最後にアンケートを用意しましたので気が向いたら参加をお願いします。
期間は『2021年12月31日』~『2022年2月1日午前0時00分』の間の予定です
『殺せぇぇ~~!!』
どこかの町・・・そこでは町の住民が一斉に凶器を構え無差別に人を襲う・・・殺傷(さっしょう)も器物破損もお構いなしである。そしてその末路は暴れ疲れて『死』を迎えるという事だった・・・
この事件に『ブラックサタン』の陰謀を感じた『城 茂』は町のとある場所に偶然通りがかったところで一組の親子をただならぬ様子に割って入り、色々あってその少年「たっちゃん」と共にたっちゃんの父親のために薬を買いに町へとオートバイで向かっていくのであった・・・
藤兵衛「ほ~それでその『ナイトメア』とかいう連中と戦って、『ドリームコレット』とかいうのを使った後に気が付いたらこの時代にいたと?」
ダークドリーム(変身前)「えぇ・・・なぜ私がいきなりこの時代に来たのかはわからない・・・でも気が付いた時に『城 茂』・・・ストロンガーとブラックサタンの戦いを目撃出来たのは幸いだったかもしれないかな?『ナイトメア』と似たような組織だと知って放っておけないから私も当面の目的が出来た訳だし?」
ワニーダの一件からダークドリームは藤兵衛と行動を共にしていた。藤兵衛はジープを走らせながらダークドリームの身の上話を聞いており、どうやら未来の世界から気が付いたらこの時代に飛ばされてきたらしく、茂やユリ子のように独自にブラックサタンを追っていたというのがこれまでのいきさつのようだ
藤兵衛「まぁきっとなんとか元の時代に戻れる時が来るさ?それまではまぁ俺の所で良かったらゆっくりしとってくれ?」
ダークドリーム(変身前)「お世話になります」
因みにダークドリームは今は変身していない状態だ。なので『サンクルミエール学園』の制服を着ているのである
藤兵衛「・・・おっ!?」
突然藤兵衛がジープを急停車させる。シートベルトをしていたので衝撃は抑えられたが、藤兵衛の指さす方を見ると大勢の人間が武器を構えながら尋常ではない様子で辺り構わず人を襲っている。それは藤兵衛とダークドリーム(変身前)に対しても例外ではないようだ
ダークドリーム(変身前)「これ危なくないですか!?」
藤兵衛「とにかく逃げるぞ!?」
藤兵衛は急ぎジープをバックで急発進させる。転換している時間もなくまるでS字を描くようにジープは動いていくのだった・・・
しばらくバックで走り続けているとそこに『城 茂』と『岬 ユリ子』が通りかかりジープをよけた二人は振り返りながら冗談交じりで話しかけていた
茂 「どこ視て走ってるんだいおやっさん?」
ユリ子「初心者マークつけた方がいいんじゃないの藤兵衛さん?」
藤兵衛「冗談言ってる場合じゃ無いよ!?あれ見ろあれ!!」
茂 「・・・しまった!?もう・・・」
ユリ子「どうなってるの?」
藤兵衛「突然暴れだしたんだ!?辺り構わずで!?とにかく逃げるんだ!!」
藤兵衛の提案に乗り、3台はバックと反転で距離を取っていく。しかしすぐに行き止まりに塞(ふさ)がれてしまい、また狂った人々が距離を詰めてくるのが見え追い詰められてしまった
茂 「あの人達はブラックサタンに操られているだけだ。戦いにはならん」
ユリ子「どうする茂?」
茂 「ユリ子。しばらくあの人達の相手を頼めるか?俺に考えがある」
ユリ子「OK」
茂 「さぁ皆、向こうへ逃げるんだ!!」
茂の誘導にユリ子以外は従ってこの場から離脱する。そしてユリ子は臆(おく)する事も無く巧みにいなしてい・・・った訳では無く、ほんの2~3人いなしたところで10人は超えていた集団は一斉に倒れ始め、ユリ子はこうなったらなったで若干拍子抜けしていた
ユリ子「急にどうしたのかしら?」
