ライダーとプリキュアが戦っていた最中、子供の他にそれを見ていたものがこの場にもう一人いた。瓦礫に埋まった蜘蛛男だ。残り少ない体力の中ライダーにそして自分をこんな目に
合わせた少女達に一矢報いるために機会を伺っていた。
1号 「なっ何故だ!?・・・」
2号 「なんで立ち上がれたんだ?」
ライダーの問いにプリキュアは当然とばかりに答えた。
ブラック「そんなの決まってるじゃない・・・」
ホワイト「私達は今、あの子の命を背負っているのよ・・」
ブラック「子供達の未来を・・・・」
ホワイト「貴方達なんかに・・・」
プリキュア「絶対奪わせない!!」
蜘蛛男「ふうぅぅくらえぇー!!」
この瞬間だった。両者は完全に弱りきっている。その隙を逃さぬために瓦礫から勢いよく起き上がり、プリキュア目掛けて吹き矢を連発で飛ばす。
2号 「危ない!!」
咄嗟に何かの視線に気付いていた2号がプリキュアの二人を庇い蜘蛛男の矢をまともに受けてしまいその場に倒れこむ。1号も慌てて2号に駆け寄る。
2号 「ぐうぅぅー。」
1号 「隼人!!」
2号 「はは、カメラマンはやっぱり目が基本ってな・・・・」
ホワイト「なっなんで・・・」
ブラック「なんで私達を助けたの?」
プリキュアの二人は何故敵である自分達を庇ってくれたのか判らなかったが1号も2号も当然と言わんばかりに答えた。
2号 「そんなことっ当たり、前さ・・・」
1号 「俺達も、君達も守りたいモノがあり、胸に秘めた平和を、そして子供達を愛する心が同じだからだ。」
プリキュア「えっ!?」
「私たちと同じ心」その言葉にはとても重い何かを感じ取れた二人はこの二人には自分達と同じ運命のような何かを感じ取った。そして確信した。この二人は敵じゃない。それどころか
自分達と同じ闇と戦う戦士達なんだと。
ブラック「私達・・・」
ホワイト「・・・・・・」
1号 「二人共、一文字を頼む。」
ブラック「えっ・・・」
ホワイト「どうするんですか?」
1号 「奴との決着をつけてくる。」
そう言って1号は蜘蛛男の方に歩き出した。ブラックとホワイトも1号の体力のことを考え止めようとした。
ブラック「ちょっちょっと待ってください!!」
ホワイト「あなたも私達との戦いでもう体力なんて残ってないはずです。戻ってきてください!!」
だが、1号は歩みを止め無い。不安に思う二人に2号が話しかける。
ブラック「なんでなの?なんで・・・」
ホワイト「彼ももう限界のはずなのに・・・」
2号 「はは、だからどうしたんだ?」
プリキュア「えっ・・・」
2号 「体力が限界、敵が強い、俺達はそんな戦いしょっちゅうやっていたさ。だがそんなことどうでもいい・・・」
2号は少ない体力を振り絞って立ち上がりながら語りかけ
1号 「そうだ、俺達は絶対に悪には屈しない。」
1号が2号の言葉を紡ぎ
2号 「例え、どんな困難でも必ず乗り越えていく・・・」
1号 「そう・・俺達は・・・」
2号 「俺達は・・・」
ライダー「仮面ライダーだ!!」
プリキュアの二人はついにこのふたりの正体が判ったそれは自分達が聞いたある噂話にあった「仮面をつけ、オートバイを駆けて悪と戦い続けた戦士」その名も「仮面ライダー」と
呼ばれる者達であったことを。
そして蜘蛛男との距離がわずか数歩ぐらいの所で立ち止まった1号に蜘蛛男が話しかける。
1号 「蜘蛛男・・・」
蜘蛛男「来たなライダー。怪人と戦い、そしてそこの小娘二人と戦った後の疲れきった貴様など俺の敵ではない。」
1号 「蜘蛛男。一つだけ言っておこう。」
蜘蛛男「ん?なんだ?」
1号 「俺達仮面ライダーはそのぐらいのことで倒されるようなヤワな男ではない!!」
蜘蛛男「ふん。ならばそれを証明してみせるんだな、ふん!!」
1号 「とお!!」
蜘蛛男は再び吹き矢で攻撃してきたが、見切っていたかのように手刀で叩き落とした。
蜘蛛男「ぐうっ!?」
1号 「蜘蛛男!!俺が弱っていると言ったな。だが、それはお前も同じようだな。」
1号の言う通り蜘蛛男も弱っていた。プリキュアとの闘いのダメージが残っていたからだ。だからここぞというタイミングで不意打ちを仕掛けてきたのだ。そして1号は蜘蛛男に仕掛け
ていった。
1号 「とお、とお、とお、とお、とお!!」
蜘蛛男「ぐうぅぅー。」
1号は蜘蛛男の頭部にパンチのラッシュを浴びせていく。最後に腹部に蹴りを放ち、蜘蛛男は後ろに転げ落ちる。
1号 「もう諦めろ。お前に勝ち目はない・・・」
1号は蜘蛛男に諦めるように語りかけるが、蜘蛛男は諦める様子は無い。むしろライダーに恨みの目を向けていた。
蜘蛛男「おのれ~こうなれば~」
