デビルザケンナー「そうだ!!俺は貴様らと「夢の園」で戦った「デビルザケンナー」だ!!」
1号 「デビルザケンナーだと!?」
2号 「ほのか、「夢の園」ってのは一体?・・・・・・」
ホワイトは、二人に「夢の園」の事を説明した。そこは「スイーツタウン」・「キッチンワールド」・「フルーツランド」・「クラフトエリア」そして、「ダークゾーン」の5つの世界で構成されていた世界だった。そして、目の前の「デビルザケンナー」は「ダークゾーン」で待ち構えていた最後の敵だった。あの時のように大きさは「ゲキドラーゴ」と変わらない位で、常に少し宙を浮いていた。二人はかつて溶岩に追い込み、「プリキュア・レインボーストーム」で倒し、「夢の園」を救ったのだった。
2号 「じゃあ、あの「デビルザケンナー」は、その後に何らかの理由で蘇ったという事か!?・・・・・・」
ホワイト「おそらく・・・・・・」
デビルザケンナー「いや違う。俺はあの時、闇に還ってなどいなかった。」
ホワイト「それはどういうこと!?・・・・・・」
デビルザケンナー「あの時、・・・・・・」
デビルザケンナー「ぐぅぅぅっ~~・・・・・・」
ブラック「これで最後よ!!」
ホワイト「希望の力よ!!光の意志よ!!・・・・・・」
ブラック「未来に向かって、突き進め!!・・・・・・」
プリキュア「プリキュア!!レインボーストーーム!!・・・ふんっ!!・・・・・・」
二人の突き出した拳から、虹色の光が放たれ、デビルザケンナーは両手を出して踏ん張るが、光は瞬く間にデビルザケンナーを包み込んだ。
デビルザケンナー「ふっぐっ・・・ぐわぁぁ~~!?」
ブラック「はぁ~はぁ~・・・終わったね。」
ホワイト「はぁ~はぁ~・・・ええ、終わったわ。」
二人は、これで終わった事に安堵していた。
しかし・・・・・・
デビルザケンナー「あの後、俺は、あの空間に漂っていた闇のエネルギーと貴様らの力がぶつかった拍子に発生した時空の歪みに吸い込まれ、時の狭間をさまよっていた。その最中(さなか)、ある時代に遡(さかのぼ)った時だった。この男、「死神博士」の仮面ライダーを憎み、復讐にかられた執念が、私をあの時代に呼び寄せたのだ。」
1号 「何だと!?」
2号 「どういう意味だ!?」
死神博士「本郷。わしが貴様と戦ったあの日だ。あの日、私は死の直前にこの者に取り憑かれた。それによって、長い時間を掛けて、私の体は再生していき、この「デビルザケンナー」とも体が同調していったのだ。」
デビルザケンナー「この「死神博士」に取り憑く事で、俺の闇の力も増大していき、「ショッカー」の再生技術と俺の闇の力で、これまでの「ショッカー」・「ゲルショッカー」・「ドツクゾーン」の怪人・ザケンナーそして、歴代の幹部達を蘇らせ、「ヘルショッカー」を結成したのだ。」
1号 「成程、そして例によってお前達の目的は、世界征服とい訳か!!」
死神博士「ふふふふ、もはやわしらが狙うのは世界では無い。」
1号 「何!?」
デビルザケンナー「俺達が狙っているのは、この宇宙そのものだ!!」
ブラック「う、宇宙って・・・・・・」
ホワイト「何を言っているの!?・・・・・・」
デビルザケンナー「俺は感じたのだ。これから約数十年、そう・・・32年ほど先の未来でジャアクキングの気配を感じなくなっているのをなぁ!!」
ブラック「それって、まさか!?・・・・・・」
ホワイト「ジャアクキングも、クイーンのように命と心と・・・無いとは思うけど12のハーティエルに分離した状態だからかも?・・・・・・」
デビルザケンナー「ジャアクキングのいない世界ならば、俺がジャアクキングに替わって、すべての世界を闇に染める事も夢ではない。だが、その前に・・・・・・」
死神博士「邪魔者を始末する必要がある。・・・お前達だ!!「本郷 猛」・「一文字 隼人」・「美墨 なぎさ」・「雪城 ほのか」!!・・・・・・ふふふ・・・ははは・・・ひぇぁ~・・・ひぃぅ!!」
死神博士は、首元で結んでいたマントの紐(ひも)を解(ほど)くと、ゆっくりと頭上に持ち上げて、一気に正面に投げ捨てる。すると、死神博士の真の姿「イカデビル」が姿を現す。
イカデビル「仮面ライダー!!プリキュア!!・・・今度は、俺達が相手だ!!」
2号 「こいらを倒せば、ヘルショッカーは終わりだ。」
1号 「ああ。これが最後の戦いだ。行くぞ!!」
2号・プリキュア「おうっ!!・うん!!」
ライダーはイカデビルに、プリキュアはデビルザケンナーに向かって駆け出していく。
イカデビル「ライダー、これを受けてみよ!!・・・キィッ~!!」
ブラック「あんたの相手は私達よ!!」
ホワイト「今度は逃がさないわ!!」
デビルザケンナー「プリキュア!!「夢の園」で戦った時の俺だと思うな!!今度はあの時のようにはいかんぞ!!」
イカデビルは、どこからともなく出してきた鞭をダブルライダーに向かって8の字を描くように振り回していく。デビルザケンナーは両腕を前に突き出し、まるで威嚇をしているかのようだった。それでも、ライダーもプリキュアも、それぐらいで怯(ひる)むようなやわな戦士達では無かった。
イカデビル「キィッ!!」
1号 「うん!!・・・ぐうっ・・・・・・」
イカデビル「キィ~・・・キィ~・・・・・・」
1号 「イカデビル!!お前の弱点は、前の戦いですでに把握している!!一文字今だ!!」
2号 「おうっ!!とおっ!!・・・・・・」
イカデビル「何!?・・・おおっ!?・・・・・・」
2号 「ライダーチョップ!!」
イカデビル「キィッ!?・・・あっ頭がぁ!?」
イカデビルの鞭を掴み、イカデビルの動きを抑えた1号は、2号に弱点を狙うように促(うなが)す。その後、2号はイカデビルの弱点でもある頭に向かって「ライダーチョップ」をぶつける。弱点である頭に強烈な一撃を喰らって、頭を押さえて悶(もだ)えていた。
デビルザケンナー「ふんっ!!ふんっ!!」
ブラック「・・・はっ!!・・・だぁーー!!」
デビルザケンナーは拳をプリキュアに向かって何度も繰り出す。二人は左右に避ける。ブラックはデビルザケンナーの左腕が地面に突き刺さっている間に左腕にジャンプして気合を込めた正拳突きをデビルザケンナーの胸部に放つ。
ホワイト「・・・・・・」
デビルザケンナー「くぅっ・・・おっ!?くあぁー!!」
ホワイト「ふっ!!やぁーー!!」
デビルザケンナー「おっおおおっ!?」
ブラック「だぁー!!」
