仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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読んでいただいている皆様。長らくお待たせいたしました。急遽サブタイトル変更でお送りいたします。


『復活のジェントルー!!   倒せ!!鋼鉄参謀』

 

 

 

 

戦闘員A「ニュゥッ!!」

 

戦闘員B「ニュゥッ!!」

 

同時刻。ダークドリームとプレシャス達対デッドライオンの戦いが繰り広げられている最中、アジトの中を進む『4人』の少女の姿があった。4人は現れる戦闘員を難なく倒していき、奥への通路を進んでいく

 

???「止まれ!!」

 

戦闘にいた黒い少女が静止を掛けると、残りの3人も止まる。どうやら曲がり角の先の通路に機関銃のトラップがあるようだ?

 

フィナーレ「どうする?」

 

???「任せろ」

 

キュアフィナーレの言葉に返事を返した少女は壁に仕込まれた機関銃の待ち構えるコの字の通路に身を出し、センサーでもついていたのか?機関銃も弾を発射していく。

しかし、少女は舞うように壁を蹴り、時には壁をも足場として駆けていき、壁に仕込まれた事もあり、死角の壁の真下に滑り込むと、チョップ一撃で壁越しに機関銃を火花を散らしながら破壊する事に成功する。これによってキュアフィナーレ・キュアフェリーチェ・『李 苺鈴』の3人も奥に進むことが可能となった

 

苺鈴 「流石ね?ね?フィナーレ?」

 

フィナーレ「少々複雑だがな?まさか怪盗だった頃の記憶が役立つとは・・・」

 

フェリーチェ「さくらさんからカードをお借りしてよかったです」

 

3人と共にアジトの内部へと潜入した4人目の人物の正体はかつての敵『ジェントルー』であった。しかし、目の前にキュアフィナーレつまり『菓彩 あまね』がいるというのに何故もう一人いるのか?という疑問が出てくるが、からくりはこうだ。

 

アジトに潜入する前に『花海 ことは』は『木之本 さくら』から『さくらカード』の一枚『鏡(ミラー)』のカードを借りてきていた。ことはがさくらにコピーの魔法が無いかを尋ね、当てはまるのが『鏡』のカードだったためだ。ことははあまねに『ジェントルーだった頃』を思い出す様にカードを握らせ、魔法を駆けると『鏡』のカードがあまねの記憶を頼りに人の姿を形成し、中身は別人だが声も話し方もおまけに戦闘力もまさに『ジェントルー』そのものであり、戦闘力まで再現できたのは恐らく『木之本 さくら』の魔力が本人も気づかぬうちに上がっているせいであろう・・・

 

とにかく、潜入には怪盗の技術が役立つという事で急遽『ジェントルー(鏡)』を加えた4人でアジトへと潜入していたのだ

 

狙いは的中し『ジェントルー(鏡)』を先頭にしていたおかげで罠にかかる事もなく、牢屋と思わしき場所にまで辿り着くことが出来、そこには外で作業していた作業員達が使えなくなった時のための補充要員だったのか?やたらと多かったようだ?

 

フェリーチェ「フィナーレ!!」

 

フィナーレ「あぁ!!」

 

フェリーチェ・フィナーレ「はあ!!」

 

二人は同時に牢屋の鉄格子にチョップを叩き込み、鍵を壊し、火花が散る。鍵が壊れ、牢屋が解放された事で捕まっていた人々に逃げるように促(うなが)し、フェリーチェが先導していく。

殿(しんがり)はジェントルーと苺鈴だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デッドライオン「ギェェェ~~!!」

 

デッドライオンがダークドリームの足元を狙って振り回したデッドハンドは50cmほどのジャンプで避けられ、その後デッドライオンが振りかざした右腕とダークドリームの左腕がX字に重なり一度は攻撃を止めたが、デッドライオンは腕を引っ込め水平チョップの要領で右腕の初期型デッドハンドをダークドリームの胸部・わき腹最後に頭部に叩き込みダークドリームは転倒する

 

ヤムヤム「とりゃっ!!」

 

すかさずヤムヤムがデッドライオンに飛びつくが、簡単に放り投げられヤムヤムも転倒してしまい、デッドライオンの回し蹴り一発がヤムヤムの頭部に命中し、またヤムヤムは転がっていく

 

スパイシー「・・・・・・」

 

デッドライオン「デッドハンドを喰らえ!!ギェェッ!!」

 

今度はスパイシーがデッドライオンの前に立ちふさがり、両者は構え、デッドライオンはデッドハンドを突き出す。スパイシーはメロンパンのようなバリアを張り防ぐが、数回デッドハンドが叩き込まれるとバリアが砕かれ、デッドライオンは回し蹴りを2回放ち、スパイシーはバック転で避けながら距離を取る事に成功するが、デッドライオンの攻撃はまだ止まらない

 

デッドライオン「ギェェ~~!!」

 

デッドライオンは後頭部に両手を置き、頭部の縞々(しましま)を取り外し、ブーメランとしてスパイシー目掛けて投げつける。『そこ取れるんだ!?』と軽く驚愕した隙も狙われまともに攻撃を受けたスパイシーは転倒し、デッドライオンも頭部の縞々をまた取り付け直したようだ?

