仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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昨年に色々と不幸な事があったため、今回は祝いの言葉は控えさせてもらいます

なんやかんやで結局6話の編集になりましたが、コラボ編はこれにて完結です。

後、編集出来次第ですけど、今回のコラボ編の設定資料集編を近いうちに投稿予定です。



『CCさくら 苺鈴外伝』編 6話「李 苺鈴の贈り物」

なぎさ「いやぁ~助かりましたよ?本郷さん・一文字さん」

 

ほのか「まさかこんなにすぐまた会えるなんて思いませんでした」

 

本郷 「あぁ。あれから1年どころか一月(ひとつき)も経っていないというのに、なぁ?」

 

一文字「あぁ。ゲルショッカー首領の次はまさかの君達との再会ときたもんだ。人生何が起きるかわからないもんだな?」

 

はな 「あのぉ~・・・」

 

本郷 「おぉっ!?すまない。まだ名乗っていなかったな?俺は『本郷 猛』こっちは・・・」

 

一文字「俺は『一文字 隼人』。フリーのカメラマンだ、よろしくな」

 

はな 「私は『キュアエール』・『野々 はな』っていいます」

 

はぐたん「はぎゅぅぅ~!!」

 

はな 「この子は『はぐたん』。めっちゃかわいいでしょ!!」

 

本郷 「ははは、確かにかわいいなぁ~」

 

本郷はそう言いながらはぐたんのほっぺを指でほほをなでるように搔(か)き、赤ちゃん特有のぷにぷにほっぺを堪能し、はぐたんも「らいだぁぁ~!!らいだぁぁ~!!」と本郷・一文字の方へと両腕を伸ばしながら二人の事を呼ぶ。その様子を見てはぐたんを抱いていたはなも本郷または一文字に「抱いてくれませんか?」と提案をしてくる

 

本郷 「いいのかい?俺達が抱いても?」

 

はな 「はい。はぐたんも抱っこされたそうにお二人の事呼んでますもの。お願いします」

 

はなからも頼まれ、はぐたん自身も抱っこを望んでいると言われ、お言葉に甘えて本郷ははぐたんを抱っこして、今度は一文字がはぐたんのほっぺを軽くつんつんしながら赤ちゃんの

ほっぺを堪能していた。その最中に残りの『Hugっとプリキュア』メンバーを紹介し、二人もそれに応える。しかし、その紹介の中に苺鈴とブリジットは加わろうとしなかったいや、

正確には苺鈴がブリジットの後ろに隠れて妙に恥ずかしそうにしており、自分を壁にされていたため動こうにも動けないでいたブリジットである・・・

 

ほのか「苺鈴さん・ブリジットさん。どうかしたの?そんな離れた所に居て?」

 

苺鈴 「いや!?これはそのぉ~・・・」

 

なぎさ「二人の事も紹介したいからさ?こっちおいでよ?」

 

ブリジット「だそうですよ?ほら行きましょう!!」

 

苺鈴 「おっ押さないでよ!?」

 

なぎさ・ほのかに呼ばれ、ブリジットに背中を押されながら本郷・一文字の前にやってきたブリジットと苺鈴は改めて本郷・一文字から自己紹介を受けることになった

 

苺鈴 「ぁぁっ・・・ぁっ・・・・・・」

 

本郷 「改めて自己紹介だ。俺は『本郷 猛』。『仮面ライダー1号』だ」

 

一文字「俺は『一文字 隼人』。『仮面ライダー2号』だ」

 

苺鈴 「ぁぁっ・・・ぁ・・・」

 

ブリジット「私はブリジットと言いますです、はい」

 

苺鈴 「ぁぁ・・・ぁぁっぁ・・・」

 

ブリジット「ほらっ苺鈴さん。それではいつまで経っても話が進みませんよ?いつもの苺鈴さんらしくないじゃないですか?」

 

苺鈴 「だっ・・・だって本物の『仮面ライダー』が目の前にいるのよ!?これが落ち着いていられますか!?」

 

ブリジット「ぅっ!?」

 

一文字「なぁほのか。俺達あの子に何かしたか?」

 

ほのか「それが、あの子『李 苺鈴』さんって言うんですけど、彼女は別の世界から来たそうで、彼女のいた世界では仮面ライダーは物語の中だけの存在という事になっているらしいんです」