デビルザケンナー「がぁっ!?ぐふっ・・・・・・」
ブラックの攻撃で後方に吹き飛んだデビルザケンナーに向かって、ホワイトが走り出す。それに気付いたデビルザケンナーは右腕でパンチを放つが、それを掴み、腕をクロスさせ一気に投げ飛ばす。そして、仰向けになっているデビルザケンナーの腹部に向かっていつの間にかデビルザケンナーの上にジャンプしていたブラックが急降下してデビルザケンナーの腹部にまた強烈なパンチを繰り出し、床に叩き付けられる。
イカデビル「キィッ!!キィッ!!キィッ!!キィッ!!」
1号 「ぐっ・・・・・・おおっ!?」
2号 「とおっ!!」
イカデビル「ぐっ!?」
1号 「ふんっ!!」
ライダー「とおっ!!」
イカデビル「キィッ!?」
ライダー「とおっ!!・・・ライダァァァァーーーダァブルキィィック!!」
イカデビル「キィィィッッ~~!?」
イカデビルは1号の頭部を何度も殴り続け、1号は後方に転倒し、2号がイカデビルに飛びつく。その後に1号もイカデビルに飛びつき、二人同時にイカデビルの肩を掴み、投げ飛ばす。
そして、二人は「ライダーダブルキック」を放つ。まともに受けたイカデビルは後方に吹き飛ぶ。
デビルザケンナー「ふっ!!・・・ハァッ!!」
デビルザケンナーは青白い光弾をプリキュアに向けて右手左手と二発づつ何度も発射していく。それを難なくかわしていく二人は、デビルザケンナーが両手の光弾を二発同時に二人に向けられたモノを同時に蹴り飛ばし、デビルザケンナーに跳ね返した。顔面に光弾を喰らい、顔を押さえる。
デビルザケンナー「ぐっううぅっ~~・・・・・・」
メップル「今がチャンスメポ!!」
二人は頷くと、手を繋ぎ出す。
ブラック「ブラック・サンダーー!!」
ホワイト「ホワイト・サンダーー!!」
ホワイト「プリキュアの、美しき魂が!!」
ブラック「邪悪な心を打ち砕く!!」
デビルザケンナー「ぐうっ・・・おおっ!?・・・・・・」
プリキュア「プリキュア・マーブルスクリューーー!!・・・マックスーーー!!」
デビルザケンナー「ぎっ!?・・・かぁっ!!」
目を開けたら、すでに「マーブルスクリュー」を発射しようとしていて、「マーブルスクリュー」に対抗しようと再び両手で光弾を作り出し、それを放つが、ちょっと勢いを殺した程度で終わり、そのまま断末魔をあげながら「マーブルスクリュー」の光に包まれた。
ブラック「・・・やった?・・・・・・」
デビルザケンナー「・・・・・・」
メップル「いいや、まだ邪悪な気配は消えてないメポ!!」
ホワイト「ということはあのザケンナーはまだ・・・・・・」
ミップル「まだ倒せていないミポ!!」
メップル達がまだデビルザケンナーは倒しきれていない事を話すと、二人はまた構える。すると、まるで片膝をつくような体勢になり、プリキュアを睨み付ける。
デビルザケンナー「ぐうっ~・・・おのれ~・・・・・・」
ブラック「どう!!私達の力は!!」
ホワイト「私達も、あの時より強くなっているのよ!!」
デビルザケンナー「ここまでとは思わなかった。・・・ならば!!・・・・・・」
デビルザケンナーは、イカデビルに向かって飛び出す。そして、イカデビルに憑りつき、イカデビルは苦しんでいるような動きをしながら、その姿を徐々に変えていく・・・・・・
更なる変身が終わると同時に、身長はさほど変わらないが、明らかに以前のイカデビルとは桁が違う威圧感を漂わせる怪人が立ち尽くしていた。四人はそれぞれにデビルザケンナーが取り憑いたイカデビルを見ていた。
イカデビル?「・・・・・・」
1号 「あれは・・・ザケンナーなのか?・・・・・・」
ホワイト「それとも・・・イカデビルなの?・・・・・・」
イカデビル?「どちらも半分は正解だ。だが、今の私は両方だ!!」
ブラック「両方?・・・・・・」
2号 「では聞こう、お前の名は・・・・・・」
スペースイカデビル「いいだろう、よく聞け!!私はデビルザケンナーとイカデビルの融合体。その名も「スペースイカデビル」だ!!」
1号 「何だと!?スペースイカデビルだって!?」
スペースイカデビル「この姿になったからには、貴様らも終わりだ!!ヘルショッカーの宇宙征服のためにも、死んでもらうぞライダー・プリキュア!!」
ブラック「見た目からして、既にもう強そうになったわね。」
2号 「二人とも、こいつを倒せば「ヘルショッカー」は終わりなんだ。後もう一踏ん張りだ!!」
ホワイト「はい!!」
ブラック「分かりました!!」
1号 「行くぞ!!」
四人はスペースイカデビルに向かって駆け出す。
その頃、隣の妙な装置のある部屋では、滝と藤兵衛がやっと追いついたと思ったら部屋にはG戦闘員とG科学者戦闘員が居た。
滝 「あいつら何をする気なんだ?」
藤兵衛「ん?・・・あっ!?滝、あれは!?・・・・・・」
二人は物陰に隠れながら見ていると、藤兵衛が何かに気付いて滝にもそれを伝える。二人が見たのは装置に組み込まれたSプリキュアの死体だった。
藤兵衛「奴らなぎさ達の偽物なんかをどうする気だ?・・・・・・」
滝 「なんだかは分かりませんが、奴らの考えることなんざどうせ碌(ろく)な企みじゃありませんよ。本郷達は多分、あの鷲のマークの付いた扉の向こうで戦っているはず、俺がここで奴らを止めて見せますよ。」
藤兵衛「よし。それならわしも行くぞ。」
滝 「無茶しないでくださいよおやっさん。・・・よし今だ!!・・・おおっ!?」
藤兵衛「おっ!?お前は!?・・・なぎさ達が言っとった・・・・・・」
イルクーボ「・・・・・・」
二人が飛び出そうとすると、姿をくらましていたイルクーボが二人の前に現れる。
滝 「そこをどけ!!」
イルクーボ「・・・・・・」
藤兵衛「こいつぅ、なんとか言ったらどうだ!!」
イルクーボ「・・・「滝 和也」と「立花 藤兵衛」だな。今お前達に邪魔をされると困る。」
滝 「だったら嫌でも邪魔してやる!!いやっ!!おおっ!?」
藤兵衛「滝、大丈夫か!?」
滝 「こいつ・・・・・・・」
滝はイルクーボに向かって行ったが、軽く突き飛ばされて藤兵衛が受け止める。そうこうしている内に装置の準備が終わったという報告が上がって来た。それを聞いたイルクーボは振り返り、滝と藤兵衛は「まずい!?」と思い焦りが出てくるが、次の瞬間イルクーボが誰も予想していなかった行動をとった。
イルクーボ「おい。その装置はもう使えるのか?・・・・・・」
G科学者戦闘員「ギィ、後はこのボタンを押せば使用可能です。」
