仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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お待たせいたしました。


『ライダー捕らわる!!デルザー万歳!!』

 

 

 

 

『ライダー捕わる!!デルザー万歳!!』

 

 

 

 

マシーン大元帥「では諸君。デルザー軍団の秘密兵器『地震発生機』のテストを行う」

 

デルザー軍団のアジトにて、マシーン大元帥が言う『地震発生機』のレバーを操作すると、画面に映った場所に地震が起こり、大きな被害が出ているようだ?

今回のデルザー軍団の作戦は主にこの装置を使うらしい?目標は『富士ダム』だ

 

磁石団長「俺と、ヨロイ騎士でやってくるぜ!!」

 

マシーン大元帥「ストロンガーや、他の仮面ライダー達に気づかれるなよ?」

 

シャドウ「安心しろ。他の仮面ライダーはいざ知らず、ストロンガーは必ず俺が引き受ける」

 

マシーン大元帥「よぅし!!いいだろう。オルーバ。貴様は他の仮面ライダーの動向を探れ?」

 

オルーバ「了解」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デルザー軍団のアジトで動きがあった頃、藤兵衛がジープを走らせていたのだが、突如襲った地震に危うく落ちてきた岩にぺしゃんこになるところであったが、何とか回避し、そこに丁度カブトローに乗る茂とのぞむが通りがかったのだ

 

藤兵衛「地震でこの通りだ?」

 

藤兵衛の「地震」という単語に茂は不審な点を見つけたらしい?茂の話では今いるこの周辺では地震が起こる事が無いらしい?それがこの一週間に5度も起こっているという異常事態が起こっているらしい?

 

藤兵衛「それじゃあおい?またデルザーの魔人共が何か企んでいるっていうのか!?」

 

茂  「かもしれない・・・その辺探ってきます!!のぞむ!!」

 

のぞむ「えぇ!!」

 

藤兵衛「あぁおい!?俺も行くよ!?」

 

再びカブトローに乗りこの場を後にする茂とのぞむ。また藤兵衛は置いてけぼりだ

 

しばらくカブトローを走らせる茂はその途中で、改造人間にされたことで得られた聴力で車の音を聞きつけたのか?その方向へと向かっていく・・・

 

カブトローを降りて音のする方向へと向かうと、地震発生機を乗せた車にいた磁石団長とヨロイ騎士の姿が見えたのだ

 

のぞむ「磁石団長とヨロイ騎士?」

 

茂  「奴らここで何をするつもりだ?」

 

様子を見ている二人の背後には同じように息を潜める一人の男性の姿があることに二人はまだ気づいていない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は少し遡る・・・

 

他の仮面ライダーの動向を探っていたオルーバは瞬間移動で林の中に現れ、これから他の仮面ライダーを探すつもりのようだ?

 

オルーバ「さてと?『城 茂』はゼネラルシャドウが見てくれるからいいとして、一先ずXライダーとアマゾン。それにマシーン大元帥を追って来ているかもしれない仮面ライダーV3を探すとしますか?やれやれ流石にめんどくさいな?ん?」

 

オルーバが咄嗟に身を隠し、現れた一人の男性を視界に入れる。その人物を見たオルーバはヨロイ騎士から預かった写真を見て、その人物の特定したのだ

 

オルーバ「驚いた?彼は『結城 丈二』か?どうやらヨロイ騎士を追ってギリシャからやってきたらしいね?さてさて、どうしたものかな?・・・」

 

少し施行をめぐらせたオルーバは何かをひらめき、懐からザリガニの足のようなものを取り出すのであった・・・

 

結城 「デルザー軍団のアジトの入口の一つがこの辺りにあるという情報を頼りに来てみたが、見つからないな・・・ガセだったのか・・・」

 

結城は他の場所をあたろうと思い始めていた。ちょうどその瞬間、地面から結城の足に何かが挟まり、結城は思わず転倒してしまう。

 

倒れたまま挟む何かを確認するため振り返ると、地面から挟んだ張本人が姿を現し、いつの間にか結城は解放されたため、立ち上がったと同時に構えていたのだ

 

結城 「ザリガーナ!?」

 

ザリガーナ「久しぶりだな?『結城 丈二』!!」

 

結城 「そんな馬鹿な!?貴様はデストロン首領に処刑されたはずだ!?」

 

ザリガーナ「地獄から蘇ったのだ!!死ねぇ~!!」

 

ザリガーナが左腕を振るい結城を襲う。後ろに下がりながらよけていき、体制を整えると同時に構えたのだが、ザリガーナはどうした事か、背を向けて駆け出していくのだ

 

ザリガーナ「追ってこい!!『結城 丈二』!!」

 

結城 「待て!!」

 

茂みに消えるザリガーナを追って同じ茂みに消える『結城 丈二』・・・

 

少し走ると突如霧に覆われ視界の悪い中、走り続ける結城は、いつの間にか霧と茂みから脱出し、見失ったザリガーナの姿を探す結城の目の前には、背を向けて茂みから別の何かをうかがっているヨロイ元帥の姿に幻覚で見えてしまった『城 茂』と『夢原 のぞむ』の姿であったのだ。どうやらオルーバはザリガーナをけしかけて、霧に幻覚を見せるように作用させる『ムホウ』を発動させていたようだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨロイ騎士「あのガスタンクを『こいつ』で爆破してみるか?」

 

ヨロイ騎士が寄り道として、たまたま通りがかった場所にあったガスタンクを地震発生機で破壊してみようということを提案し、磁石団長も賛成したようだ?磁石団長が地震発生機のスイッチを入れようとしたその瞬間、茂とが飛び出すがそれと同時に結城が茂を羽交い絞めにしてあろうことかデルザー軍団を助ける形になってしまったのだ