 

一文字「ほぅ、俺達の事が?」

 

本郷 「俺達の戦いが、他の世界ではそんな風に伝わっていたとはな?」

 

なぎさ「・・・・・・」

 

なぎさは再びブリジットの後ろに隠れて緊張し、顔を真っ赤にしている苺鈴を見ながら少し考えこみ、口元が若干緩むと、再び語りだす

 

なぎさ「苺鈴。本郷さんと一文字さんには『よろしく』の挨拶はしないの?はなちゃんにはしたのに?」

 

苺鈴 「ふぇ?」

 

はな 「んっ?」

 

なぎさ「ほらっ?最初にエールとしたじゃん?握手?」

 

苺鈴・はな「ぁっ・・・」・「あぁっ!?」

 

なぎさ「一緒に戦った仲なのにそれは寂しいんじゃないかなぁ~?ねぇお二人共?」

 

なぎさが目配せをすると、二人もその意図が分かり、なぎさの言葉に乗るように二人も若干わざとらしく「仲間外れみたいで寂しい」とジェスチャーも加えて表現する。すると、ゆっくりだが

苺鈴はブリジットの後押しもありながらも本郷・一文字に歩み寄っていき、二人の前でもじもじしていた

 

苺鈴 「ぁっぇっと・・・その・・・」

 

ブリジット「もう~苺鈴さんここまで来て・・・」

 

えみる「苺鈴さん!!」

 

苺鈴 「ぇっ?」

 

えみる「さっきなぎささんがおっしゃっていたように苺鈴さんも本音をど~~んとぶっちゃけちゃえば良いのです!!今言わなければきっと後悔しますのです!!」

 

苺鈴 「えみる・・・」

 

ルールー「私も同意見です。ファイト」

 

苺鈴 「・・・うん。そうよね?その通りだわ・・・ありがとう二人共・・・すぅ~・・・はぁ~・・・改めまして、『李 苺鈴』です。よろしくです!!」

 

えみるとルールーに背中を押され苺鈴はようやく本郷・一文字に両手を差し出し、二人はその差し出された手を握り握手を返す。数秒続いたその握手を放すと、苺鈴はさっきまでの緊張は

どこへやら・・・大はしゃぎでブリジットの元に戻り二人と握手した事を目の前で見ていたのにわざわざ報告していた

 

苺鈴 「見た見た!?私、仮面ライダーと握手しちゃった!?」

 

ブリジット「見てましたからわかってますって!?」

 

苺鈴 「大きくて、貫禄のある逞(たくま)しい手だったわ~!!」

 

さあや「苺鈴さんすごい喜びようね?」

 

ほまれ「本当に好きなんだ?『仮面ライダー』の事?」

 

はな 「そうだ。苺鈴ちゃん!!」

 

苺鈴 「ほぇ?」

 

はな 「スマフォ貸してもらっていい?折角だからさ?本郷さん達と記念撮影でもどう?私撮ってあげるよ?」

 

苺鈴 「ホント!?ぁっでも・・・私が勝手に決められないし・・・」

 

本郷 「俺達は構わないぞ?」

 

苺鈴 「えぇっ!?いいんですか!?」

 

本郷 「あぁっ。なぁ?」

 

一文字「俺達なんかでよければ?」

 

苺鈴 「是非(ぜひ)!!お願いします!!」

 

どさくさに紛れて本郷・一文字の手を握り、ぐいぐい来る勢いで一緒に撮影をお願いする苺鈴に若干唖然としていた本郷と一文字・・・そして苺鈴ははなにスマフォを渡そうとしたが

その前にちょっと一手間あるようだ

 

苺鈴 「今刺さってるのはフェイトに渡す予定だからもう一つのメモリーカードに変えて・・・惜しいけど、秘蔵のライダー動画をちょこっと消して容量を増やしてっと・・・良し!!これでまだ何枚か撮れるわ。それじゃあ野乃さんお願い」

 

はな 「OK!!」

 

はなにスマフォを渡し位置に着こうとする苺鈴はその最中にブリジットの腕を掴み、写真に入れるように自身の横に連れてきて、戸惑っているブリジットに「折角だから一緒に入って」と

