仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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今年最後の投稿に間に合いました。

楽しんでいただければ幸いです


『6人ヒーロー対強力デルザー軍団』

 

 

 

 

 

 

前回の戦いの後、デルザー軍団のアジトに戻ったシャドウとオルーバの前にエジプトからやって来たマシーン大元帥が現れたのだった。「面白い事が始まる」と発言したところで、更にもう一人『デルザー軍団』の改造魔人『磁石団長』が現れたのだ

 

シャドウ「磁石団長?」

 

マシーン大元帥「死を悼み、悲しんでいる時ではないぞシャドウ?」

 

磁石団長「ストロンガーとダークドリーム如きにてこづりおって?見るに見かねて俺様がはるばるアマゾンからやって来たって訳よ?」

 

シャドウ「いや、しかし!?」

 

マシーン大元帥「見苦しいぞシャドウ!!これよりデルザー軍団の指揮はこの俺が執る!!」

 

シャドウ「マシーン大元帥が指揮官・・・」

 

マシーン大元帥「不承知か?」

 

シャドウ「あぁいや!?しかし日本での指揮は私が・・・」

 

磁石団長「馬鹿垂れが!!そのお前達が役に立たんからこうして大元帥様が直々におっしゃっているのだ!!」

 

オルーバ「ふむ・・・それじゃあ大元帥。あなたはどうやって日本を征服するつもりなのですか?」

 

マシーン大元帥「ふんっ!!日本を、火の海で焼き尽くすのだ!!」

 

シャドウ「東京・・・続いて四日市(よっかいち)・・・しかし誰が四日市を!?」

 

磁石団長「ヨロイ騎士が向かっている」

 

シャドウ「では、我々も?」

 

マシーン大元帥「心配ない」

 

シャドウ「だが!?ストロンガーが駆け付けると!?」

 

マシーン大元帥「大丈夫だ。ストロンガーは四日市には行けん」

 

磁石団長「ストロンガーとダークドリームの事は俺に任せておけ?・・・マグネットパワー!!・・・溶けろ!!・・・どうだい?ストロンガー達なんぞ一捻りじゃわい。さぁ~て、行ってくるか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デルザー軍団のアジトでそんなやり取りがあった後、東京のどこかの道路で帰宅途中の幼稚園のバスが走行中であったが、走り方に違和感を感じた茂・藤兵衛・のぞむの3人はカブトローとジープを走らせそのバスを追跡する。茂が窓から運転手に事情を聴くと『とにかく引っ張られる』らしい?

 

そうこうしている内にバスがどこかの谷?にまでやってきて、水深が恐らくバスの高さを超えそうなぐらいだ?

 

茂  「変~身!!ストロンガァァー!!」

 

カブトローの走行中にストロンガーへと変身を遂げ、泥の湖に見える湖のすぐそばにまでバスが迫っていた所であったが、間一髪ストロンガーがバスを押しとどめる事に成功する。

すぐさま藤兵衛とのぞむが加勢に向かうが、3人がかりでも全く止まる気配が無い・・・

 

3人がバスと相撲をとっている最中、近くの坂に突如『磁石団長』と戦闘員が二人現れ、ストロンガーとの会話でどうやらバスの暴走は磁石団長の仕業らしい?

 

ストロンガー「この磁石に吸い寄せられていたのか?」

 

ふと上を見上げると、バスの窓に磁石が何個も張り付いており、これが磁石団長の仕業と見抜き、バスを抑えるのを二人に任せ、磁石を取り外していく

 

磁石団長「おのれストロンガーめ!?シャィィッ~!!」

 

遂に磁石団長がじきじきに動き出し、バスが停まった事で、子供達の事を藤兵衛・のぞむに任せてストロンガーは単身磁石団長との戦うに突入する

 

磁石団長「吸引マグネット!!」

 

再びバスを動かし、ストロンガーをひき殺そうとしたようだが、ジャンプしバスの上に着地する。しかし戦闘員が待ち換えており、攻撃されるがあっさりといなされ、再び跳び、磁石団長との戦いに突入する。

 

磁石団長「吸引マグネット!!」

 

バスが無いのに吸引マグネットを放つ磁石団長。標的はストロンガーである。改造人間であるストロンガーの体には鉄も含まれるからか、凄まじい磁力で磁石団長へと引き付けられていくようだ?

 

磁石団長「ミニ磁石よ!!行け!!」

 

磁石団長がかがむと、ミニ磁石がストロンガーに張り付き、磁石団長がご丁寧に説明してくれて、磁力でストロンガーの体の電子メカを狂わせるつもりらしい?ストロンガー曰(いわ)く『割れそうに頭が痛い』位らしい?