 

ヨロイ騎士「寄り道は中止だ!!」

 

茂  「待て!?」

 

結城 「待つのは貴様だ!?」

 

車を走らせこの場から逃走する改造魔人達を追おうとする茂に一撃叩き込み「ヤアァァッーー!!」の叫びと共にライダーマンの仮面をかぶると『結城 丈二』はライダーマンへと変身を遂げ、次に視界に入れたのは改造魔人達を追おうとするのぞむの姿であったのだ。ライダーマンは宙に跳び、のぞむの前に着地すると、両肩を掴み、のぞむをのぞみと勘違いして引き留めてしまったのだ

 

ライダーマン「待ちたまえ!?何故君がヨロイ元帥と一緒にいるんだ!?」

 

のぞむ「何言ってるのよ!?いいからそこをどいて!?」

 

ライダーマン「待つんだ!?」

 

のぞむ「あなたなんて知らないってば!?放して!!」

 

ライダーマン「おぉっ!?」

 

のぞむ「プリキュア!!メタモルフォォッ~ゼ!!」

 

いらだってしまい思わずライダーマンを突き飛ばしてしまうのぞむ。ダークドリームへと変身したことで、ライダーマンは余計な勘違いをしてしまったようだ?

 

ライダーマン「黒いキュアドリーム!?そうか・・・貴様偽物だな!!ならば容赦せんぞ!!」

 

ライダーマンとダークドリームは同時にとびかかり、互いの肩を掴む。ライダーマンがダークドリームを投げ飛ばし、転倒するダークドリームに茂が駆け寄り、そのままライダーマンに向かっていく

 

茂が飛び蹴りを放つが、それを難なくよけたライダーマンは茂の腕と腰を掴み、投げ飛ばすと宙を高く飛んでいき、茂みの中に消える。

 

茂みに消えた茂を追いかけ、茂みに近寄るライダーマン。すると別方向からいつの間にかストロンガーへと変身した茂が宙から跳んできてすぐ近くに着地するのだが、変身したことでストロンガーの姿が幻覚でザリガーナに見えたようだ?

 

ライダーマン「ザリガーナ今度は逃がさん!!ロープアーム!!」

 

ストロンガー「むぅっ!?エレクトロー・ファイア!!」

 

ライダーマンがロープアームのフックをストロンガーの腕に絡ませる。反撃にエレクトローファイアで電流を通してライダーマンに電気を浴びせたことでロープアームを解除させ、ライダーマンは再びノーマルの状態へと戻ったらしい?

 

ライダーマン「くそぉっ!?パワーアーム!!」

 

Dドリーム「ダークネス手裏剣!!」

 

今度はパワーアームへと換装し、ダークドリームはダークネス手裏剣を投げ飛ばすが、パワーアームに切り落とされ蝶は真っ二つだ

 

ダークドリームはダークネス手裏剣を短剣として使うため羽を掴み、ライダーマンと距離を詰めパワーアームと刃をぶつけ合う。

 

それが3回は繰り返され、ダークドリームの蹴りがライダーマンの腹部に決まり、一度はひるんだライダーマンであったが「ヤァァッー!!」の叫びと共にダークドリームの足元めがけてパワーアームを一振りして足を切り落とそうとしたが、ダークドリームはすぐさま宙に反転しながら跳んだ事で距離も稼ぎ、攻撃もかわしたのだ

 

ストロンガー「とぉっ!!・・・電キック!!」

 

ライダーマン「ヤアァァッーー!!」

 

ダークドリームに注意が向いていた隙をついて宙に跳んだストロンガーは電キックを放つが、叫びとともに宙に跳んだライダーマンに当たる事は無く、ストロンガーとダークドリームは再び並び立ち、ライダーマンが着地した時にはパワーアームも解除されノーマルの状態に戻っていた

 

ライダーマン「行くぞ!!」

 

数秒互いの出方をうかがっていたのだが、ライダーマンの宣言をきっかけに3者は同時に駆け出し、再び激突する。まさにその時であった・・・

 

空中から突如キュアドリームと『仮面ライダーV3』が3者の間に割込み、キュアドリームがストロンガーとダークドリームをV3がライダーマンを制止させてたのだ

 

ドリーム「待って二人共!?」

 

ストロンガー「キュアドリーム!?」

 

Dドリーム「どうしてここに?」

 

V3 「やめるんだライダーマン!!味方同士だ!?」

 

ライダーマン「味方だと!?赤い頭ということは貴様デルザーの磁石団長だな!?」

 

V3 「ライダーマン!?私の事が分からないのか?・・・ルミナス!!」

 

どうやらV3の事は頭が赤いからか?幻覚で磁石団長に見えているらしい?

 

V3の叫びに応えるかのように茂みの中からいつの間に来ていたのか?『九条 ひかり』いや『シャイニールミナス』が現れハーティエルバトンを構えてたのだ

 

ルミナス「ルミナス!!ハーティエル!!アンクション!!」

 

ルミナスが『ハーティエルアンクション』をV3・ライダーマンめがけて放ち、二人は虹色の光を放っている。すると、ライダーマンの様子が落ち着いていき、ようやくV3の事を認識できたようだ?

