仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

22 / 81
次週続けてコラボ編4話目の投稿と行きたかったのですが、まだ完成していないため予定よりも投稿が遅くなりそうです(;´Д`)(汗)・・・

『苺鈴外伝』本編の方でもブラック・ホワイトは活躍していますよ!!


CCさくら『苺鈴外伝』編 3話「愛よ届け!ツインラブギター!」

場所は変わり整備された海岸近く・・・えみるとルールーは互いを見ており、はな達・なぎさとほのか・苺鈴とブリジットも物陰から事の成り行きを見守っていたところであった・・・

 

えみる「ルールーには言いたくないのです!!」

 

ルールー「嘘をつかれるのは傷つきます!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

はな 「フレ!!フレ!!えみる!!頑張れ!!頑張れ!!ルールー!!おっー!!」

 

苺鈴 「何やってんの?」

 

はな 「二人の『応援』」

 

苺鈴 「ふ~ん」

 

ほまれ「はなのフレ!!フレ!!はとっても良いよ?見てて気持ちいいんだ」

 

さあや「私達もはなの応援にはいつも『元気』を分けてもらってる。そんな感じがするの」

 

苺鈴 「チアリーディングでもやってるの?」

 

はな 「ううん。私部活は入ってないから特には何も・・・」

 

苺鈴 「そう・・・チアやってたらさくらといい勝負してたかもね?」

 

はな 「『さくら』って確か苺鈴ちゃんの元居た世界の友達だよね?」

 

苺鈴 「そっ、あの子チアやってて、演舞が上手でさ?元気が取り柄みたいなところもあるから二人揃えば良いチアが出来るかもね?」

 

はなは小声で控え目な振り付けも付けてえみる・ルールーの話し合いの応援をしており、その様子に苺鈴は何しているのかを尋ねる。さくらの名前を出して軽くホームシックになったが、その傍(かたわ)らでなぎさは自身に起こった出来事を思い出していた

 

なぎさ「何か懐かしいね?私達にもこんなことあったよね?」

 

なぎさの言葉にほのかも1年前に起こった事を思い出していた。まだプリキュアになって日が浅かった頃、ふたりはあることがきっかけで喧嘩してしまったが、そのことがあったからこそ本当の友情が生まれ、そこから本当に『ふたりはプリキュア』が始まったと言っても過言ではない。

 

苺鈴 「私達の場合だと初めからぶつかり合っての始まりだったわよね?」

 

ブリジット「でしたね、はい」

 

苺鈴 「それにしてもルールーさん・・・アンドロイドの割にはあんなにほっぺ伸びるのね?」

 

なぎさ「それ今気にする事?あの二人が仲直り出来るかの方が心配じゃない?」

 

苺鈴 「何言ってるんですか?あの二人だからこそ、心配してないんじゃないですか?」

 

ほのか「あの二人だから?」

 

苺鈴 「えぇ。お二人もあの二人がこれで終わっちゃうようなもんじゃないって信じているからこそそんな風に昔の事を思い出して、そんなに心配してないんでしょ?」

 

なぎさ・ほのかの昔の話を聞いた苺鈴とブリジットも自分達も初めは敵同士としてぶつかり合った事を思い出しそして、お互いに絆が生まれていったのだ。喧嘩したと言っていたえみるとルールーはそれでもお互いに思い・相手と向き合おうと行動しているのを見て、「これなら心配いらない」と感じたからこそ、4人はそんなに心配せずに事の成り行きを見守っているのであった。

 

ほどなくしてえみる・ルールーはお互いの気持ちを言い合い和解することが出来た。えみるは「ルールーの代わりはいない!!」・ルールーは「嘘をつかれるのは嫌な気持ちになる!!」とぶつけ、えみるはブレスレットを、ルールーはギターを一つずつそれぞれ渡しそれを見届けた。

 

はな 「愛だねぇ~」

 

はぐたん「あいぃぃ~!!」

 

ブリジット「この場合は友情なのでは?」

 

苺鈴 「ブリジットさん。野暮(やぼ)な事突っ込んじゃ駄目よ?」

 

ブリジット「・・・これ私が間違ってるんですかねぇ?」

 

