仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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私事ですが、この間また一つ歳を取って、色々と焦りと不安を抱えるこの頃ですが、皆様はいかがお過ごしですか?この小説を読んでくださっている皆様に日頃の色々を忘れて少しでも楽しんでいただけられればと思います。

出来れば感想もお待ちしています。



『さよならタックル。最後の変身!!』

 

 

ブラックサタン大首領の残した言葉通り、ブラックサタンを壊滅させた余韻に浸る間も無く新たな敵『デルザー軍団』が現れた・・・

 

一番槍として現れた『鋼鉄参謀』・手柄を横取りしようとして現れた『荒しし団長』をギリギリの戦いで茂いいえストロンガーはからくも倒す事が出来た。けれど、私の力はおろか、ストロンガーの力ですらまともに通じない敵ばかり・・・

 

それでもきっと大丈夫。私達ならきっとどんな敵でも力を合わせればハッピーエンドに向かって行ける!!そう思っていた・・・ごめんユリ子。私がストロンガーに並び立てるぐらい強ければ、きっとこんな事には・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鋼鉄参謀を倒して数日経った頃。『城 茂』と別行動でデルザー軍団の動向を探っていた藤兵衛・ユリ子・のぞむの3人は主に藤兵衛のジープで移動していたようだ?3人が辿り着いた場所には土が盛られた墓のような箇所があり、扉が開いている?

 

藤兵衛「おっ!?おい!?これ見ろ!?」

 

ユリ子「『『城 茂』ここに眠る』。何ですって!?」

 

藤兵衛「これはまたデルザー軍団だな?」

 

のぞむ「扉が開いてるってことは茂もこの中に?」

 

藤兵衛「とにかく行ってみよう!!」

 

3人は恐る恐る梯子(はしご)を降りていき、水滴が落ちる音が響く洞窟を慎重に進んでいく・・・

 

しばらく進むと明らかに人工物の空間に出ていき、どうやら予想通り茂がすでにここにやって来ていたようであった。その証拠に茂と捕まっていた子供達と遭遇し、茂はぐったりしている

 

のぞむ「どうしたのよ!?」

 

茂  「すまん。電気エネルギーを使い過ぎた・・・」

 

藤兵衛「無理するな?良し!!ユリ子。そっち持ってくれ!!」

 

ユリ子「OK!!」

 

???「逃がしやしないよ!!」

 

どうやら追手がやってきたようだ?デルザー軍団の魔女『ドクターケイト』だ。どうやらここはケイトのアジトだったらしい?

 

のぞむ「藤兵衛!!茂と子供達をお願い!!」

 

藤兵衛「良し!!分かった!!」

 

戦えない茂と子供達の事を考え、藤兵衛を付かせた二人はケイトとケイト率いる戦闘員と戦う。狭い室内という事であまり派手に動けないが、何とか戦闘員を蹴散らし、ドクターケイトと対峙する二人だが、相手が悪い・・・

 

ケイトが持つケイトの花の杖を振り回しユリ子を攻撃。続けてのぞむに突きを放ち、のぞむは後方へと吹き飛んでいく。床に転倒し、隙が出来た事でケイトは杖をのぞむに向かって構えると、緑色の液体が発射されたのだ

 

ユリ子「のぞむ!!」

 

その瞬間、ユリ子がのぞむに覆いかぶさり、毒液をたっぷりと浴びてしまう。おかげでのぞむは毒液を浴びることはなかったが、代わりにユリ子が餌食になってしまうのだった

 

ケイトの話によればそう遠くない内に命を落としてしまうほどに強力な毒で、動けば動くほど毒の回りが速いらしい・・・

 

のぞむ「ぁっ!?このぉー!!」

 

ユリ子を庇うのぞむは咄嗟に背後にあった火の灯(とも)った蝋燭(ろうそく)を投げつけ、それがケイトの足元に火が付いたまま転がる。しかしどうした事か?ケイトの様子は尋常ではない?

