モモ(R)「俺の必殺技!!」
・・・フルチャージ・・・
モモ(R)「パート5!!ちぇぇ!!ふっ!!・・・うりゃあぁぁっーー!!」
モールイマジン「ぎぃやあぁぁっ~~!?」
モモ(R)「っぷぁぁ~~!!終わった終わったぁぁ~!!」
時は1973年12月中旬・・・河川敷にて赤い仮面ライダーがモグラの怪人と戦っている・・・
『1973年』だからといって『仮面ライダーV3』とは限らない。彼は『2007年』の仮面ライダー『電王』なのである。30年以上先の未来の戦士が何故過去に?という疑問は彼の場合は愚問であろう。モールイマジンを追って『2008年』からやってきたのだから・・・
戦いは割とあっさり終わり、電王はデンライナーで元の時代へと帰っていくのであった。
一人の少女を残して・・・・・・
『1973年12月中旬』
話は電王が現れるほんの少し前に遡る。いやここからが本当の物語であろう
どこかの道路で一人の女性がタクシーから降りてすぐの事だった。女性の体から突如大量の砂があふれてきて、次の瞬間女性の体が割れてその中からモグラのような怪人『モールイマジン』が現れ、いずこへと消え去っていく・・・
???「うわぁ!?あ痛ぁッ!?ぅぅいててて・・・」
怪人と同じところから今度は一人の少女が現れ、見事に顔面からこけてしまい痛むカ所を押さえながら周辺を見渡していた・・・少女の正体は『夢原 のぞみ』。『プリキュア5』のリーダー『キュアドリーム』である。どうやらモールイマジンの時間移動に偶然巻き込まれてしまい現在に至るようだ
のぞみ「・・・ここ・・・何処?・・・」
のぞみは周辺を見渡すと、背後に女性が倒れているのを見つけ声をかけ、体を揺さぶる。するとすぐに目を覚ましどうやら体から怪人が飛び出してきた影響は何もないようですぐに立ち上がり、倒れていたのを見つけてくれたのぞみに一言お礼を言って急いでいたのか駆け足でその場を後にする。その場にはのぞみだけが取り残されていた・・・
のぞみ「それにしても・・・本当にどこだろう此処(ここ)?・・・いつものキノコのお婆ちゃんの絵本とは違うような気もするしぃ~・・・ん?」
のぞみの視線の先には、先の倒れていた女性の後ろから怪しい黒のボディースーツを着た者が一人、後をつけているのが見え、のぞみは何かあると感じその黒ボディースーツをつけてみる事にした・・・
しばらく後をつけてみると、女性は橋の上で白衣の男性と会っているようで何かを話しているのが見えた。するとのぞみが尾行していたボディースーツの者と全く同じ格好をした者達が数名現れ男女を取り囲み、男性は女性を逃がすため奮戦していた・・・
のぞみ「何なのあの人達?・・・えっ!?」
のぞみはそこから更に驚く『者』を見た。それは人型の亀のような怪物でその亀の怪物が男性を橋の上から川へと投げ落とすところが見えたのだった。投げた直後にその亀の怪物もボディースーツの者達と共にいずこかへと消えていき、のぞみはすぐさま川に落ちた男性を助けに向かった・・・
のぞみ「プリキュア!!・・・メタモルフォーゼ!!」
のぞみはガラパゴスタイプの携帯電話のような物を取り出しボタンを押すと桜の花びらのような光が全身を包みその姿をいやその服装と髪形を変える。といっても髪は元の髪型から色が変わり伸びただけのようにも見えるが・・・そのままジャンプして川に飛び込み男性を抱えて岸に上がると体を揺さぶり呼びかける。すると何とか意識を取り戻しはしたが12月の寒い季節の川に全身浸かったのだ。体は相当冷たくなっていた・・・そして震える声で男性はキュアドリームに何かを訴えていた・・・
男性 「頼む・・・妹を!!・・・結城さんを・・・助けてくれ!!」
ドリーム「妹さん?・・・それってさっきあなたといた人の事ですか?」
男性は頷き、またドリームに訴えかける
男性 「私の事はいい!!妹を・・・助け!!・・・」
男性は言葉の途中で意識を失い掴んだドリームの手も放し、ぐったりしてしまっていた・・・ドリームは再び体を揺さぶってみるが反応がない・・・このまま放(ほう)って置く訳にも行かないのでどうしたのものかと考えていたが丁度その時、一人の中年男性『立花 藤兵衛』が通りがかったのであった
藤兵衛「おぉ~い!!どうかしたのか!?・・・んんっ!?・・・こりゃ一体・・・何が?・・・」
ドリーム「亀の怪物に川に投げ飛ばされたみたいです・・・おじさんすみません!!この人をお願いします!!」