ほのか「んん~~・・・さぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は変わり、タワーの屋上・・・ここに一人の女性が訪れていた・・・両手に紫色の小さい金平糖(コンペイトウ)のような物を大量に抱えていた。女性の正体は『クライアス社』の『パップル』で抱えていたのは取り扱う負のエネルギー『トゲパワワ』である。彼女はゆっくりと階段を登りながらある人物の登場を待っていた・・・

 

パップル(あの人はきっと来る・・・馬鹿な事をするなって止めに来てくれる・・・私を・・・愛してくれているなら・・・)

 

とうとう屋上へと出て来たが、そこには誰もおらず、誰も追いかけてくる事も無かった・・・

 

パップル「愛されなかった・・・」

 

パップルは止めて欲しかったのであろう。愛した一人の男性に、自分の事を愛してくれているのなら・・・そんな期待をしていたが、それは幻想であった事に心は折れ、遂に『トゲパワワ』を自身の体に注入して一体の怪物へとその身を変えてしまった・・・

 

怪物の名は『オシマイダー』全長はおよそ10メートルはありそうで、呼称(こしょう)するのなら『パップルオシマイダー』とでも言おうものか・・・

 

オシマイダーは雄たけびと共にタワーを崩落させ、周辺を手当たり次第に攻撃を始めるのであった。

 

そしてその様子は近くにいたなぎさ達にも見えていた・・・

 

苺鈴 「サイアーク!?いや違う!!」

 

ブリジット「ヨクバールでもないです、はい!!」

 

はな 「あれはクライアス社だよ!!」

 

ほのか「あれがクライアス社・・・」

 

なぎさ「はなちゃん達が戦っている組織・・・」

 

「オシマイダァァ~~!!」と叫びながら『パップルオシマイダー』は無差別に街を破壊していく・・・それに巻き込まれないように逃げ惑う人々を特に狙う訳でないが、瓦礫やオシマイダーの暴れた時に発生する地震の二次被害で更なる被害が生まれていき、それを見た苺鈴とブリジットは行動に移すのであった

 

苺鈴 「皆!!ここは私達が行くわ!!ブリジットさん!!」

 

ブリジット「了解です、はい!!って・・・あれ?」

 

苺鈴 「あっ!?」

 

苺鈴・ブリジット「サイクロードがない!!・私の剣がない!!」

 

勇ましく出陣しようと意気込んだは良かったが、二人の目が点になり、構えた苺鈴の腰とブリジットの両手にはベルトと短剣の形をした点線が出たり消えたりして、自身の得物がこの場に無い事にようやく気付き、このままでは戦えないと二人は急いで得物を取りに行く羽目になってしまった・・・

 

因みに苺鈴の言った『サイクロード』とは『仮面ライダースーパー1』の変身ベルトの名前で彼女の元いた世界で『プレシア・テスタロッサ』との決戦の前に友人の『木之本 さくら』が彼女のために魔法で作り出し、用意した装備でもあったのだ

 

ブリジット「何で置いてきちゃったんですか!?」

 

苺鈴 「しょうがないでしょ!!あれって目立つし、コート着て隠そうにもこの暑さでコートはきついでしょ!!そういうブリジットさんだって何で置いて来ちゃったんですか!?」

 

ブリジット「しょうがないでしょ!!あれこの世界では『銃刀法違反』なんですから!!」

 

苺鈴 「今更それ言う!?」

 

 

二人は軽く言い合いをしながらも急いで自身の武器を取りに行く羽目になってしまう。

 

そして、はな達はポーチからスマフォのような物を取り出しそれをハートの形に変えるとなぎさ・ほのか同様に特定の構え、セリフを紡いでいく・・・

 

はな達「ミライクリスタル!!・・・ハート・キラット!!・・・はっぎゅうぅぅ~~!!・・・」

 

はな達は光に包まれそのまま来ている衣装が初めてあった時の物すなわち『プリキュア』の衣装に変わり、髪形も変わっていた。

そして、変身を終えたはな達はやっぱりなぎさ・ほのかの時と同様にそれぞれの名乗りを上げていた

 

エール「輝く未来をっ~~・・・抱きしめて!!・・・皆を応援!!元気のプリキュア!!キュアエェェ~ル!!」

 

アンジュ「皆を癒す!!・・・知恵のプリキュア!!キュアアンジュ!!」

 

エトワール「皆輝け!!・・・力のプリキュア!!キュアエトワール!!」

 

マシェリ・アムール「皆大好き!!愛のプリキュア!!」

 

