仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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サブタイトルは特別編集のビデオテープの作品から使用してみました。


『ライダー集合! 宿命の戦い!!』

 

 

遂に仮面ライダー1号・2号そしてキュアブラック・キュアホワイトも1975年の日本に集結した。

 

デルザー軍団の『日本全滅作戦』を阻止するため、6人のヒーロー達はデルザーの改造魔人達と激闘を繰り広げていたのだ

 

 

 

 

 

いつの間にか海岸に戦いの舞台を移していたストロンガー・ダークドリームと磁石団長の3人。

 

二人の息の合ったコンビネーションに磁石団長は防戦一方のようだ?

 

ストロンガー「エレクトロ・ファイアー!!」

 

ストロンガーの放った『エレクトロ・ファイアー』が地面を通して磁石団長に命中する。痺れたのか体から煙を出しながらじたばたしているぞ?

 

磁石団長「吸引マグネット!!」

 

痺れから解放されたからか?反撃に『SNこん棒』無しの状態で『吸引マグネット』を発動させる磁石団長。これによりストロンガーは強い磁力により体の自由が奪われうかつに動けない状態であったのだが、ダークドリームがいる以上これは完全に痛手だ

 

Dドリーム「プリキュア!!ダークネスアタァァッ~ク!!」

 

血液中に含まれる『鉄分』までには効果が薄いのか?それともストロンガーと違って改造人間ではないからか?ダークドリームには効果が無いらしく、『プリキュア・ダークネスアタック』が磁石団長の頭部の磁石に直撃し、片方が欠けてしまう。それにより磁石団長は痛みに耐えられなかったのか、吸引マグネットを解除していたのだ

 

ストロンガー「とぉ!!・・・ストロンガァァーー!・・・電~!!キィィッ~ク!!」

 

体の自由が戻り、電キックを放ったストロンガー。やはり跳ね返ることなく磁石団長は転倒し、すかさず距離を詰めた二人が左右から磁石団長を掴み、二人同時に磁石団長事、宙に跳ぶと二人で放つ『ライダー返し』。つまり『ダブル返し』を放ち、磁石団長は頭から砂地に突っ込み、頭が刺さってしまっているようだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1号 「とお!!」

 

2号 「とお!!」

 

1号 「とお!!」

 

2号 「とお!!」

 

『とおっ!!』

 

ヨロイ騎士と激闘を繰り広げているダブルライダーは1号→2号の順番でヨロイ騎士の頭部・胸部に拳を叩き込んでいく。5発目に決めたダブルパンチでヨロイ騎士は背中から倒れ、2号が前に出ると、その場で2メートル程度の低空飛行で跳んだ

 

2号 「ライダーパァァ~ンチ!!」

 

かつて狼男に放ったのと同じライダーパンチをヨロイ騎士に叩き込み、更に吹き飛ぶヨロイ騎士。倒れて再び起き上がるが、すぐによろけ・倒れていき、どうやらヨロイ騎士は倒されたらしい?

 

丁度磁石団長を抱えてやってきたストロンガーとダークドリーム。4人は互いの成果に喜んでいるようだ?

 

1号 「やったなストロンガー・ダークドリーム」

 

ストロンガー「あなた方も」

 

Dドリーム「あれ?1号・2号。オルーバは?」

 

2号 「奴は途中でヨロイ騎士を置いて逃げ出してな?」

 

1号 「敵とはいえ、こうも簡単に見捨てられては哀れだな?俺達もブラックとホワイトの応援に行こう?」

 

ストロンガー「うん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じく海岸に戦いの舞台を移していたブラック・ホワイトにマシーン大元帥・・・ホワイトとマシーン大元帥の腕がX字に数回交差し、大元帥がホワイトの腕を掴むと一周回ってホワイトを放り投げる。それによりホワイトは転倒する。大元帥が追撃に出る前にブラックが背後から飛びつくが、ホワイトの方へと放り投げられホワイトとぶつかってしまう

 

マシーン大元帥「キュアブラック・キュアホワイト貴様達から殺してやる!!」

 

飛び掛かる大元帥を避ける二人だが、大元帥は機関銃を構え二人を狙い撃つ。流石に至近距離では機関銃の攻撃の方が早く、やむなく二人は両手を上げ始めるところであったが、機関銃に向かって蝶々が円を描きながら突撃してきて、機関銃の銃口を切り裂いていく。どうやらこれは『ダークネス手裏剣』のようだ?