倒れた人々をこの間に調べようと手を伸ばしたその直後、ユリ子の手を掴み返す手があった。倒れた人の一人が不敵な笑みを浮かべながら立ち上がりユリ子が振り払うと、更に数名起き上がる人がいた
戦闘員達「ニュゥゥッ~~!!」
ユリ子「本物も混じっていた訳ね!?」
戦闘員A「『岬 ユリ子』。貴様を処刑する!!掛かれ!!」
ユリ子は襲い掛かってくる戦闘員達と戦っていくが、数が多い。しかも『岬 ユリ子』の状態では如何(いかん)せん力不足。一発の攻撃を受けた事で流れが崩れ、危機に陥るが、どこからか口笛が聞こえてきて、戦闘員一同が周辺を見渡し一人の戦闘員が出所を見つけたようで指を指すと、そこには『城 茂』が立っていた
茂 「やっぱり町の人達にブラックサタンが紛れ込んでいたな?」
戦闘員A「『城 茂』!?」
茂 「俺の名前もずいぶん売れてきたな?まさか『城 茂』が女の子一人に任せて本気で逃げたと思っていたのかい?」
戦闘員A「うるさい!!お前も処刑してやる!!」
茂 「お~怖い怖い。そんなら俺の電気をサービスで無料提供してやるよ?行くぞ!!・・・・・・ふんっ!!・・・変~身・・・ストロンガァァーー!!」
ストロンガー「とおっ!!・・・・・・」
戦闘員達「ニュッゥ!?」
ストロンガー「天が呼ぶ!!地が呼ぶ!!人が呼ぶ!!悪を倒せと俺を呼ぶ!!俺は正義の戦士!!仮面ライダーストロンガァァー!!」
戦闘員A「掛かれ!!」
ストロンガーの登場に他に隠れていた戦闘員達も現れ始めていき、どさくさに紛れてユリ子も戦闘員から抜け出し『電波人間タックル』へと変身を遂げる。こうなれば戦闘員ではタックルの相手は厳しく、状況は一変(いっぺん)していた
藤兵衛「早く早く!!こっちだ!!」
その頃戦闘員達から逃げていた藤兵衛達3人は数の暴力に追われ、逃げた先には登れない高さではないがフェンスがあり、藤兵衛は先に上り、先に降りると『たっちゃん』を受け止める形で待機して、そのたっちゃんはダークドリーム(変身前)にサポートされてフェンスを上り、最後にダークドリーム(変身前)が上る。その時間で戦闘員達もフェンスにまで追いつき、身長差もあってか、3人よりも早くフェンスを越えるのは明らかであった
ストロンガー「エレクトロォォ~ファイアァァーー!!」
ストロンガーはフェンスのそばまでジャンプして、着地と同時に腕をこすり合わせ、『エレクトロファイア』で電流をフェンスに流すと、まだフェンスにいた戦闘員達はその電流にやられダウンしていくのだった
たっちゃん「父ちゃん!!」
藤兵衛達3人が逃げた先には逆方向から駆け寄ってきた人物が二人。一人は正気を取り戻したたっちゃんの父親・もう一人は親子の知り合いの中年男性であった。戦闘員を片付けたストロンガーは5人に歩み寄り、たっちゃんの父親が正気を取り戻していた事に安堵し、油断してしまっていたのだろう・・・
突如、中年男性がストロンガーの背後を取り、首を絞めていく。その様子に一同は訳が分からないでいたが、同じく戦闘員を片付けてきたタックルがその原因をズバッと言い当てたのだ
タックル「ストロンガー!!そいつは人間じゃないわ!?奇怪人よ!!」
ストロンガーを絞めながら男性は回る。数秒後、男性が倒れ、代わりに新たな奇怪人がストロンガーの首を絞めつけており、見た目の特徴は食虫植物『モウセンゴケ』であった
ストロンガー「お前は!?」
モーセンゴケ「俺は奇怪人『モーセンゴケ』!!ブラックサタンきっての悪知恵の持ち主だ。ストロンガー、お前はこの奇怪人モーセンゴケが殺す!!」
タックル「ストロンガー!?」
ストロンガー「どいてろ!!」
ストロンガーを救出しようとしたタックルであったが、危険な相手だと感じ取ったのか、邪魔に扱うようにではなく、心配を掛けないように「どいてろ」と苦しみながらもタックルに手を伸ばして遠ざける。ストロンガーとモーセンゴケはそのまま後退していき、ストロンガーの肘打ちで思わず首を絞めていたモーセンゴケのツルが緩み、一度数歩分の距離を開けるが、モーセンゴケの追撃は止まらない