マシェリ「キュアマシェリ!!」

 

アムール「キュアアムール!!」

 

エール達「Hguっと!プリキュア!!」

 

エール「皆行くよ!!」

 

5人はその場から大ジャンプし、一気にパップルオシマイダーとの距離を縮めて攻撃を開始した

 

エール「フラワァァーーシュュット!!」

 

アンジュ「フェザァァー・・・ブラスト!!」

 

エトワール「スタァァ・・・スラッシュ!!」

 

マシェリ・アムール「はあぁぁっ!!」

 

プリキュアに変身したはな達はそれぞれの技を繰り出しオシマイダーと交戦する。しかし、相手のオシマイダーの力が大きく上回っていたせいかそれらを腕で振り払い、カウンターでプリキュア達を攻撃する。攻撃を受けたプリキュア達は海岸の方へと吹き飛ばされ砂煙が塔のように高く上がりエール達5人はダメージが大きかったのかすぐには立ち上がれなくなっていた・・・

 

オシマイダー「ぐあぁぁぁぁっっ~~!!・・・」

 

オシマイダーはエール達に向けて口から光線を放とうとエネルギーを口元に集中させる。『絶体絶命』はたから見るとそんな状態であった。ダメージで未だに動けないプリキュア達はそのエネルギーを茫然と見つめていた。そして、エネルギーが放たれる。まさにその瞬間であった・・・

 

なぎさ・ほのか「デュアル・オーロラ・ウェェェ~~ブ!!」

 

オシマイダー「ぐおっ!?」

 

ブラック「光の使者!!キュアブラック!!」

 

ホワイト「光の使者!!キュアホワイト!!」

 

二人 「ふたりはプリキュア!!」

 

ホワイト「闇の力の僕(しもべ)達よ!!」

 

ブラック「とっととお家に帰りなさい!!」

 

エール「来たぁぁっーー!!」

 

突如、オシマイダーの口元のエネルギーに向かって、二つの光がぶつかる。それがエネルギーと相殺されエール達は窮地を脱し、エール達の視線の先には勇ましい後姿を見せるブラックとホワイトがいた

 

オシマイダー「おおぉぉっーー!!」

 

オシマイダーが右拳をふるうと、それを二人で受け止め、踏ん張り最後には同時に上へと振り上げ、オシマイダーはその反動でバランスを崩しかける

 

オシマイダー「ぐああぁぁっーー!!」

 

ブラック「だだだだだだっ!!だあぁっー!!」

 

オシマイダー「ぐぉっ!?・・・おぉっ!?」

 

ホワイト「はああぁぁっぁっーー!!てやっ!!」

 

オシマイダー「ぐおぉっ!?」

 

オシマイダーの連続ナックルをブラックも負けじとナックルの連打で応戦し、最後のアッパーがオシマイダーの拳を頭上高くに押し上げ、ホワイトはその隙にオシマイダーの顔面と同じ高さにまでジャンプして連撃の蹴りを放っていき、オシマイダーは両腕を交差し何とか防御するが、最後の蹴りが一際大きく力が込められていたためか、防御を崩されてしまいオシマイダーに隙が出来る

 

ホワイト「・・・ふっ!!・・・プリキュア!!マァァンジキィィッーク!!」

 

オシマイダー「ぐおぉぉっ!?」

 

ブラック「はあっ!!・・・プリキュアきりもみシュゥゥッ~ト!!」

 

オシマイダー「おおぉぉっぉっっ~~!?」

 

ブラック・ホワイト「・・・・・・」

 

エール「すごい・・・」

 

ホワイトは砂地に着地すると2~3回砂地をバウンドするかのように跳び、再びジャンプすると、『プリキュア卍キック』をオシマイダーに放ち、受けたオシマイダーはドリルの回転のように回りながら宙に吹き飛び、ブラックもオシマイダーを追うかのように宙に跳ぶとその巨体のせいか、いつもよりも力を込め『プリキュアきりもみシュート』を放ち、オシマイダーは海面に落ちていき水しぶきが一瞬だけだが雨のように降り注ぎ、二人はオシマイダーが落ちた海を見つめながら構えを解かず、警戒する

 

オシマイダー「オシマイダァァァァァ~~~~!!オシマイダァァ~~・・・」

 

