仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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予定を大幅に遅らせてしまいすみませんでした。残りをすべて完成してから投稿・・・と行きたかったのですが、最近の急な冷えも効いて筆(キーボード)の進みが悪くなり、年内に書き終えるかも不安になってきましたので書けている処まで投稿させていただきます。


『CCさくら 苺鈴外伝』編 4話「キュアディケイド対4大ヒーロー(前編)」

エール「今度はライダーも来たぁぁーー!!」

 

苺鈴 「あれが本物の仮面ライダー1号・2号・・・本当にいたんだ!?」

 

ブリジット「あれ?疑ってたんですか?」

 

苺鈴 「そういう訳じゃ無いけどさ?こういう時ってこう言うもんでしょ?」

 

ダブルライダーとブラック・ホワイトの4人が同時に変身し、並び立つ後姿を見つめていたエール達・・・

 

そんなエール達をよそに4人はキュアディケイドに向かって動き出そうとしていた

 

1号 「行くぞ!!」

 

4人は1号の号令と共に同時に駆け出しキュアディケイドとの距離を詰め始める・・・

しかし、それはキュアディケイドの横から割り込んできた一人の男性の登場によって中断してしまう

 

ブラック「誰?」

 

男性 「・・・・・・」

 

ディケイド「あなた確か・・・」

 

男性はどうやらキュアディケイドと面識があったようで男性は背を向けているキュアディケイドには特に反応を示さず、代わりに右腕を上げると男性の背後に紫の複雑な魔法陣のような物が空中に現れ、そこから異形の怪人達が姿を現していく・・・

 

因みにそれらの怪人達を見てその正体にいち早く気付いたのは苺鈴であった。

 

異形の怪人は鬼のような二つの顔とこん棒・GODと刻印された丸い盾を持った者・昆虫であるゲンゴローが人間サイズになった者・鱗(うろこ)がまるで鋼鉄(こうてつ)で覆(おお)われたワニ・そして大亀の怪人とサイのような怪人であった

 

カマクビガメ「カマクビガメ!!」

 

サイタンク「サイタンク!!」

 

ヘラクレス「ヘラクレ~ス!!」

 

ゲンゴロー獣人「ゲンゴロー獣人!!」

 

ワニーダ「奇怪人ワニーダ!!」

 

1号 「おぉっ!?あの怪人達は?」

 

ブラック「あの怪人達ってもしかして!?」

 

ホワイト「苺鈴さんが言ってた他の仮面ライダー達が戦ってきた怪人達?」

 

苺鈴 「皆!!」

 

苺鈴の声に4人は振り返り駆け寄ってくる一同を視界に入れる。『Hguっと!プリキュア』の姿を初めて見たダブルライダーはその姿に彼女達の正体を察した

 

苺鈴 「厄介な怪人達がこんなに・・・」

 

1号 「おぉっ君達は?」

 

2号 「その恰好・・・もしや君達はホワイト達と同じ・・・」

 

ブラック「紹介しますね?この子達は・・・」

 

エトワール「挨拶は後、後」

 

アンジュ「あなた方4人はキュアディケイドをお願いします」

 

アムール「キュアディケイドの戦闘力は私達を遥かに上回ります」

 

マシェリ「だからこそ、皆さんには力を合わせて欲しいのです!!」

 

ホワイト「皆・・・」

 

ブラック「でもあの怪人達が?」

 

ブリジット「確かにあっちも放(ほう)って置けません。ですから」

 

苺鈴 「他の怪人達は私達が何とかします!!ディケイドの相手は頼みます!!」

 

1号 「良し分かった!!」

 

2号 「頼むぞ!!」

 

エール「行くよ!!皆!!」

 

エールの言葉の後にダブルライダー・ブラック・ホワイトを除く一同はそれぞれ決めポーズを決め怪人軍団に向かって駆け出す。因みに苺鈴はベルトの関係かスーパー1の構え・ブリジットは短剣を構えるだけだが・・・

 

向かって左からアンジュ・エトワール・エール・苺鈴・ブリジット・マシェリ・アムールの順で並んでおり、同時に駆け出してきた怪人軍団もエール達を迎え撃つために相手をする事になった・・・

 

 

 

 

 