モーセンゴケ「ストロンガー!!喰らえ!!」
モーセンゴケは頭を下げ、頭部の花から白い煙をストロンガー向けて出す。咄嗟に側転で避けるが、執念に狙い続ける煙にストロンガーも逃げ場を失くしつつあった
モーセンゴケ「ヘッヘッヘッ!!それ!!」
ストロンガー「ぐっ!?」
奇怪人『モーセンゴケ』は煙を吐くのを一旦止め、右腕の植物のモウセンゴケの口からツルを射出(しゃしゅつ)し、再びストロンガーの首を絞める。ツルを掴むストロンガーではあるが、息が出来そうにも無く、苦しい状態ではあった
男性 「よくも人の体を利用してくれたな!!」
ストロンガーの危機に奇怪人モーセンゴケに体を乗っ取られていた男性がモーセンゴケに向かって突進していきストロンガーの窮地を救ってくれるが、逆に奇怪人モーセンゴケの頭部の花から放った白い煙に飲まれ溶けて亡くなってしまう。それを見たストロンガーも「しまった!?」と嘆き、藤兵衛達もその様子を見ていた
モーセンゴケ「邪魔が入ったが、今度は外さん!!ストロンガー!!溶けて無くなれ!!」
ストロンガー「ぐっ!?」
ダークドリーム(変身前)「いけない!?」
奇怪人モーセンゴケが再び煙を放とうと構える。それを見たダークドリームは咄嗟に何かを空高く放り投げ、それが奇怪人モーセンゴケの花に覆いかぶさると、その何かが代わりに溶けてしまいストロンガーは咄嗟に首を絞めている鞭(むち)に電気を流して奇怪人モーセンゴケが怯(ひる)んだ隙に脱出することに成功する
モーセンゴケ「ぬぅっ!?おのれストロンガー、今度会った時が貴様の最後だと思え!!」
ストロンガー「・・・逃げられたか・・・」
奇怪人が逃げた事でストロンガーはタックル達の方へと足を進め声を掛けようとするがタックルとダークドリームの様子がおかしい事に気付きまずそっちの方へと意識を向けていた
ストロンガー「どうかしたのか?」
タックル「電波投げ!!」
ストロンガー「おぉっ!?・・・」
茂 「あぃつつ・・・おいタックル?いきなり電波投げされるような覚えはないんですがね?」
タックル「何よ、いきなりこっち視るからでしょ?いいから向こう向いててよ!!」
心配して近寄ってきたストロンガーに向かってタックルは何故かストロンガーに電波投げを放ち、思わぬ攻撃に宙を一回転して転倒し、カットが変わった瞬間に『城 茂』へと戻っておりタックルに不満を言うと、タックルは茂に「向こうを向いて」と強く主張する。どういう訳かわからないでいたが、藤兵衛達までもダークドリームに背を向ける状態になっており藤兵衛が事情を説明しようとしたが、タックルが割り込むように説明してきた
タックル「この子、さっき茂を助けようとして奇怪人に向けて着ている服を咄嗟に投げ捨てて花にかぶせたのよ?恩を仇(あだ)で返すつもり?」
茂 「あぁすまん!?そういう事だったのか?・・・でもよぉ?俺は子供の裸に興味があるような趣味なんて持ち合わせてないぜ?」
タックル「馬鹿な事言ってないでとりあえず着替え持ってきてよ!?あなたを助けるためにこうなったんだから!!」
茂 「分った。すぐ行きますって?ちょっと待っててくれ」
ダークドリームは咄嗟に自身の着ていた服を一瞬で脱ぎ捨て、奇怪人モウセンゴケにかぶせた。ストロンガーの窮地は救えたが、今度は周囲への視線の危機を何とかしないといけなくなり、タックルが今ダークドリームの壁になっている。プリキュアの姿になればとりあえず服は何とかなるはずなのだが、こんな状況になり頭の回転が悪くなっていたという訳である
少しして茂も戻ってきて取り合えずこの間にタックルから戻っていたユリ子に着替えを渡し茂は背を向け、その後にユリ子がダークドリームに服を渡してそれに着替える。すぐに着替え終わったようでユリ子が「もう見て大丈夫」と言うとそこには着替え終わったダークドリームの姿があった