藤兵衛「あっ!?おいっ!?あぁぁっ~行っちまったぁぁ~・・・それにしても『亀の怪物』とか言ってたな?まさか『デストロン』に・・・それにしてもあの子・・・どっかで見たような恰好だったなぁ~・・・」
少し時が遡り、『センコク橋』の上で女性が白衣の男性と出会った直後である・・・
二人が互いの生存を確認出来た事に喜びを感じ、その感傷に浸っている間もなく男性は女性を呼び出した本題に入るために「詳しい話は後だ!!」と女性に同行を求めているようであったがその最中一人の金髪の少女が「すみません」と声をかけてくるのであった
ひかり「すみません。少し道をお聞きしたいんですが?」
金髪少女事『九条 ひかり』はどうやら道を尋ねたいだけのようだ。しかし、ひかりが次の言葉を発する前に黒いボディースーツの者達が3人を取り囲み咄嗟にひかりは警戒して、いつでも構えられるように少し腰と膝を落としている
ひかり「何なんですかあなた達は!?」
ボディースーツA「貴様こそ何だ?」
ボディースーツB「構わん!!こいつも連れて行け!!」
女性 「兄さん!?」
男性 「ユキエ!!お前はその子と一緒に逃げろ!!」
男性は妹である女性を巻き込まれた金髪少女と共にこの場を離れて、今渡した地図に書いてある場所へと行くように指示を出し、ボディースーツ達を引き受け、その隙に二人はその場を離れそのある場所へと急行していく・・・そんな最中、亀の怪人が姿を現し男性の前に立ちふさがるのであった
男性 「『カマクビガメ』!?」
カマクビガメ「裏切者は殺す!!ケェッ!!」
男性を一発殴り、そのまま男性を橋から川の中へと落とし先に逃げた二人を追うように配下のボディースーツ達に指示を出し、カマクビガメもその場から姿を消すのであった・・・
ユキエと呼ばれた女性とひかりは男性に言われた場所へと進んでいくが、追って来たボディースーツ達がしつこく、ユキエは短めとはいえ走りづらいヒールのある靴だったのが災いして転倒してしまう。そのためボディースーツ達が一気に距離を詰めてきたが、二人の前に川の岸(きし)から登り上がってきた一人の青年が現れ、ボディースーツの者を一人倒すと二人を庇うかのように前に立つ
ボディースーツA「『風見 史郎』!?」
風見 「ここは私に任せて早く逃げなさい」
ユキエ「でもまだ兄が」
風見 「早く!!」
風見に言われ、ひかりが「行きましょう!!」と先導してこの場を風見に託して後にする。二人を追おうとするボディースーツ達を阻むかのように立ちはだかる風見は臆する事も無くボディースーツ達に問いかける
風見 「なんで、片桐看護婦を狙う?訳を聞かせてもらおうか!!」
ボディースーツ達は風見に襲い掛かるが、風見の方が強く数人がかりのボディースーツ達は奮戦むなしく倒れていき、最後の一人を無力化してユキエ達を追う目的を問いただそうとするが、そこにカマクビガメが姿を現し、風見もその姿を目視に捉(とら)える
風見 「出たな!!」
カマクビガメ「死人に口無しだ!!」
風見 「ふっ!!」
カマクビガメは子亀を投げつけ風見は咄嗟にボディースーツを放し、側転して距離を取るとボディースーツは子亀の爆発に巻き込まれ燃えて溶けてしまう。2~3回爆発が続いたが風見はそれを避け、カマクビガメは煙に紛れて地を4足歩行の猛スピードでかけていき、その場から姿をくらますのであった・・・・・・
それから少し時間が経ち、ユキエとひかりは地図に書いてあった場所へと向かいそこで片桐助手の仲間に出会いそこに身を隠すことにし、ユキエは手術をした結城の看護を始める。
しばらくまた時間が経ち、結城とひかりを除き、ユキエを含めた3人は一度外へ出て片桐助手が来るのを待っていた
助手A「遅いなぁ~何をやっているんだ片桐の奴・・・」
助手B「まさかデストロンに?・・・」
今だ姿を見せない片桐助手の安否を気にかけていた最中、苦しむ結城の声が外にも聞こえユキエは様子を見るために一度地下に戻っていき、助手二人は引き続き見張りを続けていた。
そんな最中片桐助手の声が聞こえ安堵の表情を浮かべながら物陰から姿を現すと、出て来たのは片桐助手ではなく首を伸ばしたカマクビガメであった
カマクビガメ「うぬらがここにいるという事は『結城 丈二』もこの近くにいるという事だな?」
助手A「こっ殺し屋め!!」
助手B「死んでも結城さんを守るぞ!!」
カマクビガメ「望みどおりに殺してやる!!・・・行(ゆ)け子亀達!!ケェェッ~~!!」