海面から再び姿を現したオシマイダーはまるで泣いている顔を隠すかのように両手で顔を隠す。声も何故だか悲しんでいるかのように聞こえ、その声を聴いたアムールに心に強く響いてきた・・・そして脳裏に浮かんだある人物の名前を言ったのであった・・・

 

アムール「パップル?・・・」

 

ブラック「『ぱっぷる』って?」

 

アムール「私の上司です。クライアス社に在職して居た頃の・・・」

 

ホワイト「それがどうしてこんな姿に?・・・」

 

アムールが言うには、自分に『トゲパワワ』という心の闇の力を凝縮したものを注入した事で今の姿になっているとのことであり、その分力を手に入れたが、同時に心の状況が深刻になっているとの事でった・・・

 

アムール「パップルは・・・泣いています・・・胸に響いてきます。痛く苦しいほどに・・・それが伝わってきます・・・私に行かせてください!!」

 

マシェリ「・・・『私達』に行かせてください!!」

 

ブラック「私は信じてるよ」

 

ハグッと組「えっ?」

 

ブラック「お互いの気持ちを確かめ合ったあなた達なら」

 

ホワイト「何でも出来る。なんだってやれる!!そんな気がするの」

 

二人の一言を聞いたエール・アンジュ・エトワールも同意見のようで「うん」とうなずき、アムールとマシェリはみなよりも一歩前へと出ていき、一度後ろを振り返りブラック・ホワイトそして、エール達を一見(いっけん)した後、膝を少しだけ曲げてジャンプの体制に移行した・・・

 

???「ふんっ!!」

 

突如アムール・マシェリが飛び立とうとしたその瞬間、斬撃の衝撃波が一同を襲う。その衝撃波によって一同のいる付近で爆発が起こり直撃こそしなかったが、みんな地面に倒れこみ、上半身だけ起こした一同は衝撃波がやってきた方へと視線を向けると、そこには長い黒髪のポニーテールで黒いベストを着て血の色に近い赤のスカートを着用して、長いポニーテイルをまとめるのには十字架の髪飾りを使用し、今の衝撃波を作り出すのに使用したと思われる髑髏(どくろ)の装飾が施されたその少女の身長よりも少し短め程の剣を持つ女の子が立っていた・・・

 

???「・・・・・・」

 

エール「誰?・・・」

 

ブラック「もうっ!!何なのよ!?あの子!?」

 

ホワイト「あの子、どこかで見たような・・・」

 

アムール「・・・データ照合・・・あれは・・・『キュアラブリー』?・・・」

 

アムール以外「えっ!?」

 

エール「『キュアラブリー』って確か苺鈴ちゃんが話してた幻影帝国と戦っていたプリキュアだよね?・・・」

 

ブラック「それがどうして私達を攻撃すんのよ!?」

 

アムール「分かりません。しかし、苺鈴さんから見せてもらった『ハピネスチャージ!プリキュア』の戦闘データで解析した外見データは99,99%の確率でキュアラブリーと同一であると判断できます」

 

ホワイト「どういう事なの?苺鈴さんが見せてくれたキュアラブリーと髪の色も装備もどこか違うみたいなのに?・・・」

 

ブラック「ちょっとあんた!!一体何のよ!?いきなり不意打ちするとか卑怯じゃない!?」

 

ディケイド「私は『キュアディケイド』・・・キュアエール。あなたの力、もらうよ!!ふんっ!!」

 

『キュアラブリー』・・・『幻影帝国』の魔の手から世界を救った『ハピネスチャージ!プリキュア』のリーダーのプリキュアの事である。目の前にいる少女は髪やスカートの色こそ違えどまさに『キュアラブリー』に瓜二つの外見と声をもっている印象が強く出ていたのだ。

 

キュアディケイドと名乗ったプリキュアは剣をふるい、斬撃の衝撃波を放つとエール達のいた場所付近に命中して爆発を起こす。直撃は避けられたが爆風・衝撃波の余波によるダメージが通ったせいか折角立ち上がったのにまた倒れこんでしまう。何とか体を起こそうとするが、ダメージを受けた直後のせいか中々体が言うことを聞かないためさっと起き上がることができない。

それでも構わずにディケイドはゆっくりではあるが、歩いて一歩また一歩と近づいてくる。一同は上半身だけを何とか起こしディケイドを睨むかのように見つめていた・・・

 