藤兵衛「んっ?この服装、茂のとおんなじじゃないか?」
茂の渡した服は茂のいつも着ているジージャンパー・ジーパン・S字の刺繍(ししゅう)の入ったシャツと同じ物だった。唯一違う点と言えばシャツの色がピンクだというところだ
茂 「すまんな、それしかなかった。それに俺には女の子の服のセンスはよくわからんもんでな?」
ユリ子「茂のサイズだからぶかぶかじゃない?仕方ないわね?後で別の服買ってあげるから?」
ダークドリーム(変身前)「・・・いいえ、これでいい」
ユリ子「えっ?これでいいの?」
ダークドリーム(変身前)「えぇ。これがいい」
ユリ子「まぁ、あなたがいいならいいんだけど・・・」
『ダークドリームの心にはやすらぎがあった。それは服に微(わず)かに残った『城 茂』の匂いに気付き、それを自身も気付かない内に心地いいと感じていたからであった』
その恐らく翌日なのか、茂とユリ子はオートバイを駆(か)り、モトクロスレースに参加していた
ユリ子「何よ茂ったら?モトクロスなんかしている場合じゃ無いって言っていたのは茂の方じゃない?」
ダークドリーム(変身前)「二人共良いわよー!!そこよ!!いけぇぇー!!・・・それにしても立花さんどこまで行っちゃったのかしら?」
それからほんの数秒後の出来事である。レース中に遠くから人間体のタイタンが指示を出し、ブラックサタン・オートバイ部隊が他のレーサーに目もくれず、茂とユリ子を襲うが、二人はそれを巧(たく)みな運転技術とカブトローに備え付けられていた特殊武装で見事オートバイ部隊を退ける事が出来たのであった
ブラックサタン・オートバイ部隊を退けた茂とユリ子は水道で顔でも洗おうとしたのか水を出そうとしたが、そこに町の様子を見に行っていた藤兵衛とダークドリーム(変身前)がジープに揺られながらやってきて藤兵衛も喉が渇いていたからか一目散に水道に駆け寄り水を飲んでいく・・・しかし、すぐに様子がおかしくなり突如、茂・ユリ子・ダークドリーム(変身前)に襲い掛かるのだった
茂 「オヤジさん!?」
ダークドリーム(変身前)「何よこれ!?これじゃあ昨日の町の人達みたいじゃない!?」
藤兵衛を羽交い絞めにして取り押さえていた茂の脳裏には一つの推測が浮かんだ。町の人々が急に暴れだした原因がこれにあると・・・
茂 「そうか水道か!?やつら水道の水に毒を入れたんだ!!」
藤兵衛を放し、腹部に手加減して正拳突きを叩き込み、藤兵衛の意識を消失させる。そして藤兵衛をユリ子とダークドリーム(変身前)に託すと昨日訪れたダムへと急行するためオートバイのエンジンを点火させるのであった
それから場所が変わり、茂は昨日も訪れたダムに到着したがわずかに遅く、すでに奇怪人モーセンゴケの作った毒入りの薬がダムに流されてしまったところであった。ストロンガーへと変身したのは良かったが、たっちゃんと父親を人質にされていて、やむ無く捕まってどこかへと連行されて知ったのだった・・・
ストロンガーが連行された場所はどこかの小屋のようだ。そこで宙づりにされ奇怪人モ-センゴケにいいようにされ、それを耐えていたところであった
その最中、戦闘員の一人がビーカーを持ってやってくると、奇怪人モーセンゴケは水の入ったビーカーに頭部の花から花粉とでも呼べばいいのか、白い粉のようなものが混ざりどうやらそれがダムの中に流す毒のようだ
ストロンガー「毒を作るのも楽じゃないようだな?」
モーセンゴケ「何だと!?」
ストロンガー「つまりはモウセンゴケの虫を溶かす成分で人間の脳を溶かしているって訳か?」
ユリ子「『モウセンゴケが虫を溶かす成分』?・・・これで解毒剤が作れる!!」
ダークドリーム(変身前)「本当!?」
ユリ子「えぇ!!」