 

ライダーマン「V3!?」

 

V3 「正気を取り戻したらしいな?」

 

ライダーマン「僕は確かヨロイ元帥いやザリガーナと黒いキュアドリームと戦って・・・」

 

V3 「君は幻を見せられていたんだ」

 

ライダーマン「幻?」

 

V3 「そうだ。思った通りルミナスの力でその幻から解放されたようだな?」

 

ライダーマン「えっ!?ルミナス!?」

 

ルミナス「お久しぶりですライダーマン」

 

ドリーム「私もいますよ?」

 

ライダーマン「キュアドリームも!?ということは僕が戦っていたのは・・・」

 

ドリーム「えぇ。紹介します。7人目の仮面ライダー『仮面ライダーストロンガー』と私の友達のダークドリームです」

 

ストロンガー「それじゃああなた方は?」

 

V3 「あぁ。仮面ライダーV3・『風見 志郎』だ。そしてこっちがギリシャからきたライダーマンだ」

 

ライダーマン「『結城 丈二』・仮面ライダー4号だ。よろしく」

 

ドリーム「そしてこの子が」

 

ルミナス「『九条 ひかり』・『シャイニールミナス』です。ストロンガーとダークドリームの事はドリームからお聞きしました」

 

V3 「さぁ皆。手を握るんだ」

 

V3に手を引かれ、ストロンガーとライダーマンを初めに6人は握手をして、再会と出会いを喜びあっているようだ?先ほどまでの戦いがウソのように6人の表情は明るい

 

ライダーマン「それにしてもルミナス。どうして君までまた過去に?」

 

ルミナス「それが蜘蛛の怪人に襲われた後、気が付いたらついさっきドリームとV3にバッタリ会いまして?」

 

ストロンガー「それにしても・・・惜しいところでデルザーを・・・」

 

ライダーマン「いやぁスマン」

 

藤兵衛「おぉ~い!!」

 

藤兵衛の声に視線を向ける6人。ジープを駆り登場するのは藤兵衛だけでなくココ(人)も一緒だったのだ

 

藤兵衛「おぉぃ大変だ!?って、おっお前達!?」

 

V3・ライダーマン「おやっさん!!」

 

ルミナス「お久しぶりです!!」

 

藤兵衛「お前達も帰ってきてくれたのか!?いやぁ~良かった良かった!!ひかりもよく来てくれたな!?」

 

ルミナス「はい。立花さんもお元気そうで?」

 

ドリーム「ところで何でココが立花さんと?」

 

ココ(人)「そこでバッタリ会ってジープに乗せてもらったんだ」

 

ストロンガー「それでおやっさん?大変はどこ行ったんで?」

 

藤兵衛「おぉっ!?そうだった!!大変なんだよ!?富士川大橋が地震で真っ二つなんだそうだ!?」

 

V3 「富士川大橋が!?」

 

藤兵衛「なんでも大地震が起きた時みたいだって話だ?」

 

ストロンガー「地震!?デルザーの作戦は、地震が関係しているのかもしれない?」

 

V3 「富士川大橋の上流には富士ダムがある。あそこを破壊されたら大変だ!?」

 

ドリーム「二手に分かれましょう?ダークドリームとストロンガーは磁石団長達が現れた付近を調べてデルザー軍団のアジトを探してください。富士ダムには私達4人が向かいます」

 

ドリームの発言の後、一同の視線がドリームに向けられ、妙にみられている雰囲気があったためドリームは「えっ!?何!?」といった反応を返している

 

V3 「いや何、君は人を引っ張っていくのがうまいと思ってな?」

 

ルミナス「流石『プリキュア5』のリーダですね?」

 

ドリーム「いやぁ~そんな?」

 

Dドリーム「ちょっとちょっとドリーム?あんまり調子に乗らないでよね?」

 

 

 

 

 

オルーバ「やれやれ。シャイニールミナスか?余計な事をしてくれたね全く・・・これは磁石団長とヨロイ騎士の方にも応援を呼ばないとね?」

 

それぞれ役割を決め、アジトを探しに行ったストロンガーとダークドリーム・・・

 

富士ダムへと向かった4人・・・

 

情報収集のためにジープを走らせる藤兵衛とココの3手に別れた一同を離れた茂みから覗いていたオルーバも、指パッチンを引き金に瞬間移動で消えていき、この場から完全に消えていったのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二手に分かれた後、カブトローを走らせ来た道を戻っていた『城 茂』と『夢原 のぞむ』であったが、目ぼしい成果が得られずにいた・・・

 

のぞむ「茂?磁石団長達、本当にこの辺りから現れたのかしら?」

 

茂  「さぁな?車の音が聞こえたのは間違いなくこの方角なんだが・・・もう少し先まで行ってみるか?」

 

という訳でもっと奥へと進み、岩ばかりの荒野にまで進むと、前方から猛スピードで回転しながら迫ってくる巨大なトランプが現れ茂はうまくそれをかわし・カブトローを停車させ、二人は振り返ると、トランプが地面に落ち、その場に『ゼネラル・シャドウ』が姿を現したのだ

 

茂  「シャドウ!?」

 

カブトローから降りた茂は間髪入れずに肉弾戦で襲ってきたシャドウの攻撃を防いでいく。まだシャドウは剣を抜いていなかったが、一度背を向けたかと思えば剣を抜き、切っ先を背を向けたまま茂の首に突き付けている

 

少しの間の後、シャドウは剣で刺さず、腕を振り回して攻撃したが、それも茂は腕で防いで両者は一度距離を取ったのだ

 

茂  「ふんっ!!・・・変~身・・・ストロンガァァーー!!」

 

のぞむ「プリキュア!!メタモルフォォッ~ゼ!!」

 

変身を終えた二人はシャドウと対峙し、シャドウも剣を構え闘志を燃やす・・・

 

先に仕掛けたのはシャドウで、一文字→突き→縦に曲切りで二人を襲い、二人も後ろに下がり距離を取る

 

ストロンガー「とぉ!!とおっ!!」

 