 

プレシャス「50キロカロリィィ~~パァァ~~ンチ!!」

 

プレシャスはまたエネルギーの節約なのか?『50キロカロリーパンチ』をデッドライオンを放つ。しかしその分両手のパンチで連撃だ。だが幾ら連撃で叩き込んだといっても『500キロカロリーパンチ』の10分の1の力しかない・・・

にも関わらず身長差があるというのに見事頭部に決まっているとはいえ、デッドライオンは怯(ひる)んでいるようだ?これまでのブンドル団との戦いの経験が50キロカロリーパンチであっても威力を増しているようだ?

 

しかし黙って受け続けるデッドライオンでは無いらしく、反撃に右腕のデッドハンドを振るい、続けて左足で蹴り・最後に再び右腕のデッドハンドを上段から叩き落す。

だがプレシャスはそれらをすべて右→左の順番ではじいていき、最後に上段から振り落とされた攻撃は両手を広げ、まるで花をやさしく包み込むように添えて受け止め、両手を振り上げてデッドハンドをはじき返し、カウンターにプレシャスはまるで『かめはめ波』のように両腕を突き出し、デッドライオンの腹部に叩き込み、デッドライオンを後方へと吹き飛ばすことに成功する

 

プレシャス「赤心少林拳『梅花の型』!!」

 

プレシャスがデッドライオンの攻撃を受け止めた動きは実は過去に『李 苺鈴』によって伝授された『仮面ライダースーパー1』の使う技の一つである

 

デッドライオン「行け!!デッドハンド!!」

 

プレシャス「1000キロカロリィィ~~パァァ~~ンチ!!」

 

デッドハンドを右腕から外し、プレシャスに向けて投げ飛ばすが『1000キロカロリーパンチ』で迎え撃ったプレシャスが勝ち、デッドハンドは空中で爆発したかのように破損し、残骸がデッドライオンの足元に転がる

 

デッドライオン「オォッ!?デッドハンドが!?」

 

フィナーレ・ジェントルー(鏡)「はあぁぁっー!!」

 

デッドハンドが砕かれた事に隙を作ってしまったデッドライオンに向かって空中からダブルキックを叩き込むキュアフィナーレとジェントルー(鏡)が現れ、まともに受けたデッドライオンはたまらず背中から転倒し、その隙に6人は合流したのだがやはりジェントルーがいる事に驚愕したようでリアクションが隠せていないプレシャス達である

 

プレシャス「何でジェントルー!?」

 

フィナーレ「キュアフェリーチェとさくらの魔法だ。だから味方だ」

 

ジェントルー(鏡)「よろしく頼む」

 

スパイシー「なんだか変な感じ?」

 

ヤムヤム「とにかくスペシャルなトッピングマシマシって事だよね?」

 

プレシャス「そうだ!!折角だから今度は5人でもう一回やろう!!」

 

4人 「うん!!」

 

『デリシャスパーティー♡プリキュア!!』

 

さっきプレシャス・スパイシー・ヤムヤムの3人で済ませたチームでの名乗りを今度は右からスパイシー→フィナーレ→プレシャス→ジェントルー(鏡)→ヤムヤムで並び立ち名乗りを上げる。

ジェントルーはあまね本人ではないが、豪華な仕様だ

 

デッドライオン「覚えていろ!!」

 

Dドリーム「待て!!」

 

フィナーレ「追うぞ!!」

 

デッドハンドを失ったデッドライオンは6人に背を向けアジトの方へと向かって行く。6人もそれを追っていき内部へと足を進めていくと人工物の壁ではなく、洞窟のような場所に出てしまうのだった

 

デッドライオン「ギェ・・・・・・」

 

スパイシー「・・・・・・こんな洞窟があるだなんて?」

 

ヤムヤム「はにゃ?なんかお化けでも出そうな感じ?」

 

フィナーレ「お化け!?」

 

Dドリーム「どうかした?」

 