イルクーボ「そうか・・・ふんっ!!」
G科学者戦闘員「ギィッ!?」
滝 「何!?」
藤兵衛「あいつ・・・何を?・・・・・・」
イルクーボ「・・・ご苦労だったな。」
G科学者戦闘員「なっ何を!?・・・・・・」
イルクーボ「ふんっ!!・・・・・・」
G科学者戦闘員「ギィッ!?」
イルクーボ「ふんっ!!」
G戦闘員「ギィッ!?」
イルクーボは突然G戦闘員・G科学者戦闘員達を次々倒していく。滝と藤兵衛はただその光景に唖然としていた。
藤兵衛「仲間割れか?・・・・・・」
滝 「だったら好都合だ。今のうちに・・・・・・」
滝は、隙をついて装置を破壊しようと動いたが、それに気付かないイルクーボな訳も無く、また衝撃波を滝のすぐ近くの床に放ち、滝の動きを止める。
滝 「・・・・・・」
イルクーボ「・・・ふん。・・・・・・」
藤兵衛「なんて奴だ、まるで隙が無い。」
そして、イルクーボはG科学者戦闘員が言っていたボタンに指を置く。それを見た滝は、何が何でも止めようと走るが、イルクーボが腕を滝に向けるとまるで金縛りにあったかのように動きを止めてしまう。
滝 「かっ体が動かない!?・・・ぐっ・・・・・・」
イルクーボ「そこで、おとなしくしていろ。・・・・・・」
滝 「やめろ!!」
イルクーボはとうとうボタンを押す。すると、装置が起動して、中のカプセルに組み込まれていたSプリキュアの死体に刺さっていたチューブが光り出した。すると、やたらとやかましい機械音が辺りに響いてくる。その音は、隣の部屋のにも響いていた。
イルクーボが、装置を起動させる数分前、スペースイカデビルに向かって行った四人はそれぞれ四方に散開して、スペースイカデビルを中心にしてゆっくり歩き回る。
ブラック「ふんっ!!だぁー!!」
スペースイカデビル「キィッ!!・・・キィッ、キィッ、キィッ、キィッ!!」
ブラック「ああっ!?・・・・・・」
1号 「とおっ!!」
スペースイカデビル「キィッ!!」
2号・ホワイト「とおっ!!ぐっ!?・・・・・・」
スペースイカデビル「キィッ!!キィッ!!」
ホワイト「くっ!?」
2号 「がぁっ!?」
1号 「とおっ!!・・・とおっ!!とおっ!!とおっ!!」
スペースイカデビル「キィッ、キィッ、キィッ・・・キィッ!!」
1号 「ああっ!?・・・ぐぅっ・・・・・・」
最初にブラックが飛び出し、正拳突きを放つが左手であっさり受け止めて、右手でブラックを4発ほど殴りブラックは転倒する。1号は続けざまに少し走って、ちょっとだけジャンプして足を上げる蹴りを放とうとしたが、これも後ろにステップして避けられる。しかし、左右から2号とホワイトの挟み撃ちパンチが繰り出さるが、咄嗟にしゃがんで避けられ、反対に二人が互いのパンチを喰らい、怯んだ隙に左にいたホワイトには蹴りを、右にいた2号にはパンチを繰り出す。再び1号が蹴りを放ち、その後回し蹴りを何度も繰り出すが、スペースイカデビルは、バック転を繰り返しながらかわしていく。バック転をやめた直後、腕がイカの足のようになりそれを振り上げて1号をはたく。その威力に、1号も転倒してしまう。
スペースイカデビル「キィッ~!!どうだ!!・・・このスペースイカデビルの力、思い知ったか!!」
ホワイト「くっ・・・スペースイカデビル、あなた・・・何のためにSプリキュアの体を運び込んだの?・・・・・・」
スペースイカデビル「何だと?」
2号 「確かに、もうあの偽物達じゃこの二人には敵わないのはお前にも十分わかっているはずだ。」
1号 「答えろ!!・・・隣の部屋の装置とSプリキュアの死体、この二つには何か関係があるのか?・・・・・・」
スペースイカデビル「ふんっ!!いいだろう。最後だ、聞かせてやろう。そもそも何故、Sプリキュアはプリキュア、お前達の技を吸収するように作られたと思う?・・・・・・」
ブラック「えっ?・・・それが・・・何だっていうのよ!?」
スペースイカデビル「ふふふふ、その理由はお前達の力に着目したからなんだよ!!」
ホワイト「私達の力に、「着目」ですって・・・・・・」
スペースイカデビル「あの日、富士山を爆破し、溶岩の莫大なエネルギーを手に入れるはずだった・・・だが、それが失敗した。」
ブラック「それって、まさか!?」
ホワイト「ええっ。私とブラックがトカゲロンとピラザウルスそして、アルマジロングを倒した時の計画ね。」
スペースイカデビル「もっと他に手っ取り早く莫大なエネルギーを手に入れる作戦が必要だった。そこで思い出したのだ。お前達の必殺技「プリキュア・マーブルスクリュー」をな!!」
1号 「そういえば、Sプリキュアは二人の技を吸収したと聞いたが、二人に倒された時点でまだ体内にそのエネルギーが残っていたとしたら・・・・・・」
スペースイカデビル「その通りだライダー!!・・・Sプリキュアには貴様達を抹殺する他にもう一つの役目があった。それが、プリキュアの技を吸収し、そのエネルギーを我々が有効活用することだ!!例え貴様らに敗れたとしても、体さえ残っていれば体内に残っているエネルギーを抽出し、それを隣の部屋の装置のエネルギー原に出来る!!」
1号 「そういうことか!!」
ホワイト「それで、Sプリキュアの体を運び出していたのね。」
2号 「じゃあ、あの装置は一体?・・・・・・」
スペースイカデビル「あの装置か、あの装置はなぁ、聞いて驚け、あの装置は・・・「タイムマシン」だ!!」
四人 「タイムマシン!?」
スペースイカデビル「そうだ!!・・・ジャアクキングの気配が消えた32年後の時代、そこへ行けば俺はたやすくヘルショッカーのいや、俺様の理想の世界に作り替えることが出来るのだ。」
ブラック「なんてせこい奴なの!?・・・・・・」
ホワイト「じゃあ、私達がこの時代に飛ばされて来たのも、あの装置が原因って事!?」
スペースイカデビル「どうやってお前達がこの時代に来たかは俺も知らん!!お前達の登場はハッキリ言って予想外ではあったが、そのおかげでこうして計画を実行できるんだ。礼を言おう。」
ブラック「あんたなんかにお礼言われたってちっともうれしくなんかないっての!!」
ホワイト「なら、あの装置を破壊するまでよ!!」
1号 「何!?」
2号 「そんなことをしたら君達二人も戻れなくなるぞ!?」
ブラック「・・・構いません!!あいつを止めないと、すべての世界が、あいつのいいようにされちゃいます。」
ホワイト「そんな事、私達プリキュアが絶対させない!!」