ストロンガーは右足を軸に左足のみで2回回し蹴りを放つ。しかしシャドウには命中せず反撃に剣による突きが連続で放たれ、避けてはいるがストロンガーは後ろに下がる事を余儀なくされ反撃に移れない・・・

 

Dドリーム「ダークネス手裏剣!!」

 

ダークドリームがダークネス手裏剣を両手に一枚づつ持ち、シャドウに向けて投げつける。シャドウはその場で高く跳び、崖に着地すると、それを追うようにストロンガーも崖へと跳んでいく

 

ダークドリームもストロンガーに続こうとしたが、それに割り込むように瞬間移動で突如ダークドリームの目の前にオルーバが現れ、足止めしてきたのだ

 

オルーバ「シャドウの邪魔はしないで欲しいな?君の相手は僕がしてあげよう?」

 

Dドリーム「いい加減あなたとの決着を着けてあげる!!」

 

1メートル程度の距離を保っているダークドリームとオルーバ。オルーバの表情はいつもと変わらない不敵な笑みだ。

 

ダークドリームが跳び掛かるように拳を左右から一撃づつ振るっていくが、それを全く動じずに右拳なら左腕で払い・左拳なら右腕で払い・右蹴りなら左チョップで払っていき、蹴りが失敗に終わった時の隙をつかれ胸部に光弾を撃たれ転倒しながら距離が離れていくダークドリーム。思ったよりもダメージが小さかったのかすぐ起き上がり、オルーバに向けて再び構えを取っている・・・

 

シャドウ「ふふふふっデルザー軍団がマシーン大元帥のモノとなった今、俺の目的はただ一つ。お前を殺す事だ!!」

 

ストロンガー「行くぞ!!」

 

ストロンガーも飛び掛かるように跳び蹴りを放つが、シャドウの姿は消え、ストロンガーは気づかない内に攻撃を受けよろける。その瞬間シャドウが再び姿を現し、また消える・・・

消えてはストロンガーがダメージを受け、また現れる・・・そんな一方的な攻撃が続いていき長期戦になればストロンガーが不利だ?

 

Dドリーム「ふん!!・・・でやっ!!」

 

いつの間にか攻撃が命中するようになってたようで、左水平チョップでオルーバの胸部に一撃。続いてオルーバの左側面に回りオルーバの左腕・肩を掴むとオルーバをそのまま正面に投げ飛ばしオルーバを転倒させる

 

Dドリーム「最初の威勢はどうしたのかしらオルーバ?」

 

オルーバ「少しお遊びが過ぎたかな?・・・」

 

眼鏡を一度弄(いじ)り、何か念じるような素振りを見せると、オルーバの筋肉が膨れ上がり、尻尾と翼も生え人型からまるで悪魔のような姿へと変身を遂げる。本来の世界で『魔法つかいプリキュア!』と最後に戦った時の姿のようだ?

 

オルーバ(怪)「これで君に勝ち目は無いよ?」

 

Dドリーム「プリキュア!!・・・メタモルフォーゼ!!」

 

キュアモを取り出し『SD(スーパーダーク)ドリーム』へと変身を遂げて対抗するダークドリーム。変身と同時にその場から空高く跳ぶのをオルーバは静かに睨みつけている

 

SDドリーム「プリキュア!!・・・ダークネス!!キィィック!!」

 

SDドリームが放った『プリキュア・ダークネスキック』は腕を交差させ、翼も使って体を覆い隠して防御したオルーバに直撃する。空高く防御した体制のまま吹き飛んだオルーバは地面に強打するのだが、防御に集中したためか倒し切る事が出来なかったらしい?

 

SDドリーム「あれに耐えた!?」

 

オルーバ(怪)「やはりあの姿のダークドリームの力は侮れない。ここは引かせてもらうよ?」

 

SDドリーム「ぁっ!?消えた・・・逃げ足の速い・・・」

 

時間制限があるためすぐにキュアモを使った変身を解きダークドリームに戻り、ストロンガーの方へと視線を向けると、どうやらストロンガーの方もシャドウを追い詰めていたようで、背後を取り・シャドウを捕まえたようだ?

 

ストロンガー「シャドウ!!磁石団長とヨロイ騎士が富士ダムに向かったのは分かっている。残るマシーン大元帥は何処だ!?」

 

シャドウ「しっ知らん!!」

 

シラを切るシャドウに向けて、シャドウから奪った剣を向け、更に問い詰めるストロンガー。シャドウは両手を上げ、降参のポーズだったためストロンガーも一つシャドウに提案してきたのだ。いわゆる司法取引のような感じだ?

 

ストロンガー「マシーン大元帥の居場所を白状すればお前の命を助けよう?」

 

シャドウ「ほっ本当か!?」

 

ストロンガー「仮面ライダーの、名に誓って!!」

 

その証拠というべきか?剣を地面に突き刺すストロンガー。咄嗟に剣を手にしたシャドウに警戒するが、剣を鞘(さや)に収めた処を見るとどうやら戦う気はもう無いらしい?

 

シャドウ「案内しよう?」

 

取引成立ということなのだろうか?シャドウの先導の元、ストロンガーとダークドリームはマシーン大元帥の作戦決行の場所へと向かい、そこでマシーン大元帥の作戦を阻止することに成功するのだが去り際にマシーン大元帥の言い放った言葉に一抹の不安を抱きながら、去ろうとしていたシャドウを追いかけたのだ

 

シャドウ「『城 茂』ちょいとお前達を利用したまでよ?シャドウは負けたのではない!!」

 

茂  「何?」

 

シャドウ「さらばだ?・・・」

 

のぞむ「トランプだけが残った・・・相変わらず不気味な奴ね?」

 

茂  「V3達が捕まる・・・まさか?・・・」

 

のぞむ「行きましょう茂!!どっちにしろ合流した方がいい」

 

茂  「あぁ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところ変わって富士ダム・・・

 

2台のオートバイに乗り4人が訪れ、ここに来るまでは何事もなくこれた事が逆に不気味なぐらいだ?