フィナーレ「いっいや別に、何も・・・」

 

ジェントルー(鏡)「そういえばあなたはお化けが苦手だったな?」

 

フィナーレ「なっ!?何故それを!?」

 

ジェントルー「私はあなたの記憶を元にこの姿を写しているからそのせいね?」

 

フィナーレ「ふっ不覚だ・・・」

 

ジェントルー(鏡)「ついでに言うと・・・」

 

フィナーレ「ああぁっ!?それ以上は言うな!?」

 

Dドリーム「あなた達?話はそのぐらいにしてデッドライオンを追うわよ?この先に逃げたはずなんだから?」

 

フィナーレ「おっとそうだった!?すまない。急ごう!!」

 

と、気を取り直して先を進もうとした一同であったが、数歩進んだところでまた立ち止まってしまい、視界に入った『者』を見た時にフィナーレは「ひっ!?」と驚いていたようだ?動植物人間ともいえそうな『何かが』が洞窟内の転がっていたのだから?

 

スパイシー「これは・・・」

 

プレシャス「あれ?これさっき見たよ!?苺鈴ちゃんが見せてくれたストロンガーの動画に出てた奇怪人だ!?」

 

Dドリーム「『奇怪人ハサミガニ』と『奇怪人アルマジロ』・・・言われてみればそうね?他にもいるわ?」

 

Dドリームが指さす奇怪人は『ガンガルー』・『ハサミガニ』・『アルマジロ』・『メカゴリラ』の合計4体である。どうやらここはダークドリームの指摘通り『奇怪人の墓場』らしい?

 

フィナーレ「墓場か・・・怪人の墓場ともなれば相当気味が悪い。速くここを抜けてしまおう?」

 

フィナーレの言葉に同意する一同は早々(そうそう)に此処を抜けてしまおうとするが、そんな4人に立ちふさがるかのように倒れていた奇怪人達が起き上がり、6人を取り囲む。どうやら死んだふりだったようだ?

 

Dドリーム「こいつら再生していたみたいね!?」

 

プレシャス「ダークドリーム行って!!奇怪人達はアタシ達に任せて!!」

 

Dドリーム「分かった!!」

 

奇怪人達の壁をすり抜けたダークドリームは単身デッドライオンを追っていき、残った5人は再生奇怪人達との戦いに突入するのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は少し変わりアジトの中から救出した作業員達を逃がすためにキュアフェリーテェ・苺鈴は外にいた『ローズ・マリー』や『木之本 さくら』達と合流し、戦闘員の大群と戦っていた処だ

 

『ローズ・マリー』は痛む肩を庇いながらのため戦いにくそうにしながらも戦闘員を倒していき、中国拳法の達人でもある『李 苺鈴』もただの人間でありながらブラックサタンの戦闘員と互角以上に渡り合っているようだ?戦闘員の右腕を掴み、拳を腹部に数回叩きつけて戦闘員を一人倒したところで更に戦闘員の大群が迫ってきたのだったがその大群に向かって『彼』も遂に参戦してきたのだ

 

ブラぺ「ペッパーミル!!スピンキック!!」

 

ブラックペッパーによる『ペッパーミル・スピンキック』によって現れた戦闘員達は倒され、ブラックペッパーの事を知らない他のメンバーには『ローズ・マリー』から簡潔に『味方よ?』と説明を受け一先ず信用する事にしたのだがブラックペッパーが『李 苺鈴』を視界に入れた時にうっかり余計な一言を言ってしまったのは明らかに失敗であろう?

 

ブラぺ「君は確かゆいの師匠?」

 

苺鈴 「はい?何で知ってんのよ?私あなたとは初対面よね?」

 

言った後で『しまった!?』と焦るブラックペッパーに軽く詰め寄る苺鈴。ブラックペッパーの正体である『品田 拓海(しなだ たくみ)』も以前一度だけ『李 苺鈴』と出会った事があり、その時に『和美 ゆい』が苺鈴の事を『私のお師匠様』と呼んだ時の事を思い出しうっかり声に出してしまったという訳だ

 

『色んな意味でまずい!?』という意味合いで珍しく汗を流す様子を見せるブラックペッパーに『ローズ・マリー』もブラックペッパーの正体に関して憶測が思い浮かびそうであったが『スティィ~~ル!!』と聞こえる叫び声と共に迫ってきた鉄球にブラックペッパーが背中からダメージを受け転倒した事で思考を停止させ現実に戻り全員の視線が鉄球がやってきた方向を向くと、ゆっくりと一体の怪人が現れるのであった

 

