左腕のハサミを左右の斜め上から振り下ろしていき、ブラックを追い詰める。突如、カミキリキッドを飛び越えてSブラックがキュアブラックに向けて正拳突きを放ち、ブラックは咄嗟に腕をクロスしてそれを防ぐ。そして、すかさずカミキリキッドの火炎攻撃がブラックを襲うが、左右に避けてそれをやり過ごす。
SR5「ギィッ!!」
ブラック「ん!?はあっ!!・・・ふんっ!!・・・だぁっ!!だぁっ!!だぁっ!!だぁっ!!だぁっ!!だぁっ!!」
SR5「ギィッ!?」
火炎攻撃をやり過ごしたブラックを背後からSR5が手から放電攻撃を放つが、それをジャンプでかわし、SR5の背後に着地して、肩を掴み自分の正面に体を向けさせてから、頭部を何発も攻撃する。SR5が転倒したところでSブラックがキュアブラックに飛びつき、下り坂をお互い掴みながら転げ落ちていく。
カミキリキッド「キィッ!!」
SR5「とおっ!!」
カミキリキッド「・・・キィッ!!」
SR5「・・・ギィッ!!」
転がり落ちていった二人を追うようにカミキリキッドもSR5もジャンプして坂の下に、キュアブラックとSプリキュアを挟むように降り立ち、カミキリキッドとSR5が構えているのに気付いたブラックは咄嗟にジャンプする。
カミキリキッド「キィッー!?」
SR5「ギィッー!?」
カミキリキッドもSR5も、お互いに放電攻撃を放つが、咄嗟にジャンプしていたブラックに避けられて、お互い放った雷にやられ、SR5は後ろに吹き飛び、カミキリキッドは角の一本を折られてしまう。そして、再びキュアブラックとSブラックの睨み合いが始まる。
SR6「・・・ギィッ!!」
SR6は口を押さえてから一気に口を見せて、溶解液を発射する。それを避けたホワイトだったが、溶解液が掛かった場所を見るとそこは溶けて凹(へこ)みが出来ていた。入れ替わるようにザンジオーがSR6の前に立つと、SR6と同じ動作をして、ホワイトに向かって火炎攻撃を仕掛ける。それも左右に転がりながら避ける。
Sホワイト「もういい!!私がやる!!・・・とおっ!!・・・とおっ!!とおっ!!とおっ!!」
ホワイト「くっ!!くっ!?うぅっ!?ぐっ!?・・・・・・」
Sホワイトはザンジオーの攻撃を止めさせてから、ジャンプしてキュアホワイトの上に落ちて来て馬乗りの状態になり、頭部を何度か殴っていく。しかし、途中でSホワイトの繰り出される右手の正拳突きを両手で受け止め、少しの膠着(こうちゃく)の後、右に向けて放り投げる。
ザンジオー「イギィッー!!」
キュアホワイトに向かって近づいてきたザンジオーは左手でパンチを放とうとしたが、ホワイトは起き上がり右腕で防ぎ、左手でザンジオーの腹部を三発・顔面に一発殴るとザンジオーは後ろに吹き飛ぶ。すかさずSR6がキュアホワイトに近寄り、互いに睨み合った後、構えたSR6は回し蹴りを一回放つ、するとキュアホワイトの髪が少し切れていたことに気付く。不審に思ったキュアホワイトは、SR6の足を見るとつま先に隠し短剣を仕込んであるのが見えた。
ホワイト「あれね。あの短剣をどうにかしないと・・・・・・」
SR6「ギィッ!!ギィッ!!」
ホワイト「ふっ!!ふっ!!・・・・・・」
SR6は更に回し蹴りを数回放つ、ホワイトはそれをバック転でかわすと、後ろにじりじりと下がっていく、綺麗にまっすぐに・・・キュアホワイトが岩に背中を付けたところでSR6はキュアホワイトに力いっぱい回し蹴りを放つが、ホワイトはしゃがみそれを避ける。すると、SR6のつま先の短剣が折れ、ついでに足を思いっきりぶつけた様で怯(ひる)んでいた。
ホワイト「ふんっ!!・・・テヤッ!!」
SR6「ギィッ!?」
怯んだSR6に向けて、腹部に正拳突き、後ろに後ずさったSR6に向けて飛び蹴りを放つと、SR6は転倒する。すると、後ろから大量の泡が吹き出ていてそれに気付いていなかったキュアホワイトは不意打ちを喰らってしまう。
ミップル「ホワイト後ろ!!」