 

風見 「見ろ?あの富士ダムが破壊されれば、その下流にある都市は壊滅だ」

 

結城 「デルザー軍団でも、僕と風見さんの姿を見たら恐れをなして逃げるでしょう?」

 

風見 「はっはははっ!!だといいんだがな?」

 

のぞみ「ちょっとちょっと結城さん?私達もいるんですけど?」

 

結城 「はははっスマンスマン。君達二人の姿を見たらデルザーの魔人共は恐怖のあまり涙を流して逃げ出すさ?」

 

のぞみ「あぁっ!?ひどい!?私とひかりちゃんそんな怖くないもん!!ねぇ!?」

 

ひかり「そうですよ?ひどいです結城さん」

 

また4人は笑い出す。軽口を叩いて、冗談を言い合える。建前やその場しのぎの合わせなんかではない。互いに信頼している者同士だからこそのやり取りであると言えよう?

 

風見の提案で二手に分かれて探索することになった。オートバイに乗っていた流れで風見とのぞみ・結城とひかりのペアだ。

 

何故か人の気配が無いが、特にそれを不思議がる事も無く、二組の探索は成果無しだ

 

結城 「風見さん?」

 

風見 「ん?」

 

結城 「デルザー軍団はこのダムを狙っていないんじゃないですか?」

 

風見 「・・・考えすぎだったかな?・・・」

 

ひかり「でも、それだとデルザー軍団は他に何を狙っているんでしょうか?」

 

風見 「う~~ん・・・」

 

のぞみ「まぁでも、このダムが狙いじゃないんならそれはそれで良かったと思いますよ?だってダムが壊されたら本当に大変な事になるんですし?」

 

風見 「そうだな?確かにそれはそれでのぞみの言う通りなのかもしれないな?よし。もう少し調べてみてから、他を当ってみよう?」

 

のぞみ「yes!!」

 

4人がいる場所よりも高い場所・・・そこから4人を見下ろしている集団。つまりデルザー軍団の姿があった。ただし、いるのは磁石団長とヨロイ騎士だけではない。

オルーバによって復活した『デストロン』の二人の大幹部も一緒だ

 

戦闘員A「準備。OK!!」

 

磁石団長「良し。今だ!!」

 

ヨロイ騎士「4人まとめて・・・」

 

磁石団長が地震発生機のレバーを入れると地震が起こり、その揺れに風見達4人には一気に緊張が走り、結城がダムに注目し、3人もつられて見ると、ダムに穴が開いていき、徐々に穴が広がって大量の水が放出されてきたのだ

 

磁石団長「やったぞ!!どうだ?」

 

ヨロイ騎士「流された4人を探してくる。行けぇぇー!!」

 

ヨロイ騎士の号令に続くヨロイ騎士専属の戦闘員達ともう一人・・・

 

場所が変わり濁流にのまれて流されたと思われる地点に移動し、4人を探していたヨロイ騎士達は4人を見つけられていないらしい?

 

V3 「ははははっ!!探しているのは俺達か?」

 

ライダーマン「それとも魚でも探しているのか?」

 

ヨロイ騎士「出たな!!」

 

ドリーム「ん!?V3あれ!?」

 

V3 「ん?・・・はっ!?奴は『ヨロイ元帥』!?」

 

ドリームの指さす方に目を向けると、オルーバによって蘇ったヨロイ元帥がヨロイ騎士と行動を共にしていたらしい?

 

ルミナス「あれがヨロイ元帥・・・」

 

ライダーマン「ヨロイ元帥・・・」

 

V3 「ライダーマン」

 

ライダーマン「大丈夫だ。V3僕はギリシャからヨロイ騎士を追ってきた。任せてくれ?」

 

V3 「良し。俺とドリームは磁石団長をヤる。ドリーム」

 

ドリーム「はい!!」

 

ヨロイ騎士「よぉし!!返り討ちにしてやる!!」

 

ライダーマン「行くぞ!!」・ルミナス「行きます!!」

 

崖から飛び降り、まず戦闘員達との乱戦となったライダーマンとルミナスのコンビ。ヨロイ騎士の剣の切っ先が二人に向けられ、二人の背後にはヨロイ元帥が待ち構えている

 

ヨロイ元帥「『結城 丈二』!!いやライダーマン!!俺が立てたプルトン爆弾の作戦を邪魔してくれた礼をたっぷりとさせてもらうぞ?」

 

それだけ言い切ると、ヨロイ元帥はマントを翻(ひるがえ)す。次の瞬間ヨロイ元帥はザリガーナへと姿を変え、前門のヨロイ騎士・後門のザリガーナとなっていた

 

ルミナス「ライダーマン。ザリガーナをお願いできますか?」

 

ライダーマン「良し分かった!!ヨロイ騎士は頼む!!」

 

ルミナス「はい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

磁石団長「掛かれ!!」

 

地震発生機を守る磁石団長の号令に従い、磁石団長専属の戦闘員達が一斉にV3・キュアドリームに向かっていく

 

大体一人につき、3人も戦闘員が襲い掛かり人数差のためか少し手こずるが、確実に倒していっている

 

先に戦闘員を倒し切ったドリームは駆け出し前に出て、磁石団長が待つ『城?』に近づいたと思ったらそこで立ち止まるのだ。まだ距離があるというのに・・・

 

ドリーム「よくもダムを壊してくれたわね!?行くよ!!プリキュア!!ドリ~ムアタァァッーク!!」

 

赤いバラの力で変身したキュアドリームの状態で『プリキュア・ドリームアタック』を放つキュアドリーム。これで磁石団長もろとも地震発生機を破壊するつもりだったのだが、ドリームアタックの蝶が磁石団長に当たる前に、割り込んできた盾が防いでしまったようだ?