ブラック「アンタの相手は私達よ!!」

 

ホワイト「今度は負けないわ!!」

 

ディケイド「手負いとはいえあなた達4人を相手にするとなると手加減してられない!!これで行く!!」

 

1号 「おぉっ!?あれは?・・・」

 

2号 「カード?一体あれで何を?」

 

ディケイド「プリキュア!!クルリンミラーチェンジ!!『キュアラブリー』!!」

 

1号 「変わったのか?」

 

ホワイト「あまり変化ないですよね?」

 

ブラック「油断しないで!!」

 

2号 「良し!!ふっ!!・・・」

 

ディケイド「・・・・・・」

 

2号 「ライダァァパァァーンチ!!」

 

ディケイド「ラブリー!!パンチングパァァーンチ!!」

 

2号 「うわぁっ!?ぐぅっ!?」

 

ホワイト「2号!?」

 

ブラック「ありえない・・・2号のライダーパンチを跳ね返すなんて・・・」

 

1号 「一文字の力でも押されるのか?」

 

ディケイド「これが私の最強の変身・・・『キュアラブリー』フォーム!!」

 

キュアディケイドはこれから戦う相手の実力を考えてか、自身が最強と掲げるフォーム『キュアラブリー』

フォームへと変身し、見た目は正直変化は無いがわざわざ『最強』と呼称するだけのこともあり、駆け出しながら放った2号のライダーパンチをキュアラブリーの技の一つ『ラブリーパンチングパンチ』で正面からぶつかったというのにも関わらずに跳ね返してしまったのだ

 

ディケイド「手早く片付けないとね?」

 

2号 「悔しいが私一人の力では歯が立たん」

 

ホワイト「2号。だったら私と!!」

 

2号 「良し!!・・・・・・とおっ!!」

 

ホワイト「とおっ!!」

 

2号 「ライダァァーパァァーンチ!!」

 

ディケイド「また同じ技?無駄だってのに!!パンチングパァァンチ!!」

 

ホワイト「プリキュア!!マァァ~ンジキィィック!!」

 

2号はジャンプしホワイトも2号に続いて空中に跳ぶ。ディケイドは再び『ラブリーパンチングパンチ』で迎え撃とうとしたが、2号はかつて狼男に放ったのと同じライダーパンチを放ち、更にホワイトも『プリキュア卍キック』を2号のライダーパンチのタイミングに合わせ同時にディケイドの技にぶつける。すると、流石に強力な力技二つにぶつけられたせいで力負けし、逆に跳ね返されてしまい遠心力が付いたせいか後ろに下がりながら何回も体を回転させ足元がおぼつかない様子だ

 

1号 「むんっ!!とお!!!とお!!とお!!とお!!・・・とおっ!!」

 

ブラック「プリキュア!!・・・きりもみ・・・チョップ!!」

 

ディケイド「ぐっ!?・・・がはっ!?」

 

1号はふらつくディケイドの両肩を掴み動きを一度止め、頭部を左右から合計4発はパンチを繰りだし、ディケイドを持ち上げ、空中に放り投げる。それを見ていたブラックは左脚をその場でしっかり踏み、右足に力を込めて一歩下げ左足の力だけでジャンプすると同時に右足も円を描くために動かすように力を籠め空中を体全体できりもみ回転するように回りながら跳び空中にいるディケイド目掛けて距離を縮めていき、遠心力を追加して威力を上げたチョップをディケイドに叩き込む。ブラックは『プリキュアきりもみシュート』の応用でV3と同じチョップ技『きりもみチョップ』を土壇場(どたんば)の自身の思い付きで編み出し『プリキュアきりもみチョップ』を完成させ、まともに受けたディケイドは砂場とはいえ背中から強打しすぐには立ち上がれなくなっていた・・・・・・

 

 

 

 

 

アンジュ「はぁっ!!」

 

場所は変わりスクラップ工場の廃車置き場・・・アンジュは反転ジャンプの後、積み重なった廃車の上に着地し駆け下りていく

 

ヘラクレス「うふぅっ!!それっ!!ほれっ!!」

 

アンジュはヘラクレスと戦闘していたようで、ヘラクレスはアンジュ目掛けてそこらに転がっていたタイヤを投げ飛ばして行くが、アンジュは廃車から廃車へと素早く跳び移っていきタイヤ攻撃をやり過ごす・・・