 

藤兵衛「ストロンガァァー!!・・・磁力を変えろ!!」

 

ストロンガー「そうか?・・・マグネットパワー・・・チェンジ!!」

 

藤兵衛の助言に活路を見出したストロンガーは自身に宿る磁力を変えることが出来るらしい?張り付いたミニ磁石がストロンガーから離れ、磁石団長へと張り付き、今度は磁石団長が磁石にやられているようだ?

 

ストロンガー「助かる道はただ一つ。お前の磁力を消す事だ!!」

 

磁石団長「消すだと?・・・マグネットパワーダウン!!」

 

流石に磁力に長(た)けた怪人。自身に流れる磁力も自在に操れるらしく、磁力を消したようだ?おかげでミニ磁石ははがれたが、磁石団長の戦闘力が落ちた感じが見える

 

磁石団長を追い詰めたストロンガーであったが、突如『オルーバ』が割り込み、不敵な笑みを浮かべている

 

ストロンガー「オルーバ!?」

 

オルーバ「口ほどにもなかったようだね磁石団長?まっ、役目は十分果たしてくれたから別に良いけど?」

 

磁石団長「黙れ!!黙れぇ!?おのれぇストロンガーめ!?覚えてれ!!」

 

オルーバ「やれやれ。それにしても、まんまと罠に引っかかってくれたねストロンガー?」

 

ストロンガー「何!?」

 

オルーバ「今回デルザー軍団の目的は、君を東京に釘付けにする事だったんだ?」

 

ストロンガー「何だと!?貴様!!本当の目的はなんだ!?」

 

オルーバ「まぁそうだね?四日市の石油コンビナート辺りなんかを襲えば丁度いいんじゃないかな?」

 

ストロンガー「何!?」

 

オルーバ「あぁそうそう?今から向かってももう遅いよ?すべては、灰になっている頃だろうからね?ふふふふっ・・・」

 

ストロンガー「消えた?」

 

のぞむ「ストロンガー!!」

 

藤兵衛「いやぁ~いかんせん四日市か・・・一杯食ったなストロンガー?」

 

ストロンガー「はぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、『四日市』の石油コンビナート・・・作戦通りヨロイ騎士の指揮の元、戦闘員達がせっせと働いている。仲間割れも無くある意味見習いたいところだ。

 

ヨロイ騎士「者共?作戦の準備はどうだ?」

 

トランシーバー越しに聞こえる返事は3か所中、2か所はまだ準備中とのことだ?それから準備が終わったからか?ヨロイ騎士は戦闘員を集合させていた

 

ヨロイ騎士「これで全員か?」

 

戦闘員A「ヨロイ騎士!!報告があります!!」

 

ヨロイ騎士「何だ?」

 

戦闘員A「カチュゥ!!怪しい者を捕えてきました」

 

ヨロイ騎士「良し!!連れてこい!!」

 

戦闘員B・Cがその『怪しい者』を連行して一同の前に現れる。その怪しい者の正体は未来に帰ったはずの『美翔 舞』であった

 

ヨロイ騎士「娘。一体ここで何をしている?」

 

舞  「私は気が付いたらここで倒れていただけ!!あなた達『GOD』こそ今度は何を企んでいるの!?」

 

ヨロイ騎士「『ごっど』?そういえばいたそうだなそんな組織が?俺達は『デルザー軍団』だ。その程度の組織と一緒にするな!!」

 

舞  「『でるざー軍団』?また新しい敵?・・・」

 

ヨロイ騎士「戦闘員共!!その娘を爆薬の近くに縛り付けておけ!!」

 

舞  「爆薬!?あなた達は何を!?」

 

ヨロイ騎士「どうせ殺すんだ。教えてやろう?この石油コンビナートを爆破して、四日市を火の海で覆いつくすのだ!!」

 

???「それまでだ!!ヨロイ騎士!!」

 

突如聞こえた叫びに一同が視線を移すと、物の陰から一人の男性が現れた。ヨロイ騎士もそして『美翔 舞』も知った顔だったため、思わず名前を叫んでいたようだ?