苺鈴 「はあっ!!」

 

キュアディケイドに向けて装備を取り、戻ってきた苺鈴がライダーキックのような体勢でキックを放ち、咄嗟にキュアディケイドは避ける。続けてブリジットも短剣を体を回転させながら一回転切りを放ち、それもしゃがんで避けられるが、ブリジットと苺鈴二人のダブルキックが剣で防御されたが命中し、後方へと下がらせる事に成功する

 

ディケイド「・・・・・・」

 

ブリジット「皆さんお待たせしました!!」

 

苺鈴 「それで、あのキュアラブリーそっくりなの誰?」

 

エール「キュアディケイドって名乗ってた!!」

 

苺鈴 「『キュアディケイド』?まるで『仮面ライダーディケイド』みたいな名前じゃない?」

 

ブリジット「皆さん!!こっちは私達が引き受けます!!」

 

苺鈴 「その隙にあっちのクライアス社の怪物の方をお願い!!はあぁっ!!」

 

ブリジット「ふんっ!!」

 

苺鈴とブリジットはキュアディケイドと戦闘を始め、エール達は再びオシマイダーへと視線を向けアムール・マシェリは再び一歩前に出て、オシマイダーに向かってジャンプしてオシマイダーの精神世界へと突入を始めるのであった・・・

 

 

 

 

 

 

マシェリ・アムールがパップルの精神世界に突入して、突如乱入してきたキュアディケイドの相手を引き受けた苺鈴は拳法を、ブリジットは二本の短剣を駆使して戦う

 

苺鈴・ブリジット「はあぁぁっーー!!」

 

ディケイド「・・・ふんっ!!」

 

苺鈴 「ふっ!!」

 

ブリジット「でやっ!!」

 

ディケイド「ふっ!!ふんっ!!はっ!!」

 

苺鈴 「つっ!?」

 

ディケイド「はぁっ!!」

 

ブリジット「がはっ!?」

 

二人は走りながら一気にディケイドとの距離を詰める。ディケイドの剣の一閃をジャンプして空中で一回転しながら苺鈴はディケイドの背後をとる。ブリジットが正面から短剣をふるい、ディケイドが更に振るった剣を防御するが、ディケイドが力任せに振り払い、後ろにいる苺鈴に向けて蹴りを放ち、命中した苺鈴は後ろに下がってしまう。そのままブリジットに向けて回し蹴りを放ちブリジットも後ろに吹き飛んでしまう

 

苺鈴 「ふっ!!はあっ!!」

 

苺鈴は蹴りのダメージと反動から立ち直り一度構え直すと再び駆け出しジャンプキックを放ちディケイドは剣を盾代わりにして防ぎ、苺鈴は防がれた事に顔をしかめその剣を踏み台代わりにして反転して着地してそのまま正拳突きの連打を放つがそれも剣を構え盾代わりとして防いでいく

 

ブリジット「ロープアーム!!」

 

ディケイド「んっ!?」

 

苺鈴 「はっ!!はあぁぁっ!!」

 

苺鈴の相手をしていてブリジットへの注意が疎かになっていたディケイド・・・ブリジットは苺鈴との冒険でいつの間にか自身が所有している苺鈴お手製のライダーマンの『ロープアーム』の模造品を右腕に装着してフックを発射する。発射したフックと縄はディケイドの腕に絡み一瞬隙が生まれ剣の盾もはがれてしまう。その一瞬の隙を逃さまいと苺鈴は拳を一気に伸ばし、ディケイドの頬に正拳突きを叩き込みディケイドはよろけながら回転し、地に倒れ転がっていく・・・その間に腕に絡みついた縄はほどけてしまっていた

 

苺鈴・ブリジット「・・・・・・」

 

ディケイド「・・・ふっ!!」

 

ディケイドはゆっくりと立ち上がり懐から『ある物』を取り出すと急に叫び出す

 

ディケイド「プリキュア!!クルリンミラーチェンジ!!『キュアハート』!!」

 

ブリジット「服が変わった!?」

 

苺鈴 「あれってまさか『キュアハート』!?」

 

ディケイドは更に二枚のカードを取り出し、それを『ある物』事『プリチェンミラー』にセットし、フォームチェンジを完了させる。その姿は『ドキドキ!プリキュア』の一人『キュアハート』の姿であった。しかもご丁寧に髪形まで同じに変わっていた。ただ髪の色は黒のままだが・・・

