仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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どうも!!お久しぶりです。今回は1話だけの投稿になる上に戦闘無しです。


5話 「情報」

ところ変わって、男と少年を乗せた一台のバイクが喫茶店の前に止まる。

本郷 「哲君、ここが喫茶店「アミーゴ」だ。」

本郷は哲を下ろして一緒にアミーゴ店内に入っていった。中に入ると立花 藤兵衛が出迎えてくれた。

藤兵衛「おう。おかえり。ん?隼人はどうした?一緒じゃないのか?それに・・その子供は誰だ?」

藤兵衛は一緒に出かけていった一文字の姿が無い替わりに見覚えの無い少年が一緒に居たのを不思議に思い本郷に尋ねると藤兵衛は思いよ寄らない答えに顔を強ばらせる。

本郷 「おやっさん実は・・・詳しくは隼人達が帰ってきてから話しますが率直に言います。・・・この子が「ショッカー」に襲われたんです・・・」

藤兵衛「なっ何!?・・・本郷、そりゃいくらなんでもそんな冗談は無いだろう!!」

藤兵衛は冗談にしてもタチが悪いどころではない事を言ってきた本郷に思わず怒鳴りつけていたが、本郷の悲しげなそして真剣な表情から信じられなかったが本当のことなのかと察した。

藤兵衛「・・・んで、本郷。結局その子は何なんだ?」

本郷は哲が行方不明になった佐々木博士の息子だということ話して、ショッカー以外に気になった出来事を聞いてみた。

藤兵衛「そうか・・・蜘蛛男がこの子を・・・」

本郷 「うん・・ところでおやっさん一ついいですか?」

藤兵衛「うん?なんだ?」

本郷 「もし・・生身の人間のそれも俺よりも年下の女の子二人が怪人と戦って倒したと言ったらどうしますか?・・・」

藤兵衛「はっ?・・何を言ってるんだ猛、ショッカーが蘇った次は女の子が怪人を倒しただなんて・・・」

藤兵衛が喋っていた言葉を遮るように店のドアがカランカランと音を立てて開いたと同時に一文字となぎさ・ほのかの三人が入ってきた。藤兵衛は二人の少女を見るや「誰だ?」と言い

たげな視線を一文字に送っていた。

藤兵衛「おお、ようやく戻ったか隼人・・んん?隼人、後ろの二人は誰だ?」

一文字「ああ、この短髪の子が美墨 なぎさ、こっちのロングヘアーの子が雪城 ほのか。んで、この人がこのアミーゴのマスターの立花 藤兵衛さんだ。」

本郷 「ちなみに、俺と隼人は「おやっさん」と呼んでいる。」

なぎさ「ども、美墨 なぎさです。」

ほのか「雪城 ほのかです。」

なぎさは右手を頭の後ろに置いて軽く頭を下げて、ほのかは礼儀正しく上半身を軽く倒してお辞儀する。藤兵衛も軽く挨拶をして二人の事を一文字に尋ねる。

藤兵衛「ところで隼人、結局この子達は何なんだ?まさかこんな子供をナンパしてきたとかじゃないだろうなぁ~そんなチャラチャラしたことわしは許さんぞ!!」

藤兵衛にとっては軽い冗談のつもりだったのだが、次の本郷の言葉には耳を疑った。

本郷 「おやっさん実はさっき話した「女の子が怪人を倒した。」ってやつなんですけど、それがこの子達なんです。」

藤兵衛「なっ何!?それは本当か!?」

一文字「本当です。俺も本郷もその哲君もこの二人に助けられたんです。」

藤兵衛「隼人までそんな事言うとは・・しかし、幾ら何でもこんな子供が生身で怪人を倒したとはとても思えんが・・・」

なぎさ「ちょっと待ってください本郷さん、一文字さん!!立花さんってなんなんですか?やけに怪人の話しても動じてないみたいですし・・・」

ほのか「何より、さっきの本郷さんたちの「あれ」を知ってそうな風に見えるんですけど?」

本郷 「当然さ。おやっさんは俺達が「仮面ライダー」であることも知っているし・・・」

一文字「俺達「仮面ライダー」の育ての親でもあるんだ。」

なぎさ「えっ!!そうなんですか!?」

ほのか「道理で、ここに行こうとしていたのか分かりました。」

藤兵衛「おいおい二人共、それこそそこの二人に話していいのか?見たところどう見てもただの子供にしか見えないが?」

本郷 「それなんですがおやっさん実はこの二人・・・・」

一文字「どうした本郷?」

本郷はなぎさ達の事を話そうとしたが二人の許しも無しに勝手に話していいのだろうかと今更ながら思いなぎさ達に視線を送ったが、なぎさ達も「二人の信頼している人だからいい。」