 

ドリームが盾を持った人物をよく見ると、右手に斧も持った髭の濃いサソリの兜を被(かぶ)った男性のようだ?盾を使った事を踏まえてもドリームアタックを防げたということは只者では無い事は確かだ。しかもその場から飛び降りてドリームめがけて斧を振るっていくので、ドリームは反撃できる程度の距離を保ち・下がりながら避けていく

 

最後の一振りに後ろへ転がることで距離を稼ぎつつ避けたドリームのそばに戦闘員を倒したV3が合流し、ドリームを襲った相手を見て驚きを隠せなかったのも無理はない。なにせ、かつて死闘を繰り広げ、やっとの思いで倒した大幹部なのだから?

 

V3 「ドクトルG!?」

 

ドクトルG「久しぶりだな?仮面ラ~イダV3!!」

 

ドリーム「知ってるの?」

 

V3 「デストロンの大幹部だ。かつて私に敗れ死んだはずだ?デルザー軍団によって蘇ったのか!?」

 

ドクトルG「その通り。俺の目的はただ一つ。仮面ラ~イダV3をこの手で倒す事!!キュ~アドリームもろとも俺の手によって死ねぇぇー!!」

 

そこまで叫ぶとドクトルGは盾を構え、身を隠す。すると盾から泡が噴出し次に顔を出すとドクトルGは『カニレーザー』へと変身を遂げたようだ?

 

ドリーム「はっ!?ドクトルGの正体は・・・カニレーザー!?」

 

V3 「ドリーム行くぞ!!」

 

ドリーム「yes!!」

 

上から見るとVの字にカニレーザーを取り囲む二人。

 

カニレーザーとの距離は2メートル程度しか空いておらず、先行にカニレーザーが斧を振り回し、二人は後ろの下がりながら避けていく・・・

 

V3に向かって斧で突きを放ち、掴む事で止めるがカニレーザーの腕力も強いためか押されている・・・一度斧を引っ込め、V3が斧を手放した隙にもう一振り放ちV3は後ろに下がる

 

ドリーム「やぁっ!!うぅっ!?」

 

ドリームはカニレーザーにショルダータックルをぶつけるが、盾に阻まれはじき返されてしまう。その隙を逃さずカニレーザーは斧を振り落とし、それがカラぶると今度はラケットのように振るう事でドリームに斧の柄(え)が命中し、ドリームは転倒する

 

転がった先でドリームに迫り斧を振り上げるがV3が間一髪カニレーザーを羽交い絞めにした事で難を逃れ、ドリームとの距離を稼ぐ

 

振りほどかれ再び向かい合うV3とカニレーザー。カニレーザーが斧をV3の足元に向けて側面から振るうとV3はその場で反転ジャンプで跳び、距離を稼いだ先で再びドリームと並び立つのだ

 

V3 「行くぞ!!」

 

ドリーム「yes!!」

 

3者同時に駆け出し、3者の距離が1メートル近くまで縮まるとカニレーザーが斧を振り落とし、二人は前転して通り過ぎる事で避け、素早く振り返ると、同じくカニレーザーも振り返ると同時に斧を振り回す

 

カニレーザー「タバラッ!!」

 

振り落とされた斧をV3がカニレーザーの手首と斧を掴み、力比べが始まるが盾を突き出し、V3は転倒してしまう

 

ドリーム「はぁっ!!」

 

ドリームが左側面から盾に向けて蹴りを入れるがやはり防がれる。ドリームは盾を掴みカニレーザーの動きを抑えるが、カニレーザーは頭上に斧をかざし、振り落とすつもりだ?

だがそれは起き上がったV3が斧と右手首を掴む事で防ぎ、数秒の硬直が流れたが、それに終わりを告げたのはV3とドリームである

 

V3「とおっ!!」ドリーム「はぁっ!!」

 

V3が右ひざ・ドリームが左ひざで同時に蹴りを入れ、カニレーザーの腹部に衝撃を与え、思わずカニレーザーは斧も盾も手放してしまい、代わりにV3が斧・ドリームが盾を装備している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライダーマン「ふん!!ふんっ!!」

 

ライダーマン対ザリガーナの戦いに話を戻そう

 

川に入り戦っていたライダーマンの右蹴りが2回放たれるが、それをすべてはたき落としたザリガーナ。反撃にザリガーナはザリガニの足のような左腕をライダーマンの胸部に叩き込み、ひるんだ一瞬の間に右チョップでライダーマンの背中を攻撃し、その衝撃で川の中に顔まで突っ込む形になってしまう

 

ザリガーナ「ほぉ~れぇ~!!もっと飲めぇぇ~!!」

 

倒れたライダーマンの頭を掴み、水の中に押し込む。しかし、数秒後に水の中からライダーマンの頭を引き上げ、また沈める。そんな工程が合計3回は繰り返されただろう・・・

 

その後ザリガーナは掴んだ頭を放し、今度は踏みつけようとしたのだが、その瞬間にライダーマンは横に動き、ザリガーナから逃れる事に成功し、再び立ち上がるのだ

 

 

 

 

 

ヨロイ騎士「カチュゥゥ~!!ぬぅぅっ!?」

 