 

ディケイド「プリキュア!!ハートシュート!!」

 

苺鈴 「つっ!?」

 

ディケイド「ふっ!!」

 

ブリジット「危ない!!」

 

苺鈴 「ぁっ!?」

 

ディケイド「・・・・・・ふっ!!」

 

ブリジット「ふっ!!」

 

ディケイドはキュアハートの必殺技の一つ『プリキュア・ハートシュート』を放ち、その矢が苺鈴の肩をかすめ二発目を放とうとした事を察知したブリジットは二発目が放たれたと同時に苺鈴を押し倒し2発目を回避する。続けて3発目を放とうとしたが、それより先にブリジットは投剣(とうけん)用の仕込みナイフを3本片手で投げ飛ばしディケイドは側転で回避する

 

ディケイド「・・・プリキュア!!クルリンミラーチェンジ!!『キュアメロディ』!!」

 

ブリジット「また変わりましたよ!?」

 

苺鈴 「あの衣装・・・今度は『キュアメロディ』って訳?」

 

立ち上がったディケイドは再び『プリチェンミラー』に手を伸ばし、今度は『キュアメロディ』の衣装・髪形に変わり手には杖のような物が握られていた

 

ディケイド「駆け巡れ!!トーンのリング!!プリキュア!!ミュージックロンド!!」

 

ブリジット「速い!?避けられない!?」

 

ディケイド「三拍子!!1・2・3・・・フィナーレ!!」

 

今度は『キュアメロディ』の技『プリキュア・ミュージックロンド』を放ち、トーンのリングが二人を囲み3拍子を唱えると爆発し苺鈴・ブリジットは爆発で吹き飛び砂場に倒れこんでしまう。

 

何とか上半身を起こし二人はゆっくりと近づいてくるキュアディケイドを睨んでいた・・・・・・

 

ディケイド「こんな程度なの?これじゃあ『最強のフォームチェンジ』も見せられないね?」

 

苺鈴 「言って・・・くれるじゃない!!」

 

ブリジット「ぅっ!!」

 

二人はディケイドの言葉に黙ってられなかったのか、再び立ち上がりそれぞれ構え直し、3人の戦いは更に続いていく・・・

 

 

 

 

 

その頃マシェリ・アムールがパップルオシマイダーの精神世界に突入して少し経ちパップルオシマイダーの体から虹色の光が放たれその光の中から二人が元の世界に帰還したところであった

 

二人の胸辺りの高さの空間にミライクリスタルが現れそれがお揃いの二つのギターへと変わるとそれを手に取りアムールから「一緒に弾(ひ)いてくれますか?」と提案されマシェリはそれを「勿論なのです!!」と了承した

 

二人 「ツインラブギター!!・・・ミライクリスタル!!」

 

アムール「Ayouレディ?」

 

マシェリ「行くのです!!」

 

二人はギターにミライクリスタルをセットして、ギターを弾いていく

 

二人 「届け!!私達の『愛』の歌!!」

 

アムール「心のトゲトゲ!!」

 

マシェリ「ズッキュン撃ち抜く!!」

 

二人「ツインラブ!!ロックビィート!!」

 

パップル(私の恋は終わった。でもそれですべてが終わった訳じゃない・・・私も・・・もう一度・・・)

 

アムール「愛してる!!」

 

マシェリ「センキュウッ!!」

 

二人の放った『ツインラブロックビート』はパップルの心を浄化しパップルオシマイダーはこの場から消え去りパップルもいずこかへと姿をくらましてしまう・・・

 

オシマイダーを浄化出来た事にエール達は二人に称賛の声を掛け二人もエール達の前に静かに着地して互いに笑みがこぼれていた。しかし、それは一度中断される。

 

何故ならまだ戦っている戦士がいて、その戦士が吹き飛ばされエール達の方へと転がってきたからだ

 

エール「苺鈴ちゃん!?ブリジットさん!?」

 

ブラック「大丈夫!?」

 

ブリジット「なっなんとか・・・」

 

苺鈴 「何て強さなのよ・・・っ・・・」

 

ブラック「エール二人をお願い。ホワイト!!」

 

ホワイト「えぇ!!」

 

傷ついた苺鈴とブリジットをエール達に任せ、二人はキュアディケイドに向かっていく・・・

 