 

そして廃車から飛び降り、地に着地すると同時に一回前転をして再びヘラクレスに向き直るとヘラクレスは廃車の一つを高々(たかだか)に持ち上げていて、アンジュを睨んでいる

 

ヘラクレス「行くぞぉ~!!」

 

ヘラクレスが廃車を持ち上げて今にも投げ飛ばしそうにしているのが見える。その怪力には警戒を強め徐々に後ろに後退しているが、遂に廃車を投げ飛ばされ咄嗟に側転で回避しダメージは無い

 

ヘラクレス「うふぅぅっ~~!!」

 

アンジュ「くぅっ!?」

 

ヘラクレスはこん棒を振りかざしながらアンジュ目掛けて駆け出し、アンジュは『ハートフェザー』でバリアを展開して防御したが、力自慢の怪人であるためバリア越しでもヘラクレスの力が伝わってきて腕が軽くしびれる感覚が襲いかかり、思わずバリアーを解きかけるが何とか踏ん張り直撃は避ける

 

ヘラクレス「噛み殺せ!!毒蜘蛛(どくぐも)!!」

 

アンジュ「ふっ!!・・・ふっ!!」

 

ヘラクレス「・・・うふぅっ!!」

 

アンジュ「フェザァァーブラスト!!」

 

ヘラクレス「うふぅっ!!」

 

ヘラクレスは懐から噛みつかれれば人間を溶かしてしまう毒蜘蛛を取り出し、それをアンジュに向けて何匹か投げるが、それを体を回転させて回避する。最後に一体また投げつけるがそれは風の力を使う『フェザーブラスト』で逆にクモを吹き飛ばし、ヘラクレス目掛けて飛んでいくがヘラクレスはこん棒で叩き落し、蜘蛛は息絶える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エトワール「はあっ!!」

 

ゲンゴロー獣人「コォォッ!!」

 

場所は再び変わり林の中、エトワールとゲンゴロー獣人は空高くジャンプして空中で取っ組み合い、地に着地してもまだ続けている

 

エトワール「ふっ!!ふんっ!!はあっ!!」

 

ゲンゴロー獣人「コォッ!?・・・コォッ!!」

 

エトワール「ふっ!!はぁっ!!」

 

掴み合ったままエトワールは膝を上げ、ゲンゴロー獣人の腹部に2回膝蹴りを決め、足を腹部に突き出し、その衝撃でゲンゴロー獣人はエトワールと距離が離れ両者は再び構え直す

 

ゲンゴロー獣人「コォォッ~!!・・・・・・コォッ!!」

 

ゲンゴロー獣人は右腕を引っ込めて、一気に突き出すと刃物が飛び出し、エトワールの背後にあった木が綺麗な断面を作って切られてしまったのを見て、その切れ味に寒気を感じ更に繰り出される刃物も避け続ける

 

エトワール「スタァァースラッシュ!!」

 

エトワールは『スタースラッシュ』を放ち刃物へと星の刃(やいば)をぶつけると、上手く相殺(そうさい)出来たようで、ぶつかった刃物と星は地に落ちていき、ゲンゴロー獣人に焦りが見え始めていた・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エール「ふんっ!!くぅぅっ・・・」

 

ワニーダ「ィィィッ・・・クワァァッ!!」

 

エール「あぁっ!?くぅっ!?・・・」

 

ワニーダ「クワァッ!!クワァクワァ!!」

 

エールはワニーダと浜辺で交戦しており、エールとワニーダは互いの指と指の間に挟んでがっちりと手を握り力比べが始まっていた・・・しかし、力比べはワニーダの勝利だったようでエールはワニーダに振り払われ転倒してしまい、ワニーダは独特の鳴き声を発しながら勝ち誇っていた

 

エール「まだまだ!!はあぁっ!!」

 

ワニーダ「クワァァッ~!!」

 

エール「うっ!?・・・」

 

ワニーダ「クワァァッーー!!」

 

エール「うぅっ!?」

 