右腕の剣を振るっていたようだが、ルミナスは両腕でヨロイ騎士の右腕を掴み、防いでいた。しかしヨロイ騎士が蹴りをルミナスの脇腹に決め、ルミナスを突き飛ばす

 

突き飛ばされたルミナスはルミナスの背後に回っていた戦闘員二人に捕まれ、追撃にきたヨロイ騎士であったが、ルミナスが掴まれていたことを利用し、戦闘員を手すりとして体を浮かせ、ヨロイ騎士に蹴りを入れる。その攻撃で後ろによろけたヨロイ騎士が追撃に来ない内にルミナスも捕まえている戦闘員二人に反撃に出る

 

ルミナスはまず右側面の戦闘員を振り回し、向かい合うと蹴りを入れて戦闘員Aは倒れ、左側面にいた戦闘員は右側面にまで振り回し、水平チョップを胸部に2回は叩き込んだであろう?戦闘員は倒れ、再びヨロイ騎士との再戦となる

 

ヨロイ騎士「カチュゥゥ~~!!」

 

ヨロイ騎士が二本の剣をルミナスに向けて振り回し、ルミナスも切り付けられないよう下がりながらもギリギリ反撃が出来る距離を保っている・・・

 

ヨロイ騎士「チュァ!!」

 

ルミナス「うっ!?」

 

ヨロイ騎士の放った突きを避けるため後ろに下がったのだが、リーチの長い剣だったためか、咄嗟の事に転倒するようになってしまい川の中に倒れてしまう

 

同じく川に足を踏み入れたヨロイ騎士はルミナスに向けて剣を叩きつけるように振るっていくが、何とかルミナスは倒れたまま左右に体をそらせ避けていき、ヨロイ騎士は今度は再び突きを放ってくる

 

ルミナス「ふっ!!ぅぅっ~~やぁっ!!」

 

ヨロイ騎士の突きを咄嗟に取り出したハーティエルバトンで受け止め、数秒の硬直の後、なんとかヨロイ騎士を突き飛ばしたルミナスは立ち上がるが、その足はよろけを見せているようだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カニレーザー「・・・タバラァァ~~アブラタカブラァァァ~~・・・ゥアァァッ~~!!」

 

V3・ドリーム「うっ!?」

 

カニレーザー「おのれV3めぇ!?」

 

カニレーザーは呪文のような唱えを発し、周囲が少し暗くなる・・・両腕を突き出すと頭部から放たれたレーザーが二人を襲うが何とか避けることに成功する・・・

 

3者は二の字に走り出し、少し進んだ先で停まった

 

ドリーム「はぁっ!!」

 

カニレーザー「・・・タバラァァ~!!」

 

ドリームの跳び蹴りを受けたカニレーザーは転倒するが素早く起き上がり再びレーザーを打つために周囲を暗くする。それに一度はひるんだV3とドリームはレーザーの発射をみすみす許してしまう

 

V3 「・・・・・・とおっ!!・・・Vスリィィ~~キィィック!!」

 

レーザーを避けたV3はその場でジャンプし『V3キック』をカニレーザーに叩き込む。空高く吹き飛ぶ事が無く、地面に大の字に背中から倒れこむほどのダメージは与えられたようだ?

 

V3 「次は貴様の番だ磁石団長!!」

 

磁石団長「V3・キュアドリーム。次はお前達の番だ?・・・」

 

磁石団長は地震発生機のレバーを入れ、地震を起こす。次の瞬間地割れが起こりその中にカニレーザ事V3とドリームも巻き込まれ地面に挟まれてしまったのだ。ちなみにこの後一切触れられないが、この地割れでカニレーザーも死んだらしい?

 

磁石団長「V3とキュアドリームは捕らえた!!ヨロイ騎士どうだ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライダーマン「パワーアーム!!」

 

ライダーマンはパワーアームをセットしてザリガーナと向かい合う。両者それぞれ得物を構え少しの間の後、同時に叫びながら駆け出していき両者の距離が一気に縮(ちぢ)まる

 

ライダーマン「ヤアァァッーー!!」

 

両者の距離が0となり、一瞬のうちにすれ違う・・・

 

足が止まった両者の次の瞬間。ザリガーナの頭部がザリガーナの足元に落ち、胴体が正面から倒れ川の流れに乗り死体が流れていく・・・

 

短いが滝に落ちると、落ちた先で透き通った水が赤く濁っていくのが心苦しい光景だ

 

ライダーマン「やったぞ?見ていてくれたか皆?・・・うっ!?くっ・・・」

 

かつてヨロイ元帥の策略によりに殺された仲間達の事を思うライダーマン・・・

 

しかしザリガーナの一撃もライダーマンにかなりのダメージを負わせていたようで、ライダーマンも正面から倒れてしまう。しばらく目を覚ましそうにない・・・

 

ルミナス「ライダーマン!?」

 

ヨロイ騎士「カチュゥ~!!」

 

ルミナス「うっ!?くっ・・・」

 

ヨロイ騎士「高速熱線!!発射!!」

 

剣を振るわれ再び川の中に転倒してしまうルミナスに追い打ちをかけるようにヨロイ騎士は二本の剣を交差させて高速熱線を放ち、ルミナスに火花の雨が襲い掛かる。すぐそばの大きな岩場に身が隠れたと同時に爆発が起こり、ルミナスも悲鳴を上げ、どうやらルミナスまでもがヨロイ騎士に敗北してしまったらしい?戦闘員が倒れたライダーマンとルミナスを抱え、運び出したと同時にヨロイ騎士も磁石団長に向かって「こっちも捕まえたぞ!!」と声を大にして叫んでいたのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マシーン大元帥「乾杯!!」