 

Dドリーム「そこまでよ大元帥!!」

 

マシーン大元帥「ダークドリーム!?ライダー1号!?」

 

1号 「動けば仲間の命は無い!!」

 

1号の言葉通り、遅れてやってきたストロンガーと2号が磁石団長・ヨロイ騎士を縄で縛り、連行してきた。つまり人質返しだ

 

流石に命が惜しいのか?捕まっている磁石団長とヨロイ騎士も命乞いをしていたが、大元帥の反応は『それでもデルザーの改造魔人か!?』と冷たい反応に磁石団長達はあきらめ初め、こうなっては哀れである。しかし大元帥は突然笑い始めたのだ

 

ストロンガー「狂ったかマシーン大元帥!?」

 

2号 「潔く降伏しろ!!」

 

マシーン大元帥「貴様ら、忘れているな?」

 

1号 「何をだ?」

 

マシーン大元帥「貴様らの仲間、V3とライダーマン。キュアドリーム・シャイニールミナスが捕まっている事を忘れたのか?」

 

2号 「何!?」

 

磁石団長「そうだ!?そうだ!!」

 

ヨロイ騎士「捕まっている仲間達と交換してもらおう!?」

 

マシーン大元帥「その通りだ。嫌とは言わせんぞ?」

 

磁石団長「やいストロンガー!!早くこの縄をほどけ!?」

 

ヨロイ騎士「ぐずぐずするな!?」

 

ストロンガー「ライダー1号?」

 

1号 「・・・仕方があるまい?」

 

ストロンガー「・・・折角のチャンスを・・・」

 

マシーン大元帥「さぁ?早く縄をほどいてもらおうか?」

 

ブラック「待ってよ!?ずるいじゃない!?そっちこそルミナス達の無事を確かめさせてよ!?」

 

マシーン大元帥「黙れ!!キュアブラック!!状況がまだわかっていないようだな?俺に命令するとは良い度胸だな?」

 

ホワイト「ブラック!!今はこらえて!?」

 

ブラック「でもさ!?」

 

ホワイト「今はこうするしかないの・・・今は耐えて・・・」

 

ブラック「くっ・・・」

 

マシーン大元帥「分かったのなら早くしろ!!」

 

X  「待てぇぇーー!!・・・・・・その必要は無い!!」

 

マシーン大元帥「何だと!?むっ!?」

 

ブルーム「よっと!!あれを見たら分かるよ?」

 

突如現れたX・アマゾン。大元帥の背後からはキュアブルームとキュアイーグレットが姿を現し、ブルームの指さす方に一同が視線を移すと同時に、捕まっていたはずのV3達がオルーバを縄で縛って連れてきていたところであった

 

ストロンガー「無事だったのか!?」

 

マシーン大元帥「オルーバ!!貴様何をしておったのだ!?いざというために捕らえた4人を貴様に任せたというのに!?」

 

オルーバ「無理言わないで欲しいな?さすがに僕でも8人は相手出来なかったよ?アジトでコテンパンにやられたんだから?」

 

V3 「俺達も行くぞ!!」

 

V3の言葉に同意し、V3とライダーマンは捕まえていたオルーバを突き飛ばし、V3・ライダーマン・ドリーム・ルミナスも他のメンバーに混ざり、14人の戦士達がデルザーの4人を取り囲む。流石に大元帥も誰から狙えばいいかわからず、うろたえているのが良く分かる

 

磁石団長「デルザー軍団も」

 

ヨロイ騎士「これで終わりかのぉ?」

 

オルーバ「流石にこれはまずいな?さて、どうしたものか・・・ん?・・・アレはなんだ!?・・・」

 

演技無しのオルーバの様子に一同はオルーバの視線の先に注目する。見えたのは奇岩山の人面岩だ。一同が視線を向けた途端、人面岩の目から光が放たれ咄嗟に気づいたストロンガーが一同に『散れ!!』と促し、光が地面に直撃したからか?爆発が起こり、収まるとストロンガー・ダークドリームを中心に14人が並び立つのだった

 

ストロンガー「マシーン大元帥達がいないぞ!?」

 

Dドリーム「今の光、何だったの?すごい威力だったけど?」

 

次の瞬間、周辺にマシーン大元帥の声が響き、一同は周囲を見渡す。しかしデルザーの4人の姿は何処にも見えない・・・

 

マシーン大元帥「まだ人質を取っていることを忘れるな!!」

 

1号 「まだ人質が?」

 

2号 「もしや?・・・」

 

磁石団長「分かるか?」

 

ヨロイ騎士「おぬらの育ての親とパルミエ王国の若き国王だ!!」

 

ドリーム「ココと立花さん!?」

 

X  「抜け目の無いデルザーめ!?」

 

アマゾン「なんとしてでも助け出さねば?」

 

V3 「デルザー!!おやっさん達は何処だ!!」

 

ライダーマン「おっ!?あれは!?」

 

ライダーマンの指さす物。それはマシーン大元帥専属の戦闘員が運転する『立花 藤兵衛』のジープである。大元帥が言うにはこの戦闘員が藤兵衛とココのいる所へと案内してくれるらしい?