フェリーチェ「あの怪人は確か・・・苺鈴!!」

 

苺鈴 「間違いない・・・あれは『デルザー軍団』の『鋼鉄参謀』!?でも何で!?」

 

鋼鉄参謀「スティィ~ル!!」

 

鋼鉄参謀が投げつけてきた鉄球を咄嗟に前に出たフェリーチェがリンクルストーン・ピンクトルマリンの花びらのバリアーで防ぐが衝撃が強く、防いでも地面に線を作ってしまうほどに後ろに下がっていき表情が引き攣る

 

鋼鉄参謀「ほ~?防いだか?まぁそれぐらいやってのけてくれなければ面白くも無い」

 

フェリーチェ「ここは私が!!苺鈴達は戦闘員を!!」

 

苺鈴 「お願い!!」

 

みらい「ちょっと待ったぁー!!」

 

フェリーチェ「みらい!!リコ!!」

 

苺鈴 「遅いわよ二人共!!」

 

みらい「ごめんごめん」

 

リコ 「こっちはあらかた片付いたわ?ここからは私達も!!」

 

苺鈴 「気を付けて!!鋼鉄参謀はパワータイプ。ルビーで行った方が良いわ!!」

 

みらい「了解!!」

 

みらい・リコ「キュアップ・ラパパ!!・・・ルビー!!・・・ミラクル・マジカル・ジュエリーレ!!」

 

ミラクル「ふたりの奇跡!!キュアミラクル!!」

 

マジカル「ふたりの魔法!!キュアマジカル!!」

 

『魔法つかいプリキュア!』!!

 

鋼鉄参謀「むぅっ!?こいつらが『魔法つかいプリキュア!』か?」

 

ミラクル「行くよ!!鋼鉄参謀!!」

 

鋼鉄参謀「来い!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鋼鉄参謀対魔法つかいプリキュア!が始まった頃、逃げたデッドライオンを追って採掘場らしき場所にまでやってきたダークドリーム。一度足を止め周囲を見渡しデッドライオンの名を叫びながら探していたが、突如何かが迫り反射的に避けた事で接触は避けられた。

 

その『何か』がダークドリームから距離を取ると、デッドライオンの右腕に収まり、ダークドリームもデッドライオンを視界に捉える事が出来た。どうやらデッドハンドが新型の三日月型の物に替わっており、デッドライオンはただ撤退した訳ではないようだ?

 

Dドリーム「仮面ライダーストロンガーに代わって、私があなたを倒す!!」

 

デッドライオン「ほざけ!!新しいデッドハンドの餌食(えじき)にしてくれるわ!!ギェェ~~!!」

 

デッドライオンがその場で空高くジャンプすると、それを追うようにダークドリームも宙に跳び、両者が空中で両肩を掴みながら着地する

 

デッドライオンはデッドハンドをX字・一の字にデッドハンドを振るっていきそれをダークドリームは避けていくが自分も反撃出来るだけの距離は保っている。

 

デッドライオン「ギェェ~~!!」

 

デッドライオンは奇声と共にデッドハンドを横に構えながら突撃していき、ダークドリームの首を狙う。デッドハンドの手首に当たる個所を掴んで止めているとはいえ首に当たっているはずなのにダークドリームの首は切り傷一つついていない。ダークドリームは押されているからか後ろに下がっていき、デッドライオンはデッドハンドを突き立てるために正面に進んでいく・・・

 

Dドリーム「うわっ!?」

 

硬直になったためデッドライオンは力任せに掴まれている右腕を振るい、ダークドリームは転倒する。その隙を逃すまいとデッドライオンは倒れているダークドリームに急接近しデッドハンドを突き立てていくが、ダークドリームは寝返りを素早く打つ事で数回突き立たせられたデッドハンドを避けていき、また一撃放たれたデッドハンド突きに寝ながら蹴りを入れて、デッドライオンをひるませることに成功し、起き上がる時間が出来た

 

デッドライオン「行け!!デッドハンド!!」

 

Dドリーム「ダークネス手裏剣!!」

 

右腕からデッドハンドを取り外してダークドリームに投げつけるデッドライオン。それに対抗するようにダークドリームもダークネス手裏剣を放ち相殺されダークネス手裏剣は地に落ち、デッドハンドはデッドライオンの右腕に戻っていき、両者の間には再びにらみ合いが始まっていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ頃、鋼鉄参謀と戦っていた『魔法つかいプリキュア!』は鋼鉄参謀を取り囲むように散開していたが、鋼鉄参謀に焦りの様子は無い

 

鋼鉄参謀「スティィ~ル!!」

 

囲まれた状態を逆手に取り鋼鉄参謀は鎖付きの鉄球を振り回し、一気に3人を倒そうとする。ミラクルとフェリーチェは後ろに転がる事で躱せたが、マジカルは鉄球がぶつかったために転倒し、二人ほどすぐには起き上がれないようだ?