エールはすぐに立ち上がり蹴りを1発・その後に左右連撃の正拳突きをワニーダの腹部に放つがワニーダは涼しい顔をしており体をねじり尻尾をエールにぶつけると再び転倒してしまい、今度は体を一回転させて遠心力を追加した尻尾攻撃を放ちエールはそのまま転がって行ってしまう・・・

 

エール「フラワァァッーーシュート!!」

 

ワニーダ「クワァッ!?」

 

エールは立ち上がると同時に『フラワーシュート』をワニーダに放ち、花びらの形をしたエネルギーが散開(さんかい)し、ワニーダとその足元に命中し火花が少量飛び散る・・・その隙を狙ってエールはジャンプし、一気にワニーダに接近して背後を取った

 

エール「はぁっ!!・・・ふぅぅっ~~ん!!」

 

ワニーダ「ィィィッ~~!!・・・クワァッ!!」

 

エール「なぁっ!?・・・あぁっ!?」

 

エールは着地地点をワニーダの尻尾に定(さだ)め、思いっきりワニーダの尻尾を踏みつけすかさず両手で掴み持ち上げ、ジャイアントスイングを仕掛けようとしたが、ワニーダの『力』が強かったのか数秒は引っ張られたが、体をねじり逆にエールを飛ばしエールは正面から地に叩きつけられてしまう結果に終わってしまったのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苺鈴 「ふっ!!ふっ!!ふっ!!ふっ!!てやっ!!」

 

男性 「っ!?」

 

ブリジット「はあっ!!」

 

男性 「・・・・・・」

 

ブリジット「硬っ!?」

 

その頃、同じく浜辺で現れた男と戦っていたのは苺鈴とブリジットのコンビであり、苺鈴は左右フックを2×2の4発・更に腹部に蹴りを一発叩き込み一瞬ひるんだ男にブリジットは一応「みねうち」のつもりではあるが、短剣で切り掛かったが斬る事が出来ず、逆に跳ね返ってきたぐらいであった。その事に思わず「硬い」と表現し、苺鈴もよく見ると拳が若干赤くなっていて、想像以上に男の皮膚が硬いようであったことが二人の様子からうかがえる。まるで人間の肌でないように・・・・・・

 

苺鈴 「痛ったぁぁ~・・・」

 

ブリジット「剣が通らないとか、どんだけ硬い体なんですか!?」

 

苺鈴 「でもよく見て?さっきの攻撃で顔に切り傷が付いてるわよ?」

 

二人が再び並んで立ち、男は突如顔に手を掛け皮膚を剥いでいく。その下から出て来たのは怪人と呼ぶにふさわしい外見をしており、苺鈴そしてブリジットにはその姿には見覚えがあったのだ

 

苺鈴 「改造兵士(サイボーグソルジャー)レベル2!?」

 

ブリジット「あれは確か私が『メディアード』で苺鈴さんのスマフォを除いた時に『真』と一緒に見た怪人!?」

 

苺鈴 「どっかで見た事があるような気がしていたけど、思い出した!!財団の一人の『豪島(ごうじま)』だったのね?体が硬かったのはそのせいよ!!」

 

ブリジット「厄介なのが相手になってしまいましたね?」

 

苺鈴 「ホント・・・でも、相手が人間でないならもう手加減はいらないわ!!」

 

ブリジット「確かに、思う存分剣を振れますです、はい!!」

 

改造兵士レベル2「・・・!!」

 

苺鈴 「チェェ~ンジ!!パワーハンド!!」

 

改造兵士レベル2は二人に向かって駆け出していき、苺鈴はスーパー1と同じファイブハンドが使えるためサイクロード装着時には身体能力を5倍に上げる効果を犠牲にして腕力のみを20倍に底上げする『パワーハンド』へと換装して改造兵士レベル2に向かっていく(苺鈴外伝のみの『ファイブハンド』の設定)。

 

改造兵士レベル2「!!」

 

苺鈴 「ふっ!!ふっ!!ふぅっ!!ハイッ!!」

 

改造兵士レベル2は右腕をふるい苺鈴の足元を狙う。それを苺鈴はジャンプでかわし、改造兵士レベル2は振るった右腕をそのまま裏拳として放つが、苺鈴はそれを右腕で受け止めすかさず両手でその右手を掴み上へと振り上げがら空きとなったボディーに向けて右手で強烈な張り手を放つ。それをまともに受けた改造兵士レベル2は数歩後ずさり苺鈴と距離が出来てしまう