二人はディケイドとの距離がほんの数歩の距離になると二人は蹴り・正拳突きを中心に攻撃を仕掛け、ディケイドも刀身(とうしん)の長さに似合わないほど素早く剣をふるい二人の攻撃をいなし、もろともしていない

 

ディケイド「はあぁっ!!」

 

ブラック・ホワイト「うわぁっ!?」

 

ディケイドは剣を大振りで一閃放ち、それをまとも受けた二人は後方へと吹き飛び転倒してエール達の方へと転がってきてしまう・・・

 

ディケイドはそのままゆっくりと一同に向かって歩き出し、歩いてくるだけで恐怖に似た感情が湧いてきてディケイドが視界に入ったはぐたんは泣き出しそうになり額のアクセサリーの光も弱弱しく点滅を始める

 

はぐたん「はぎゅうぅぅぅっ~~!!」

 

ディケイド「うっ!?」

 

エール「はぐたん!?」

 

はぐたんは一際大きく泣き出し、額のアクセサリーも一際大きく光り出しその光は直視していたディケイドは目を塞ぎ一同もはぐたんの方を見る。

 

 

 

 

 

 

 

----------1973年----------

 

カメバズーカ「俺の中の原子爆弾が爆発するぞ!!」

 

1号 「ここまでくれば東京に影響は無いだろう?」

 

2号 「あぁ。風見・・・後の事、頼んだぞ・・・」

 

時は遡りデストロンの怪人『カメバズーカ』の体内の原子爆弾が爆発する直前の事・・・ダブルライダーはこの時『死』を覚悟したが、それは突如聞こえてきた赤ちゃんの声で気がそがれ、一瞬気のせいかと思ったが、その次の瞬間二人は予想外の出来事に巻き込まれる

 

二人 「うわあっ!?」

 

カメバズーカ「何!?消えた!?おぉっ!?」

 

V3 「・・・・・・本郷さぁぁぁっ~~ん!!一文字さぁぁぁっ~~ん!!」

 

二人は突如空中に開いた光の穴に吸い込まれこの場には爆発直前のカメバズーカただ一体が取り残され、二人を吸い込んだ穴が消えた直後、カメバズーカは大爆発を起こし、そこにやっとのことで駆けつけてきた『仮面ライダーV3』が二人の名前を叫び、V3は二人が消えた先の海をただ悲し気に見つめていたのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

二人 「おわぁっ~~!?」・「うわっ~~!?」

 

光の穴に吸い込まれた二人は何処とも言えない空間を猛スピードで揺られながら移動していき、冷静に分析する間も無くあっという間に空間を突き抜け海岸へと出ていき、砂場に倒れこんでしまう。

 

1号・2号「うぅっ・・・」

 

ブラック「ありえない!?」

 

ホワイト「ライダー1号・2号!?」

 

ダブルライダーは突然の事で若干ふらつきながらも立ち上がろうとするが二人の出て来た位置は間が悪かった・・・

 

ブラック「危ない!?」

 

1号 「何!?」

 

ディケイド「ふんっ!!ふんっ!!」

 

1号 「うぅっ!?」

 

2号 「ぐぅっ!?」

 

ブラック・ホワイト「あぁっ!?」

 

ディケイド「・・・ふっ!!はあっ!!」

 

ブラック・ホワイト「ライダー!!うわぁっ!?がはっ・・・」

 

悪い事に二人は空間からディケイドとブラック達の間に放り出されてしまい、反応が遅れたダブルライダーはディケイドの振るった剣撃をまともに受けてしまい転がっていき、よりブラック達との距離が縮み、カメバズーカとの戦いで体内のエネルギーを放出してしまった二人は変身が強制解除されてしまう・・・ディケイドは剣を高く掲げ、ブラック・ホワイトは咄嗟に動き本郷・一文字の前に体を大の字に広げ二人を庇ってディケイドの唐竹割に見せかけた横一閃に振るったエネルギーをまとった斬撃の衝撃波をまともに受けてしまい二人もダメージのせいで変身が強制解除されその場に倒れ込む

 

本郷 「なぎさ・ほのか・・・」

 

一文字「大丈夫か?」

 

なぎさ「きついですけど・・・何とか・・・」

 

ほのか「お二人こそ、大丈夫ですか?」

 

一文字「俺達の心配をしている場合か?」

 