と話すことを承諾してくれた。

本郷 「おやっさん実はこの二人も、俺達のように「変身」して戦ったんです。」

藤兵衛「何!?・・すると、この二人はショッカーの新しい改造人間にされたって事か?」

なぎさ・ほのか「改造人間?」

一文字「いや、そうじゃないみたいですよ。」

本郷 「うん。あれは・・「プリキュア」と言うのは俺達とは全く別の存在に思えた。」

藤兵衛「?・・ぷりきゅあ?・・・なんだそりゃ?」

ほのか「あのちょっと待ってください。」

本郷 「んっ?」

なぎさ「ほのか?」

ほのかはさっきの本郷たちの話に一つ気になることがあった。ほのか達も思っていた「プリキュア」とは全く別の存在「仮面ライダー」の正体について・・・

ほのか「さっき立花さんは「ショッカーの新しい改造人間」って仰ってましたけど、まさか・・本郷さんと一文字さんって・・・」

ほのかの推察になぎさも驚いていた改造人間といえば自分も見ているTVのヒーロー物ではよく人間が機械の体に改造されて組織を裏切り、悪と戦っていくものがあるが、目の前にいる

二人の男もまさかそれなのではないかと、それに対して本郷も一文字も黙って頷いた。それは、自分達が「改造された人間」だと結論づけられた行動だった。

なぎさ「そんな・・本郷さん達が・・「改造人間」だなんて・・・」

本郷 「そう・・・俺と一文字はさっき戦った蜘蛛男のいた組織「ショッカー」に目を付けられて改造手術をされた・・・」

一文字「俺達の意志とは関係なくな・・・」

なぎさもほのかも黙ってふたりの話を聞いていた。なぎさたちも時折病院やどこかの道路で義手や義足を付けて生きている障害者を見かけたことはある。だが目の前の男性二人にはそれがまだマシに思える体をしているということがすぐに察しがつき、なぎさ達は言葉が出てこなくなっていた。だが、本郷達はそんななぎさ達に再び話しかける。

本郷 「だが・・・そのおかげで救えた命がある。・・・」

一文字「そして、倒せた悪がある。・・・」

なぎさ・ほのか「・・・・・・」

本郷 「この体になったこと自体は苦悩したさ・・・」

一文字「だが、俺達はこの体を受け入れることにした。」

そして、本郷と一文字は藤兵衛を見て、そしてなぎさ・ほのかを見てこういった。

本郷・一文字「俺達を受け入れ、支えてくれた仲間がいたからな。」

この言葉はなぎさとほのかの心に響いた。その言葉は二人の改造人間になってしまった人間にどのように接してよいのか判らなかった二人にとって彼らの求める関係がハッキリと分か

った。一人の、いや、二人のただの「人間」として互いに分け隔てなく接して欲しいということだった。

ほのか「すみません。本郷さん・一文字さん・・・・」

なぎさ「私達もう迷いません。おふたりはみんなと同じ「人」なんですもんね!!」

なぎさとほのかの顔はもう影の入った暗い顔ではなく、年相応の満面の笑顔だった。

二人のその笑顔を見た4人は、自然と笑顔になっていた。そして、藤兵衛は咳払いをして、話を戻すことにした。

藤兵衛「うっうん。んで、結局・・「ぷりきゅあ」って何なんだ?」

本郷 「実は俺達もまだ詳しくは聞いていないんです。」

一文字「さっきの場所じゃあ軽く自己紹介しただけだからなぁ。」

なぎさ「あ~え~と~」

説明を求めたらなぎさに聞いてもどうも容量を得られそうに無く、なぎさ本人もチラッとほのかを見て「説明お願い。」と言わんばかりの素振りをしていた。ほのかはやれやれといった

顔をしたがすぐに切り替えて「プリキュア」について話し始めた。

ほのか「プリキュアのことなんですけどね。プリキュアは私達の住むこの世界「虹の園」とは別の世界、「光の園」に伝わる伝説の戦士、それが「プリキュア」です。私達二人は「プリズムストーン」と呼ばれる七つの石を「ある人達」から守ってきました。」

本郷 「「虹の園」に「光の園」・・・・」

一文字「それに七つの「プリズムストーン」か・・・」

藤兵衛「「ある人達」ってなんだ?「ショッカー」の事じゃ、なさそうだな・・・」

なぎさ「「ドツクゾーン」・・・」

不意に藤兵衛の聞いてきた「ある人達」に答えたのはなぎさだった。

本郷 「「ドツクゾーン」か・・・」

一文字「それが、君達が戦っていた組織の名前か・・・」

ほのか「私達は一年に渡って「ドツクゾーン」と戦って来ました。この子達と一緒に・・・」

ほのかの言った「この子達」は最初はなぎさのことかと思われたが、「達」と付いていた時点で一文字はさっきの戦闘中に聞こえた謎の声の主のことを思い出した。

そして、なぎさとほのかのスカートのポケットから「ポンッ!!」と煙が出てきて、その中から何かが飛び出し、なぎさとほのかに抱き抱えられていた。そこには、ぬいぐるみのような