 

ブラック「皆行こう!!」

 

ブラックの言葉に一同は頷き、7人ライダーがそれぞれオートバイを用意し、7人のプリキュアも後部座席に相乗りさせてもらうことになる。ただその前にドリームはDドリームに用があったらしい?

 

ドリーム「ダークドリーム。はいこれ?」

 

Dドリーム「キュアモ!?ありがとう!!・・・ドリーム?」

 

ドリーム「ん?」

 

Dドリーム「パルミエ国王、絶対に取り返しましょう?」

 

ドリーム「うん!!もちろん立花さんもだよ?」

 

Dドリーム「えぇ!!」

 

Dドリームはスーパーダークドリームに変身するためにキュアモが必要なだけで、ダークドリームとして変身するには、念じればアイテムが無くても変身出来る。そのためキュアモが無くても戦線に復帰自体は可能であったのだ

 

Xライダー達に救出された時にキュアモやポルン・ルルンも取り返した事でダークドリームが所持していたキュアモもようやく取り戻せたことになるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マシーン大元帥「気分はどうかな『立花 藤兵衛』?」

 

藤兵衛「おいおい?いくら俺達を捕まえたからってお前達4人で14人もいるあいつらに勝てると思ってるのか?」

 

マシーン大元帥「ふふふふっデルザー軍団は我々だけではない?」

 

大元帥の言葉に疑問を持ちながら藤兵衛と戦闘員に抱えられているココは大元帥達の向ける視線の先に注目し、奇岩山に存在する巨大な人面岩を見つめる

 

人面岩「デルザー復活!!」

 

人面岩の両目から放たれた光が地面に直撃する。爆発が起こり、煙が上がる。そしてその煙の向こうから姿を現したのはかつてストロンガーが倒してきたブラックサタンの奇怪人を中心に構成された再生軍団であったのだ

 

サメ奇怪人「サメ奇怪人!!」

 

アリジゴク「アリジゴクゥゥ~!!」

 

カニ奇怪人「カニ奇怪人!!」

 

奇怪人メカゴリラ「メカゴリラ!!」

 

ブブンガー「ブブンガァァーー!!」

 

荒しし団長「荒しし団長~~!!」

 

ケイト「ドクターケイト!!」

 

隊長ブランク「隊長ブランク!!」

 

ハカセ「ハカセ~~!!」

 

蘇った怪人達を見て藤兵衛は驚愕し、悔しそうに唇を噛んでいる・・・

 

何故かかつてライダー1号・2号とキュアブラック・キュアホワイトが戦った『ヘルショッカー』の首領である『死神博士』と『ザケンナー』が融合した人物『ハカセ』も混じっていたが、細かい事は気にしない方向で行こう

 

それから程なくして14人のヒーロー達が到着し、マシーン大元帥も待ちかねた様子である

 

藤兵衛「ライダー!!気をつけろ!?」

 

藤兵衛が叫ぶと戦闘員が藤兵衛を攻撃し、藤兵衛は気を失ってしまう。マシーン大元帥が合図すると、バイクを降りた直後のライダー達の付近が爆発を起こし、一度全員の姿が煙に隠れてしまう

 

煙から脱出した一同は、待ち伏せしていた磁石団長・ヨロイ騎士・オルーバを加えた再生怪人軍団との戦闘に突入するのだった

 

イーグレット対ブブンガー。イーグレットがブブンガーを掴み、投げ飛ばすと、数歩助走をつけ、跳び蹴りを叩き込む

 

アマゾン(R)対ハカセ。互いの肩を掴みあい、投げ飛ばされたアマゾンは転倒してしまうが、すかさず起き上がり再び取っ組み合いが始まる

 

ブルーム対荒しし団長。初手のブルームの攻撃で盾を失い、斧も無いため肉弾戦でブルームと戦う荒しし団長。肉弾戦ではブルームの方が『一日(いちじつ)の長』があったためか連撃で放たれた拳に対応できず、最後の精霊の光を込めた張り手に荒しし団長は転倒する

 

ルミナス対ドクターケイト。ケイトが突き出すナイフを2メートル以上飛び越えて避け、背後を取るルミナス。振り返るよりも前に蹴りを放ち、振り返っていたドクターケイトに蹴りを数回腹部に命中させる