蜘蛛男はよろよろ立ち上がり、どこから取り出したのかガチャポンのカプセルのようなものを取り出した。
1号 「ん?」
2号 「何だ?」
ブラック「あれって、ガチャポンのカプセル?」
ホワイト「なんであんなものを?」
蜘蛛男はカプセルを天高く掲げて勢い良く地面に叩きつけて割った。
蜘蛛男「さあ、俺様にライダーを倒す力をくれ~~!!」
カプセルが割れた途端、空が黒く染まり黒い雲が蜘蛛男の真上に渦を巻いて集まっていった。
1号 「なんだ!?」
2号 「蜘蛛男の奴、何をしたんだ?」
???「メポーメポー!!」
???「ミポーミポー!!」
突然、プリキュアの腰辺りから変な声が聞こえたかと思ったらプリキュアの二人が腰のポケットの携帯のようなものに話掛けていた。
ブラック「なっ何よメップルどうしたの?」
ホワイト「ミップルも・・・」
2号は誰かいるのかと思ったら、声の主がふたりの腰から聞こえてきたと分かり色々聞きたい気持ちを堪えて話を聞くことにした。
メップル「ブラック気をつけるメポ!!邪悪な気配が漂っているメポ!!」
ミップル「ミップルも感じるミポあの怪物の持ってたカプセルから感じるミポ!!」
プリキュア「えっ!?」
ブラック「ということは・・・」
ホワイト「まさかっ・・・」
2号 「?どおゆうことなんだ?何か知っているのか?」
1号 「ん!?あれは・・・」
頭上の雲から何か形を持った黒い塊が現れ、それが蜘蛛男に向かって降りてきて、蜘蛛男の体に憑依していった。それと同時に蜘蛛男の体はみるみるうちに3メートルぐらいに
までデカくなり、腕も蜘蛛らしく足は2本だが腕は6本に増えて目の部分には更にツリ目のような目と怒ったときに眉毛の横に出来そうな怒りマークが浮かび上がっていた。
蜘蛛男のこの姿はまさにもう怪人では無く、怪物と呼ぶにふさわしいモノに変わっていた。
1号 「何!?」
2号 「蜘蛛男が・・巨大化しただと!?」
ブラック「嘘でしょ!?」
ホワイト「あれは、まさか!?」
巨大蜘蛛男「ザァケンナァーー!!」
プリキュア「ザケンナー!!」
巨大化した蜘蛛男はザケンナーと雄叫びを上げながら1号に増えた腕を乱暴に振り回す。なんとか避けた1号だが、攻撃が当たった地面や壁はえぐり取られたような後が残っていた。
それほどまでに蜘蛛男の力が段違いに上がっていたことを意味していた。
1号 「当たったらひとたまりもないな・・・」
2号 「まずいっぐぅっ・・・」
1号の危機に2号も戦おうとしたがホワイトに止められてしまう。
ホワイト「待ってください。その体じゃ無理ですよ!!」
2号 「だが、あのままでは本郷が・・・」
ホワイト「大丈夫ですよ。」
2号 「何?」
ブラック「今度は私達が助ける番ですよ。行こうホワイト。」
ホワイト「うん。」
プリキュアは2号を残して1号のもとに駆けつけていった。そして巨大化した蜘蛛男に向かってダブルキックを放つ。思わず巨大蜘蛛男も後ろに倒れる。
1号 「君達・・・」
ホワイト「私達も戦います。」
1号 「しかし、君達を危険な目に合わせるわけには・・」
ブラック「ちょっと待った!!」
1号 「!!」
ブラック「さっき「君達も守りたいモノがあり、胸に秘めた平和を、そして子供達を愛する心が同じだからだ。」ってあなたが言ったんじゃないですか?」
1号 「確かに言ったが、しかし・・・」
ブラック「大丈夫ですよ。」
ホワイト「だって私達。」
プリキュア「プリキュアだから!!」
1号 「・・プリキュア、かっ・・・」
ブラック「それに、あいつのあの力には心当たりがあるんです。」
ホワイト「多分、私達にしか倒せないと思うんです。」
1号 「何!?どおゆうことなんだ?」
ブラック「とにかく。ここは任せてください。ホワイト!!」
ホワイト「うん。」
プリキュアはまた手を繋ぎあい、さっきの技を繰り出そうとした。
ブラック「ブラック、サンダーー!!」
ホワイト「ホワイト、サンダーー!!」
ホワイト「プリキュアの、美しき魂が」
ブラック「邪悪な心を打ち砕く。」
プリキュア「プリキュア、マーブルスクリューーー!!」
プリキュアは技名を叫んだ後、前方に突き出した腕に黒と白の稲妻が宿ったと同時に後ろに引っ込めて、また前方に突き出す。
プリキュア「マックスーーー!!」
そしてまた黒と白の稲妻の合体技が巨大蜘蛛男の巨体を包み込み。巨大蜘蛛男の体から光が溢れ出し、爆発が起き、煙が晴れたと同時に怪物から怪人に戻った蜘蛛男が立ち尽くし、
星の形をして泣きそうな顔をした黒い塊が「ゴメンナァー、ゴメンナァー」と連呼しながら何処かに消えていった。ライダーの二人は初めて見た不思議な何かを目で追っていたが、
すぐに元の蜘蛛男に向き直した。