ザンジオー「ギェッーー!!」
ホワイト「えっ!?くっ!?しまった!?・・・・・・」
ザンジオー「やれー!!SR!!」
SR6「言われずとも・・・ギィッ!!」
ホワイトは不意打ちを喰らい、後ろからザンジオーに羽交い絞めをされて動けなくなったところでSR6が口を押さえて口を見せると、口から溶解液をキュアホワイトに向けて放つ。
ホワイト「ふっ!!・・・ふんっ!!チィッ!!・・・・・・」
ザンジオー「ぬっ!?・・・ギィッ!?おおっ!?・・・ギェァァァ~~!?」
SR6「しまった!?」
Sホワイト「何をしている!!」
ホワイト「とおっ!!・・・プリキュア!!卍キィッーーーク!!」
SR6・Sホワイト「ギィッ!?」
キュアホワイトは羽交い絞めを力任せに振りほどき、ザンジオーに肘(ひじ)打ちを決める。そして、ザンジオーを自分の正面に寄せて盾にすると、溶解液はザンジオーの顔に命中する。そして、「プリキュア卍キック」をSR6とSホワイトに向けて放つと二人の立っている場所の隙間を通るかのように通り抜けると二人はその余波で二人は左右に転倒していった。
四人は再び揃うと、目の前にSR達とSプリキュアがまた揃った。
ブラック「流石に復帰が早いわね。」
1号 「隼人。アレをやるぞ!!」
2号 「「ライダー車輪」だな。」
1号 「ああっ!!」
プリキュア「「ライダー車輪」?・・・・・・」
1号 「ああ、「ライダー車輪」で偽物達を一気に倒す!!」
ブラック「その「ライダー車輪」がどんな技かは分かりませんが、分かりました!!SR達は頼みます。Sプリキュアは私達に任せてください。」
1号 「うん。頼んだぞ!!」
四人は構えるとライダーはSR達に向かって行き、プリキュアはSプリキュア達に、向かって行く。
Sホワイト「お前達は仮面ライダーをやれ!!私達はプリキュアをやる。行くぞ、Sブラック!!」
Sブラック「偉そうに命令するな!!」
ショッカー勢は、四人の思惑(おもわく)に乗ったかのように別れる。
SR1~6「ギィッ!!」
1号 「隼人、「ライダー車輪」の感覚、覚えているな?・・・・・・」
2号 「おうっ!!いつでも行ける!!」
1号 「よし、行くぞ!!」
ダブルライダーはSR達に向かって走りながら技の確認をするとSR達を通り過ぎて行き、それを追いかけて行くSR達は走りながら円を描いていくように早く、もっと早く走り続けた。そして、円の中には凄まじいエネルギーが集まっていった。それを見ていたプリキュアと、つられて見ていたSプリキュアもライダー達の技を見入っていた。
ブラック「何アレ!?」
ホワイト「離れてるのに、凄まじい力を感じるわ!!」
Sブラック「仮面ライダー達め。何をするつもりだ!?」
Sホワイト「・・・・・・」
1号 「一文字行くぞ!!」
2号 「おおっ!!とおっ!!」
SR1~6「ギィッ!!」
1号と2号はその場で反転ジャンプをして、SR達はそれを追いかけるかのようにジャンプするもエネルギーの中心に飛び込み、互いに衝突して、空中で大爆発を起こした。これを見たプリキュアは喜び、Sプリキュアは驚愕の表情を見せた。
ブラック「やったぁー!!ライダーが勝ったぁー!!」
ホワイト「凄いわ。あれが、「ライダー車輪」なのね。・・・・・・」
Sブラック「まさか、SR達が破れるとは!?・・・・・・」
Sホワイト「不甲斐無い奴らね。こうなったらお前達だけでも、私達が倒す!!」
ブラック「そのセリフ、そっくりそのままお返しするわよ!!」
Sホワイト「言ったな!!」
ホワイト「でもブラック、大見得斬ったのはいいけど、「マーブルスクリュー」はあの二人には通じないわよ。どうするつもり?・・・・・・」
ブラック「それなんだけど、実はさ。ホワイトと一緒に試してみたい技があるんだよね!!」
ホワイトの頭の上に?マークを浮うかべながら尋ねると実は、ブラックにはまだ使われていない必殺技が一つだけ残っているのだというのだ。