 

のぞむ「どういう事?」

 

ユリ子「しめた!!ケイトは火に弱いんだわ!?」

 

ユリ子の言葉に活路を見出したのぞむはもう一本の蝋燭を掲げながらユリ子に肩を貸し、ケイトを遠ざける。もう一度ケイト目掛けて蝋燭を投げつけ、二人はアジトを脱出するが『魔女は執念深い』らしく、アジトの外に出ても戦闘員とケイトが追ってきて、何とか二人で対処していたが、数が多い上に強い・・・

 

ケイト「そろそろお前達を始末してやろうかね~?ヒィ~ヒッヒッヒ・・・ぬんっ!!」

 

ケイトは黒いマントを放り投げ、二人を襲おうとしたが、マントに何かが直撃し、マントはケイトの元へと戻っていく。何かが来た方を見てみると、カブトローを駆り、電気エネルギーを回復させた『城 茂』が間に合ってくれたようだ

 

茂  「むん!!・・・変~身・・・ストロンガァァーー!!」

 

ストロンガーへと変身を終えた茂。タックルと背中合わせになると、タックルからドクターケイトの弱点である火の事を教え、戦闘員を蹴散らすと、流れでケイトの相手をしていたダークドリームと合流し、代わりにダークドリームは残った戦闘員との戦いに移る事となった

 

藤兵衛「さっ!!これを使え!!」

 

ストロンガー「電気ビュー!!」

 

何時の間にか合流していた藤兵衛も参戦して、太くて長い木の枝をストロンガーに投げ渡し、それに火を灯したストロンガーは、枝をケイトに向けて進んでいく。良い子は決してマネしてはいけない

 

弱点である火を近づけられたからか、ケイトの体から焦げのような物が飛び出てきて、堪らなかったのか撤退していく。それはドクターケイト配下の戦闘員も例外ではなく、ケイトの撤退と同時に全員撤退していくのだった

 

藤兵衛「逃げるな卑怯者~!?」

 

Dドリーム「ちょっちょっとタックル!?」

 

戦闘員が撤退したと同時に緊張の糸が切れたのか?倒れたタックル。気付いたダークドリームと藤兵衛が駆け寄るが、症状は良くないようだ?

 

Dドリーム「ちょっと!?すごい熱じゃない!?」

 

藤兵衛「そりゃいかん!?すぐ病院に連れて行こう!!」

 

タックル「待って。いいの」

 

藤兵衛「『いい』っておい?」

 

タックル「どうせ私の命はもうそんなに長くないから」

 

藤兵衛「えぇ!?」

 

Dドリーム「タックル・・・もしかしてさっきの?」

 

タックル「さっき、ケイトが言ってたでしょ?私の体には、ケイトの毒が回ってるって?・・・私にはもう時間が残されてないのよ?」

 

藤兵衛「おい?それは本当なのか!?」

 

Dドリーム「えぇ・・・さっきアジトでユリ子は・・・私を庇って、ケイトの毒を浴びてしまった・・・私のせいで・・・」

 

タックル「いいえ・・・のぞむは悪くないわ?」

 

藤兵衛「・・・茂はこの事は?」

 

頭を左右に振るタックル。伝えていないことはこれで分かる

 

タックル「お願い・・・茂にはこの事は黙ってて・・・足手纏いにはなりたくないの」

 

藤兵衛「いやっしかし・・・」

 

タックル「・・・・・・」

 

タックルの真剣なまなざしを見て、藤兵衛もダークドリームも迷いながらもユリ子の意志を尊重することを選び、茂にはこの事を黙っている事を決め、二人は出来るだけ茂に悟られず、なおかつユリ子の負担を減らすよう、奮戦することを心に誓い、少しでも茂との時間を大切に出来るように出来る限りの事をしようと決めるのだった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって『ドクターケイト』のアジトなのかは定かではないが、洞窟に身を潜めていたケイトの元に昨日の夜にすでに一度茂と戦った『髑髏少佐』が訪ねてきており、ケイトは明らかに不機嫌そうに対応していた

 

ケイト「髑髏少佐。あんたアタシをからかいに来たのかい?」

 

髑髏少佐「まぁ待て?味方同士で争うのはよそう。ストロンガーは共通の敵。手を貸してやろうと思ってな?」

 

ケイト「あんたがアタシに協力するってのかい?」

 

髑髏少佐「シャドウに頼まれてな?まぁストロンガーを倒した後の手柄は『山分け』という事でここは一つどうだ?」

 

ケイト(山分けなんかにするものか!?)

 

???「面白そうな話をしているね?僕もそれに乗せてもらおうかな?」

 

髑髏少佐「ほぉ~これはこれは『オルーバ』殿?」

 

ケイト「何しに来たんだい?」

 

髑髏少佐達の前に現れたこの青年『オルーバ』。本来2016年に『魔法つかいプリキュア!』が戦う『デウスマスト』の眷属である。本来よりも早い復活を遂げることが出来たのはかつて過去に起こった『ヘルショッカー』との『光』と『闇』の戦いの影響で彼の封印が著(いちじる)しく弱まり、今は『デルザー軍団』に身を寄せ、デウスマスト復活のための準備を進めていたのであった

 

オルーバ「ダメかい?」

 