 

ヨロイ騎士「お前は『神 啓介』!?」

 

舞  「啓介さん!?」

 

啓介 「舞ちゃん!?どうして此処に!?」

 

ヨロイ騎士「わざわざスペインから俺を追ってきたか?だがお前も運がいい?祖国の日本を死に場所に選べるのだからな?行けぇ!!」

 

ヨロイ騎士の号令と共に戦闘員達が一斉に『神 啓介』に向かっていく。数の不利を全く感じさせない戦いを繰り広げる最中、舞を捕えていた戦闘員も、舞の懐から飛び出したチョッピが顔に張り付き隙が出来た瞬間に戦闘員を倒し、チョッピが張り付いていた戦闘員も、チョッピを引きはがしてから蹴りを入れて啓介の元へと合流する事に成功したのだ

 

舞  「啓介さん!!」

 

啓介 「下がってるんだ!!いいね?」

 

舞  「はい!!」

 

ヨロイ騎士「俺が相手だ!!行くぞ!!カチュゥゥッーー!!」

 

飛び降りたヨロイ騎士が剣を振り回し二人を襲う。ヨロイ騎士まで参戦してきたことで啓介は舞に逃げるように言い聞かせ、少し戸惑った舞であったが、邪魔になる訳にもいかずチョッピを抱え逃げる事にし、啓介対ヨロイ騎士が再び展開される

 

ヨロイ騎士が剣を振り回すと、啓介は背後の高所に飛び移りヨロイ騎士と戦闘員達を見下ろしている

 

啓介 「大変身!!・・・とおっ!!」

 

『神 啓介』は空中で『仮面ライダーX』に変身を遂げ、高所に着地する。その後再び地上に飛び降りヨロイ騎士・戦闘員達との戦いに突入したのだ

 

X  「ライドルスティック!!」

 

ヨロイ騎士「『高速熱線』発射!!」

 

ヨロイ騎士が二本の剣を重ねて放った『高速熱線』は仕掛けられた火薬に引火し、コンビナートが爆発を起こす。計画していた規模にはいかなかったようだが、Xライダーという予定外が起こったので予定を繰り上げたらしい?

 

X  「しまった!?」

 

ヨロイ騎士「ははははっ!!今のはほんの小手調べだ?」

 

ヨロイ騎士が二刀流で切りかかり、Xライダーはそれをかわし、場所を変えようと移動を始める。ヨロイ騎士も後を追い、火の手が回っていない場所にまで移動を終え、再びヨロイ騎士が高速熱線を放とうとしたが、その直後、いつの間にかヨロイ騎士の腕には縄が絡みついていたのだ

 

ヨロイ騎士「誰だ!?お前は!?」

 

ヨロイ騎士の言った『誰だ!?』はヨロイ騎士の腕に縄を絡めた高所にいた人物だ。素顔にもかかわらず様子から見てヨロイ騎士の知り合いでは無いらしい?その人物が笑いながら服を投げ捨てるとほぼ裸になり特徴的なベルトをさらしだしたのだ

 

X  「アマゾン!?」

 

ヨロイ騎士「二人共アレを見ろ!!」

 

突如現れた『山本 大介』事アマゾンに動じる事無くヨロイ騎士は二人に向かって指・・・というより剣を指す。その方向に視線を向けると再び両側面から戦闘員に捕まった『美翔 舞』と一人の戦闘員に捕まったチョッピの姿が映る。要するに人質である

 

舞  「御免なさいXライダー・・・また捕まってしまって・・・」

 

ヨロイ騎士「動けばあの娘の命は無い!!」

 

卑怯なやり口に仮面の下で歯を食いしばるXライダーとヨロイ騎士を睨むアマゾン・・・

 

そんな二人をよそに、舞とチョッピを捕えている戦闘員の背後の物陰からこっそりと一人の少女が近寄り、ギリギリまで戦闘員に近寄ると一気に飛び出し少女は戦闘員を突き飛ばし、チョッピを捕えている戦闘員には少女の懐から飛び出した何かが顔に張り付き、思わずチョッピを落としてしまう

 

舞を捕えていたもう一人の戦闘員もその少女が突き飛ばして倒し、舞とチョッピを救出する事に成功し、舞はその少女を知っていたからか、思わず名前を叫んでいた

 

舞  「咲!?」

 

咲  「アマゾン!!」

 

アマゾン「・・・アァァ~マァァ~ゾォォ~ン!!」

 

『日向 咲』の叫びに頷いたアマゾンは変身のための叫びを上げ『仮面ライダーアマゾン』へと変身を遂げる。二人のライダーが揃った事でヨロイ騎士は半ばやけくそ気味だ?

 

ヨロイ騎士「構わん!!全員まとめて地獄へ送ってやる!!」

 

ライドルスティックを振るうXライダー。飛び降りてXライダーに加勢するアマゾン。二人のライダーの初共闘とは思えないほどの息の合ったコンビネーションにヨロイ騎士は歯が立たないようで、再び高速熱線を放とうとするがそれもXライダーがライドルスティックを投げつけ、アマゾンが短剣を蹴り飛ばした事で防ぎヨロイ騎士は悔しそうだ?