1号 「ブラック・・・ホワイト・・・」
2号 「本郷、どうやらこの譲さん方、気は変わらないみたいだぜ。」
1号 「・・・そのようだな・・・ブラック!!ホワイト!!俺達「仮面ライダー」も、一緒に戦うぞ!!」
2号 「うん!!」
ブラック「1号・・・・・・」
ホワイト「2号・・・・・・」
プリキュア「ありがとう。」
四人が決意を新たにしたその時、隣の部屋からやかましい機械音が響いてきた。
ブラック「なっ何!?・・・何の音!?」
1号 「隣の部屋からだ!?」
ホワイト「まさか、マシンが動いたの!?」
スペースイカデビル「そのようだな。・・・俺の勝ちだ!!はははははは・・・・・・」
ブラック「くっ・・・あっそうか!!・・・スペースイカデビル!!あんたをここで倒せばいいのよ!!そうすれば未来に飛ぶことはないわ!!」
2号 「そうか!!その手があったか!!」
1号 「そうと決まれば、奴を倒すぞ!!」
1号の号令に頷く三人はスペースイカデビルに向かって駆け出す。しかし、スペースイカデビルは両腕をイカの足のように変化させ、両腕を四人に向かって突き出す。
1号 「ぐっ!?」
ブラック「しまった!?」
2号 「動けん!?」
ホワイト「ぐぅっ~!?」
スペースイカデビル「はははは・・・キィッ!!」
スペースイカデビルの右腕の触手に1号とブラックが、左腕の触手に2号とホワイトが捕まり、空中に持ち上げられた四人は、スペースイカデビルが自身の両腕の触手をドーンとぶつけると、四人は激突して床に落ちていく。すかさず四人をまた両腕の触手で捕らえて、また空中に持ち上げると、今度は締め付けをきつくしてじわじわと痛めつけていく。四人は苦痛に耐えようと歯を食いしばるが、あまりの痛みにプリキュアは苦痛の叫びを出していた。
スペースイカデビル「ライダー・プリキュア、そろそろ終わりにしてやる。死ね!!」
四人 「ぐぅっ!?」
スペースイカデビルが更に締め付けを強くして、止めを刺そうとしたその時、突如、部屋の中に一つの光が入り込む。突然の事にスペースイカデビルも触手に力を込めるのを忘れ、その光を見ていた。触手の締め付けが止まったことでライダーもプリキュアも乱入してきた光を見る余裕が出来た。
スペースイカデビル「ん!?・・・何だこの目障りな光は!?・・・・・・」
その光はスペースイカデビルの周りを何週か回った後、部屋の中央に一気に急降下して爆発を起こし、煙が出ていた。
スペースイカデビル「んん!?・・・・・・」
ブラック「ん?・・・1号、煙の中に何かいる!!」
1号 「何!?・・・・・・」
四人とスペースイカデビルは、よ~く目をこらして見ると、確かに煙に中に人影が見えた。煙はすぐに散っていき、人影の正体が姿を現す。その人影は、一同の後ろを向いていて、片膝をついていたが、すぐに立ち上がり、一同の正面を向いた。その人影は、身長は少し低く、ブラックとホワイトよりも小さかった。大きな金髪ツインテールが目立ち、何より着ている衣
装や雰囲気がプリキュアにそっくりな少女だった。
???「・・・・・・」
ブラック「・・・誰?・・・・・・」
1号 「どことなく君達に似ている気がするのだが、彼女もプリキュアなのか?」
ホワイト「いえ、プリキュアは私達二人だけのはずです。」
2号 「じゃあ、彼女は一体?・・・・・・」
少女はゆっくり歩き始めて、スペースイカデビルに近づいていく。対するスペースイカデビルは敵意むき出しであった。
スペースイカデビル「貴様、何者だ!?プリキュアの仲間か!?」
少女 「・・・・・・」
スペースイカデビル「答える気は無いか・・・ならば!!」
G戦闘員「ギィッ!!」
少女 「・・・・・・」
G戦闘員「ギィッ!!・・・・・・」
G戦闘員 「ギィッ!!・・・・・・」
少女 「・・・・・・」
G戦闘員「ギィッ!?」
G戦闘員「ギィッ!?」
スペースイカデビル「ええいっ、不甲斐無い奴らめ!!ならば、これはどうだ!!・・・キィッ!!」
少女の周りには、またどこからともなくG戦闘員が複数現れ、少女を囲む。しかし、少女はG戦闘員達を軽くあしらっていく。見かねたスペースイカデビルは、口から墨に見立てた溶解液を放つが、少女は慌てる様子もなく、両腕を広げると、虹色のバリアが現れ、少女を守る。
スペースイカデビル「何!?」
少女 「・・・今度は、こちらの番です。・・・光の意志よ!!私に勇気を!!希望と力を!!・・・・・・」
少女は、いきなり叫びだしたと思ったら、空中から降って来た、ハートの形をした物が少女の右手に落ちて来て、それを掴むと、掴んだそれが、棒のように伸び、少女の右手を離れ、少しだけ宙に浮かびながら回転する。少女の動きに合わせて棒いや、バトンも動いて少女が、上に向けて放ると少女が構える。すると、バトンが少女の身長を上回るほどに大きくなりバトンの周りには虹色の光が円形に張り巡らされていた。それを見た、スペースイカデビルと1号達四人はヒア汗が出ていた。
ブラック「ねえ1号、もしかしてあの子、私達もろとも技を駆けようとしてるように見えるんですけど、私の気のせいでしょうか?・・・・・・」
1号 「いや、俺にもあの少女が俺達もろとも技を駆けようとしているようにしか見えない。・・・・・・」
ブラック「やっぱり・・・そう見えますよねぇ~・・・・・・」
少女 「ルミナス!!・・・ハーティエル・・・・・・」
2号 「君!!ちょっと待て!?」
少女 「アンクション!!」
ホワイト「本当に撃って来たーー!?」
5人、特にスペースイカデビルまでもが「まさか、味方もろとも!?」とは思わなかったので(もっとも、プリキュアの仲間とは一言も言ってはいないが、雰囲気で仲間に見えたからだ。)、一番動揺していた。それで5人全員少女の技に掛かった。スペースイカデビルは急に体が動かなくなり、触手に込められた力が弱まり、四人は解放された。四人は見事に着地したが、四人は体にある異変が起きていることに気付いた。
ホワイト「皆大丈夫!?」
ブラック「うん。何とか・・・もう、何のよあの子!!私達まで巻き添えにすることないでしょもう!!」
1号 「・・・これは・・・・・・」
2号 「本郷、気付いてるか?・・・・・・」
1号 「ああ、一文字お前もか・・・二人共、体に何か異変は無いか?・・・・・・」
プリキュア「えっ!?」
ブラック「・・・あっ!?私達の体・・・虹色に光ってる!?」
1号 「いや・・・そっちじゃないんだが・・・・・・」