髑髏少佐「貴様、本当はストロンガー殺しの手柄を横取りするつもりなのではないか?」

 

オルーバ「心外だな?僕はデルザー軍団の地位なんて興味ないよ?」

 

ケイト「おだまり!!しょせんあんたはブラックサタンに居た頃のシャドウとおんなじさ?内側からアタシ達デルザー軍団をどうにかしようって腹じゃないのかい!?」

 

オルーバ「そんなめんどくさい事しないさ?僕はただ純粋にストロンガーを面倒な事になる前に排除しようと思っただけさ?」

 

ケイト「ケッ!!どうだかね?」

 

髑髏少佐「オルーバ。俺達の邪魔をするのであればデルザー軍団きっての殺し屋である俺がお前を始末する!!」

 

オルーバ「お~怖い怖い?そういう事なら今回は辞めておこうかな?それにドクターケイトは魔女。魔女は執念深いからね?僕も鋼鉄参謀の二の舞はごめんだ?」

 

ケイト「分かったんならさっさと消えな!!」

 

オルーバ「はいはい」

 

指パッチンをするとオルーバは瞬間移動でこの場から消え去り、髑髏少佐とドクターケイトは改めてストロンガーを殺すための算段を相談していくのであった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリ子「茂。コーヒーが入ったわ?」

 

一同は一時(いっとき)の休息として川沿いにいた・・・

 

焚火でお湯を沸かしたのか?ユリ子がコーヒーを淹れてくれたのが珍しく感じたからか?茂はおいしそうにそのコーヒーを堪能していたようだ?

 

茂  「ユリ子とは長い付き合いだが、コーヒーなんて入れてもらったのは初めてだぜ?」

 

のぞむ「ホント・・・おいしいわね?」

 

ユリ子「のぞむ。あなた砂糖とミルクは?」

 

のぞむ「いいの。今は・・・ユリ子の味を味わいたいから」

 

ユリ子「そう・・・ありがとう・・・・・・ねぇ茂?」

 

茂  「ん?」

 

ユリ子「もし、もしも悪い怪人がいなくなったら・・・どこか遠くに行きたいわ?」

 

茂  「良いねぇ~?俺も行きたいよ?二人でどこか遠くに行くってのもありかもな?」

 

ユリ子「ホントに?本当に連れてってくれる?」

 

茂  「あぁ」

 

ユリ子「約束よ?」

 

茂  「あぁ。約束だ」

 

この二人の尊(とうと)い約束は恐らく叶う事は無い・・・それがなんとなくわかってしまうのぞむと藤兵衛は見てられないと追わんばかりに涙を流してしまい、茂にそれを見られた時は『焚火の煙で目が染みた』とごまかしたが、二人にケイトの毒の事を話しているユリ子も二人に辛い隠し事をさせてしまっている事に感謝と申し訳なさの両方が押し寄せ、思わず泣きそうになってしまっていたが、何とかこらえ、今は辛くても『最後まで笑っていよう』・『最後の時まで茂のそばに立とう』と心に決めたのだった・・・

 

茂  「んんっ!?」

 

再びコーヒーを飲むとした茂はコーヒーを見て、険しい表情を見せた。それは前日の夜に戦ったデルザー軍団の改造魔人『髑髏少佐』の顔がコーヒーに映りこんでいたからであった。

髑髏少佐の笑い声に周囲を見渡すと、崖に上に髑髏少佐が立っており、周辺には髑髏少佐の配下の戦闘員が現れ、茂達を取り囲んでいく

 

髑髏少佐「追ってこい!!『城 茂』!!」

 

茂  「待て!!」

 

髑髏少佐は崖から飛び降り、洞窟の入り口に降り立つと誘い込むように茂を呼ぶ。茂は髑髏少佐を追っていき、残った3人の元には髑髏少佐専属の戦闘員が襲い掛かってくる

 

タックル「電波人間タックル!!」

 

のぞむ「タックル!!無茶しないで!!プリキュア!!メタモルフォーゼ!!」

 

タックルの体の事を心配してか、のぞむの今回の変身は早回しだ?無数に襲い掛かってくる戦闘員達にダークドリームと藤兵衛は奮戦するが、数が多いためどうしてもタックルの方にも戦闘員がやってきてしまう

 

藤兵衛「タックル!!やっちゃいかん!?」

 

Dドリーム「このぉ!!」

 

ドクロ戦闘員A「ホネェ~!?」

 

タックルに詰め寄るドクロ戦闘員Aに飛びつく藤兵衛。藤兵衛が抑えている隙にダークドリームがパンチで戦闘員Aを倒すが、少し距離が離れているが背後からドクターケイトが不敵な笑みを浮かべながら現れ、今度はケイトとケイトの戦闘員達と戦う事になってしまった

 

藤兵衛「こいつら次から次へと!?」

 

Dドリーム「藤兵衛!!タックルをお願い!!ケイトは私が!!」

 

ケイト「ヒッヒッヒお前みたいな小娘がアタシの相手が勤まると思うかい?」

 

杖を構えるケイトに対してダークドリームはすぐそばの焚火(たきび)に長い枝を差して先端に火を灯してケイトの杖に対抗するようだ?