 

X  「とぉっ!!」

 

ヨロイ騎士「おぉっ!?・・・勝負はお預けだ!!」

 

X  「・・・アマゾン」

 

アマゾン(R)「あぁ。よろしく?」

 

ヨロイ騎士が撤退し、友情の握手をするXとアマゾン。そんな二人にXとアマゾンの名前を叫びながら駆け寄る咲と舞が現れ4人はやっと合流することが出来たのだ

 

アマゾン(R)「アレを見ろ!?」

 

アマゾンの指さす方へと一同が視線を移すと、ヨロイ騎士の置き見上げともいうべき火災がコンビナート全体に回ろうとしていた所であった

 

X  「あの火災を何とかしなければ!?」

 

咲  「アマゾン!!Xライダー!!ここは私達が何とかします!!」

 

X  「えっ?君達が?」

 

咲  「舞、行ける?」

 

舞  「もちろん」

 

咲の言葉に困惑しかないXライダーであったが、二人は先に進み『クリスタル・コミューン』へと変身したフラッピとチョッピを手に取り二人は過去の世界では初めて叫ぶ変身の掛け声を発したのだ

 

『デュアル・スピリチュアル・パワァァーーー!!』

 

ブルーム「花開け大地に!!・・・」

 

イーグレット「羽ばたけ空に!!・・・」

 

ブルーム「輝く金の花!!キュアブルーム!!」

 

イーグレット「煌めく銀の翼!!キュアイーグレット!!」

 

『二人はプリキュア!!』

 

イーグレット「聖なる泉を汚す者よ!!」

 

ブルーム「アコギな真似はお止めなさい!!」

 

X  「あれは!?」

 

ブルーム「行くよ!!」

 

キュアブルームを見た事があるアマゾンですらやはり多少は驚きがあるようだ?変身するところは初めて見るのだから?

 

驚愕する二人をよそに二人は手を繋ぎ出す

 

ブルーム「大地の精霊よ・・・」

 

イーグレット「大空の精霊よ・・・・・・今、プリキュアと共に!!」

 

ブルーム「奇跡の力を解き放て!!」

 

『プリキュア!!ツインストリィィ~~ム!!スプラァァッーーシュ!!』

 

二人の放った『プリキュア・ツインストリーム・スプラッシュ』によって炎はすべて浄化され、四日市の被害は最小限に留められ、4人は再び合流しプリキュアの本来の力を目の当たりにした二人のライダーはただ驚愕していたようだ?

 

X  「ありがとう。君達のおかげで被害は最小限で済んだみたいだ?」

 

ブルーム「これぐらいお安い御用ですよ?ね?」

 

イーグレット「うん」

 

X  「しかし君達のその力は一体?」

 

二人そしてアマゾンから簡単にプリキュアの事を聞きXライダーも納得したようだ?

 

X  「そういえば立花のおやっさんからそんな話を聞いたことがあったな?」

 

イーグレット「『大空の樹』に集まった後、蜘蛛の怪人に襲われて、気が付いたらまた過去の世界だなんて・・・」

 

ブルーム「ところでお二人はこれからどうするんですか?」

 

X  「俺はヨロイ騎士を追う。アマゾンは?」

 

アマゾン(R)「俺も行く。俺が追ってきた磁石団長も日本に来ているはずだ?」

 

X  「良し!!」

 

イーグレット「待ってくださいライダー!!私達も連れて行ってください!!」

 

X  「しかし・・・」

 

イーグレット「あの怪人を放っておいたらきっともっと大変な事になる・・・だから私達も戦います!!」

 

ブルーム「それに私達、ここで置いていかれたら行く宛て無いですし?」

 

X  「分かった。一緒に来てくれ」

 

二人 「はい!!」

 

X  「アマゾンもそれでいいか?」

 

アマゾン(R)「あぁ」

 

X  「良し!!GOー!!」

 

Xライダーの号令の後、クルーザーとジャングラーにそれぞれ乗り込み、4人は東京へと向けて出発したのだった

 

ブルーム「そういえばアマゾン?」

 

アマゾン(R)「ん?」

 

ブルーム「モグラって元気にしてますか?折角ですから会いたいんですけど?」

 

アマゾン(R)「・・・・・・モグラは死んだよ・・・」

 

ブルーム「えっ?」

 

アマゾン(R)「ガランダーの獣人の毒にやられてな・・・」

 

ブルーム「そう・・・だったんですか・・・ごめん・・・・・・東京に着いて、あいつらを何とかした後、お墓参りして行っていいですか?」

 

アマゾン(R)「あぁ。そうしてくれ?モグラもきっと喜ぶ」

 

ブルーム「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デルザー軍団のアジトへと帰還したヨロイ騎士は作戦失敗に苛立っていたようだが、マシーン大元帥は特に咎める訳でも無い様だ?