 

ブラック&V3対オルーバ。オルーバの蹴りを受けたブラックではあるが何とか踏ん張り、続けて振るわれたオルーバの腕を受け止めるブラック。すかさず割り込んできたV3がオルーバに蹴りを決め、後ろによろけるオルーバに二人が挑む

 

ライダーマン対磁石団長。ライダーマンはカセットアームをロープアームへと換装し、磁石団長のSNこん棒とぶつけ合う。腕に直接装備な分、磁石団長の武器よりも小回りが利き、動きが早かったのか?ロープアームのフック部分を突き出し、磁石団長の顔面・胸部に数回叩き込む

 

1号対カニ奇怪人。カニ奇怪人のハサミ振り回しを下がりながらかわす1号。一度足を止め、1号は回し蹴りを2回放ちカニ奇怪人を攻撃。続けて地上でライダーパンチを放った事でカニ奇怪人はその威力にたまらなかったらしい?

 

ホワイト対サメ奇怪人。左腕のサメ頭でホワイトを殴りつけるサメ奇怪人。それでよろけたホワイトだが、反撃に胸部に水平チョップ・続けて胸部に届くほど足を上げて蹴りを叩き込む

 

X対隊長ブランク。ライドルスティックを両手に持ち、隊長ブランクはライフルを構えているが、振るわれたライドルスティックに銃口を弾かれ、隊長ブランクはライフルを落としてしまう。アポロガイストで銃を持った相手に慣れているからか?対応が早い。すかさずライドルスティックを杖代わりに地面に突き刺し、杖代わりに体重を乗せ、蹴りをブランクに叩き込む

 

2号対アリジゴク&メカゴリラ。下り坂で2体の怪人と戦うライダー2号。上下に囲まれ、下り坂にいたアリジゴクに蹴りを命中させた事でアリジゴクは坂を転がっていく。そこから更に上段から振るわれたメカゴリラの拳を受け止めると、メカゴリラを引き寄せ、腕と肩を掴み、駆け抜けるようにメカゴリラ事2号は坂を下っていくのだ

 

ドリーム対ヨロイ騎士。2号が戦っていた下り坂のすぐそばでヨロイ騎士と戦っていたキュアドリーム。しかし坂の中に自然に出来ていた2メートルの深さの割れ目の中で戦っているせいか、ヨロイ騎士は剣を満足に振るえず、ドリームの優勢だ。ドリームの肘撃ちを受けているせいか、ヨロイ騎士はひるんでいるぞ?

 

マシーン大元帥「ん!?ストロンガーとダークドリームがいないぞ!?」

 

ストロンガー「俺達ならここだ!!」

 

戦場にストロンガーとダークドリームがいない事に気づいたが、すでに遅く、もう大元帥のすぐそばにまで接近されていたため、藤兵衛とココを見張っていた戦闘員を倒し、この場の敵はマシーン大元帥のみとなった

 

マシーン大元帥「良い所で来た?俺が相手をしてやる!!」

 

ストロンガー「デルザー軍団最後の時だ。俺達14人の敵では無い!!アレを見ろ!!」

 

ストロンガーの指指(ゆびさ)す方。つまり12人と再生怪人軍団の戦いだ。12人が再生怪人軍団をなぎ倒し、一か所に集まり身を伏せると同時に周囲が爆発を起こす。爆発は何度も起こり、収まると煙の中から中から人影が12見える・・・

 

目を凝らしてみると、横に構えを取りながら並び立つ12人の勇ましい姿であったのだ

 

マシーン大元帥「こうなれば貴様らを道ずれに死んでやるわ!?」

 

やけくそになったのか?大元帥はストロンガーとダークドリームに飛びつき、3人は坂を転げ落ちていく・・・

 

ストロンガーよりも先に起き上がり手前にいたダークドリームに向かって大元帥が突進し、ダークドリームの腰にしがみつくように飛びつく。

 

反撃にダークドリームが膝蹴りを一撃→大元帥の背中に肘撃ちで大元帥は再び地に伏せっていき、入れ替わるようにストロンガーが現れ大元帥の肩を掴み、地面に叩きつけるを2回は繰り返しただろう?