 

ケイトに向かって駆け出していくダークドリームは、ケイトとの距離が歩幅5歩分はありそうなぐらいで立ち止まり、ケイトの杖と火を灯した枝がX字に数回交差する。

しかし、枝はケイトの振りで簡単に弾き飛ばされ、弱点である火を使う事が出来なくなり、いつもの素手で戦うスタイルになってしまう

 

ケイト「ヒッヒッヒ・・・それ!!」

 

ケイトは突如杖を捨て、マントをダークドリームに向かって投げる。

マントはダークドリームの体を簡単に覆い、身動きが取れなくなってしまいそんなダークドリームにケイトはどこに持っていたのか短剣を取り出し、それをダークドリームに突き刺すつもりだ

 

タックル「ドリーム!!」

 

藤兵衛「タックルいかん!?」

 

背後からの突進でケイトを突き飛ばし、ケイトを追ってタックルは単身向かって行ってしまう・・・

 

舞台が草原に代わり、一騎打ちに持ち込むタックルだが、どうしてもケイトとは相手にならない。ただ攻撃を受け続けてしまうだけが続いていてしまっている。その様子は洞窟で髑髏少佐と戦っているストロンガーにも見え、タックル救出のため髑髏少佐との戦いを後回しにしてケイトと決着を着けに跳んできたのだ

 

ストロンガー「ドクターケイト!!俺が相手だ!!」

 

ケイト「ヒッヒッヒストロンガー。アタシの毒で殺してやるよ?」

 

ケイトとストロンガーの一騎打ち。と思われたが、髑髏少佐が黙っている訳もなく、独特な奇声を上げながら跳んできて、大鎌(おおかま)を構えながら参戦してくる

 

髑髏少佐「ストロンガー!!まだ俺との決着がついていないぞ!!」

 

Dドリーム「ダークネス手裏剣!!」

 

髑髏少佐「ぬんっ!?」

 

ケイトのマントから復帰してきたダークドリームは『ダークネス手裏剣』を髑髏少佐に向かって投げ、髑髏少佐は大鎌を振り回し、切り返す。ダークドリームは息つく間もなく髑髏少佐に向かって行き、髑髏少佐の相手を引き受けてくれるようだ?これでストロンガーはドクターケイトに集中出来る

 

髑髏少佐「小娘!!よくも邪魔を!?」

 

Dドリーム「髑髏少佐!!私が相手よ!!」

 

髑髏少佐「笑わせるな?お前如きが俺に勝てるものか!?」

 

Dドリーム「やってみなくちゃ分からないでしょ!?」

 

髑髏少佐「ほざけ!!」

 

髑髏少佐は大鎌を上段左→足元右に振り回し、ダークドリームはしゃがみ→転がりで避け、髑髏少佐に飛びつき大鎌を掴む。数秒間の硬直の後、髑髏少佐の力技でダークドリームは転倒し、髑髏少佐は大鎌の杖先をダークドリームに向ける

 

髑髏少佐「髑髏機関銃!!」

 

どうやら大鎌には銃器の仕掛けもあるようで、銃弾を側転→反転ジャンプで避け、砲撃が止んだ一瞬の隙で反撃に出た

 

Dドリーム「プリキュア!!ダークネスアタァァッーーク!!」

 

髑髏少佐「髑髏分解!!」

 

ダークドリームのダークネスアタックが決まる直前、髑髏少佐は自身の体をバラバラに分裂させる『髑髏分解』で避け、バラバラになった体を駆使してダークドリームを翻弄する。

しかも宙をユラユラ浮遊して、対象が小さくなった事で攻撃も当たりづらくなってしまったのがやりにくい・・・

 

 

 

 

 

ケイト「喰らえケイトガス!!」

 

ケイトとストロンガーとの戦いもストロンガーの窮地に立たされていた。ケイトはタックルを人質にし、ストロンガーが反撃出来ないようにしたのだ。なんと卑怯な!?そのため鋼鉄参謀ですら弱体化させてしまうほどの毒ガス『ケイトガス』をまともに受けてしまったストロンガーはケイトにいいように的にされ、体力の限界が来るのも遅くない・・・