 

シャドウ「大元帥。次はどんな手で行かれるのですかな?一つ、お手並み拝見と行きましょうかな?」

 

マシーン大元帥「ある!!東京を、火の海で、焼き尽くすのだ!!」

 

オルーバ「具体的にはどうやって?」

 

磁石団長「そこは俺様の役目よ?」

 

オルーバ「成程?磁石団長の磁石を使う訳か?面白そうだね?」

 

とはいえ、Xライダーとアマゾンライダーっていう誤算がある以上、これは手を貸した方が良さそうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤兵衛「ほぉ~?これが磁気探知機か?」

 

東京のどこか。茂が作り、カブトローに取り付けた磁気探知機の説明している処のようだ?

 

藤兵衛「これで磁石団長の行方が掴める。それに幸いな事に四日市の被害も最小限に食い止める事が出来たそうだし?」

 

のぞむ「それだけど?どうしてデルザーの作戦は失敗したのかしら?」

 

藤兵衛「分からんが聞いた話によると、火の海が黄色と水色の濁流にのまれて消化されたって話だそうだ?」

 

茂  「それじゃあオヤジさん。連絡よろしくお願いします」

 

藤兵衛「おぉ。任しとけ?」

 

のぞむを後部座席に乗せて出発した茂はそのしばらく後、藤兵衛から受けた連絡で1時間の間に2機のジェット旅客機が墜落したという情報を得て、羽田空港へと向かって行く事になったのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

磁石団長「今までのは小手調べ。ジェット燃料がたっぷりと詰まったジャンボ機が東京のど真ん中に突っ込むのだ・・・マグネットパワー!!アップ!!」

 

どこかの一室で、座席に座(ざ)する磁石団長はマグネットパワーを上げる。これで飛行機を落とす計画のようだ?それと同時にすでに付近まで来ていた『城 茂』の探知機に反応が現れのぞむが指さす怪しい建物に向かって二人は進みだしたのだ

 

茂  「危ない!?」

 

建物に近づく二人に向かって空中から巨大な岩のような物が突っ込んでくる。咄嗟に気付いた茂がのぞむを抱きかかえ、押し倒すことでン避ける事に成功し、その巨体が地上に降り立つのだが、正体は『鬼』を連想させるような雰囲気であった

 

のぞむ「鬼?」

 

茂  「こいつはデルザーの改造魔人じゃなさそうだな?」

 

???「っふふふふ。その通り。我々はデルザー軍団ではない!!」

 

茂のつぶやきに律義に答えてくれたのは鬼ではなく、新たに現れた白スーツの男性のようだ?戦闘員は磁石団長とヨロイ騎士の配下の戦闘員の混成だが

 

アポロガイスト(人)「俺の名はアポロガイスト!!GOD秘密警察!!第一室長を務めていた!!」

 

十面鬼「ワシはゲドンの十面鬼!!『城 茂』!!お前さん達をここから一歩も通さん!!」

 

のぞむ「またオルーバの奴の仕業ね?」

 

茂  「みたいだな?こいつらが話に聞いたアポロガイストと十面鬼かい?これまた大層な奴が出てきたもんで?」

 

アポロガイスト(人)「『城 茂』君。無駄口を叩いている暇があるのかな?」

 

茂  「何?」

 

のぞむ「あっ!?茂!!探知機が!?」

 

茂  「おっ!?ジャンボ機が狙われている!?いかん!?・・・ふんっ!!・・・変~身・・・ストロンガァァーー!!」

 

のぞむ「プリキュア!!メタモルフォォッ~ゼ!!」

 

それぞれ変身を終えた二人は先陣を切る戦闘員の群れをいなしながら確実に進んでいくが、アポロガイストと十面鬼のところまで辿り着くとそうはいかない

 

アポロガイスト(人)「アポロ!!チェ~~ンジ!!」

 

アポロガイストも再生手術を受けた姿へと変身を遂げ、流石というべきか?威圧感を二人に押し付けながら立ちふさがり、右腕の剣も装備されたアポロマグナムを二人に向けて振るっていく

 

4人がにらみ合っていると、オートバイのエンジン音が聞こえ視線を向けると、遂にX・アマゾン(R)・ブルーム・イーグレットの4人が到着したのだ

 