ホワイト「・・・なんだか、力が湧いてくるような・・・いえ、力がみなぎってくる!!」
ブラック「そういえば・・・確かに!!」
1号 「おそらくあの技は、彼女が味方と認識した相手には回復の力を与え、逆に敵と認識した者の力を弱める力があるのかもしれない。」
ブラック「そんな都合の良すぎな技ありですか!?どっかの風の魔装機神じゃあるまいし・・・・・・」
2号 「何の話かは分からないが、実際俺達は回復して、スペースイカデビルは動けないようだからな。有りなんだろ。」
プリキュアもスペースイカデビルを見ると、体から虹色の光を出しながらも金縛りにあったかのように動けずにいた。まさに四人とは正反対の状態に見えた。
少女 「ブラック・・・ホワイト・・・・・・」
ブラック「えっ!?・・・何で私達の名前を?・・・・・・」
ホワイト「あなたは一体?・・・・・・」
ルミナス「私はルミナス、シャイニールミナス・・・・・・」
プリキュア「シャイニールミナス・・・・・・」
ルミナス「光の心と光の意志・・・すべてを一つのするために・・・・・・お二人とも、私に力を貸してください。・・・あの怪人を倒す力を、私は持っていません。ですが、お二人が力を貸してくれれば・・・・・・」
ブラック「ルミナス・・・分かった。」
ホワイト「私達の方こそ、力を貸して、ルミナス。」
ルミナス「はい。」
1号 「ルミナス!!」
ルミナス「あ、はい。」
三人は駆け出すが、1号がルミナスを呼び止める。
ルミナス「何ですか?」
1号 「二人を頼むぞ!!」
2号 「頑張れ!!シャイニールミナス!!」
ルミナス「お二人とも・・・はい!!」
ライダーからの激励を受けたルミナスは、プリキュアの後ろに立つ。三人は、スペースイカデビルの正面に立った。
ブラック「っで、私達はどうすればいいの?」
ルミナス「私達三人の力を一つにします。」
ホワイト「私達の力を一つに?・・・・・・」
ルミナス「はい。・・・こうするんです!!」
???「力を合わせるポポ!!」
ブラック「えっ!?ちょっと待って!?」
ホワイト「今の声って!?・・・・・・」
ルミナスは、待った無しと言わんばかりに動き出す。さっきのハート型の道具を胸の前に突き出し、両手で掴むと、虹色の光が二人を包み込む。そして、二人は「マーブルスクリュー」・「レインボーセラピー」を撃つ時のように叫びだす。
ブラック「みなぎる勇気!!・・・・・・」
ホワイト「あふれる希望!!・・・・・・」
ルミナス「光り輝く、絆と共に!!・・・・・・」
プリキュアは手を握りだし、空いている手で握りこぶしを作り、腰に持って来て構える。
プリキュア「エキストリーム!!・・・・・・」
ルミナス「ルミナリオーー!!・・・・・・」
スペースイカデビル「むっ!?・・・があぁぁっっ~~!?」
二人が、それぞれ片足を一歩前に出すと、二人の目の前に強大なハートが現れる。それに向かって手を広げ、突き出すと、ハートから光が放たれ、スペースイカデビルを包み込む。
光が晴れると、そこには技を受けて、苦しむスペースイカデビルの姿があった。
スペースイカデビル「ぐわぁぁ~~・・・おのれ~・・・き、き・さ・ま・ら~~!!・・・・・・」
スペースイカデビルの体から青黒い影が飛び出そうとしているのが見えた一同は、何が起こっているのか分からなかったが、メップルとミップルはスペースイカデビルが最後の悪あがきをしようとしているのが分かった。
メップル「まずいメポ!?奴の精神エネルギーが体から離れようとしているメポ!!」
ミップル「今逃げられると、また何かに憑りつくかもしれないミポ!!」
ブラック「何ですって!?」
ホワイト「じゃあ、今ここで完全に倒さないと!!」
1号 「ブラック・ホワイト!!」
プリキュア「ライダー!!」
2号 「最後は、俺達が決めるぞ!!」
プリキュア「はい!!」
1号 「ルミナス、後は俺達に任せてくれ!!」
ルミナス「はい。分かりました!!」
1号 「行くぞ!!」
2号・プリキュア「おうっ!!・はい!!」
四人はスペースイカデビルの四方に散開して囲み、それぞれの決めポーズを取る。その後、1号・ブラック・2号・ホワイトの順番でジャンプする。
1号 「とおっ!!」
ブラック「たぁっ!!」
2号 「とおっ!!」
ホワイト「とおっ!!」
四人は空中で何回転かして右足を前に突き出す。そして、スペースイカデビルに向かって一直線に向かっていく。
四人 「ライダーァァァーーキィィック!!」
四人のキックをまともに受けたスペースイカデビルはふらふらしており、まるで膨らんだ風船に穴が開いたかのように、体から光が漏れだした。そして、四人を睨み付けがら最後に言い放つ。
スペースイカデビル「キィッ・・・キィッ・・・くっくっそ~・・・これで・・・闇が無くなると思うなよ!!・・・・・・」
1号 「闇が人類を覆う時、・・・・・・」
ホワイト「光もまた、輝く!!・・・・・・」
2号 「この世に、悪がある限り!!・・・・・・」
ブラック「私達の伝説に、終わりは無いのよ!!」
スペースイカデビル「ギィッ!?・・・ぐわぁぁ~~!?・・・・・・」
スペースイカデビルは、断末魔をあげながら、閃光を放った後、完全に消滅した。そして、この瞬間、「ヘルショッカー」は事実上、壊滅したのだった。
ブラック「・・・メップル、スペースイカデビルの気配、まだ感じる?・・・・・・」
メップル「いや、もう感じないメポ。」
ブラック「それじゃあ!!」
ミップル「スペースイカデビルは完全に消滅したミポ。もう復活することはないミポ。」
ホワイト「終わったんですね。やっと・・・・・・」
1号 「ああ、終わった。」
2号 「これで、「ヘルショッカー」も終わりだな。」
四人はルミナスに向き直ると、四人はルミナスに歩み寄る。
ブラック「ありがとう。ルミナス。」
1号 「君が来てくれなかったら、俺達はどうなっていたか分からなかった。本当に、ありがとう。」
ルミナス「お礼なんていいですよ。私は当然の事をしただけですしそれに・・・呼ばれたんです私・・・・・・」
2号 「呼ばれたって・・・誰に?・・・・・・」
ルミナス「それは分かりません。ですが、私の力が必要だ。って呼ばれたんです。」
ホワイト「あなたを呼んだ相手もそうだけど、ルミナス、あなたは一体何者なの?・・・・・・」
ルミナス「すみません。もう時間が無いようです。」
ルミナスが「時間が無い」と言うと、ルミナスの体が光の粒に変わっていくのが見えた。