ブラック「それも、1号のとっておきの技・・・「電光ライダーキック」!!」
ホワイト「でも、ブラック。あの技は確か未完成のはずじゃ・・・・・・」
ブラックは特に物動じしてはいなかったが、ホワイトが言う通りブラックの「電光ライダーキック」もとい「電光プリキュアキック」は特訓でも成功したことが無かったのだった。
だが、ブラックも考え無しに未完成の技を使うと言っている訳ではなかった。
ブラック「確かに未完成だよ。一度も成功したことが無い。・・・けど、ホワイトとなら出来るかもしれない!!」
ブラックはホワイトに耳打ちすると、ホワイトは少し渋ったが、「ブラックとならやれる!!」と振り切り、二人はSプリキュアに向き直る。
Sブラック「相談は終わったか?・・・・・・」
Sホワイト「終わりにさせてもらうぞ、プリキュア!!」
ブラック「そうはいかないわよSプリキュア!!」
ホワイト「私達の新技・・・見せてあげるわ!!」
Sプリキュア「何!?」
プリキュアは手を繋ぎ、腕を空高く上げる。そして、叫ぶ。
ブラック「ブラック・サンダーー!!」
ホワイト「ホワイト・サンダーー!!」
Sブラック「あはははっ!!なんだ、新技とかって言いながら結局「プリキュア・マーブルスクリュー」ではないか!!」
Sホワイト「気でも狂ったか、バカめ!!もう必要ないが・・・・・・」
Sプリキュア「もう一度吸収してやるまで!!」
Sプリキュアは、プリキュアに向かって手を繋ぎ、繋いでいない手を向ける。だが、次の瞬間Sプリキュアは二人の行動に驚愕した。
プリキュアの二人は、咄嗟に天高く上げた腕を下して、ブラックは右足を、ホワイトは左足を一歩前に出した状態にして、一歩後ろに下がる。そして、その足にブラックサンダーとホワイトサンダーが直撃する。
Sブラック「なっ何!?」
Sホワイト「足に・・・だと!?」
プリキュアはSプリキュアを見据えながら、言葉を紡いでいく。
ホワイト「プリキュアの、美しき魂が!!」
ブラック「邪悪な心を打ち砕く!!」
Sプリキュアは二人の気迫に押され、手を離し、無意識に後ろに一歩下がる。
ホワイト「受けてみなさい!!これが・・・・・・」
ブラック「これが、あんた達に勝つために特訓(と思い付き)してきた、私達と・・・仮面ライダーの力よ!!」
Sプリキュア「ひぃっ!?・・・・・・」
プリキュアは駆け出して、同時にジャンプする。ブラックは右足を前に、ホワイトは左足を前に突き出す。
プリキュア「電光プリキュアキィィック!!」
Sプリキュア「ぐわぁぁ~~!?」
Sプリキュアはプリキュアの「電光プリキュアキック」を防御も忘れてまともに受けて、後方に大きく吹き飛び爆死した。
ブラック「やっやった・・・私達、Sプリキュアに勝ったんだ!!」
ホワイト「ええっ!!」
Sプリキュアに勝利して、喜んでいた二人だが、何故かSプリキュアの爆発した場所に赤・青・黄色の四角い凧(たこ)が降って来て、凧がマントに変わるとそれを剥ぎ取って、G戦闘員が姿を現す。それに気付いた二人がそれを見ていると、G戦闘員はSプリキュアの死体を担ぎ、どこかに運んでいくのが見えた。
ブラック「あいつら、Sプリキュア達をどこに?・・・・・・」
ホワイト「追いかけましょう。」
ブラック「うん。」
二人は駆け出していくが、二人の足もとには少量の泡が出て来ていて、ブラックはその泡から出てきた手に掴まれて転倒してしまう。
ブラック「いたた・・・何・・・?」
ザンジオー「イギィィーー!!」
ブラック「あっ!!あんたは!?」
ホワイト「ザンジオー!?・・・ん!?」
カミキリキッド・ガニコウモル「キィッ!!・キェッ!!」
ホワイト「カミキリキッドに、ガニコウモル!?」
カミキリキッド「キィィリィィ~Sプリキュアの下には行かせん!!」
ガニコウモル「プリキュア、俺達が相手をしてやる!!」
ホワイト「なんでそこまでSプリキュアを?・・・一文字さん達は?・・・・・・」