助手二人は急いで結城の元へと戻っていくがカマクビガメは子亀を結城のいる地下道へと向かわせ助手二人よりも先回りし地下でデストロンガスをまき散らすために爆発を起こし助手二人はデストロンガスをまともに浴びてしまい床に倒れこむ
助手A「うわあぁっっ~~!?結城さん!!」
助手B「我々の仇を!!・・・」
カマクビガメ「・・・ふんっ!!死んだか」
助手二人の体は爆発し、その様を見届けたカマクビガメも鼻で笑い遂に『結城 丈二』が眠る場所まで迫ってきてしまった。ひかりはユキエと結城を庇うように先頭に立ちカマクビガメを睨み付ける
ユキエ「この人は怪我人です!!手術が終わったばかりなんです!!今動かしたら死んでしまいます!!」
カマクビガメ「遅かれ早かれ死ぬのよ!!連れて行け!!」
戦闘員A「キキィー!!」
ひかり「そうはさせません!!」
カマクビガメ「娘。勇敢と無謀を一緒にしない方がいいぞ?お前には用は無い死ね!!」
カマクビガメが構えを取ると同時に掛け布団代わりにしていた白衣を捨て二人を庇うかのように一つの影が立ち上がる。すぐにどんな人物かが見えたがその姿は『仮面ライダーV3』に似ているものがあった
カマクビガメ「おぉライダーV3!?」
V3?「ふふふふ・・・」
カマクビガメ「うん?ライダーV3では無いな?貴様は何者だ!?」
ライダーマン「『ライダーマン』!!復讐の鬼だ!!」
カマクビガメ「何!?『ライダーマン』だと!?」
ライダーマン「カマクビガメ。俺の力を知らんな?」
カマクビガメ「えぇぃ!!息の根を止めてやる!!」
ライダーマン「床に電流を流してやる!!」
カマクビガメ「おぉっぉぉっ~~!?」
ライダーマンは途切れた銅線を床に当て電流を流す。その電流はそれなりの電圧があったようでカマクビガメと戦闘員2名はまるで海岸で日差しをたっぷり浴びてはだしでは歩けないほどに熱くなった砂浜を再現するかのような慌てぶりを披露し、この隙にパワーアームと呼ばれるアタッチメントに換装し鍵のついていた鉄格子を開き、ユキエとひかりを連れて外へと脱出を図る・・・
ライダーマン「ロープアァーム!!戦闘員共!!帰ってヨロイ元帥に伝えろ!!俺は必ず貴様の息の根を止めるとな!!」
外へ出るとライダーマンはアタッチメントを『ロープアーム』へと換装し、橋にフックを引っかけるとユキエとひかりを抱えて登っていく・・・
橋の上に場所を移すと、そこにはカマクビガメが先回りしており行く手を阻む
カマクビガメ「『結城 丈二』はどこだ!?貴様の正体は何だ!?」
ライダーマン「カマクビガメ!!」
カマクビガメ「貴様の仮面を剥(は)いでやる!!」
ライダーマン「・・・・・・」
カマクビガメ「逃げ道は無い!!」
???「私が逃がす!!」
突如響いてきたこの場にいる者以外の少女の声に一同は思わず、声の主の居場所を探し出す。カマクビガメはいち早く気付いたようで橋の上を見てみるとそこにはキュアドリームの姿があった
カマクビガメ「誰だお前は!?」
ドリーム「『エターナル』のくせに私を知らないなんて、あなた新人さん?その人達に手は出させない!!」
カマクビガメ「『えたーなる』?何の事だ?まあいい誰であれ『デストロン』に逆らう者には『死』あるのみ!!ケェェ~~!!」
ドリーム「はあっ!!・・・・・・」
ライダーマン「君は一体?・・・」
ドリーム「ここは私に任せてあなたたちは逃げて!!」
ライダーマン「馬鹿を言うな!!君みたいな子供一人置いていけるか!!」
ドリーム「私なら大丈夫!!ああいうやつらとは戦いなれていますから!!ふんっ!!」
ドリームはその場からジャンプして飛び降り、ライダーマン達の前に着地する。ライダーマンの制止も振り切りドリームは一人カマクビガメに向かっていき、跳び蹴りから入っていきそのままカマクビガメと臨戦態勢を取った。ああ言われはしたが、大の大人が怪物の相手を子供に任せて逃げるのと、自分にはその怪物と戦う『力』を手にしている事からやはり『逃げる』という選択肢は出てこなかった。しかし、自分には今背負っている力のない『守る者』が二人もいるのだった・・・・・・
ライダーマン「・・・すまないが、君達二人で何とか逃げてくれ。僕は彼女を助けてからすぐに!!」
ひかり「待ってください!!」
ライダーマン「君達にはすまないが止めないでくれ!!」
ひかり「そうじゃありません!!彼女がきっと『プリキュア』ならここは何とか切り抜けられるはずです!!ここは彼女の力を信じてみてください!!」
ライダーマン「君はあの子の事を知っているのか!?」