 

V3・ライダーマン・ドリーム・ルミナスの4人を捕らえ、富士ダムの破壊にも成功した事で、アジトではグラスを片手に乾杯していた。ただ、その中に『ゼネラル・シャドウ』は混ざらなかったようだが・・・

 

シャドウ「俺の乾杯は、ストロンガーが死んだ時だ」

 

マシーン大元帥「そのストロンガーをやってもらうぞ?」

 

シャドウ「まだその時ではあるまい?」

 

マシーン大元帥「嫌とは言わさんぞ?お前がストロンガーとダークドリームを使って俺の作戦を邪魔させたのは分かっている!!」

 

ヨロイ騎士「なんだと!?」

 

磁石団長「裏切り者めが!?」

 

シャドウ「黙れ!!殺せと言われればいつでも殺せる!!」

 

切っていたトランプの一枚が床に落ちた。どうやらそれも占いの意味合いがあったのかもしれない・・・

 

シャドウ「『スペードのA』!?死のカードだと!?・・・俺が死ぬ?・・・」

 

「ふむ・・・」と床に落ちたスペードのAのカードを拾ったオルーバは眉毛を少しゆがませながら考え込む素振りを見せている?

 

いかに『ゼネラル・シャドウ』といえど動揺しているね?シャドウが死ぬ・・・彼の占いは案外馬鹿に出来ない。彼はデルザー軍団の中でもトップクラスの実力者。最悪ストロンガーと相打ちになったとしてもまだダークドリームや他の仮面ライダーやプリキュアも僕達だけで相手をすることになる。流石にそれは厄介だな?デウスマストの復活に備えて、手駒を増やしたくて前にストロンガーに敗れた鋼鉄参謀に死の間際にドンヨクバールを憑りつかせたのは良いけど、傷の深さとドクターケイトの毒の効力が思った以上に深くていまだに目を覚まさないし?

 

やれやれ、こんな事ならデルザー軍団がこの世界に進出する際に始末するのがめんどくさかったからってブラックサタンのデッドライオンを『時空の狭間』に追いやるんじゃなかったな?捕らえて手駒にしておくべきだったよ?幾らシャドウといえど一対一ならともかくダークドリームもストロンガーに加わればどうなるかわからない・・・

 

仕方がない、とっておきを出しますか?この『タイタンの目玉』をね?

 

シャドウ「それは確か俺が捨てたはずのタイタンの目玉!?」

 

驚くシャドウをよそにオルーバはブラックサタン大幹部『百目タイタン』をムホウの力で復活させたらしい?とうぜん今の自分の状況に困惑する百目タイタンであったが、オルーバの提案である『ダークドリームの相手をして?』という内容は受け入れがたいものがあった

 

百目タイタン「ストロンガーは俺の獲物だ。勝手な事は許さん!!」

 

断り、デルザーのアジトを去ろうとした百目タイタンに向けて手をかざすオルーバ。次の瞬間百目タイタンは苦しいためか?胸を抑え、倒れてしまう。どうやらタイタンの、いやこれまでの再生怪人達の命はオルーバが握っていたらしい?

 

オルーバ「君は僕の命令には逆らえない。どうすればいいのか、判るよね?」

 

オルーバの発言に心底悔しそうな雰囲気を出していたが、ここで死ねば元も子もない。それにオルーバが耳打ちで「仮にシャドウが敗れれば、ストロンガーを殺すのは次は君の役目になる」と焚き付けるようにそそのかして、百目タイタンもしぶしぶ了承し、シャドウとともに百目タイタンはストロンガーとダークドリームを迎え撃つために出撃したのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デルザー軍団のアジトを目指し、カブトローを走らせるストロンガーと、共に乗車しているダークドリーム・・・

 

二人の行く手で爆発が起こり、カブトローを止め、二人の視線の先にはトランプを持つ『ゼネラル・シャドウ』が映っていた

 

更にトランプショットを放ち、着弾地点に爆発を起こしたシャドウはその場から跳び、二人のすぐ近くに降り立ち「今度こそ最後の勝負だ」と決闘を申し込んできた

 

ストロンガー「今はお前に構っている暇は無い!!ダークドリーム。二人で一気にシャドウを倒す!!」

 

Dドリーム「OK!!」

 

構えるダークドリームの目の前で、火の玉がユラユラと浮遊し、ダークドリームを襲う。少し飛び回り消えた先に視線を向けると百目タイタンが戦闘服に着替えて茂みの中から現れたのだ。どうやら今のは『火の玉スカーフ』による攻撃のようだ?

 

ストロンガー「タイタン!?」

 

百目タイタン「久しぶりだなストロンガー?」

 

ストロンガー「貴様まで復活したのか!?」

 

百目タイタン「そういうことだ。だが残念な事にお前の相手はシャドウに譲ろう?代わりにダークドリーム。君で準備運動とさせてもらおう」

 

Dドリーム「ずいぶんなめられたものね?」

 

百目タイタン「ストロンガーに比べれば、君を倒す事など造作も無い。来い!!」

 

遂に始まったストロンガー対ゼネラル・シャドウとダークドリーム対百目タイタン・・・

 

因縁を持つそれぞれの戦いに勝利の女神はどちらに微笑むのであろうか?そして捕まったV3・ライダーマン・ドリーム・ルミナスは一体どうなってしまうのであろうか?・・・

 

 




さて次回、ゼネラルシャドウ・百目タイタンとの因縁についに決着を着けるストロンガーとダークドリーム。それを見つめる奇岩山『人面岩の秘密とは・・・』

次回『出現!?4人のヒーロー!!』にご期待ください

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

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