1号 「ルミナス!!君、体が!?・・・・・・」
ルミナス「大丈夫です。戻る時が来ただけですから。・・・ブラック・ホワイト、またお会いしましょう。・・・未来で、待っています。」
ホワイト「未来って!?・・・・・・」
ブラック「ああっちょっと待ってルミナス!!」
2号 「・・・行ってしまったな。」
1号 「ああ。・・・輝く命、シャイニールミナス・・・か・・・・・・」
四人がルミナスが居た場所を見つめていると、部屋に滝と藤兵衛が入り、四人を見つけると駆け寄ってくる。
滝 「ライダー!!」
1号 「滝!!おやっさんも・・・・・・」
藤兵衛「んん?・・・お前達、ここで誰かと戦っておったんじゃなかったのか?」
1号 「ええ。ヘルショッカーの首領と戦っていました。ですがもう終わりました。」
藤兵衛「そうか。遂に首領を・・・・・・」
2号 「それだけじゃありませんよおやっさん。実は、ほのか達が未来に帰る方法を見つけられそうなんです。」
藤兵衛「何!?・・・そりゃ本当か!?・・・・・・」
四人は、スペースイカデビルの言っていたことを話して、隣の部屋の装置がタイムマシンであることも伝えた。滝は、二人が未来から来たことは知らなかったので、二人が未来から来たという話にはかなり驚いていた。しかし、話が終わると、滝と藤兵衛の表情はすぐれなかった。
藤兵衛「まずいことになったなぁ~・・・・・・」
ホワイト「まずい・・・と言うと?・・・・・・」
藤兵衛「実はさっき、わしら戦闘員達の作業を妨害してやろうとしたんだが、二人の言っとった「イルクーボ」とかいう幹部が出てきおってな。」
滝 「あいつ、この装置が使用可能になったことを確認したら、何故か戦闘員達を倒していきやがったんだ。次々とな。」
ホワイト「なんで、あの人がそんなことを?彼も「ヘルショッカー」の一員のはずなのに・・・・・・」
滝 「俺達にも分からないが、あいつは装置を起動させたら、なんか装置のエネルギーを水晶の玉みたいのに集めてよ・・・・・・」
藤兵衛「その後(あと)、急に妙な穴が宙に空いてな、その穴から一筋の光が出て来てな。この部屋に向かって行ったんだ。」
ブラック「1号、その光って・・・・・・」
1号 「おそらく、ルミナスの事だろう。」
藤兵衛「ルミナス?・・・・・・」
滝 「本郷、ルミナスってなんのことだ?・・・・・・」
1号 「ルミナス・・・彼女のことは俺達にもよくわからないんだ。」
2号 「どうやら、プリキュアに近い存在だと思うんだが、彼女は首領を倒したと同時に消えてしまったんだ。」
滝 「そうなのか。」
ブラック「っで、その後どうなったんですか?」
藤兵衛「その後にな、あいつ装置を壊していきおってな・・・・・・」
四人 「えっ・・・・・・」
ブラック「たっ立花さん、今なんて・・・・・・」
藤兵衛「そ・・・それがな・・・そのぉ~・・・」
滝 「あいつが装置が壊していったんだ。」
ホワイト「そっそんなぁ!?」
ブラック「ぶっ・・・ぶっちゃけ・・・・・・」
プリキュア「ありえな~~い!!」
滝 「すまん!!そうと知っていたら、構わずあいつに向かって行ったのに・・・・・・」
ブラック「えっ!?ああ、そんな謝らないでください滝さん!!」
ホワイト「滝さんのせいなんかじゃありませんから私達気にしていません。」
滝 「二人共・・・すまん!!」
2号 「それでおやっさん。イルクーボはどこに?・・・・・・」
藤兵衛「それが・・・装置を壊した後、どっかに消えていったんだ。」
2号 「そうですか・・・・・・」
1号 「・・・そうだ。二人共、あきらめるのはまだ早いぞ。」
ブラック「えっ!?」
ホワイト「本郷さん?・・・・・・」
滝 「「あきらめるのは早い」って、どうするつもりだ?」
1号 「彼らなら、この基地に捕らえられていた研究員達なら、この装置を修復することが出来るかもしれない。」
藤兵衛「あっ!!そうかその手があったなぁ!!」
滝 「よし。だったら早いとここんな場所から出て、研究員達にこの装置を見てもらおう!!」
6人は、ヘルショッカーのアジトを後にして、外に出る。そして、地獄谷の荒野に出たところで思わぬ人物と再会する。
本郷 「お前は!?・・・・・・」
一文字「イルクーボ!?」
イルクーボ「待っていたぞ、仮面ライダー・・・貴様とは初めて会うな「本郷 猛」。・・・先の戦闘以来だな「一文字 隼人」。・・・そして、久しいな、伝説の戦士「プリキュア」。・・・・・・」
なぎさ「イルクーボ!!今更あんたなんかが出てきたってもう遅いんだから!!」
ほのか「あなたたちの首領である死神博士とデビルザケンナーはもういないわ!!もう、こんなことはやめなさい!!」
イルクーボ「「やめろ」か・・・そうして欲しければ条件がある。」
なぎさ・ほのか「条件?」
本郷 「聞こう!!・・・その条件とは・・・・・・」
イルクーボ「それは・・・「本郷 猛」!!「一文字 隼人」!!お前達「仮面ライダー」と戦う事だ!!」
本郷 「何!?・・・・・・」
イルクーボの出した条件に、全員が驚愕した。イルクーボは元々プリキュアの敵、ならば向けてくる敵意もプリキュアのはずだが、その敵意が向けられたのはまさかの「仮面ライダー」であった。
滝 「おい!!そんなことしてなんになる!?」
藤兵衛「そうだ!!ヘルショッカーはもう滅んだんだ。今更お前一人があがいても無駄だ!!」
イルクーボ「どうした!!戦うのか?戦は無いのか?・・・・・・」
本郷 「・・・・・・」
一文字「本郷、どうする?・・・・・・」
本郷 「・・・その挑戦・・・受けて立つぞイルクーボ!!」
藤兵衛「ええっ!?」
なぎさ「本郷さん!?」
ほのか「なんでなんですか!?・・・・・・」
本郷 「・・・俺は、仮面ライダーである以前に、一人の男でもある。だから俺は、叩き付けられた挑戦から逃げるつもりはない!!」
なぎさ「本郷さん・・・・・・」
一文字「まっそういうことだな。」
ほのか「一文字さんまで!!」
一文字「悪いが、君達も、おやっさん達も手を出さないでくれよな。」
本郷 「奴は俺達二人を、わざわざ指名してきたんだ。それに応えるのも、挑戦状を叩き付けられた俺達の義務でもある。・・・行くぞ隼人!!」
一文字「おうっ!!」
本郷 「ふんっ!!・・・ライダァァーー変身!!」
一文字「変ー身!!」
本郷・一文字「とおっ!!」
イルクーボ「これが、仮面ライダー1号と2号か・・・・・・」