苺鈴は催促して、はなもなぎさとほのかにも「折角だから」と一緒に写真に入るように指示を出す。本郷と特に一文字ははなが持っているスマフォが「こんなので写真が撮れるのか?」と

考えていたが、ほどなくしてはなから「撮るよぉ~!!」と秒読みを開始され、なぎさ・苺鈴・ブリジットはピースをして、本郷・一文字・ほのかは落ち着いた様子で写真に写る。

中心には苺鈴・ブリジット。背後には身長もあって本郷と一文字。左右にはそれぞれなぎさ・ほのかが並びはながシャッターを押して、約3枚ぐらいは撮ったであろう・・・

 

はなから「撮ったよぉ~!!」と撮影出来た事を告げられると6人は体勢を崩し、はなの背後からハリー(人)がやってきて、抱いていたはぐたんをはなに抱かせ、代わりにスマフォを

預かった

 

ハリー(人)「折角や。お前らも混ざってき?今度は俺が撮ったるさかい?」

 

はな 「うん!!」

 

はなは4人に声を掛け、5人は6人に混ざり再び撮影が始まる。今度はハリー(人)の合図でそれぞれ簡単にポーズも取ってはぐたんも交えた12人の集合写真となり、また数枚撮り終わった

後、苺鈴は心底満足したような顔になり、例えるならオシマイダーが「辞めさせてもらいます」と浄化された時のような状態である

 

苺鈴 「私・・・今さいっっこうに幸せ・・・人間・・・生きててよかったって思い場面って訪れるもんなのね?・・・」

 

はな 「大げさ過ぎやしない?」

 

本郷 「しかし、俺達の存在にここまで喜んでくれるなんてな?」

 

一文字「少々複雑な気もするが、悪くは無いな?」

 

なぎさ「そうだ!!皆!!折角の機会だし、苺鈴に盛大なファンサービスでもしてあげない?」

 

なぎさの言葉に一同が「何する気?」と訴える目を向け、なぎさは一同に変身するよう頼み込み、苺鈴・ブリジット・ハリー(人)を除く一同はなぎさの意図が分かったのか、頷き・プリキュア

は変身アイテムを手に取り、本郷・一文字は再びポーズをとって変身する。

 

なぎさ・ほのか「デュアル・オーロラ・ウェェェ~~ブ!!」

 

本郷 「ふんっ!!・・・ライダァァ~~変身!!」

 

一文字「変~身!!」

 

はな達「ミライクリスタル!!・・・ハート・キラット!!・・・はっぎゅうぅぅ~~!!・・・」

 

ブラック・ホワイト「ふたりはプリキュア!!」

 

エール達「Hguっと!プリキュア!!」

 

苺鈴 「ほわぁぁっ~~!!」

 

ブリジット「これだけの人数がいっぺんに変身するところは爽快(そうかい)ですね?はい」

 

ブラック「じゃあハリー!!もう一度お願い!!」

 

ハリー(人)「応!!」

 

エール「ほらほら!!苺鈴ちゃんもブリジットさんも並んで並んで!!」

 

ハリー(人)「ほなっ行くでぇ~!!・・・チーズ!!」

 

一同が並び終わったのを見たハリー(人)は再びシャッターを数回押して何枚か今度は変身した一同の集合写真を撮る。これがなぎさいや『キュアブラック』の提案した苺鈴への盛大なファンサービスである。苺鈴の元居た世界では遊園地のショーなんかでなら仮面ライダーとのツーショット写真を撮る機会もあるだろうが、これは正真正銘『本物の』仮面ライダーそして出会うこと自体が難しいプリキュアも交えた大集合写真なのだ。これには苺鈴は撮影が終わった後、変身を解いたなぎさが「良い記念になったね?」と肩に手をポンっと乗せると苺鈴は膝から崩れ落ちぺたりと座り込んで両手で顔を隠してしまい号泣していた

 

なぎさ「ありえない!?」

 

はな 「めちょっくぅっ!?」

 

ブリジット「何で泣いてるんですか!?」

 

えみる「お腹でも痛いのですか!?」

 

苺鈴 「違うの・・・私・・・もう嬉しくてうれしくて・・・」

 

ほのか「嬉しさのあまりに泣いてるの!?」

 