 

タックル「このままではストロンガーがやられてしまう!?よぉ~し!!」

 

タックルは辛い体を起こし、ケイトに飛びつきストロンガーから引きはがすと対面し、ケイトの首にチョップを叩き込むと同時に一つの技名を叫ぶ。それは今までの戦いの中でも効いた事の無い名前だった

 

タックル「ウルトラサイクロン!!」

 

ストロンガーの静止も聞かず、タックルはその技を使った・・・

 

その結果ドクターケイトはタックルに投げ飛ばされ地面に激突すると同時に爆死し、それを見たダークドリームと髑髏少佐もこの結果に各々反応を示していた

 

Dドリーム「タックルすごい・・・」

 

髑髏少佐「ぉぉっ!?ケイトがやられた!?むぅ!?」

 

Dドリーム「誰!?」

 

髑髏少佐「オルーバ!?貴様何をしにした!?」

 

オルーバ「ここは引くよ?」

 

髑髏少佐「何だと!?」

 

オルーバ「ドクターケイトがやられたのは想定外だからね?態勢(たいせい)を立て直した方が良い」

 

髑髏少佐「むぅ、止むを得んか・・・」

 

Dドリーム「逃げる気!?」

 

オルーバ「君に用は無いよ?」

 

Dドリーム「消えた・・・」

 

突如二人の間に現れたオルーバは髑髏少佐と共に消えていき、一先ず戦いは終わった。終わったのだが・・・・・・

 

藤兵衛「タックルゥゥ~~!!ぅぅっ・・・」

 

ストロンガー「何故ウルトラサイクロンを使ったんだ?」

 

Dドリーム「それってどういう意味?」

 

ストロンガー「ウルトラサイクロンとは、タックルに残された生涯に一度キリの捨て身の技だ。それを使ったら凄まじいパワーだが、自身も死んでしまう」

 

Dドリーム「えっ!?じゃあユリ子は!?」

 

藤兵衛「ユリ子!?」

 

藤兵衛が抱き起すが、ユリ子は反応を返せる状態ではない

 

藤兵衛「何故だ!?何故あんな無茶やったんだ!?」

 

体をゆすってもユリ子は何も喋れない・・・茂がそっと顔に手をかざすと、ユリ子はゆっくりと目を閉じ、その生涯を終えてしまった・・・・・・

 

のぞむ「茂・・・」

 

茂  「ユリ子・・・何故死んでしまったんだ?・・・」

 

のぞむ「茂・・・ユリ子はね?・・・もう長くは生きられない事を知ってたのよ」

 

茂  「ぇっ?」

 

のぞむ「アジトでケイトと戦った時、ユリ子は私を庇ってケイトの毒を浴びてしまった・・・ごめん茂。本当なら私が」

 

藤兵衛「それ以上は言っちゃいかん!!」

 

のぞむ「でも!?」

 

茂  「のぞむ。その先は言ってはいけない。言えばそれこそユリ子の犠牲を無碍(むげ)にすることになる」

 

のぞむ「茂・・・」

 

茂  「しかし・・・何故それを俺に言ってくれなかったんだ・・・」

 

藤兵衛「茂・・・ユリ子はな・・・足手纏いになる事を気にしていたんだ・・・だから最後まで茂には話さないで欲しいと言ったんだ・・・」

 

茂  「おやっさん・・・すまないユリ子・・・俺が、もっと強ければ・・・ユリ子ぉ・・・・・・」

 

その時、私は初めて茂が泣く姿を見た・・・・・・『岬 ユリ子』の死は茂にとって、ただ仲間の死ってだけじゃなくて、幸せにしてあげたかった最愛の人を亡くした悲しみが決して癒されることが無いかもしれない苦しみとなっている事に茂は傷ついてしまったのだった・・・・・・

 

 

 

 

 





次回から新章開始!!

さて次回から始まる新章。自身の存在意義に悩むのぞむは茂の前から姿を消してしまう・・・

そんな中『おいしーなタウン』では事件が起こり『和美 ゆい』達は調査に乗り出したのだ。彼女達の前に現れた強敵に『和美 ゆい』は一人の人物を頼る事にしたのだが、その人物の前にも『オルーバ』の魔の手が!?

敵は『プリキュア5』!?

遂に語られるダークドリームの過去・・・そして・・・










???「ダークドリーム?・・・」






のぞむ「夢原・・・のぞみ?・・・」




『のぞみ』と『のぞむ』・・・遂に・・・・

・・・新章『ダークドリーム』・・・

執筆開始!!



『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

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