X  「ここは任せてくれ!!」

 

ストロンガー「良し分かった!!後は頼む!!」

 

イーグレット「あなたも行って!!」

 

Dドリーム「えぇ!!」

 

アポロガイスト「Xライダー!!」

 

X  「アポロガイスト!?どうしてお前が!?」

 

アポロガイスト「言ったはずだ!!俺は貴様にとって、とても迷惑な存在だとな!!」

 

アマゾン(R)「十面鬼!?」

 

ブルーム「でかっ!?」

 

十面鬼「アマゾンライダー!!復活したワシらの力は前とは一味違うぞ?今度こそギギの腕輪は頂く!!」

 

戦闘員達を片付けた4人の前にアポロガイスト・十面鬼が立ちふさがり、6人は場所を変えていき、その間に建物の中に突入したストロンガーとダークドリームも中から現れてくる戦闘員達を退けながら進んでいき、遂に磁石団長・ヨロイ騎士のいる部屋にまで辿り着き、戦闘員も交えた乱戦となっていく

 

Dドリーム「待ちなさい!!」

 

戦闘員が倒れ、ヨロイ騎士を置いて逃げる磁石団長を追いかけるためダークドリームは単身向かって行く。ストロンガーはヨロイ騎士と戦っているため流れもあってこうなったのだ

 

建物から脱出した磁石団長と、追ってきたダークドリーム。両者は向かい合い、攻撃のスキを互いに狙っている・・・

 

ダークドリームから跳び蹴りを放つが、磁石団長は横に避け、武器であるSN棒を振るっていく。大振りな攻撃が多いためか、ダークドリームも避けるのには苦労していないようで、磁石団長の腹部に拳を繰り出し、最後に頭部に拳を叩き込むと磁石団長は後ろへと転倒していく

 

よろけながらも磁石団長は起き上がると、奇声を上げながらSN棒をハンマー投げの要領で3回は振り回しながら攻撃を仕掛けたが、それをダークドリームは後ろに下がりながら避けていく

 

Dドリーム「プリキュア!!ダークネスアタァァッ~ク!!」

 

ダークドリームが更に数メートル距離を取ると『プリキュア・ダークネスアタック』を放ち、胸部に命中した磁石団長は大の字に倒れるほどの衝撃が襲い掛かったらしい?

 

 

 

 

 

ヨロイ騎士「カチュゥゥ~~!!」

 

ダークドリームと磁石団長同様『外』に戦いの舞台を移していたストロンガーとヨロイ騎士の戦いも激しさを増していた。

 

奇声を上げながら長剣と短剣を振り回すヨロイ騎士の斬撃を後ろに下がりながら避けるストロンガーは、一度攻撃が止んだと同時に右足→左足の順で回し蹴りを放ち、2撃目の蹴りが命中するとヨロイ騎士は後ろに転倒する

 

ヨロイ騎士「高速熱線!!発射!!」

 

ストロンガー「むんっ!!そんなモノが通用するか!!」

 

ヨロイ騎士「くそぅっ!?」

 

ストロンガー「とぉっ!!・・・ストロンガァァーー!!・・・電!!キィィッーク!!」

 

ヨロイ騎士「カチュゥ~~!?・・・」

 

ヨロイ騎士の放った『高速熱線』を腕を交差して防いだストロンガー。そしてそれを悔しがるヨロイ騎士。ストロンガーはその場で跳び、電キックを叩き込む。デルザー軍団の改造魔人全員がストロンガーの電キックを受けても跳ね返してしまう体のはずなのだが、どうやら今回は通常通りに効いたらしい?その証拠にストロンガーが跳ね返る事もなく、さらに言えばヨロイ騎士がよろけている様子だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤兵衛「アマゾン・・・Xライダー。それにあの子は確か・・・

 

ようやく到着した藤兵衛の視線にはアポロガイストと戦うXとイーグレット・十面鬼と戦うアマゾンライダーとブルームの姿が映っている。

 

イーグレットを初めて見る藤兵衛は当然イーグレットの事は『誰?』と思っていたに違いない

 

 

 

 

 

アポロガイストが右腕の銃と剣が合体したアポロマグナムを振るいXライダーを斬りつけようとするが、それを後ろに下がりながら避けていき、左側からイーグレットが蹴りを一撃入れるが、左腕で持つ盾『アポロガイストカッター』に阻まれ反動で下がっていく

 

アポロガイスト「ボォォッ~~!!・・・・・・アポロマグナム!!」

 

反転ジャンプで二人から距離を取り、アポロガイストの放ったアポロマグナムがXとイーグレットを襲う。着弾地点には爆発が起こり、アポロガイストの狙いも正確である。二人が必死に避けているからいいが、命中するのも時間の問題かもしれない・・・