本郷 「そこまで喜ぶとは・・・」

 

一文字「流石に予想外だったな?」

 

闘いが終わり、写真撮影が終わり、苺鈴も泣き止んだその直後、突如本郷と一文字を呼ぶ声が響き渡る。海の向こうからだ・・・一同が海を見渡すが何も見えない・・・その声には本郷と一文字そして、なぎさとほのか更に苺鈴まで聞き覚えがあったのだ。

 

はぐたん「はっぎゅ~!!」

 

叫び声と共にはぐたんの額のアクセサリーが光だし、その先の海の上でまるでTVの画面のような光が現れ、そこには一人の男?が映っていた。どうやらその人物が本郷と一文字の事を呼んでいたようであった。その人物は赤い頭部に緑の体そして、風になびく2本の白いマフラーをした存在であった・・・

 

本郷 「風見!!」

 

苺鈴 「V3!?どうして?・・・」

 

一文字「・・・どうやら俺達の事、見えていないようだな」

 

本郷 「うん・・・」

 

はな 「・・・あの人・・・何か、悲しそう・・・」

 

本郷 「んっ?」

 

はな 「さっきあなた達を呼んだ時の声も、マスクをつけたあの顔でも悲しそうな表情をしている気がするんです」

 

本郷 「風見が悲しんでいる・・・」

 

一文字「考えて見れば俺達は風見とあんな別れ方をしたんだ。俺達が風見の立場だったとしても、かなりきつかったかもしれないな・・・」

 

本郷 「風見!!聞こえるか!!」

 

一文字「風見!!」

 

本郷・一文字の必死の叫びも向こうには聞こえていないようだ。どうやらお互い声が通らないし、見えてないようだ。どうにか連絡を取りたいのだが、ライダーの特殊な通信ですら

通らず、正直八方塞がりになっていた・・・

 

苺鈴 (辛いわよね?二人がカメバズーカの爆発のシーンから来たって言うなら碌(ろく)に意思を伝えられないまま分かれたんだから・・・今なら分かるかも?目の前で私がアルハザードに落ちていったところを見ていたフェイトもこんな気持ちだったろうなぁ~・・・せめて・・・あの二人にはそんな悲しみを背負ってほしくない・・・私達を助けてくれた二人の力になりたい!!)

 

ブリジット「苺鈴さん!?」

 

本郷・一文字の力になりたいと強く心に思った苺鈴は拳をぎゅぅぅっ~~と握りしめ、目も強くつぶる。すると苺鈴のコートのポケットから一つ光が溢れてきてそれに気づいたブリジットは

苺鈴の名を呼びそれで苺鈴もポケットから溢れる光にようやく気付き、ポケットから光の正体を取り出す

 

ブリジット「ジュエルシード?」

 

苺鈴 「ハヤウェイさんが投げ返してくれたあの時の?」

 

サブルム共和国からハヤウェイが返してくれたジュエルシードを次元の狭間の中で回収して苺鈴が預かっていたのだが(苺鈴外伝31話)、それを取り出したと同時にもう一つ苺鈴のコートから今度は光って・

消えてを繰り返す光があり、それもポケットから取り出し、その正体を語っていた

 

苺鈴 「これ・・・私がメディアードで向こうの史郎さんからもらったお礼の送風機・・・・・・」

 

苺鈴が取り出したのは以前『メディアード』で誘拐事件を解決したお礼としてアルハザードの『高町 史郎』もらった送風機であり(苺鈴外伝22話)、ジュエルシード・その送風機を交互に見て、苺鈴はその二つをゆっくりと近づける・・・

 

するとジュエルシードから集束された細い光がその送風機に伸びていき数秒後、送風機には大きくRの文字が彫られており、その中心には緑色の宝石のような

物が埋め込まれているメダルへと姿が変わり、苺鈴の強い思いがジュエルシードに伝わり、発動した結果なのであろう・・・しかし「これでどうしろ?」と苺鈴・ブリジットは

はそんな風に思っていた・・・

 

ブリジット「どう使う物なんでしょうか?」

 

苺鈴 「・・・・・・」

 

ブリジット「苺鈴さん?」

 

苺鈴はメダルと本郷・一文字を交互に見て「そういう事なの?」とつぶやき、ブリジットの言葉が聞こえていなかったのか、ブリジットの呼びかけに答えず、本郷・一文字へと足を運ぶ