 

ブリジット「でやぁっ!!ふんっ!!はぁっ!!なっ!?」

 

改造兵士レベル2「!!」

 

ブリジット「がっ!?・・・ぐぅっ!?」

 

後ずさった改造兵士レベル2に向かって横から回し蹴りで乱入してきたブリジットはそのままもう一発回し蹴りを放ち惜しくも2発とも避けられてしまいはしたが、最後に短剣を逆手に持ち替えて振り落とした斬撃は命中したが、改造兵士レベル2の体はやはり固くとてもではないがブリジットの腕力では刃を通すのは厳しいようであり、一瞬の隙が生じた事によって改造兵士レベル2の蹴りをまともに受けてしまい後方に転倒していく・・・

 

苺鈴 「ブリジットさん!!」

 

ブリジット「頼みます!!」

 

改造兵士レベル2「・・・・・・」

 

ブリジット「我が意に従い!!我が手に集(つど)うべし!!ライトニングブラスト!!」

 

改造兵士レベル2「!?」

 

苺鈴は走りながらブリジットの名前を叫び手を突き出す。ブリジットは苺鈴の意図(いと)を読み短剣を苺鈴に託し短剣を構えながら苺鈴は改造兵士レベル2に向かっていく・・・

 

ブリジットも立ち上がり魔法陣を展開・演唱して雷属性攻撃魔法『ライトニングブラスト』を放ち、苺鈴に注意が行っていた改造兵士レベル2の頭部に命中し、これには流石に応えたようで左手で頭部を押さえ右腕を無差別に振り回す

 

苺鈴 「やあぁぁっー!!」

 

改造兵士レベル2「!?!?」

 

苺鈴 「ふっ!!」

 

改造兵士レベル2「!?・・・」

 

苺鈴 「チェェッ~ンジ!!エレキハンド!!・・・ふっ!!・・・ふんっ!!」

 

改造兵士レベル2「!?」

 

苺鈴 「エレキ光線放射!!」

 

右腕を闇雲に振り回す改造兵士レベル2の攻撃をかいくぐり、胸部にブリジットから託された短剣を深く刺し込み、ダメージとして通ったのか数舜動きを止めてしまった改造兵士レベル2の腹部に足を添えて思いっきり力を籠め蹴り飛ばし改造兵士レベル2は何歩も後ろに下がってしまいその隙に苺鈴は『ファイブハンド』を『エレキハンド』へと換装し、再び改造兵士レベル2に接近し、刺し込んだ短剣を掴み電気エネルギーを改造兵士レベル2の体内に直接送り込み攻撃する。これには外装は固くとも内側に直接送り込まれた攻撃には動きが鈍り、体中から火花が散り始め数秒続き、小規模だが爆発も起こりその爆風で二人共距離が空き苺鈴は踏ん張り、改造兵士レベル2は後ろに何歩もまた下がってしまうのであった

 

苺鈴 「んっ!?」

 

ワニーダ「クワアァッ!!」

 

エール「ぐぅっ!?」

 

ワニーダ「クワアァァッーー!!」

 

エール「がはっ!?」

 

苺鈴 「はあぁぁっーー!!はぁっー!!」

 

ワニーダ「ワァッ!?」

 

改造兵士レベル2を相手していた苺鈴の視界に映ったのは、ワニーダに苦戦しているエールであった・・・

 

エールは砂地に背を付け、両腕を顔の前で交差してワニーダの尻尾を叩き付ける攻撃を防いでいた・・・

 

その威力は力自慢の怪人ならではのパワーを誇り、なかなか抜け出せないでいた・・・苺鈴はワニーダに向かって突撃していきワニーダにショルダータックルを決め、ワニーダを転倒させる。通常の苺鈴であれば恐らく不可能であったであろうが、『パワーハンド』へと換装していたためそれが可能となった

 

苺鈴 「エール大丈夫?」

 

エール「うん!!ありがとう!!」

 

苺鈴 「一緒に行くわよ!!」

 

エール「OK!!」

 

ワニーダ「ワアッ!!」

 

苺鈴 「ふっ!!はあっ!!」

 

ワニーダ「ワァッ!?グアァァッ!!」

 