 

アポロガイスト「隙ヤリだ!!ガイストカッタァァー!!」

 

側転で避けるXの一瞬の隙を狙いアポロガイストは左腕のガイストカッターをフリスビーのように投げつけるが、割り込んできたイーグレットが両手を広げ・突き出し、精霊の光を宿して、軌道をずらす事で、ガイストカッターは明後日の方へと飛んでいき、着弾地点で爆発を起こしていたのだ。これでもうガイストカッターは使い物にならない・・・

 

単身アポロガイストに向かって行くイーグレットは、1~2メートル程度まで距離を縮めると立ち止まり、互いに構えている

 

右腕の剣を振るっていき、イーグレットを斬りつけようとするアポロガイスト。それを下がりながら避け、何とか反撃のチャンスを窺(うかが)うイーグレット・・・アポロガイストの方が優勢に見える

 

X  「イーグレット!!これを使え!!」

 

Xライダーはイーグレットにライドルホイップを投げ渡し、取っ手部分を上手く掴んだイーグレットは右手に構え左手は突き出している。まるでXライダーのような構えだ

 

アポロガイストが先手を付いてくる剣を防ぐかのようにイーグレットもライドルホイップを振るっていき、回し蹴りを連続2回振るっていき、アポロガイストは後ろに下がる事で躱していく

 

後ろに下がり、少しイーグレットとの距離が離れた途端今度はXライダーが背後から飛びつき、今度は両者向かい合うと同時にXライダーは拳をアポロガイストの頭部に向けて何発も振るっていき、最後の一発を受けたアポロガイストは後ろへとよろけ、多少足元がおぼつかない・・・Xとイーグレットが並び立ち、アポロガイストは二人に怒りの視線を送りつけていたのだ

 

 

 

 

 

十面鬼「喰らえ!!」

 

十面鬼の一番巨大な顔の口から発射された砲撃により、アマゾンライダーとブルームは中々近寄る事が出来ずにいた

 

十面鬼「どうだ!!近寄れまい!?もう一撃行くぞ!!撃てぇぇー!!」

 

宣言通り口から再び砲撃が始まり、アマゾンのいた場所には砲撃による煙がアマゾンを包み込んでいた・・・

 

笑う十面鬼であったが、煙が晴れたと同時に見た光景に目を疑っていたのだ。アマゾンを狙った一撃であったが、ブルームがアマゾンの前に立ち、先のイーグレットのように両腕に精霊の光を宿し、今度はバリアとして展開し、アマゾンを護ったのだ。これには十面鬼も悔しそうにしている

 

ブルーム「アマゾン!!」

 

アマゾン(R)「ケェェッ~~!!」

 

ブルームの呼びかけに、ジャンプで答えたアマゾンは、そのまま十面鬼の複数ある小さな顔の一つに向かって跳んでいき、アームカッターで切り付ける。すると、まるで人面岩のように固まり、十面鬼ゴルゴスも苦しそうだ?

 

十面鬼「ブラック!!オンゴォォ~ルド!!」

 

十面鬼は呪術とでも言えばいいのか?周囲を暗闇にする『ブラックオンゴールド』を発動させ、二人の視界を奪う。闇の世界に戸惑う二人に向かって、十面鬼は正確にその巨体を突進させ体当たりを仕掛ける。気配に気づいたアマゾンは咄嗟にブルームを庇い、十面鬼の体当たりを受けてしまい転倒してしまう

 

十面鬼「もう一撃だ!!死ねぇ!!」

 

ブルーム「させるもんか!!」

 

叫ぶブルームは、右手に精霊の光を凝縮させ、大振りに振るうと、光が暗闇を飛ぶ十面鬼の姿を捉え、まるで暗闇でいきなり顔面に懐中電灯の光を当てられた時にように眩しくなり顔を覆う十面鬼。

 

そんな十面鬼の姿にチャンスを見出したブルームはその場でジャンプし、精霊の光を再び凝縮させた右手をチョップとして十面鬼ゴルゴスの頭部に叩き落し、その攻撃力に頭を抱え不時着し、『ブラックオンゴールド』も解除されていたのだった

 

 

 

 

 

Dドリーム「ふんっ!!やぁ!!」

 

磁石団長と優勢に戦うダークドリームは回し蹴りを2回叩き込み、磁石団長はダメージが蓄積されていたのか正面に倒れ込んでいく

 

 

 

 

 

ストロンガー「電磁!!マグネット!!」

 

鉄を引き寄せる技『電磁マグネット』でヨロイ騎士の剣2本を奪い取り、今度はストロンガーが二刀流を披露する。剣を奪われて数歩後ろに下がるヨロイ騎士を見逃す訳が無く、一気に距離を詰め、X字に斬りつけ、ヨロイ騎士の体にはX字の切り傷が付いたようだ?