 

苺鈴 「これを使ってください」

 

本郷 「メダル?」

 

一文字「「これを使え」って言うと?」

 

苺鈴 「これに強い思いを込めて語り掛ければ、もしかしたらV3にお二人の声を届ける事が出来るかもしれないんです」

 

一文字「それは本当か!?」

 

苺鈴 「確証はありませんけど・・・きっと届きます!!」

 

本郷 「・・・分かった」

 

苺鈴から差し出されたメダルを預かり、本郷・一文字はメダルを掴み、『風見 史郎』を・・・いや『仮面ライダーV3』の事を強く思いながら語り掛ける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆発の中に消えていったダブルライダーの本名を叫ぶV3・・・少しの間の後、海の彼方から消えていった二人の男の幻影がV3に語り掛けていく・・・

 

本郷 「風見史郎君・・・いや・・・仮面ライダーV3よ・・・」

 

一文字「俺達は死なない・・・いつの日か・・・必ず帰ってくる!!・・・」

 

V3 「・・・・・・」

 

本郷 「三人の仮面ライダーがそろって戦うその日まで・・・すべては君の力に掛かっている!!・・・」

 

一文字「頑張れ!!・・・仮面ライダーV3!!・・・」

 

本郷 「俺達は・・・君を見守っているぞ!!・・・」

 

V3 「本郷さん・一文字さん・・・見ていてください。俺は必ずデストロンを一人残らず叩き潰して見せる!!そして、二人が守ってきた日本を、今度は俺が守って見せます!!」

 

二人の幻影が消えると同時に、V3はしばらくダブルライダーの消えていった海を見続け、新たな決意を固めていくのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本郷・一文字「・・・・・・」

 

苺鈴 「東京を死守した仮面ライダー1号・2号は、カメバズーカーと共に海の彼方に消えた・・・仮面ライダーV3の本当の活躍はここから始まるのであった。っか・・・」

 

ブリジット「何ですかそれ?」

 

苺鈴 「『仮面ライダーV3』の第2話のナレーション」

 

ブリジット「はぁ~?」

 

V3へのメッセージを伝え終わり、V3の姿も見えなくなった後、本郷・一文字は預かったメダルを苺鈴に返そうと差し出したが苺鈴はそれを断った

 

苺鈴 「これはV3に・・・風見さんに送ってあげてください」

 

本郷 「風見に?どういうことだ?」

 

苺鈴 「このメダルはきっといいえ必ずV3の危機を救ってお二人の意志を伝えるために必要になります」

 

一文字「俺達の意志?」

 

苺鈴 「このメダルにはV3のダブルタイフーンに取り付けて莫大なエネルギーを送り込む事も出来て、通信機能も付いているんです・・・私からの最後のお願いです。お二人が無事元の世界に帰れたらこれを1973年6月30日に四国の『ホテル奥〇後』ってところに風見さん宛に届けてください」

 

本郷 「そうか・・・分かった」

 

一文字「これは必ず史郎に届けよう」

 

苺鈴 「ありがとうございます!!」

 

ブリジット「さてさて、話も一段落した訳ですけど・・・」

 

ほのか「私達・・・どうやって帰ればいいのかしらねぇ~・・・」

 

はな 「ぁっ!!それだったらさぁ?しばらく私達の家にくる?」

 

なぎさ「ぇっ?いいの?」

 

さあや「行く当てもないでしょうし、分散して泊まってもらえば何とか」

 

ブリジット「助かったぁ~・・・」

 

はぐたん「はぁぁっぎゅぅぅっ~~!!」

 

当面の一同の寝床が確保出来たと思った矢先、はぐたんが叫ぶと同時に額のアクセサリーが輝き空中に虹色の穴が開き、それと同時になぎさ・ほのか・本郷・一文字・苺鈴・ブリジットの6人は薄く光りながら宙に浮かびその穴に吸い寄せられていく。どうやら自分達の意思では動けないようだ

 

なぎさ「何々!?」

 

ブリジット「浮いてますよ私達!?」

 

ほのか「お別れが来たみたいね?皆さんお元気で」

 

はな 「うん!!皆さんも元気で!!」

 