ホワイトが周りを見渡して二人を探すと、二人は鎧武者ザケンナーと闘っている真っ最中だった。
1号 「とおっ!!とおっ!!とおっ!!とおっ!!・・・・・・」
赤鎧武者ザケンナー「ザケンナッ!?」
2号 「とおっ!!・・・とおっ!!」
青鎧武者ザケンナー「ザケンナッ!?」
1号は、頭部に何度もパンチを叩き込み、2号は、背負い投げを決めて、膝立ちしていたザケンナーの顔を蹴り上げる。
1号 「とおっ!!・・・ライダーキィィック!!」
2号 「とおっ!!・・・ライダーパーンチッ!!」
鎧武者ザケンナー「ザッケンナァァー!?」
ザケンナー「ザァ~ケンナァ~~!?」
ゴメンナー「ゴメンナ~、ゴメンナ~、ゴメンナ~、ゴメンナ~・・・・・・」
鎧武者ザケンナーは、強烈なダメージを受けてゴメンナーとなり、どこかに消えていった。遠目で見ていたホワイトも、ライダーが勝ったのはすぐに分かった。
ホワイト「よし!!」
ガニコウモル「よそ見をするな!!キェェッ!!」
ホワイトはガニコウモルのハサミを前転して避ける。しかし、咄嗟にガニコウモルに向き直ったことで後ろががら空きになり、カミキリキッドに首を絞められる。
ホワイト「ぐうぅっ~~・・・・・・」
カミキリキッド「キィリィィ~・・・・・・」
カミキリキッドがホワイトを押さえている隙に、ゆっくりとガニコウモルはホワイトとの距離を縮めていく。それを見たブラックは動き出す。
ブラック「ホワイト!!・・・このっ!!」
ザンジオー「ギィッ!?」
ブラック「ふんっ!!・・・ふっ!!だぁっ!!だぁっ!!だぁっ!!とりゃ!!」
ガニコウモル「キェッ!?・・・・・・キェッ!?」
ブラックはザンジオーの顔を蹴り、ザンジオーから逃れ、ガニコウモルに羽交い絞めを掛ける。その後、羽交い絞めを解き、自分の正面に体を向けさせると、突き出されたガニコウモルの右腕を左腕で掴み、腹部を三発正拳突きを放ち、背負い投げを決める。その後、カミキリキッドに向けて飛び蹴りを放ち、ホワイトを救出した。
ブラック「ホワイト、大丈夫?・・・・・・」
ホワイト「うん大丈夫。ありがとう。」
二人はガニコウモル達に向き直ると、手を繋ぎだした。
ブラック「ブラック・サンダーー!!」
ホワイト「ホワイト・サンダーー!!」
ホワイト「プリキュアの、美しき魂が!!」
ブラック「邪悪な心を打ち砕く!!」
プリキュア「プリキュア・マーブルスクリューーー!!・・・マックスーーー!!」
「プリキュア・マーブルスクリューマックス」をまともに受けた三大怪人達は、なす術も無く、断末魔を上げて消滅した。
ブラック「・・・ふぅ~・・・・・・」
ホワイト「やったわね。・・・・・・」
二人は遂にガニコウモル・カミキリキッド・ザンジオーを倒し、安堵(あんど)していた時に、ライダーが駆け寄って来た。
1号 「おおっ!!二人共、無事だったか!!」
2号 「ガニコウモル達もSプリキュアも倒したようだし、後は死神博士とイルクーボそれに、首領だけだな。」
ホワイト「本郷さん・一文字さん実は、そのSプリキュア何ですけど・・・・・・」
ホワイトは、Sプリキュアの死体をG戦闘員が運んでいくのを見たことを話し、四人は嫌な予感を覚え、再び首領のいるヘルショッカーのアジトに向かう。
四人は再び首領のいる部屋に戻ってくると、そこにはショッカー首領と同じ声を発していた、白装束の男が居た。
白装束「・・・来たな、仮面ライダーそして、プリキュア!!」
ブラック「もう逃げられないわよ!!」
ホワイト「SRも、Sプリキュアも、そして怪人達も全部倒したわ!!観念しなさい!!」
1号 「世界征服の野望を捨てろ!!」
2号 「貴様の正体、暴いてやる!!でいっ!!・・・おっ!?」
1号 「お前は!?・・・・・・」
???「ふふふふ・・・・・・」
1号 「お前は・・・「ハカセ」!?」
2号 「こいつが首領だったのか!?」