ライダーマンの質問に「詳しいことは後で話します!!」とまず片桐看護婦を逃がす事を優先させるためにひかりはライダーマンと片桐看護婦をカマクビガメのいる方とは逆向きに押し出していく。ひかりの話は少女にも聞こえており彼女が『プリキュア』の名を口にした事に思わず「えっ!?」とカマクビガメに背を向けてしまっていた
ドリーム「あの子、何で私が『プリキュア』だって分かったの?」
カマクビガメ「喰らえ!!デストロンガス!!」
ドリーム「あっ!?・・・・・・」
ドリームに隙が出来たことでカマクビガメは毒ガスを発生させることができる子亀を爆発させる。すぐさま反応したドリームは転がりながら避ける側転をして爆発から逃れ再びカマクビガメに向き直る。カマクビガメも「よそ見とは余裕だな!!」とドリームを威嚇しておりドリームも今は目の前の敵に集中することにしたが、すぐにその集中が途切れることになった・・・
逃げようとしたライダーマン達の方にどこに待機していたのかデストロンの戦闘員達がまた現れ三人を襲っていたのだ。ライダーマンの戦闘力なら戦闘員程度どうってことはないが、非戦闘員の片桐看護婦やひかりを庇いながらとなると手一杯の状況であった。ひかりもなんとか抵抗してはいたが何分(なにぶん)敵の数が多い、それを見たドリームは再びカマクビガメに背を向けて駆け出して行った・・・
カマクビガメ「ケェェェッッ~~!!・・・」
ドリーム「うわぁっ!?・・・うぅっ!?・・・」
ひかり「えいっ!!・・・ぁっ!?プリキュア!!」
カマクビガメ「このまま首を噛みちぎってくれる!!」
ドリーム「くぅっ!?・・・ぁぁっ・・・」
ライダーマン「やあっ!!やあっ!!くそう!!お前達、邪魔をするな!!」
戦闘員A・B「キキィィッ!!」
ひかり(このままじゃあのプリキュアが危ない・・・こうなったら私も!!)
戦闘員の大群に襲われていたライダーマン達を助けようとドリームはカマクビガメに背を向けて駆け出して行ったが、その隙を再び狙われてカマクビガメは首を2回ほど回して一気に前方へと突き出すと、まるでカメレオンの舌のように伸びていきドリームの首に噛みつこうとする。何とか咄嗟にカマクビガメの頭部を掴み、首を噛まれるのは防げれたが、ドリームも身動きが取れなくなってしまっていた。それを見たひかりはポシュットから何かを取り出そうとしたがその直後、何かがひかりの頭上に影を作り、通り過ぎていったその人物は緑色の体をして赤い顔をしている人物であった・・・
V3 「Vスリィィキィィック!!」
カマクビガメ「うおっ!?・・・」
V3 「大丈夫か?」
ドリーム「あっはい!!大丈夫です!!」
カマクビガメ「ライダーV3どうしてここに!?」
V3 「戦闘員の口を封じて上手に消えた。しかし、私には『V3ホッパー』がある!!」
ライダーV3の登場にカマクビガメも「くそぉぉ~~!!」と憎らし気にV3を睨む。V3は『V3キック』でカマクビガメの首を攻撃してドリームを救出したのだ。更なる戦士の登場にドリームもV3の姿を思わずずっと見ており、視線に気づいたのかV3も「早く逃げろ!!」と今度は自分が先のドリームと同じ役を担(にな)おうとカマクビガメに向かっていき、跳び蹴りから戦闘に入る・・・
カマクビガメ「ケェェ~~!!」
V3 「ふっ!!・・・姿が私に似ている?一体何者なんだ?」
この場をV3に任せた4人は離れだしていき、首を伸ばしたカマクビガメだったがV3は伸びてきた首をカマクビガメの体に背を向ける形でつかみライダーマンの姿を見て感じた事を口にしていた。
カマクビガメの首を放し、蹴りを放つが当たらず首が体に戻ると子亀を投げつけその子亀が爆発しデストロンガスを発射すると思わず少し吸い込んだのかせき込み地に膝をついてしまう・・・
ドリーム「行けない!?」
カマクビガメ「死ねぇ!!死ねぇ!!」
ドリーム「はぁ!!」
カマクビガメ「おわぁっ!?」
デストロンガスに苦しむV3の首を掴みV3を押し倒し更に首を締め出す。振り返るとドリームはV3の危機に戻ってきてカマクビガメの頭部を蹴り上げカマクビガメは転倒し、V3から離れる。そのままカマクビガメを追っていき再びカマクビガメと戦闘に入り両者は向かい合い構える。
カマクビガメ「ケェェ~!!」
ドリーム「はっ!!ふんっ!!」
カマクビガメ「おぉっ!?」
V3 「とおっ!!」
カマクビガメ「ぐぅっ!?」