1号 「行くぞ、イルクーボ!!」
イルクーボ「来い、仮面ライダー!!」
双方は共に駆け出し、2・3歩で相手を掴める位の距離にまで近づく、ダブルライダーは同時にパンチを繰り出すが、イルクーボは前転して、二人の隙間をくぐり、1号に張り手を放つと1号は正面から地面に転倒し、2号と取っ組み合いになる。
2号 「とおっ!!とおっ!!」
2号は蹴りを2発放つが、イルクーボはそれをはたき、軽くいなす。そして2号はショルダータックルをぶつけ、イルクーボも後ろに後ずさった。そして、よろけて1号の方に向いた瞬間に、今度は1号と取っ組み合いになり、1号はイルクーボを掴んだまま反時計回りに回転していく。
1号 「とおっ!!」
イルクーボ「ぐっ!?・・・チィッ!!・・・・・・」
2号 「とおっ!!」
イルクーボ 「おっ!?」
2号 「ライダーァァキィィック!!」
イルクーボ「させるか!!」
2号 「ぐあっ!?・・・ぐぅ・・・・・・」
イルクーボ「ふっ・・・何!?」
1号 「ライダァァー!!・・・・・・」
イルクーボ(攻撃が間に合わん!!)「チィッ!!・・・・・・」
1号は回転を止め、イルクーボを投げ飛ばすと、すかさず2号が「ライダーキック」を放つ。しかし、衝撃波を放って2号の攻撃を止めたが、そのすぐ後に1号も仕掛けて来ていて、衝撃波が間に合わないと判断したイルクーボは腕をクロスして防ぐ。間一髪防ぎ、してやったといった顔をしたイルクーボだったが、詰めが甘かった。1号は空中で体の向きを変え更なる蹴りを放った。
1号 「連続キィック!!」
イルクーボ「がぁっ!?・・・・・・」
1号は、空いていた左足でイルクーボの首筋を狙い蹴りを放った。続けざまに「ライダーキック」を放たれるとは思わなかったので完全に油断していたのが幸(さいわ)いした。
イルクーボは蹴られた首筋を手で押さえながら痛みをこらえようとしていた。
この戦いを見ていた一同は固唾(かたつば)を飲みながら見守っていた。特に幾度となくイルクーボと実際に戦って、奇跡無くしては一度も勝ったことが無かったなぎさとほのかはいくら「仮面ライダー」の二人でも全く油断を許さない相手だということを良く知っていたので、二人がイルクーボと互角に戦っているのに驚いていた。
ほのか「すごい・・・一文字さん達、イルクーボと互角に戦っている!!」
なぎさ「私達でも、まともに戦っても互角になんてならなかったのに・・・やっぱりすごい。・・・・・・」
藤兵衛「二人ともーー!!がんばれーー!!」
2号 「本郷!!今がチャンスだ!!」
1号 「おう。・・・イルクーボ!!これで最後だ!!受けてみろ!!・・・とおっ!!」
2号 「とおっ!!」
イルクーボ「ぐぅっ!?・・・・・・」
ライダー「ライダーーァァ!!・・・・・・」
イルクーボ「・・・・・・」
ライダーは、次に放つ技でこの戦いを終わらせるつもりでいた。イルクーボはライダーがジャンプし、足を突き出すのを見ると、静かに立ち上がり、両手を広げて、明らかに次の一撃を受け入れようとしているかのような動きを見せた。一瞬不審に思ったライダーだが、もう勢いは止まらず、最後の一撃を決める。
ライダー「ダブルゥキィィック!!」
イルクーボは、防ぐも勢いを殺そうともせずに、ただ「ライダーダブルキック」を受けた。それを喰らい、後ろに吹き飛び、大の字に背中から倒れこんだ。
滝 「やった・・・ライダーが勝った!!」
藤兵衛「おおっ!!」
なぎさ・ほのか「・・・・・・」
藤兵衛「ん?・・・どうした?勝ったんだぞライダーが。もっと喜ばんか。・・・・・・」
なぎさ「いえもちろん、本郷さん達が勝ったのはうれしいですよ!!ただ・・・・・・」
藤兵衛「「ただ」・・・何だっていうんだ?・・・・・・」
滝 「おやっさん、俺達もライダーの所に行きましょう。」
藤兵衛「おおっ!!そうだな。」
一同はライダーの下に駆け寄ると、イルクーボもよろよろと立ち上がり、ライダーはイルクーボから未だに目をそらさない。
滝 「あいつ、まだ動けるのか!?」
藤兵衛「だったら早く止めを刺してしまった方が・・・・・・」
1号 「待ってくださいおやっさん・滝。」
2号 「イルクーボ、お前なんで最後にわざと俺達の攻撃を受けたんだ。」
滝 「えっ!?」
藤兵衛「なんだって!?・・・・・・」
なぎさ「やっぱり・・・・・・」
イルクーボ「やはり、気付いていたか・・・流石に、あからさまだったか・・・・・・」
ほのか「イルクーボ・・・あなたは一体、何がしたかったの?・・・・・・」
イルクーボ「・・・「何がしたかったか」か・・・あえて言うならば・・・お前達が、ジャアクキング様から守り通し、キリアが我々を裏切ってまで守ろうとしたこの「虹の園」と、お前達がどこまで闇に抗(あらが)えるのかを見てみたかった。といったところだな。・・・・・・ふっ!!」
イルクーボが右手を横に突き出すと、空間に穴が開いた。その瞬間、イルクーボは更に息が上がっていたように見えた。
1号 「これは!?・・・・・・」
イルクーボ「案ずるな。もう私はお前達と戦うつもりはない。」
2号 「じゃあ、この穴は一体何のつもりだ!?」
イルクーボ「・・・この穴は・・・プリキュア、お前達の元居た世界につながっている。」
なぎさ「えっ!?・・・どういうこと?」
ほのか「何故、あなたがそんなトンネルを作れるの?それにみすみす私達を元の時代に帰すなんて・・・・・・」
イルクーボ「簡単なことだ。お前達をこの時代に呼び寄せたのは・・・この、私だからだ。」
それを聞いた一同は、とても信じられなかった。何故敵であるイルクーボが、わざわざ自分達の障害を呼び寄せたのか?・・・それにはある思いがあった。
イルクーボ「あの日、ジャアクキング様によって闇に帰った私は、ジャアクキング様に吸収される前にこの時代へデビルザケンナーの力で飛ばされた。直々にジャアクキング様に消されたことで私の心にはジャアクキング様への忠誠心が薄れていた。そして、思い出したのだ。かつてお前達に敗れた時に浴びた光の力を。・・・今にして思えば、あの光はお前達のこの「虹の園」や友達(ともたち)への思いが込められていた分、とても暖かい光だった。・・・私はこの時代で再び肉体を持ち、「ヘルショッカー」の大幹部として動いていたが、お前達が守ってきた未来が、この後、どうなっていくのかを見てみたかったのだ。そして私は、未来からお前達を呼び寄せたのだ。」
滝 「じゃあまさか、FBI本部に暗号文を送ったのも・・・・・・」