エール「ふっ!!ぅぅっ!?・・・はあっ!!」

 

二人はワニーダに向かっていきワニーダは左蹴りを苺鈴に向けて放ち、苺鈴は右チョップではたき落とし、右蹴りを一発腹部に放ち、ワニーダは一瞬怯んだが、標的をエールに変え噛みちぎろうと口ばしを向ける。咄嗟にワニーダの口を掴んだエールは数秒硬直したが、思いっきり振り落とし、ワニーダを転倒させる。

 

苺鈴 「はあっ!!」

 

ワニーダ「ワァッ!?」

 

苺鈴 「ハイッ!!」

 

エール「はぁっ!!」

 

苺鈴 「ハイッ!!」

 

エール「はぁっ!!」

 

苺鈴 「ハイッ!!」

 

エール「はぁっ!!」

 

苺鈴・エール「ハイッ!!・はあっ!!」

 

ワニーダ「ワアァァッ~!?」

 

ワニーダが立ち上がるのと同時に苺鈴はエールの手を握り、エールを中心に遠心力を利用してワニーダの頭部に蹴りを入れワニーダはその衝撃にその場で一回転しながら数歩分後ろに下がり、二人も追撃に出る。苺鈴→エールの順番で拳をワニーダにぶつけていき、最後の同時攻撃にワニーダはまた後ろに転倒したが、すかさず立ち上がり一度後ろに手をやり、何かを取り出すとそれを投げつけてきた

 

ワニーダ「これでも喰らえぇー!!クワァッ!!」

 

エール「苺鈴ちゃん!!」

 

苺鈴 「うわぁ!?」

 

エール「うぅっ!?」

 

ワニーダ「クワァ!!クワァ!!クワァ!!」

 

ワニーダが投げたのは血のように真っ赤ないびつな形の『花』であった・・・エールは咄嗟に苺鈴を突き飛ばしその投げつけられた花から出てくる赤いガスを吸う事無く無事であったが、そのガスを吸ってしまったエールはもがき苦しみだし、自身の首を掴み、倒れていた・・・

 

ワニーダ「どうだ?こんな事もあろうかと『ドクターケイト』から譲り受けたケイトの毒の花から出されるケイトガスの威力は?」

 

苺鈴 「『ケイトの毒の花』!?っていう事はデルザー軍団のドクターケイトの・・・だとしたらまずい!?」

 

ワニーダ「クワァ!!クワァクワァ!!同じ改造魔人共も恐れるこのケイトガスを吸い込んではいくらプリキュアといえどもしばらくは筋肉がマヒして動けまい!!どうかなキュアエール?むぅっ!?」

 

ワニーダのエールを見る視線がおかしい・・・なぜならエールは自身の首を掴む手を放し、ケロっとしていたからだ

 

エール「何ともないよ?」

 

苺鈴 「嘘!?」

 

ワニーダ「どっどうして効かんのだ!?あのガスが!?」

 

エール「そんな事!!私が知るもんか!!」

 

ワニーダ「えぇい!!ストロンガーと同じ事を言いおってからに!!」

 

エール「そうなの?」

 

苺鈴 「そういえばケイトガスじゃないけど同じ事があったなぁ~・・・」

 

ワニーダ「覚えていろ!!クワアァァァッーー!!」

 

用意してきた切り札が通用せず、捨て台詞を吐きながら尻尾を高速回転で振り回しながら海へと消えていく・・・二人もアイコンタクトをとるかのように頷き、後を追うが、ワニーダはすでに海底深く潜っていた

 

ワニーダ「ここなら見つかるまい!!」

 

エール「めちょっく!?これじゃあ何処にいるのか分かんない!?」

 

苺鈴 「任せて・・・チェェ~ンジ!!レーダーハンド!!・・・レーダーアイ発射!!」

 

地上からでは居場所を目視出来ない事でエールは変顔になりながらワニーダを見つけられない事に困ったが、苺鈴は『ファイブハンド』を『レーダーハンド』へと換装し、レーダーアイで海空からワニーダを探し始めると反応があったようで、それをエールに大体の位置を指さす

 

苺鈴 「見つけた!!あの辺りよ!!」

 