カマクビガメはドリームに向かって飛び蹴りを放つがあっさり避けられ振り返ると同時にドリームの右フックが頭部に決まり衝撃で体が半回転してドリームに背を向けてしまうが、その先には復帰したV3が駆けつけてきておりそのまま右蹴りをカマクビガメに放ちカマクビガメは倒れてしまう。
カマクビガメ「ケェェ!!」
V3 「ふっ!!・・・とおっ!!」
カマクビガメ「おぉぉっ~~!?」
V3・ドリーム「・・・・・・」
カマクビガメ「ライダーV3!!貴様のホッパーも水中までは追跡出来だろ!!」
V3 「くそっ!!・・・」
カマクビガメはV3に目標を変え、パンチを繰りだすが手首を掴まれV3の空いたもう片方の腕でカマクビガメの足を持ち体を持ち上げ空高く投げ飛ばす。着地地点は川のようで水中から上半身だけを出したカマクビガメは逃げるつもりで捨て台詞を吐いて水中からこの場を離れていき、二人はそれを黙って見る事しかできなかった・・・
V3 「っで、君は一体何者だ?」
ドリーム「えっ?私?」
V3 「見た所『改造人間』という訳ではなさそうだが?・・・何故デストロンに追われていた?」
ドリーム「『ですとろん』?・・・あれって『エターナル』ですよね?」
V3 「『えたーなる』?聞いた事が無いな・・・さっき君といた私によく似た彼は何者だ?」
ドリーム「えぇっと、ごめんなさい私もさっき会ったばかりでよく知らないんです。『エターナル』に襲われてると思って助けに入っただけでしたから」
V3 「そうか。では君の言うその「エターナル」というのは何なんだ?」
ドリーム「人の物を無理やり奪い取ろうとする悪い人達です!!さっきの怪人がその証拠です!!」
V3 「ほ~う。すまないが君の言うさっきの怪人は『エターナル』ではない。『デストロン』の怪人だ」
ドリーム「えっ!?本当に違うの?」
V3 「あぁ違う。ところで一つ確認しておきたいことがある」
ドリーム「何ですか?」
V3 「君はデストロンの敵か?それとも仲間か?」
ドリーム「いやいや!?冗談じゃないですって!?あんな怪人達と仲間な訳ないですよ!?」
V3 「そうか・・・分かった。とりあえずついて来てくれ。お互い聞きたい事があるだろう?近くにオートバイを止めてある。詳しい話は移動しながらだ」
ドリーム「分かりました!!」
場所は変わり線路の近く・・・『風見 史郎』は『立花 藤兵衛』の姿を確認し、藤兵衛も「どうした!?」となにかあってこの場に来たと感じたため疑問形で尋ねる。バイクから降りた風見と『夢原 のぞみ』はヘルメットを着けたまま藤兵衛とユキエの兄である片桐助手に駆け寄り二人とは一度会っていたため思わぬところでの再会に「あれ!?」とのぞみは思わず声を出してしまう
のぞみ「おじさん!?」
藤兵衛「ん?史郎この子はなんだ?」
史郎 「それが・・・俺にもよくわからないが彼女もデストロンに襲われて、戦っていたんです」
藤兵衛「何デストロンに?それにしても俺この子とは初対面のはずだが、何で俺の事を知ってる風なんだ?」
のぞみ「えっ!?あっいやそれは・・・」
藤兵衛「ん?あっ!?もしかしてさっきの子か!?」
のぞみ「ギクッ!?いっいや私はさっきおじさんに会ってないですし、おじさんにその白衣の人の事をお願いなんてしてない・・・」
藤兵衛「そうか思い出したぞ!!あの服装の雰囲気、お前さんもしや『プリキュア』じゃないのか?」
のぞみ「えっ!?おじさんどうして『プリキュア』の事を?」
藤兵衛「やっぱりそうかぁ!!過去に君とは違うプリキュアと会ったことがある!!だからプリキュアの存在は知ってるんだ!!」
のぞみ「私とは違うプリキュア!?もしかして他のみんなもここに?・・・」
史郎 「っでおやっさんこの人は?」
藤兵衛「おぉそうだった。片桐看護婦のお兄さんだそうだ」
史郎 「片桐看護婦の?」
3人が話していると片桐助手が意識を取り戻し史郎達に問いかける。「妹は無事か?」と・・・しかし、史郎ものぞみもはっきりとした事が言えずとりあえずは逃げている事はまず伝えた。
史郎 「ただ・・・デストロンと戦い、デストロンに狙われている不思議な奴と一緒だった」
のぞみ「それに、金髪の私ぐらいの歳の女の子と一緒でした!!」
史郎 「うん・・・片桐さん。あなたに心当たりは?」
片桐 「少女の方は分かりませんが、もう一人の方の目的は・・・『復讐』です・・・」
史郎 「『復讐』!?・・・」
片桐 「あの人は・・・デストロンのアジトを襲うでしょう・・・」