イルクーボ「私だ。」
藤兵衛「店に電話を入れたのもお前か!?・・・・・・」
イルクーボ「それも私だ。」
1号 「そうだったのか・・・・・・」
2号 「じゃあ、装置を破壊したのは何故だ?」
イルクーボ「必要が無かったからだ。私の力があれば、プリキュアを元の時代に帰すことも可能だからな。ただ・・・流石に元ドツクゾーンNO.2の私でもそう何度もタイムホールを作る事は容易では無かった。そこで私は、Sプリキュアに流れているお前達のエネルギーを吸収して、今、最後のタイムホールを作ったのだ。」
ブラック「じゃあ、あのルミナスって子を呼び出したのもあんたなの?」
イルクーボ「ルミナス?・・・そうか。あの時感じた気配はそのルミナスと言う者だったのか。私は未来の世界から感じたお前達によく似た気配を辿って、呼び出しただけだからな。」
ブラック「そうだったんだ。」
そうして、イルクーボの真意を知ることが出来た。因みに2号を襲ったのは、単に「仮面ライダーと戦ってみたかっただけ」なのと「ヘルショッカーの目を欺くため」であった。そして、最後にわざわざダブルライダーに挑戦してきた理由を聞くと・・・・・・
イルクーボ「プリキュアと違い、闇から生まれたにもかかわらず、光の世界で生きるお前達に、私の最後の生き様を、覚えておいてほしかった。それに、私も元とはいえドツクゾーンの戦士だ。消えるにしても、お前達のような勇敢な戦士達と戦って、消えたかった。」
1号 「イルクーボ・・・・・・」
イルクーボ「話は終わりだ。プリキュア早く行け!!デビルザケンナーが消えた今、私ももう長くはない。私が消えたら、このタイムホールも消えてなくなるぞ!!」
イルクーボの話を聞き、なぎさ・ほのかは、無言でゆっくりタイムホールの前に近づいていき、タイムホールまじかで振り返る。
なぎさ「本郷さん・一文字さん・立花さん・滝さん。今まで・・・お世話になりました!!」
ほのか「私達、みなさんと過ごしてきた日々、絶対に忘れません!!」
なぎさ「辛いことも結構ありましたけど、おかげで、未来での戦いでも、これからやっていける自信が付きました!!」
ほのか「お二人の・・・「仮面ライダー」が平和を守って来たように、私達も皆を守っていきます!!」
なぎさ「繋げて来てくださいね。私達の時代まで・・・・・・」
1号 「ああ。繋げていくさ。必ず!!」
2号 「二人も、君達の後の世代のためにも、未来を繋いでいってくれ。」
なぎさ・ほのか「はい!!」
二人は、タイムホールに飛び込み、その瞬間、タイムホールも閉じた。それを見届けたイルクーボは、満足したのか、すがすがしい顔をしていた。
イルクーボ「これでもう大丈夫だ。あの二人は時期に元の時代に戻るだろう。」
藤兵衛「おい、イルクーボ!!お前、これからどうするつもりだ?」
イルクーボ「言っただろう。私はもう長くはない。もう消える時間だ。」
1号 「イルクーボ・・・・・・」
イルクーボ「何だ?仮面ライダー・・・・・・」
1号 「ありがとう。あの二人を、あるべき場所に、返してくれて・・・・・・」
イルクーボ「・・・・・・」
1号 「どうかしたか?」
イルクーボ「・・・いや、・・・まさか敵に礼を言われるとは思わなかったのでな、反応に困っていただけだ。」
2号 「お前には、俺も感謝している。お前があの二人を呼んでくれたから、俺達も彼女たちと知り合うことが出来た。」
イルクーボ「・・・・・・」
1号 「お前は、俺達と勇敢に闘った、誇りある戦士だ。」
2号 「お前と言う戦士が居たことを、俺達は絶対に忘れない!!」
イルクーボ「そうか・・・・・・」
イルクーボは、ライダーの言葉を聞き終えると、笑って、光の粒子になりながら消えて行く。その最中、どこからか「私も、次に生み出されるとしたら、お前達と肩を並べて戦いたいものだ。」と言っているイルクーボの声が聞こえてきた。
2号 「・・・行ってしまったな、皆・・・・・・」
1号 「・・・ああ・・・・・・」
2号 「また・・・会えるだろうか、あの二人に・・・・・・」
1号 「・・・会えるさ。」
1号は、2号・滝・藤兵衛を見ながら言葉を続けていく。
1号 「彼女達の言っていたように、この先の未来に、他の「仮面ライダー」が現れた時、俺達は全力で、彼らをサポートしよう。そして、それが、彼女達のいる未来に紡がれていく。・・・俺達は、闇から生まれたからこそ、光を目指して戦い続ける。・・・俺の・・・いや、俺達の名は・・・・・・」
1号は拳を天高く突き上げながら、この広い青空に向かって、今去って行った仲間に誓いを立てた。
時は進み、2005年・・・とある公園にて、静かな公園に突如、妙な穴が開く。その穴から二つの人影が飛び出す。
なぎさ「ああっ~!?」
ほのか「きゃあ~!?」
なぎさ「ぐえっ!?・・・・・・」
ほのか「いったたた・・・あっ!?なぎさごめん!!大丈夫!?・・・・・・」
ふたりは、タイムホールから出て、いや、放り出されると、ほのかはなぎさを下敷きにしてしまっていた。なぎさは「大丈夫。」と言って、ほのかもすぐになぎさからどいた。二人は、周りを見渡すと、そこは見覚えのある公園だった。そこは、彼女達が過去に飛ばされる直前まで居た公園だった。
どうでもいいかもしれない事ですが、「スペースイカデビル」の声のイメージは、「イカデビル」のままのつもりです。
後、結局ルミナスを出すことにしました。最初は、オリジナルの合体技で倒すことを考えたのですが、唐突に「仮面ライダー正義の系風」を思い出して、使ってみました。
「連続ライダーキック」も「ヒーロー戦記」で使われた技なので、プレイしたことのある人は想像しやすいと思いますよ。多分・・・・・・
イルクーボとの会話の辺り、なんか駄文かもしれませんが許してください。
後、ハサミジャガーとカメバズーカーそして、デストロン首領も出そうかとも思ったんですけど、直接の絡みは無いのでやめました。
そして、次の話で最終話の予定です。
『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?
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スター×1号・ミルキー×アマゾン
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スター×アマゾン・ミルキー×1号