本郷 「全くだ?ははっ・・・」

 

一文字「ところであの嬢ちゃんは誰だ?」

 

ほのか「キュアディケイド・・・S(ショッカー)プリキュアみたいなプリキュアです」

 

本郷 「そうか・・・ぐぅっ」

 

一文字「うぅっ!!」

 

本郷と一文字は痛む傷をこらえながらなんとか立ち上がろうとする・・・なぎさ・ほのかも二人に続くように立ち上がろうとして4人は何とかふらつきながらも立ち上がり切る

 

ディケイド「流石は仮面ライダー1号・2号にキュアブラックとキュアホワイト。でもいくら頑張った処で無駄だよ?私には勝てない」

 

本郷 「私達は悪には屈しない!!」

 

一文字「どんな手を使ってでも!!最後には悪に打ち勝つ!!」

 

ディケイド「それ・・・あなた達が『死んだ』後でも同じ事が言えますか?」

 

本郷 「例え俺達が倒れようとも、私達の遺志を・・・仮面ライダーの魂を受け継いでくれる後継者が貴様達を討つ!!」

 

ディケイド「その後継者も死んだらどうするんですか?」

 

一文字「その後継者が倒れても、必ず同じ魂を受け継ぐ者が俺達の代わりにやり遂げてくれる!!」

 

ディケイド「それ、やられては新しい人がまた現れて、またやられて、現れての繰り返しじゃない?そんな事に意味なんて無い。死んだらそこで終わりだよ?」

 

なぎさ・ほのか「そんな事無い!!」

 

ディケイド「ん?」

 

なぎさ「絶対・・・無駄なんかじゃない・・・V3・・・ライダーマン・・・」

 

ほのか「ライダーX・・・アマゾン・・・ストロンガー・・・それから更に生まれ続ける仮面ライダー達は皆ダブルライダーのライダー魂(だましい)を受け継いでる。そしてそれは私達の時代まで繋いでくれた!!」

 

なぎさ「今度は私達がそのバトンを・・・私達も受け継いだライダー魂(だましい)をキュアエール達にまで繋げていくんだ!!絶対に!!」

 

ディケイド「夢を見るのは勝手だけど、私は私のためにそこのプリキュア達の力を手に入れて更に力を手に入れる!!邪魔はさせないよ!!」

 

本郷 「皆、まだ戦えるか?」

 

一文字「あぁ」

 

なぎさ・ほのか「はい!!」

 

本郷 「良し。変身だ!!」

 

一文字・なぎさ・ほのか「んっ!!」・「うん!!」

 

本郷 「・・・ふんっ!!・・・ライダァァ~~変身!!」

 

一文字「変~身!!」

 

なぎさ・ほのか「デュアル・オーロラ・ウェェェ~~ブ!!」

 

1号 「仮面ライダー1号!!」

 

2号 「仮面ライダー2号!!」

 

ブラック「光の使者!!キュアブラック!!」

 

ホワイト「光の使者!!キュアホワイト!!」

 

ブラック・ホワイト「ふたりはプリキュア!!」

 

ホワイト「闇の力の僕達よ!!」

 

ブラック「とっととお家に帰りなさい!!」

 

ディケイド「・・・・・・」

 

4人は同時に変身し、それぞれ決めポーズと決め台詞を唱えながら最大の敵『キュアディケイド』と対峙する・・・

 

今ここに今度は未来の世界にて、4人の戦士達が再び集結を果たすのであった・・・・・・

 

 

 

 

 






次回『苺鈴外伝』編 4話「キュアディケイド対4大ヒーロー(前編)」

12月20日 午前10時00分投稿決定


『真・仮面ライダー終章』の特報3は本来、次の話で掲載予定のため今回はありません




書き忘れていました。オリジナルキャラの『キュアディケイド』の設定です

外見はキュアラブリーと同じですが、スカートや髪の色が真っ黒で声も同じです。

戦闘スタイルは自身の身長の3分の2の長さの横幅の広い剣を駆使し、フォームチェンジにキュアブラック~キュアラブリーまでの歴代プリキュアの力を使える
(仮面ライダーフィフティーンを参考)

いつか書こうと考えている多重クロス物で登場予定ですが先行登場させてみました

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

  • スター×1号・ミルキー×アマゾン
  • スター×アマゾン・ミルキー×1号
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。