史郎 「片桐さん教えてください。デストロンのアジトの場所を・・・」
片桐 「あなたが?」
史郎 「・・・・・・」
片桐の言葉の後、静かに頷き片桐は震える手で石を使い力を振り絞ってアジトの場所を書き記す。それを書き終えると「妹を・・・頼む・・・」と最後に言い残して力尽きてしまう・・・
史郎は体を揺さぶるがもう脈は無く息を引き取ってしまったと察し、のぞみは目の前でほんの少しとはいえ自身が関わった人が不条理な死を迎えた事に動揺を見せ責任感がでたが藤兵衛や史郎からも「君のせいじゃない」と慰めてくれ、のぞみも気持ちを落ち着かせることが出来た・・・
のぞみ「片桐さん・・・安らかに眠ってください・・・」
史郎 「・・・『四角い船』か・・・」
のぞみは片桐の遺体に両手を合わせ合掌(がっしょう)し、冥福を祈る。史郎は片桐の最後のメッセージを見て四角い船が並ぶ所にデストロンのアジトがある事を突き止めそこに向かう事にする。一人向かおうとする史郎にのぞみが待ったをかけるのであった
のぞみ「風見さん!!私も連れて行ってください!!」
史郎 「それは出来ない。君の言う『エターナル』がどれほどの組織なのかは知らんが『デストロン』はそんなに甘い相手ではない!!」
のぞみ「それは分かっています!!だからこそ力になりたいんです!!それに、私にはどうしても会って聞きたい事がある人がいるんです!!」
史郎 「何?・・・誰の事だ?」
のぞみ「片桐さんの妹さんと一緒にいた金髪の女の子です。あの子は私の姿を見て『プリキュア』って呼んだんです」
藤兵衛「おいそれ本当か!?」
のぞみ「はい。私は確かに聞きました。あの子が何で私のううん『プリキュア』の事を知っていたのか?私はどうしてもあの子にそれを聞きたいんです!!」
藤兵衛「史郎。連れて行ってやってくれ」
史郎 「しかしおやっさん・・・」
藤兵衛「この子も何の覚悟も無しにそんな事言わんだろう。それにプリキュアなら仮面ライダーと肩を並べて戦えるはずだ」
史郎 「分かりました。ただし、俺が逃げろと言ったら迷わず逃げろ。それが条件だ」
のぞみ「分かりました」
藤兵衛の後押しを受けてのぞみは条件付きで風見と同行することを許され二人はデストロンのアジトへと急行するのであった・・・・・・
その頃『結城 丈二』はユキエ・ひかりと共にヨロイ元帥のアジトの一つである四角い船の付近に来ていた
ひかり「結城さん。本当に行くんですか?」
結城 「僕のために、ユキエさんのお兄さんや他の仲間も殺された。彼らのためにも僕は仇を打つ!!君達はここから動いては駄目だ。奴らに見つかるかもしれないからね?」
ひかり「結城さん!!」
ひかりとユキエをこの場に留めて結城は一人、アジトへと歩き出していく・・・そして自身のオートバイ『モンスーン』にしまってあるライダーマンのヘルメットを取り出しライダーマンへと変身を果たし、モンスーンを駆りアジトへと向かう
ライダーマン「ロープアァァーム!!」
ライダーマンはロープアームで離れたアジトへと移動し、さらに奥へと進むと見張りの戦闘員と遭遇しその戦闘員にロープアームを伸ばすとその戦闘員は宙に放り出され水の中へとダイブしてしまう
戦闘員A「キキィ!!」
戦闘員B「キキィー!!」
そこから更に戦闘員が数人襲ってくるが、あっさりと返り討ちにされさらに奥へと進んでいくと、周辺を警戒しながら最深部へと続く通路の仕掛けを動かし、ついに最深部へと足を踏み入れる。するとそこにはヨロイ元帥の形をした人影が待ち構えていた
ライダーマン「ヨロイ元帥!!ライダーマンが『結城 丈二』に変わってお前を倒す!!」
ヨロイ元帥「ヨロイ元帥のアジトの場所を知っている人間は、デ~ストロンの幹部と、脱獄した『結城 丈二』のみ!!ライダーマン!!・・・・貴様の正体はその『結城 丈二』!!」
ライダーマン「その通りだ!!」
ヨロイ元帥「ライダーマン!!・・・改めて、死刑執行だ!!」
ライダーマン「くそうっ!!」
カマクビガメ「ケェェッ~!!」
ヨロイ元帥「ライダーマン!!貴様など、カマクビガメの敵ではないわ!!」
突如として現れたカマクビガメと戦うライダーマン。しかし、カマクビガメの力はライダーマンには強大で攻撃を繰り出すが大したダメージを与えるまでにはいかないようだ。追い詰められ、カマクビガメ・ヨロイ元帥に挟まれてしまう
ライダーマン「ヨロイ元帥を目の前にして、残念だ!!」
カマクビガメ「子亀共!!ライダーマンを八つ裂きにしろ!!」