ハカセ「はははははは・・・そうだ!!この俺様こそが、「ヘルショッカー」の大首領、「ハカセ」だ!!」
ブラック「あいつが・・・・・・」
ホワイト「ヘルショッカーの・・・首領・・・・・・」
2号 「貴様・・・何故ショッカー首領の声を?・・・・・・」
ハカセ「あれはただの変声機で出した声にすぎんよ。この俺の存在を隠すためにな。それにしてもだ・・・・・・」
ハカセはプリキュアを見つめると、不敵な笑みを浮かべる。
ハカセ「貴様らと会うのもこれで2度目だな、伝説の戦士「プリキュア」。」
プリキュア「えっ!?」
1号 「ん!?君達は、あの男に会ったことがあるのか?・・・・・・」
ブラック「いえいえいえ、全く覚えが無いです!!」
ホワイト「私にも、全く覚えが無いです。」
ハカセ「まぁ、この姿では分からんか。いいだろう。よく見ておけ、これが、私の本来の姿だ!!」
ハカセの体から、異様な影が出てくるのを見た2号は、咄嗟に飛び引き、1号の隣に着地する。そして、影が完全にハカセと分離したその後に現れた人物を見て、ライダーは驚愕した。そこには、白衣のスーツを着て、黒いマントを付けた老人が立っていたのだ。その男こそ、「ゾル大佐」・「地獄大使」と同じ、「ショッカー」大幹部の最後の一人だった。
1号 「お前は・・・死神博士!?」
2号 「まさか、死神が・・・ヘルショッカーの首領だったとは!?」
死神博士「驚いたか。・・・貴様らにやられた屈辱を晴らすまでは、何度でも蘇ってくる。それが私だ!!」
死神博士の登場に動揺していたライダーだったが、もう一つ、ハカセの時に剥がれていった影は、まさに悪魔を思わせる姿をしたザケンナーであった。
ザケンナー「俺の姿を見せたのは、これで二度目だなプリキュア。」
ホワイト「二度目?・・・・・・」
ブラック「ザケンナーなんて、何度も見てるっつうの!!」
ホワイト「待ってブラックよく見て。あのザケンナー、確かに前に一度見たこともあるし、戦ったことがあるわ!!」
ブラック「えっ!?どういう事!?・・・・・・」
ザケンナー「覚えていないか・・・だが、私はよ~く覚えているぞ。あの、「夢の園」での事をなぁ!!」
ブラック「えっ!?・・・「夢の園」って・・・・・・」
ホワイト「やっぱり・・・あなたはあの時の!!」
デビルザケンナー「そうだ!!俺は貴様らと「夢の園」で戦った「デビルザケンナー」だ!!」
1号の放った技「ライダームーンサルトキック」は実はスーパーファミコンソフト「ヒーロー戦記」で登場した時に使われている技だというのって、みなさん気付いてました?後、今だから言い(書き)ますけど、8話でのなぎさ達と戦闘員の休憩室での会話もそのゲームが元ネタです。
おまけにボツにしたセリフを載せてみました。
ほのかも女もずっこける。ほのかもそういえば名前を知らなかったのを思い出した。
ポイズニー「あたしよ!!あたし!!悪の華「ポイズニー」よ!!あんたら今まであたしの名前知らなかった訳~~!?」
ほのか「そんな事言われても、今まで一度もあなたの名前聞いたことなかったんですもの!!」
ポイズニー「・・・そういえば・・・・・・」
なぎさ「でもさ、ドラマCDではあたしら普通に名前を聞いてたような・・・・・・」
ほのか「その話をすると色々こじれるから止めて!!しかもあれ、おまけパートみたいなものだし!!」
SR1「何の話かは知らんが、そんな事はどうでもいい!!早くその二人を追い払え!!」
ポイズニー「あたしに命令するんじゃないわよ!!」
『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?
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スター×1号・ミルキー×アマゾン
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スター×アマゾン・ミルキー×1号