 

鋼鉄参謀「スティィ~ル!!」

 

フェリーチェ「はぁ!!」

 

フェリーチェに向かって鉄球を投げつける鋼鉄参謀。フェリーチェはピンクトルマリンの花びらのバリアを展開して防ぐが、衝撃が強く顔が強張(こわば)ってしまう。そしてそんな事もお構いないかのように鋼鉄参謀の投げた鉄球に顔が浮かびあがり、嫌というほど見てきたその顔に思わず叫んでいた

 

フェリーチェ「ドンヨクバール!?」

 

鉄球にドンヨクバールの顔が浮かび、更に突進する力が増した鉄球を防ぐことが出来ず、バリアを破りフェリーチェは吹き飛んでしまい背中から強打してしまう

 

ミラクル「フェリーチェ!?よくも!!」

 

吹き飛ぶフェリーチェを見て鋼鉄参謀へと向かって行くミラクル。拳を鋼鉄参謀の胸部に叩き込むが、全く効いている様子が無く、逆に肩を引っ叩(ぱた)かれたミラクルはマジカルの方へと弾き飛ばされていきマジカルを巻き込むように転倒する

 

互いの肩を借りながら起き上がる二人を見て、鋼鉄参謀は標的を二人に変えゆっくりと近づいていく

 

ミラクル「同時に行こう?」

 

マジカル「えぇ!!」

 

二人は同時に駆け出し、ミラクルは左肩・マジカルは右肩のショルダータックルを同時に叩き込むが、ルビーのパワーを備えた二人の攻撃ですら足が一歩下がる程度衝撃しかなかったようで、鋼鉄参謀は反撃に両腕を振り上げ二人を振り払い、二人の胸部に張り手を打ち込み、二人は宙に浮くほどにまで吹き飛び再び転倒してしまう

 

ミラクル「固い・・・」

 

マジカル「ルビーのパワーでもまるで歯が立たないなんて?」

 

鋼鉄参謀「噂に聞いた『魔法つかいプリキュア!』とやらもその程度か?」

 

フェリーチェ「鋼鉄参謀!!あなたは『デルザー軍団』の改造魔人のはずです!?それが一体何処でドンヨクバールの力を!?」

 

鋼鉄参謀「ふん!!どうせ死に行く貴様らだ。教えてやろう?かつてストロンガーに敗れた俺だったが、俺はオルーバによって命を救われた・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストロンガー「鋼鉄参謀!!その体でまだ戦うつもりのか?」

 

鋼鉄参謀「やかましい!!」

 

1975年の事である。『荒しし団長』が敗れた後にストロンガーと戦った鋼鉄参謀はドクターケイトのケイトの毒花によって弱体化し、デルザー軍団の改造魔人すべてが通用しないはずのストロンガーの『電キック』が通用するほどにまでになってしまった。ただし何故か後に現れた磁石団長には通用したようだが・・・

 

空中でストロンガーの電キックを受けた鋼鉄参謀は恐らく海面にまで吹き飛んでいってから爆死したようだ?しかし、そこまではわずかに時間があったことになる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鋼鉄参謀「当時『デルザー軍団』に身を寄せていたデウスマストとやらの眷属である『オルーバ』によって俺は体内にドンヨクバールを憑りつかせられた。大方デウスマストとやらが復活する時に邪魔者を排除するための手駒にでもするつもりなのだったのだろう?だがドクターケイトの毒に加えてストロンガーとの戦いで瀕死の重傷を負った俺の体はドンヨクバールの力を取り込んだとしても回復に数十年掛ってしまった。そして今はブラックサタンの用心棒をしているだ!!」

 

フェリーチェ「それでドンヨクバールの力を宿していたのですね?」

 

鋼鉄参謀「分かったかな?お前達に勝ち目など無い!!行くぞ!!」

 

平行世界に来てまでも『デウスマスト』絡みの名を耳にする事になるとは思わなかった『魔法つかいプリキュア!』であったが『デウスマスト』が絡む以上やはり負ける訳にはいかないと痛む体を無理やり奮い立たせ、再び鋼鉄参謀に向かって行くのであった・・・・・・ 

 

 

 

 

 





次回『デリシャスパーティー♡プリキュア対再生奇怪人軍団』

数日中に投稿予定

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

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