この場をカマクビガメに任しヨロイ元帥は消え、カマクビガメは子亀達を放ちライダーマンを追い詰める。そして子亀は爆発しデストロンガスが部屋に充満していき、ライダーマンは息苦しそうにせき込み、口を塞ぐ。毒ガスが平気なのかカマクビガメはゆっくりと獲物を追い詰めるかのように近づいていき、ライダーマンの最後の時が迫ろうとしていた・・・
V3 「はっ!?待て!!・・・・・・とおっ!!」
危機一髪で突如V3が部屋に乱入してカマクビガメを投げ飛ばし、ライダーマンを庇うかのように前に立つ。
カマクビガメ「二人共デストロンガスを吸って死ねぇぇー!!」
二人はガスの充満している部屋から脱出し外へと出る。カマクビガメも追いかけてきて二人は壁際に追い詰められるがここでならガスも充満しずらい
カマクビガメ「くそぅ!!逃がさんぞ!!」
V3 「よし!!とおっ!!」
ナレーション「その頃、結城丈二の言葉通りに片桐ユキエと九条ひかりは結城丈二と別れた場所で、彼の帰りを待っていた」
ひかり「結城さん・・・大丈夫でしょうか?・・・」
ユキエ「・・・・・・」
ひかり(あのカマクビガメと呼ばれていた怪人・・・ブラックとホワイトとあのバッタっぽい二人を襲っていた怪人によく似ていた・・・それにあのピンクのプリキュアに赤い顔の人・・・一体何が起こっているの?)
ポルン「ひかり!!」
突如ポルンが喋った事でひかりは慌ててコミューン状態のポルンを押さえて、ポルンの声が聞こえたユキエにはひかりは苦笑いで誤魔化しユキエに背を向けポルンに話しかけると危機が迫っているとの事だった
ひかり「危険って?」
ポルン「後ろポポ!!」
ひかり「まさか!?」
戦闘員4人「キキィーー!!」
ひかり「・・・デストロン!?」
戦闘員A「片桐ユキエ!!一緒に来てもらおう!!」
ひかり「逃げてくださいユキエさん!!ここは私が食い止めます!!」
ユキエ「何を言うの!?あなた一人残せる訳ない!?」
戦闘員A「キキィ~!!」
ひかり「ふっ!!」
突如現れ、二人を取り囲むデストロンの戦闘員が4人。戦闘員Aがひかりにナイフを振り落とすがそれを両手首を交差して振り落とされた右手首に引っかける事で防ぐが、何分腕力に差がある。防ぐのが精いっぱいであった・・・戦闘員B・Cがユキエを捕らえ、残るはひかりを始末するだけとなった訳だがここに更に別の人物が介入してくるのであった
ドリーム「はぁっ!!」
戦闘員A「キキィ~!?」
ひかり「プリキュア!?」
戦闘員B「何だ貴様は!?キキィー!!・・・」
ドリーム「ふっ!!はぁっ!!」
戦闘員D「キキィー!!」
ドリーム「ふんっ!!はぁ!!」
戦闘員D「キっ!?」
ひかり「待って!!」
ドリーム「はあっ!!」
戦闘員C「キキァ!?」
突如空中からジャンプキックを戦闘員Aに放ちひかりの窮地を救ったドリームはユキエを放し交戦して来た戦闘員Bの右ストレートを手首を掴み前転させて倒し、手すきとなっていた戦闘員Dが横からまた右正拳突きを放つがそれを左チョップで叩き落し左蹴りで後ろに転倒させ、ユキエを連れて逃げようとする戦闘員Cにひかりは逃がさないようしがみつきドリームはその隙をつき、戦闘員Cの顔を右正拳突きで殴り『大』の字に転倒させる
ドリーム「良かった間に合って」
ひかり「助かりました」
三人がホッとしたのも束の間・・・周辺から再び戦闘員の群れが現れ二人は臨戦態勢を取りドリームは二人を守るかのように前に立つ。そして懐から一枚の紙を取り出しひかりに手渡すのであった
ドリーム「ここに書いてある住所に先に行って。ここは私が食い止める!!」
ひかり「ですが!!」
ドリーム「いいから早く!!」
ひかり「すみません頼みます!!ユキエさん!!」
ひかりはメモを握りしめユキエの手を引きこの場を離れる。ユキエとひかりの動きの合わせるように追跡しようとする戦闘員達の前にドリームが立ちはだかり二人の後を追わせまいと体を張り戦闘員達と交戦するのであった・・・
ライダーV3とライダーマンは同時にジャンプし、四角い船から陸地へと場所を移しアジトから無事に脱出する事が出来た。
そのままこの場を後にしようとするが、カマクビガメもいつの間にか先回りしており二人を睨み付ける
カマクビガメ「待てぇぇーー!!」
V3 「私に任せて逃げろ!!」
ライダーマン「バカな!!お前こそ逃げろ!!」
V3 「バカな!?今は個人の目的で、戦っている場合か!!逃げろ!!・・・」
ライダーマン「・・・ロープア~ム!!」