苺鈴 「えみる!!ルールーさん!!たまには喧嘩もいいけど!!ほどほどにね!!」

 

えみる「分かりましたのです!!」

 

ルールー「『喧嘩するほど仲が良い』・・・という事でしょうか?」

 

苺鈴 「喧嘩出来るからこそ親友って事よ!!」

 

本郷 「君達もこれからの戦い、しっかりとな!!」

 

さあや「はい!!」

 

一文字「俺達は、君達の事も見守っているぞ!!」

 

ほまれ「その期待。私達もきっと応える!!」

 

苺鈴 「・・・あなた達の方もこれから本当に大変だろうけど、きっと後の時代に繋げていってくれるって信じてます」

 

ほのか「えぇ。必ず」

 

苺鈴 「ほんの少しの間だったけど・・・会えて、一緒に戦えてよかった・・・」

 

本郷 「いや・・・いつかまた必ず会えるさ?」

 

一文字「その時君達がまた危機に陥っていたら、その時はまた一緒に戦おう」

 

苺鈴 「はい!!」

 

なぎさ「こんなのばっかりぃぃ~~!?ありえなぁぁっ~~い!?」

 

はな 「・・・行っちゃったね?」

 

6人は宙に浮きながら別れの言葉をはな達に向けて、最後に浮いている自分達に別れを告げて再会の約束を交わす。叶うか叶わないかではない・・・理屈ではないのだ・・・なぎさの「ありえな~い!?」の叫びがやむと同時に虹色の穴が閉じ、はなは一同に対して「行っちゃったね?」と少し寂しそうにつぶやいていた・・・

 

その直後さあやは「6人をこの世界に呼び出したのははぐたんの力なのではないか?」とはぐたんを見つめ、はぐたんはそれに答えようとしたのかジェスチャーも交えていたがやっぱりそこは赤ちゃんなので何を言っているのか、何をジェスチャーで表しているのかさっぱり分からなかった・・・

 

ハリー(人)「何やて?」

 

ほなれ「何言ってるのか分からないけどきゃわたん!!」

 

ルールー「・・・いつか・・・またあの皆さんに会えるでしょうか?」

 

えみる「わかりません・・・ですが、その時はもっと親友になった私達のギターを聞いてもらいましょう!!ルールー!!」

 

ルールー「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぎさ「お二人共お元気で!!」

 

ほのか「デストロンとの戦い、風見さんや立花さん達と一緒に頑張ってください!!」

 

本郷 「おぉっ!!必ずデストロンを壊滅させて見せる!!」

 

一文字「何かあれば俺達を呼んでくれ!!必ず駆けつける!!」

 

4人はそれぞれ時の狭間の中の中を移動していき、突如なぎさ・ほのかの移動速度が落ちる。どうやら2005年に近づいてきたようだ。なぎさ・ほのかは再び別れてしまう本郷・一文字に向けてエールも送りながら手を振り本郷・一文字もそれを胸に秘め1973年に向かって時の狭間の中を過去に進んでいく。本郷・一文字の姿が見えなくなると同時に二人も2005年に放り出され二人は今度こそ元の時代に帰還して、本郷・一文字もほどなくして1973年にたどり着くのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デストロン戦闘員A「さっさと歩け!!」

 

時は1973年・・・場所は日本のどこか、ここにデストロン戦闘員の集団に誘導されながら建物の中を移動している一人の人物がいる・・・その人物を連れてやってきたのはどうやら牢屋のようで自動ドアで完全に締め切ってしまうタイプのようだ。ここに閉じ込めておいて、連れてきた要件を後で実行させようとしていたのだが、ドアを開けると、そこに思わぬ誤算が生じてしまう

 

本郷 「ぅぅぅっ・・・」

 

一文字「俺達・・・空間を抜けたのか?」

 

デストロン戦闘員A「貴様らは『本郷 猛』と『一文字 隼人』!?どうしてここに!?キキィッ!!」

 

本郷 「おぉっ!?ふんっ!!」

 

デストロン戦闘員A「キキィッ!?」

 

一文字「でぇぃ!!ふんっ!!」

 