ストロンガーと奇怪人モーセンゴケの会話はストロンガーの頭部の兜を通してユリ子に筒抜けであり、ユリ子は急ぎ奇怪人の毒の解毒剤を作るため藤兵衛のジープを借りてどこかへと急行するのであった
それから少し時間が経ち、ストロンガーは小屋から連れ出され、木に縛り付けらている。しかも縛っている鎖はゴムで作られているそうだ
モーセンゴケ「ストロンガー。お前はこれから仲間である人間達によって殺されるのだ。やれっ!!」
モーセンゴケの合図で毒にやられた人間達は一斉にストロンガーに襲い掛かり、手が出せないストロンガーもこれで最後かと思われたその時、ストロンガーと人間達の周辺に赤い水が降り注ぎ、それを浴びた人間達は急に自我を取り戻し持っていた武器を捨ててしまい今の状況を読み込めていないようだ
ユリ子「解毒薬が出来たのよ!!」
藤兵衛「さぁ皆!!今の内に逃げろ!!」
どうやらこの赤い水は解毒薬のようでユリ子と藤兵衛は木の上からそれをまき散らしていたようだ。藤兵衛の指示に従い一般人達は逃げていく・・・
モーセンゴケ「貴様ら!!降りてこい!!」
ストロンガー「その必要はない!!お前の相手は俺だ!!」
モーセンゴケ「何!?」
ストロンガーは踏ん張りながら前かがみになり、なんと鎖を利用して木をへし折ってしまったのだ。隙間が出来た事で鎖を引きはがし完全に自由を取り戻したストロンガーは奇怪人モーセンゴケや戦闘員達と本格的に戦闘に入っていく
モーセンゴケ「覚えておれ!!おぉっ!?」
ダークドリーム(変身前)「逃がさないわよ!!」
モーセンゴケ「おのれただの小娘が生意気な!!」
ダークドリーム(変身前)「プリキュア!!メタモルフォォッ~ゼ!!・・・」
ダークドリーム「大いなる!!希望の鏡映(きょうえい)!!ダークドリーム!!」
モーセンゴケ「全員まとめてやってしまえ!!」
モーセンゴケの号令でストロンガー達の戦いが始まる。先に戦闘員達と交戦していたストロンガーであったが、そのためモーセンゴケは近くにいたからかタックルの方へと攻撃を仕掛けていた
モーセンゴケ「死ねぇ!!タックル!!」
モーセンゴケの右腕の口が開き、モーセンゴケの攻撃で背を地につけていたタックルを頭部から喰らいつくそうとする。何とか口を掴み防ごうとするが中々離す事が出来ずに徐々に噛みつかれ
ていきそうになったが、側面からダークドリームが蹴りを入れ、モーセンゴケは転倒し、タックルは窮地を脱する
ダークドリーム「大丈夫?」
タックル「えぇ」
ダークドリーム「ここは私に任せて?」
タックル「ちょっと!?」
タックルの静止も聞かず、ダークドリームはモーセンゴケに向かって突撃する。両者の距離が歩幅2~3歩ほどに縮まった後、モーセンゴケは右腕を連続で3度突き出すが、ダークドリームはそれを避け、その右腕を左手で掴み、パンチで反撃に出る
ダークドリーム「ふっ!!ふっ!!ふん!!はぁ!!」
ダークドリームは腹部に右正拳突きを2発続けて右ひざ蹴りを一発・最後に右フックで頭部を攻撃する。最後の攻撃の衝撃のためかモーセンゴケは転倒し、ダークドリームは追撃に出ようと駆け出すが、膝立ちのままモーセンゴケは右腕からツルを伸ばし、ダークドリームの首に巻き付いてしまう。首なだけに息苦しくしているようだ
モーセンゴケ「ヘッヘッヘッ・・・それ!!」
ダークドリーム「うっ!?・・・っぅ・・・」
モーセンゴケ「ほれ!!」
ダークドリーム「うっ!?・・・うぅぅっ!!」
モーセンゴケは右腕を振るいダークドリームを振り回し、転倒させる。その行程(こうてい)が2回続き、立ち上がると同時にダークドリームはモーセンゴケ目掛けて駆け出し片手でモーセンゴケの肩を掴むと、二人は同時に空中に高く跳ぶが、着地すると同時に坂だったためか、ダークドリームは転倒し背を地に着けてしまっていた。息苦しいからかまだツルを掴みながらモーセンゴケを睨み、モーセンゴケは余裕を見せている様子だ