蜘蛛男「っうぅぅ~~」
1号 「よし、今だ!!とおっ!!」
今の状態なら倒せると踏んだ1号は空中で2回転位したあと、右足を前に突き出し十八番「ライダーキック」を放つ。
1号 「ライダァァーーキィィク!!」
蜘蛛男「ううぅぅぅーー!!」
ライダーキックを受けた蜘蛛男は後ろに吹き飛びよろよろ立ち上がったと思ったら前のめりに倒れ込んで爆死した。
ブラック「やりましたねぇ!!」
1号 「あぁ。」
ブラッは1号と勝利を分かち合い。ホワイトは2号の方に向かい介抱していた。
2号 「やったな本郷。」
1号 「あぁ。だが、俺だけの力じゃないさ。」
ライダーはプリキュアの二人を交互に見て二人にお礼を言っていた。
1号 「ありがとう。君達が居なかったら俺達は負けていただろう。」
2号 「あぁ。本当にありがとう。」
ブラック「いえいえなんのなんの。」
ホワイト「気にしないでください。」
数分後、変身を解除した両者は子供を保護した後、一文字の回復を待ってからアミーゴに向かうことにした。改造人間である一文字にはあまり長い時間毒は効かないのですぐに回復する
からだ。その間になぎさ達と本郷は子供の素性を聞いていた。
本郷 「それじゃあ君は、あの佐々木博士の息子さんなんだな?」
子供 「うん。」
なぎさ「っで、名前はなんて言うの?」
哲 「僕は佐々木 哲(さとし)って言うんだ。」
なぎさ「哲君っかよろしくね。」
ほのか「あの本郷さん佐々木博士ってどなたなんですか?」
本郷はつい最近起こった「研究機関職員失踪事件」の行方不明者の中にその佐々木博士がいることを説明した。そして、その息子の哲を追って蜘蛛男が現れたということはある結論に
直結できた。
本郷 「この事件、やはり・・・」
一文字「「ショッカー」が絡んでいたか・・・」
本郷 「一文字。」
目が覚めた一文字は本郷の言わんとした言葉を紡ぎ、起き上がった。
本郷 「もう大丈夫なのか?」
一文字「ああ。もう大丈夫だ。それじゃあ本郷・・・」
本郷もそろそろアミーゴに向かうことにして子供をバイクの後ろに乗せる。なぎさとほのかはどうしたものかと悩んでいたが一文字が切り出す。
一文字「それじゃあ本郷、その子を頼む。俺はこのふたりと歩いて向かう。」
本郷 「あぁ分かった。それじゃあアミーゴで待ってるぞ。」
そう言って本郷は哲を連れてアミーゴに向かった。
一文字「それじゃ行くか。」
なぎさ・ほのか「えっ!?」
なぎさ「あの行くってっ何処え・・・」
一文字「決まっているだろう。アミーゴにさ。」
ほのか「いいんですか?私達も・・・」
一文字「あぁもちろんだ。それに俺達もだが君達も聞きたいことがあるんじゃないのか?」
一文字の言葉は図星だった。お互いに今回の敵や自分達に関する情報が少なすぎた。だからお互いに落ち着いて話し合える場所に移動したいと思っていたところだった。
二人はお言葉に甘えて一文字にアミーゴに連れて行ってもらうことにした。
そして、三人がこの場を離れて行った後、薄緑色をした白衣を着た肌色の悪い眼鏡をかけた老人が蜘蛛男の叩きつけたカプセルを拾い上げる。
謎の男「ふん。あれがこの男の記憶にあった「仮面ライダー」か、それにあいつらまでもこの時代に来ていたとは・・まあいい、こんなに早く復讐の機会が訪れるとは思わなかったが
まず当面は「仮面ライダー」の方だ。」
そう言い残し、男は何処かに消えていった。
なぎさ「ところで一文字さん一つ思ったんですけど・・・」
一文字「なんだ?」
なぎさ「なんでバイクで送ってくれないんですか?本郷さんは先に行っちゃうし・・・」
ほのか「いやいやなぎさ当たり前でしょ?だってここに何人いると思ってるの?」
なぎさ「え?」
言われてなぎさは改めて数えると自分を含めて3人いると話すが、ほのかが何を言おうとしたのか分かっていなかった。
一文字「あのな、なぎさ。バイクは普通はな」
なぎさ「うんうん。」
一文字「三人も乗せられないんだ。」
なぎさ「えっ・・あっ!!」
ほのかと一文字が何を言いたかったのかが分かり、二人いや四人は「はあぁー」と溜息を吐いた。
謎の男の正体は外見は知ってる人は知ってると思います。(設定はオリジナルですけど)
『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?
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スター×1号・ミルキー×アマゾン
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スター×アマゾン・ミルキー×1号