ライダーマンはあろうことかV3にロープアームを向け、V3の足に縄が絡まってしまう。両者は円を描くように動いてき、ライダーマンはカマクビガメを自分の手で倒す・V3は今はそんな場合ではないとそれぞれ主張しカマクビガメへの注意が疎(おろそ)かになってしまいカマクビガメはその隙をわざわざ見逃してはくれない
カマクビガメ「喰らえデストロンガス!!」
V3 「ふっ!!・・・がっ!?・・・」
カマクビガメ「ライダーV3!!貴様だけでも餌食(えじき)にしてやる!!」
ドリーム「・・・はぁっ!!」
カマクビガメ「おわぁっ!?」
カマクビ子ガメを放ちデストロンガスを吸い込んでしまったためか膝をつくV3。せめてV3だけでも仕留めようとするがドリームが空中で一回転してキックを放ちそれをまともに受けたカマクビガメは高い場所から落ち、甲羅越しなのでダメージがあるかは微妙だが背中を強打し隙が生じる事でドリームはV3に駆け寄りV3に肩を貸す
ドリーム「・・・・・・」
ライダーマン「・・・・・・」
目が合ったドリームとライダーマンは互いに頷(うなず)き、左右に散ってこの場を離れる事にした。起き上がったカマクビガメは完全に二人の姿を見失い悔しそうな声を出していた
カマクビガメ「くそぅ何処行った!?」
場所は変わりデストロンのアジトの一つ・・・ヨロイ元帥はカマクビガメから聞いた話をデストロン首領に報告をしていたところであった
デストロン首領「何だと!?ライダーマンとなった『結城 丈二』が、ライダーV3の邪魔をしたというのか!?」
ヨロイ元帥「その通りです首領。カマクビガメの前でです」
デストロン首領「面白い。ライダーV3が100%力を出せないようにライダーマンを利用してやれ!!」
ヨロイ元帥「お言葉ですが首領。その代わりにライダーV3の新たな協力者と思わしき妙な娘はいかがなさいましょう?いくらライダーマンが、ライダーV3の邪魔をしようとその娘が逆に我々の邪魔をしてきます」
デストロン首領「案ずるなヨロイ元帥。すでに手は打ってある!!」
デストロン首領の言葉が終わるのを待っていたかのようにヨロイ元帥の後ろにある自動ドアから長身の肌黒い男性が入室してくる。ヨロイ元帥の「誰だ?」と言わんばかりの表情からして恐らくデストロンの人間では無いであろう。なにしろヨロイ元帥はデストロンの最高幹部。しかもこれだけ目立ちそうな印象を持つ者であれば詳しく知らなくとも何かしらの情報を持ち合わせているはずだからである。新しくデストロンに入った者であれば話は別だが、しかし、タイミング的に首領の言った『打った手』とはこの人物の事であろうが一体何者なのか皆目見当がつかなかった・・・
ヨロイ元帥「首領。この者は?」
デストロン首領「お前も『ヘルショッカー』という組織の事は聞いた事はあるな?」
ヨロイ元帥「はい。我々の前に活動していた新たなショッカーでしたな」
デストロン首領「その『ヘルショッカー』と戦ったのはライダー1号・2号だけではなく、『プリキュア』と名乗る者達であった。『ヘルショッカー』の壊滅後、秘密裏に再びプリキュアが現れた時の対抗策として使える者を探していた時に見つけたのだ。『エターナル』という組織をな」
ヨロイ元帥「では、この者はその『エターナル』の者と?」
シシキ「そういうことだ。俺は『シシキ』、貴様らデストロンが世界をどうしようと知った事ではない。我々の目的は世界中の価値ある物を収集することだ」
ヨロイ元帥「では何故我々に協力する?」
シシキ「『エターナル』が欲する宝を、ライダーV3とその仲間が持っているからだ」
ヨロイ元帥「『宝』だと?」
デストロン首領「今回は利害の一致でエターナルの館長から社員の一人を派遣してもらった。シシキをプリキュアにぶつけ奴らを始末するのだ!!」
ヨロイ元帥「ははっ!!ではまず、カマクビガメの毒ガスを使い、人間共を苦しめ、奴らをおびき寄せます!!」
『罪なき人々を血祭りにあげるカマクビガメ・・・』
『ドリームは怒り!!ルミナスも闘志を燃やす!!』
『カマクビガメを前にして睨み合うV3とライダーマン。そして、V3を狙うエターナルの猛攻!!』
『次回・・・『ドリーム対ライダーマン』にご期待ください』
『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?
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スター×アマゾン・ミルキー×1号