エール「OK!!・・・フレ!!フレ!!ハァァート!!フォォォッーユゥゥッーーー!!」

 

ワニーダ「何だ?グアアァァッ~~!?」

 

苺鈴 「やった!!」

 

エール「うん!!」

 

エールは苺鈴の指さす方向に向けて、必殺技の一つ『ハート・フォーユー』を放ちその衝撃波が海を割り、ワニーダ目掛けて突き進み命中するとワニーダは宙に吹き飛び、着地すると同時に爆死してしまう。二人は互いの事を称賛し、勝利を分かち合い、ハイタッチをするのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブリジット「ぐああぁぁっ~~!?ぐぅっ!?・・・」

 

苺鈴とエールが共闘してワニーダを倒していた頃、ブリジットは未だ倒し切れていなかった改造兵士レベル2と再び交戦を開始していたが、その戦闘力は手負いとはいえブリジット一人では相手は厳しく、宙を舞い砂場にたたきつけられてしまい、背中を強打してしまう。砂場と言うまだ柔らかい場所だったのがせめてもの救いだが、痛む体をこらえながら上半身を起こし、改造兵士レベル2を睨み付ける・・・

 

そんな中ブリジットの後ろから2人の少女が突如現れ一人が杖を構え叫び出す

 

???「実りのエレメント!!」

 

叫んだ少女の放ったピンク色の光弾が改造兵士レベル2に数発命中し、数歩火花を散らしながら下がっていきブリジットは後ろを振り返ると、白とピンクがメインカラーの少女二人が立っており、その姿から感じ取れる雰囲気には覚えがあった。エールやブラック達と同じ『プリキュア』の雰囲気に・・・

 

ブリジット「誰ですか?・・・」

 

グレース「私は『キュアグレース』。地球のお医者さんだよ?この子は『キュアエコー』って言います」

 

エコー「苦戦しているみたいですよね?その怪人は私達に任せてください」

 

ブリジット「『キュアグレース』に『キュアエコー』・・・ですか?」

 

改造兵士レベル2「・・・・・・」

 

エコー「グレース。私から先に行く・・・・・・」

 

改造兵士レベル2「・・・・・・!!」

 

エコー「ふっ!!はあっ!!」

 

改造兵士レベル2「!?・・・!!」

 

エコー「ふっ!!」

 

改造兵士レベル2「!!」

 

エコー「ふっ!!」

 

改造兵士レベル2「!!」

 

エコー「・・・ふっ!!」

 

改造兵士レベル2「!?」

 

グレース「プリキュア!!ヒーリング!!フラワァァッーー!!」

 

先行すると宣言したエコーは改造兵士レベル2同様ゆっくりと歩み寄り、両者は次第に走るまでに速度を上げ、改造兵士レベル2は右腕を突き出すが、エコーは右手で振り払いその場で一回転回し蹴りで改造兵士レベル2の首に命中させダメージを与え数歩後ろに下がらし、回し蹴りの反動で一度背を向けていたエコーは再び改造兵士レベル2に向き直り再び両者は駆け出し改造兵士レベル2は右腕を今度はエコーの足元に向けて振り回すがそれを膝を曲げるだけのジャンプでかわし、裏拳としてそのまま後頭部を狙われて振るわれた攻撃もしゃがんで避け、逆にエコーは砂地に両手を着き砂地を蹴って反動をつけ、改造兵士レベル2の顔面にかかと蹴りを叩き込みカウンターを決め、再び数歩後ろに下がってしまう改造兵士レベル2・・・

 

その隙をついてグレースは必殺技『プリキュア・ヒーリングフラワー』を放ち更に何歩も改造兵士レベル2は後ろに下がってしまったが、まだ爆発もしないし、ザケンナーやオシマイダーのように浄化された訳でも無い状態を見る限りまだ倒せていないようである

 

グレース「あれを受けてまだ動けるの!?」

 

エコー「流石に『真』さんと互角に戦っただけの事はあるね?・・・グレース!!二人で決めよう!!」

 

グレース「うん!!『あれ』なら!!・・・」

 

エコー「『BLACK』のエレメント!!」

 

グレース「『RX』のエレメント!!」

 