ストロンガー「とぉっ!!電チョォォップ!!」
モーセンゴケ「おぉぉっ!?」
ストロンガー「大丈夫か?」
ダークドリーム「えぇ」
突如ストロンガーが空中を回転しながら跳んできて『電チョップ』をモーセンゴケに叩き込む。それをまともに受けたモーセンゴケは転倒し、ツルも緩んだことでダークドリームは解放される。坂を転がり終え、立ち上がって逃げようとするモーセンゴケを追いかけて、ストロンガーも駆け出す
ストロンガー「とお!!」
モーセンゴケ「おぉっ!?」
追いかけっこはストロンガーの勝ちのようで、前方に跳んでモーセンゴケにしがみつき、モーセンゴケは正面から地面にダイブする。両者は立ち上がると向かい合い、モーセンゴケは回し蹴り→左正拳突き→右腕を振るう攻撃を仕掛けるが、それを難なくかわされ、最後に右腕の口を開き、噛み殺そうとしたがそれもあっさり破られてしまう
ストロンガー「とおぉっ!!」
モーセンゴケの右腕を突き出された瞬間、ストロンガーは右手を縦に向けてチョップの体勢にしており、電チョップをモーセンゴケの攻撃に合わせてカウンターを決める。モーセンゴケの右腕に電流が走り、モーセンゴケはたまらず右腕から少量の煙を出しながら数歩後ろに下がっていく
ストロンガー「とお!!とお!!・・・とおぉっ!!」
モーセンゴケ「おぉっ!?」
ストロンガー「・・・・・・」
モーセンゴケ「うぅっ~・・・ふん!!」
ストロンガーの蹴り3発を受け転倒した後、モーセンゴケはよろよろと立ち上がりストロンガーに向き直ると頭部の花から相手を溶かす白い霧を出し、咄嗟にストロンガーは側転してそれを回避する
ダークドリーム「・・・ふんっ!!」
そんな最中、モーセンゴケの背後から迫ったダークドリームはモーセンゴケの頭部の花を後ろから茎を掴み白い霧をストロンガー目掛けて放てないように向きを変えさせていた
モーセンゴケ「ぬんっ!!」
ダークドリーム「うわっ!?」
モーセンゴケ「くらえ!!」
ダークドリーム「うっ!?」
ストロンガー「とおっ!!」
モーセンゴケ「おぉっ!?」
ストロンガー「大丈夫か?」
ダークドリーム「えぇ」
モーセンゴケは突如前かがみになりダークドリームは背負い投げを掛けられたかのように倒れ、モーセンゴケは倒れたダークドリームに向けて右手のモウセンゴケの口のような腕の口を開き、ダークドリームを捕食しようとする。しかし、ストロンガーの蹴りが命中したためモーセンゴケは倒れダークドリームは窮地を脱する事が出来た
モーセンゴケ「ぐぅっ・・・ぬんっ!!」
ストロンガー「カブト扇風機!!」
モーセンゴケ「おぉっ!?」
ダークドリーム「・・・プリキュア!!ダークネスアタック!!」
モーセンゴケは立ち上がると同時に再び頭部の花から白い霧を二人に向けて放つ。それにストロンガーは『カブト扇風機』を放ち白い霧を吹き飛ばし、逆にモーセンゴケが白い霧に一瞬だけ包まれ怯(ひる)みを見せる
ダークドリームは『ダークネスアタック』を放ちモーセンゴケの頭部の花を狙う。狙いは正確で、頭部にぶつかると「花が無い!?」と頭を押さえながら自身の武器を失くしてしまったモーセンゴケはうろたえていた
ストロンガー「・・・とおっ!!・・・・・・ストロンガァァーー!!・・・電~!!キィィッ~ク!!」
モーセンゴケ「ぬおおぉぉっ~~!?」
ダークドリーム「やったぁ!!」
タイタン「モーセンゴケが敗れた・・・」
ストロンガーの電キックを受けて宙に吹き飛んだモーセンゴケは水面にぶつかると同時に爆死し、その様子を遠くから見ていた青年タイタンは静かにこの場を後にするのであった
ストロンガー「やったな?」
ダークドリーム「えぇ」
互いの奮闘を称(たた)えあい、握手を終えた両者は変身を解く
茂 「おやっさんが言ってた通りだったな?見事な戦いだったよ?」