間髪入れずに襲ってきたデストロン戦闘員の攻撃にひるむことなく本郷・一文字はカウンター交じりで攻撃を繰り出し数名いた戦闘員を倒していき、白衣を着た戦闘員に拘束されていた男性に声をかけると、どうやらこの人物は捕まってしまって連れ去られてしまったらしい事を聞いた。それと同時に本郷はこの人物に見覚えがあったようでその人物の名前をピッタリと当てるのであった

 

本郷 「あなたは確か原子物理学の『オカジマ』博士!?」

 

本郷に名前と職業を当てられた事により話が早くて助かる的な流れになり、3人は一先ずアジトから脱出することにして道中遭遇した戦闘員達を退けながら遂に地下アジトから地上へと出て、入り口からたった数歩分の距離離れた程度の所でアジトから爆発音と煙が上がり3人は一斉に体を伏せて爆発から身を守る。本郷・一文字が盾になってくれたことで生身の人間のオカジマ博士に怪我は無く、どうやら誰かがアジトの自爆スイッチを起動させたようであった

 

本郷 「危ない所だった・・・」

 

一文字「本郷。デストロンがいたって事は?」

 

本郷 「あぁ・・・オカジマ博士。今日は西暦何年のいつでしょうか?」

 

オカジマ博士に日付を尋ねるとどうやら1973年なのは間違いないが、日付はカメバズーカと戦った日よりも後のようで、どうやらV3にメッセージを送った直後なんて都合がいい時間には戻ってこれなかったらしい・・・

 

二人はオカジマ博士を連れて場所を変え、これからの事を相談して、二人は『風見 史郎』や『立花 藤兵衛』に会わず海外へとデストロンを追う事に決めたのは良かったが、時間が無く風見にはまだ『仮面ライダーV3』の『26の秘密』の事をちゃんと伝えていない事が心残りであったが、そこでオカジマ博士を安全な場所。とある山奥に避難させていつかか必ずV3に『26の秘密』を伝えるためにそれを守ってほしいと託し、二人は海外へと旅立っていくのであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから時は2006年12月・・・そこは時間をつかさどる世界『時計の里』・・・この世界に『ダークフォール』の幹部の一人『サーロイン』が襲撃していたが、なぎさ・ほのかの後輩戦士『スプラッシュスター』の二人が『時計の里』の精霊達の力を借りてそれを撃退する事に成功して『スプラッシュスター』チームは『時計の里』の精霊アワーズとミニッツとの別れを惜しみながらも元の世界『緑の里』へと帰ろうとしていた

 

アワーズ「んじゃ、元気でな?」

 

ミニッツ「じゃ~ねぇ~!!」

 

咲  「これで元通りになってるんだよね?」

 

舞  「多分ね?・・・帰ろ!!私達の時間に、皆で守った世界に・・・」

 

咲  「うん!!」

 

二人は光の柱の中で宙に浮かびながら手を繋ぎ、元の世界・・・『緑の里』へと帰還していくが、二人はその最中「はぁぁっ~~ぎゅゅぅぅっっ~~!!」と赤ちゃんの叫び声を聞き、周辺を見渡すが何も見つけられず「気のせい?」と考える暇もなく一同を光が包み込み、一同は『時計の里』から完全に姿を消してしまうのであった・・・・・・

 

二人の聞いた赤ちゃんの声ははぐたんがなぎさ・ほのか・本郷・一文字・苺鈴・ブリジットの6人を次元移動させた時に叫んだ声で、3チーム同時に別々の場所に次元移動させた余波とでもいうべき代償が同じ『時間』をつかさどるこの世界で丁度世界を移動しようとしていた咲達に干渉してとばっちりを与えてしまったのであった・・・

 

 

 

 

 

 





ナレーション「アダブ王国からやってきたキバラ特使を付け狙うGOD秘密機関から送り込まれたのは怪力怪人ヘラクレス・・・GODの動きを察知した『神 敬介』は羽田空港へと急行するが、ヘラクレスを追って来たのは彼だけでは無かった・・・ヘラクレスの目的とは何か?そして『美翔 舞』とは・・・次回『仮面ライダー対プリキュア』『暗殺毒蜘蛛作戦! ヘラクレス対美翔 舞』にご期待ください」





これでようやくコラボ編よりもずっと前に完成していたストックが
消化できる!!( ´∀`)bグッ!

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

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