二人は手の平に収まる黒くて小さいボトルを取り出し、エコーは何故か持っている『スマイルパクト』・グレースは『ヒーリングステッキ』にセットする。その後エコーは両手をグググッ!!と音を鳴らしながら強く握り、グレースは肉球タッチを数回した後、杖を左手に持ち替えて右手で地面を一回叩き、エコーも一度構えを解き両腕を一度広く広げて二人は宙を跳ぶ

 

エコー・グレース「ライダァァーキィィック!!」

 

エコーは右足を突き出し、グレースはドロップキックの体勢に移る。二人の突き出した足にはピンク色に近い光が宿りそのキックはまさしく『仮面ライダーBLACK』・『仮面ライダーBLACK RX』と同じものであった・・・

 

ライダーダブルキックをまともに受けた改造兵士レベル2は宙を反回転周りで何回転も回り、砂地に倒れ二人も丁度その時に砂地に着地し改造兵士レベル2を睨む。ゆっくりと立ち上がった改造兵士レベル2は火花を散らしながらゆっくりとまた正面に倒れていき、爆発して改造兵士レベル2はグレースとエコーによって倒されたのであった

 

ブリジット「すごいですねお二人共!!」

 

苺鈴 「ブリジットさん!!」

 

二人の元にブリジットは駆け寄り称賛の言葉を掛けると同時に苺鈴・エールが3人の元に駆け寄る。苺鈴・エールはいつの間にか現れていた二人に「誰?」と当然の疑問と視線を向けていた・・・

 

エール「ブリジットさんこの子達は?」

 

苺鈴 「この格好・・・もしかして?」

 

ブリジット「えぇっと確かぁ~・・・・・・」

 

グレース「私はキュアグレース。地球のお医者さんだよ」

 

エコー「私はキュアエコー。よろしくね」

 

エール「よろしく!!あっ!?私はキュアエール。こっちの黒髪の子は苺鈴ちゃんで、こっちのイケてるお姉さんはブリジットさん!!」

 

ブリジット「ヤダもうっエールさんってばそんな褒めないでくださいよぉ?照れるじゃないですか?」

 

苺鈴 「やってる場合か・・・それにしてもあなた達って一体?」

 

苺鈴が問いかけようとした直後、電話の着信音が聞こえ、グレースは「ちょっとごめん」と懐からスマフォを取り出し電話に出ると相手は同じ『ヒーリングっど プリキュア』の一人「ひなた」であった

 

電話越しのひなた「もうっ!!二人共!!今何処!?」

 

グレース「ひなたちゃん!?」

 

電話越しのちゆ「急いで戻ってきて!!手遅れになる前に!!」

 

グレース「あぁっそうだった!?すぐに戻るね!!」

 

エコー「ちゆちゃんとひなたちゃんから?」

 

グレース「うん。急いで戻ろう!!『真』さんに追いつけなくなっちゃう!!」

 

のどか「じゃあエール!!苺鈴ちゃん!!ブリジットさん!!私達行くね!!」

 

あゆみ「後はみんなで頑張って!!それじゃあ!!」

 

エール「またねぇ~!!」

 

ブリジット「行っちゃいましたね?はい・・・」

 

苺鈴 「まぁ向こうにも事情があるんでしょ?仕方がないわよ?」

 

エール「そうだね?それにしても『キュアグレース』と『キュアエコー』・・・あんなプリキュアもいたんだね?」

 

苺鈴 (それも気になるけど、あの二人が持っていた小瓶(こびん)・・・あれに遠目(とおめ)だったけど描かれていたのは間違いなく『仮面ライダーBLACK』と『RX』の顔だった・・・どういうことなの?なんであの二人があのライダーの力を使えるの?それにさっきキュアグレースが言ってた『真』って・・・まさかね?流石に考えすぎか・・・)

 

電話を切った後、変身を解き『花寺 のどか』・『坂上 あゆみ』へと戻った二人はこの場を後にし苺鈴は少ない情報の中で色々あの二人とライダーのつながりを推理していたが、答えの出ないこの疑問を中断し、去っていく二人の背中を見つめるのであった・・・

 

 

 





次回『CCさくら 苺鈴外伝』編 5話「キュアディケイド対4大ヒーロー(後編)」


この後10時10分投稿

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

  • スター×1号・ミルキー×アマゾン
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