あれから、1年が経って2006年・・・私とほのかはその後も「ドツクゾーン」と戦い続けた。あれからすぐに「九条 ひかり」こと「シャイニールミナス」が仲間に加わったけど、あの時、知り合ったルミナスは、どうやらもっと先の未来・・・といっても多分見た目からしてそう遠くない未来から駆けつけてくれたひかりなのだろうと私は思う。
それはさておき、私とほのかは今日卒業式だったんだよね。それで、「卒業祝い」に「タコカフェ」行ったんだけどそこには、戦いが終わって「光の園」に帰ったはずのメップル達と、もう会えないと思っていたひかりが「九条 ヒカル」って弟を連れて、また私とほのかの前に来てくれたの・・・・・・
メップル「腹減ったメポ」
なぎさ「ありえな~~い!!」
アカネ「ん?どしたの?何が「ありえない」って?」
なぎさ「あっいえいえ何でもないです!!」
アカネが「そう?」と仕事に戻ったのを見ると、なぎさ達は「ホッ」と息を吐いた。そして、ワゴン車から店の主人である「藤田 アカネ」が、なぎさとほのかのタコ焼きを持って来てくれる。なぎさとほのかも早速、爪楊枝を手に取り、食べ始めると、アカネが何かを思い出したかのように左手を広げて右手で握りこぶしを作り、「ポンッ」と叩く。
アカネ「あっ!!そうそうひかり・なぎさ・ほのか、言い忘れてたんだけどさぁ~今日はもう少ししたら店じまいするから。」
ほのか「えっ!?何でですか?」
アカネ「いやさ、今日卒業式したあんた達にこんな話するのもなんだけど、実は今日、あたしの母方の爺さんの命日なんだ。」
ほのか「そうなんですか。」
なぎさ「・・・(ごくりっ)アカネさん。私達も行っていいですか?」
ほのか「達?」
アカネ「えっ!?いいけど、なんでまた・・・」
なぎさ「いや~普段からアカネさんにはお世話になってますし、そのお爺さんにも挨拶したいかなぁ~っと思いまして」
アカネとなぎさがそうこう話をしている内にタコ焼きも食べ終わり、タコカフェの店じまいの手伝いもして、5人で墓参りに行くことにした。
なぎさ「ところで、アカネさんのお爺さんって、どんな人なんですか?」
アカネ「ああ、あたしの爺さんは若い頃にオートバイレーサーをやってたらしくってさぁ、バイクの運転がすっごく上手かったんだってさぁ。」
なぎさ「へぇ~」
アカネ「んで、引退後は、現役時代に溜めてた貯金で色々お店を経営してたらしいのよねぇ~」
ひかり「どんなお店なんですか?」
アカネ「あ~・・・あたしが知ってるのだけでも4つだったかなぁ?・・・確か、喫茶店を2つ、バイク用品店を1つ、スポーツ用品店を1つ・・・だったかなぁ~」
ひかり「すごいですね。お店を4つも持っているなんて」
なぎさ「そういうのって確か、「ランチャー経営者」って言うんでしたっけ?」
ほのか「なぎさ、それを言うなら「ベンチャー経営者」よ。それにしてもお店を4つも経営していたなんて凄いですね。」
アカネ「でしょ!!それだけでもすごいのにさ、お店やりながらも、知り合いの人をオートバイレーサーにして、自分の夢を叶えようと厳しく鍛えてたって話もきいたのよねぇ~。」
なぎさ・ほのか・ひかり「へぇ~」
なぎさ(なんか、立花さんみたいなお爺さんなんだなぁ~)
アカネ「実はあたしがタコ焼き屋やってるのも、その爺さんがきっかけでもあるのよねぇ~。」
なぎさ「そうなんですか?」
アカネ「実はさ、あたしが爺さんのところに遊びに行くときはよく、タコ焼きを作ってくれたのよ。あたしもよく手伝ってさ、いつの間にか爺さんと同じ味のタコ焼きを作れるようになってさ・・・会社を辞めて、お店を始めたのも、爺さんのタコ焼きを多くの人に知ってもらいたいってのがあったからなのよ。」
ほのか「へぇ~あっじゃあアカネさんの淹れたコーヒーも、もしかしてそのお爺さんから教わったんですか?」
アカネ「ん?そうだよ。爺さんってコーヒーを売りにしてた喫茶店やってたから美味しいコーヒーの淹れ方も知っててさぁ、ホント、色々あたしもお世話になったんだよ。だから、命日には、絶対顔を出しておきたくってさぁ。」
なぎさ達が感心していると、丁度目的の墓に着いた。そして、その墓標に彫られた名前を見たなぎさとほのかは目を大きく広げていた。その人物の名前は・・・・・・
ほのか「「立花 藤兵衛」・・・・・・」
なぎさ「立花さん・・・・・・」
アカネ「あれ?二人共、どうかした?」
二人はやっと気付いた。1年前(というより33年前)に、過去の世界で食べたタコ焼きを他の場所で食べた覚えがあったが、それがどこなのか当時は分からなかったが、それは身近な場所だった。そしてそれが、アカネが誰の孫なのかを示す物でもあった。
なぎさ(なんだ・・・そういう事だったんだ)
ほのか(立花さんは、今でも私達を見守っていてくれていたのね。)
二人は、墓石の前にしゃがみ込むと、手を合わせて、静かに黙とうをした。
アカネ「・・・あれ?今年はまだ無いなぁ~」
ひかり「無いって、何がですか?」
アカネが言うには毎年、自分が来る前に、誰かが墓に花と線香が添えてあったのがだが、今年はまだそれが無いそうなのであった。そんな話をしていると、こちらに近づいてくる二人の男性が居た。
男性A「すみません。俺達も、その墓の人に花を添えてもいいですかな?」
アカネ「えっ!?ああどうぞって、・・・その花・・・・・・」
男性Aの手には風鈴草の花が握られていた。アカネはこの男性2人が毎年先に来ていた他の墓参りの人だと確信した。そして、この声を聞いたなぎさとほのかは、耳を疑い、声のした方を見るとそこには、33年前と変わらない。仲間達の姿があった。彼女達はそんな彼らの名前をちゃんと覚えていた。男性二人も、墓の前でしゃがみ込み、黙とうを始めた。
男性A「・・・帰って来たよ。・・・おやっさん。・・・・・・」
男性B「・・・・・・」
なぎさ「・・・おかえりなさい。本郷さん・一文字さん。」
ほのか「立花さんには、なんて報告したんですか?」
本郷 「なに、たいした事じゃないさ。」
一文字「俺達は、今もこっちで元気にやっている。ってな。」
ほのか「そうですか。」
「本郷 猛」・「一文字 隼人」33年前と変わらない姿と、全く変わらない熱い心を持った男達。
そんな彼らのもう一つの名前は・・・・・・
『仮面ライダー』
最終話は、短編になってしまいつまらなかったかも知れませんが、これが自分の限界です。今まで、読んでくださってありがとうございます。
後、本郷が持っていた花は「感謝の心」と言う花言葉があったので、選びました。
劇場版「仮面ライダー1号」で、おやっさんに孫がいた。という設定をパクったみたいになってしまいましたが、あの設定は、この小説を考えた当初から考えていました。
(でも本編で、おやっさん「自分に娘がいない!!」って自分で言ってたんだよなぁ~詳しくは2号が登場したばかりの頃の話。)でも、実際アカネさんとおやっさんって似ているところが結構あると個人的に思うんですよねぇ~。
それでは、これで失礼!!さいなら、さいなら・・・・・・
『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?
-
スター×1号・ミルキー×アマゾン
-
スター×アマゾン・ミルキー×1号