 

ストロンガー「チャージアップ!!・・・」

 

剣を捨て、チャージアップして超電子の力を発動させたストロンガーはヨロイ騎士を掴み、ダークドリームの名を叫ぶ。

 

ストロンガーが呼んだ事に気付き、自身もキュアモを取り出して『スーパーダークドリーム』へと変身を遂げると磁石団長と向かい合い、突進してくる磁石団長をしゃがんでやり過ごし、磁石団長は転倒する。転倒した磁石団長を掴み、叫びながら投げ飛ばすと、ストロンガーもヨロイ騎士の足を掴みハンマー投げのように回転を始めたのだ

 

ストロンガー「超電子!!ジェット投げ!!」

 

投げ飛ばされたヨロイ騎士は奇声を上げながら磁石団長と空中激突し、地面に倒れると同時に爆発を起こし、二人は二体の改造魔人を倒す事に成功したようだ?

 

 

 

 

 

アマゾン(R)「大・切・断!!」

 

イーグレットが抜け、代わりにアマゾンがアポロガイスト戦に加わり、空中から大切断を振り落とし、アポロガイストの右腕を切り落とす。苦しむアポロガイストに引導を渡すためXライダーはライドルスティックを両手に構え、空中に跳ぶ

 

X  「エェェックス!!必殺!!・・・キィィッーク!!」

 

かつて初期のアポロガイスト戦でもとどめの一撃として放った『X必殺キック』をアポロガイストに叩き込み、大きく吹き飛びながら奇声を上げるアポロガイスト・・・

 

一度起き上がり再び倒れ込むと、大爆発を起こし、再びアポロガイストを倒す事が叶ったのだ

 

 

 

 

 

十面鬼の小顔A「血を寄越せぇぇ~!!」

 

十面鬼の小顔B「生け贄となれぇぇ~!!」

 

十面鬼の小顔C「人間共を、皆殺しにするのだ!!」

 

ブルーム「イーグレット!!」

 

イーグレット「うん!!」

 

二人 「ムープ!!フープ!!」

 

二人がムープとフープの名を叫ぶと、それに応じてムープとフープもピンクのPC『スプラッシュ・コミューン』からブルームのベルト・イーグレットのブレスレットである『プリキュア・スパイラル・リング』を召喚し、装着・構えを取った二人はベルト・ブレスレットにリングを装着したのだ

 

イーグレット「精霊の光よ!!命の輝きよ!!」

 

ブルーム「希望へ導け!!二つの心!!」

 

『プリキュア!!スパイラルハァァ~~ト!!・・・スプラァァッ~シュ!!』

 

二人が放った『プリキュア・スパイラル・ハート・スプラッシュ』は、十面鬼を飲み込み、断末魔を上げながら十面鬼は消滅する。再び死を悟った十面鬼は散り際に「十面鬼の最後を見よ!!」と叫んでいたが、はたしてそれが二人に聞こえていたのかは定かではない・・・

 

 

 

 

 

藤兵衛「やったぁぁー!!」

 

4大怪人を倒した事に喜ぶ藤兵衛の元に、6人の戦士が集まり、ストロンガーとダークドリームにX・アマゾンそしてブルームの紹介をしたのだが、初対面のイーグレットだけは紹介できず、ブルームが簡単に紹介してくれたようだ?

 

イーグレット「立花さんやストロンガー。それにダークドリームの事もXライダーやアマゾンライダーからお聞きしました。よろしくお願いします!!」

 

ストロンガー「こちらこそよろしく!!」

 

イーグレットから差し出された手をストロンガーから順番に握り返していき、その光景に一番喜んでいるのは恐らく藤兵衛であろう?

 

ヨロイ騎士「喜ぶのはまだ早いぞ!!」

 

磁石団長「そう。我々は、不死身だ!!次に会う時が、お前達の死ぬ時!!楽しみに待っているんだな?」

 

突如聞こえてきた磁石団長とヨロイ騎士の声・・・周囲を見渡すがこの場にはいない様だ?

 

4人の戦士達と合流したストロンガーとダークドリームであったが、デルザー軍団の改造魔人達が、次なる一手を用意して、一行を待ち構えているのだった

 





次回サブタイトル未定

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

  • スター×1号・ミルキー×アマゾン
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