ダークドリーム(変身前)「ありがとう。私もあなたと戦えて色々学べたわ?」
茂 「おいおい?子供があんな殺伐(さつばつ)した戦い覚えるもんじゃないぞ?」
ダークドリーム(変身前)「・・・ってもう!!子供扱いはしないでほしいわね!?」
茂 「はははっすまんすまん。あっ!?そういえばまだちゃんと自己紹介してなかったよな?」
ダークドリーム(変身前)「へっ?自己紹介?今更?」
茂 「俺達、お互いおやっさんから話を聞いただけでちゃんと名乗ってなかっただろ?これから長い付き合いになるかもしれないんだし、そこはちゃんとしないとな?」
ダークドリーム(変身前)「確かに・・・それもそうね?」
茂 「それじゃあ改めて、俺は『城 茂』。『仮面ライダーストロンガー』だ」
ダークドリーム(変身前)「『ダークドリーム』よ。よろしく茂」
茂 「よろしくは良いんだが、それだけが名前か?」
ダークドリーム(変身前)「そうだけど?」
茂 「それじゃあ普段から変身した時の名前を呼ばなきゃならないから呼びづらいな?何とかならいか?」
ダークドリーム(変身前)「そんな事急に言われても?今までそれで困る事無かったし?」
茂 「弱ったな?」
ダークドリーム(変身前)「それじゃあ・・・茂が考えてくれない?」
茂 「俺がか?それでいいのか?」
ダークドリーム(変身前)「えぇ・・・茂の考えた名前が良い」
茂 「そう言われてもなぁ~?そうだな・・・・・・確か君はプリキュアの一人のコピーだって言っていたな?それは誰なんだ?」
ダークドリーム(変身前)「キュアドリーム・・・『夢原 のぞみ』って言うの?私の元になった人間・・・」
茂 「『夢原 のぞみ』か・・・・・・良し!!決めた!!君の名前は今日から『のぞむ』だ」
のぞむ「のぞむ?」
茂 「あぁ。漢字で『夢』を『望む』って書いて『望夢(のぞむ)』。君が俺に名前を考えてくれって望んだから思いついたんだ?それに『のぞみ』って名前にするよりも、君という一人の人間を意識しやすいからな?」
のぞむ「『望夢』・・・それが私の名前。私だけの名前・・・」
茂 「気に入らなかったか?」
のぞむ「いいえ。むしろ逆。この名前・・・ありがたく受け取るわ?」
茂 「へへっそいつは良かった?あぁ~あ、それにしてものぞむは素直でいい子だよな?ユリ子ももうちょっと素直ならかわいげがあったものを?」
ユリ子「ちょっと!!聞こえてるわよ!?」
茂 「おわっ!?こりゃすさまじい地獄耳だ事で?」
戦いが終わってユリ子も藤兵衛も合流したところで今の茂の発言が聞こえたようで、ユリ子はムスッとしていた。藤兵衛が「引き上げようや?」と提案すると、一同はこの場を移動し始め、最後尾にいて、最後に動き出したのぞむはこんな事を想っていた
子供扱いはちょっと嫌だったけど・・・頭を撫でられるの・・・嫌じゃなかったな?
先の子供扱いされた時に、のぞむは茂に頭を撫でられていた。自分でも説明が上手く出来ない嫌だったはずなのに何故かその時の心地良いと感じたこの矛盾を心の中で自問自答しながら先を行く茂達を追いかけ、小走りを始めるのであった・・・・・・
次回『3怪人の総攻撃』(仮)
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ダークドリームの変身前の名前と茂と同じ服を着させる設定は割と最初から決まっていた設定です。名前はのぞみとの区別をつけやすくすることが大きいですね?服装は単純に『あの恰好が似合いそうだから着せてみたかった』という理由です
短期間の連続投稿となりましたが、この先は全く書いていない状態のためしばらくまた休載状態となってしまうことをお詫び申し上げます
『のぞむ』の苗字を決めよう!!
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夢原
-
城
-
岬
-
立花