クリーム色っぽい色をしたモノとピンク色のモノがいた。

メップル「メポー!!「光の園」の「選ばれし勇者」、メップルメポー。」

ミップル「ミポー!!「光の園」の「希望の姫君」、ミップルミポー。」

4人 「・・・・・・」

メップル達を見た本郷達は思わず絶句した。流石にこんなにメルヘンチックなものがいきなり現れて、喋って、動いていたのだから。

メップル「ちょっとちょっと、何メポその目は?人を変なものみたいに見ないで欲しいメポ!!」

なぎさ「いやいやあんた人じゃないし。」

メップルの「人」発言にいつもしてるように突っ込む。ほのかもミップルも少し苦笑いしていた。

一文字「そうかこの声、さっき蜘蛛男が巨大化した時に聞こえた声はこの二人だったのか。」

ほのか「ええそうです。この子達に導かれて、私達は「プリキュア」になって「ドツクゾーン」と戦ってきたんです。」

ほのかは今までの一年間に渡る戦いを簡単に説明した。配下の怪物「ザケンナー」・5人の幹部・首領の分身である新幹部の3人そして、首領である「ジャアクキング」。

ほのか「そして・・ジャアクキングと決着をつけたんです。でも・・・」

なぎさ「あいつらはまた現れた・・・」

ほのか「そして私達はもう一度「プリキュア」として「ドツクゾーン」と戦うことになったんです。」

藤兵衛「まさか、わしらの知らんところでそんなことが起こっていたとはなぁ~。」

本郷 「しかし、妙だな?」

藤兵衛「んん?何がだ本郷?」

本郷 「なぜ、ショッカーは今頃になってそのドツクゾーンの力を借りたのかということですよ。彼女達の言う通り一年前なら「ゲルショッカー」がまだ活動していた頃だ。なのにあの首領がそんな隠し玉を組織が壊滅した時ですら使わなかったとは思えない。」

藤兵衛「そう言われれば妙だな・・・」

一文字「それに蜘蛛男はハッキリと言っていたな「俺はもはやかつてのショッカーの一員ではない!!」と・・・」

本郷 「それはつまり、あの首領とは別の何かが「ショッカー」を利用していることになる。」

ほのか「そして、「ドツクゾーン」の力も・・・・」

藤兵衛「だとすると・・今度の敵は一体何者なんだ?」

なぎさ「あの~ちょっといいですか?」

突然なぎさが三人の話に申し訳なさそうに割ってきた。

藤兵衛「ん?どうした?」

なぎさ「そろそろ、私達にもあの蜘蛛のやつや本郷さん達がずっと言ってた「ショッカー」って奴らのこと教えて欲しいんですけど・・・」

「ああ、そのことかと。」とほのかたちは納得した。正直ほのかもいい加減気になっていたところだから頃合だと思っていた。

そして本郷達はこれまでの約2年に渡る戦いを簡単に説明した。世界征服を目論んだ「ショッカー」軍団のしてきたこと。殺人・誘拐・強制労働・人体実験。例を上げればキリがない

ほどの悪事の数々。蜘蛛男を初めとした人間と他の生物を組み合わせた怪人軍団。第二の敵「ゲルダムショッカー」通称「ゲルショッカー」の出現。二大組織の大幹部達との死闘。

ショッカー首領の「死」。そして、FBI特命捜査官「滝 和也(たき かずや)」を初めとしたかつての仲間達との別れ。

本郷 「そして、俺達はやっと、平和を奴らから勝ち取ってきたんだ。」

なぎさ「2年も戦ってたんですね本郷さん達は。」

ほのか「でも、そうなると・・本郷さん達の戦いは終わっていないってことになるのかもしれないわ・・・」

仮面ライダーとショッカーの関係を聴き終わったほのかは小難しい顔をしてライダーの戦いは終わっていないかもしれないと呟(つぶや)いた。

一文字「ほのか、それはどういうことだ?」

一文字の質問にほのかは意を決して話し始めた。自分達がやって来た場所。そして、世界を。それは、化学者を目指す彼女にとってはあまり信じたくもないし、口走りたくないことだった。

ほのか「それは・・・私達の知っている「仮面ライダー」がお二人だけではないということです。」

この言葉には本郷達は動揺が隠せなかった。自分達にとっては仮面ライダーが他にいるということは「他に改造人間がいる」ということになるからだ。そしてほのかは話し続ける。

ほのか「そもそも私達にとって「仮面ライダー」という存在自体が都市伝説にしか存在していなかったんです。」

藤兵衛「都市伝説っておい・・・」

なぎさ「そういえばほのか、「仮面ライダー」の都市伝説の起源って確か・・・」

ほのか「ええそう・・本郷さん達が「ショッカー」と戦い始めた「1971年」つまり私達のいた「2005年」から32年前のこの時代が、都市伝説「仮面ライダー」の始まった時代よ・・・」




どうでした?そういえばネタバレですけど、知りたくない方は20クリック分下に行かないでね。


















ルミナスは今のところ出演予定がないです。一応これプリキュア側はひかりの初変身前になりますから。

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

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