 

ストロンガー「とおっ!!」Dドリーム「はあっ!!」

 

二人掛かりで大元帥を立ち上がらせ、同時に大元帥の頭部に向けて拳を振るいマシーン大元帥は空高く吹き飛んで行ってしまう。それだけ二人のパンチが強かったのだろうか?それとも自爆覚悟の特攻だったため、防御を捨てたから効いたのだろうか?何度もライダーキックを受けているというのに・・・

 

マシーン大元帥「聞けぇ~いライダー共!!デルザーは!!デルザーは滅びぬ!?」

 

マシーン大元帥は倒れ、大爆発が起こる。爆炎を見つめるストロンガーとダークドリームを追いかけるように12人のヒーロー達も集結しダークドリームも「やった・・・」とつぶやいていたのだ

 

オルーバ「遂にマシーン大元帥もやられちゃったか?流石にあの14人を相手するには分が悪すぎる。ここは潔く再び眠りについて力を蓄えて他のデウスマストの眷属が復活するのをおとなしく待ちますか?」

 

爆発の最中、こっそりと逃げのびていたオルーバは指パッチンでこの場から消え、どこかで再び眠りに就く事にしたようだ?オルーバが再び目覚めるのは後にドクロクシーがリンクルストーン・エメラルドを手に入れ『魔法つかいプリキュア!』と最後の戦いを終えた後の事になるが、それはまた別のお話・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茂  「おやっさん?」

 

藤兵衛「おぉっ!?茂・・・猛・・・隼人・・・志郎・・・丈二・・・啓介・・・アマゾン・・・のぞむ・・・おい、デルザー軍団はどうなった?」

 

本郷 「一人残らず」

 

一文字「全滅です」

 

藤兵衛「いや・・・違うぞ?」

 

風見 「違うっておやっさん?」

 

藤兵衛「俺は見たんだ」

 

結城 「何をです?」

 

啓介 「何を見たんです?」

 

藤兵衛「・・・奇岩山の人面岩がしゃべったんだ!?」

 

アマゾン「人面岩が?・・・」

 

一同の視線が奇岩山の人面岩に集まり、人面岩はその目を閉じている・・・不気味さをも感じさせるあの岩の顔が『喋る』とは藤兵衛の言葉でもすぐに信じられるものではないらしい?

 

茂  「マシーン大元帥は・・・『デルザーは滅びぬ』と言った・・・」

 

本郷 「あの人面岩に・・・その秘密が?・・・」

 

ほのか「デルザーは滅びぬ・・・人面岩・・・『岩』・・・・・・」

 

ただ一人・・・『雪城 ほのか』が数歩前に出て、一同よりもより近くで遠く離れた人面岩を見つめる・・・「まさか・・・」とまでつぶやくその様子に、一同の視線がほのかに集まるだ

 

なぎさ「ほのか?」

 

ほのか「デルザー軍団は、まだ一人残ってる!!」

 

なぎさ「えっ!?ほのか、何でそんな事分かる訳!?」

 

ほのか「なぎさ。覚えてる?2年前・・・『苺鈴(めいりん)』さんが言っていた事・・・」

 

なぎさ「『めいりん』?・・・・・・あの子!?」

 

ほのかが言った『苺鈴』という人物・・・

 

この世界『仮面ライダーが実在する世界』とは別の平行世界『仮面ライダーが実在しない世界』に住み、かつて『Hguっと!プリキュア』と出会った時に知り合い、なおかつのぞむが未来の世界で『デリシャスパーティー♡プリキュア』と共に知り合った『カードキャプターさくら「苺鈴外伝」』の主人公『李 苺鈴』の事である。

 

ほのかの口から出た『苺鈴』という人物名についこの間出会ったのぞむと藤兵衛も少なからず反応していたようだ?

 

藤兵衛「なぎさ達あの子に会った事あるのか?」

 

なぎさ・ほのか「えぇっ!?立花さん会った事あるんですか!?」

 

藤兵衛「おぉっ!!この間、のぞむと未来の世界に飛ばされた時に会ったんだよ?なぁ?」

 

のぞむ「えぇ。まさかあなた達とも知り合いだったなんて・・・」

 

一文字「あの子か・・・懐かしい名前だな?」

 

風見 「誰なんですその人?」

 

一文字「志郎。お前の恩人でもある人だ」

 

風見 「俺の恩人?」

 

本郷 「そうだ。過去にデストロンの四国のアジトで使ったペンダントがあっただろう?あれは彼女がいずれ四国でお前が必要になる物だと言って託してくれた物だったんだ」

 

風見 「そうだったのか・・・それで俺があの日、四国に向かい、あのホテルに来る事を海外から予測出来た訳だったんですね?」

 

一文字「それでほのか。その苺鈴ちゃんが言っていた事って何なんだ?」

 

ほのか「彼女は言ってました・・・」

 

ほのかが思い出していたのは、自分達が住んでいたよりも未来の世界でこの当時知らなかった他の仮面ライダーの話を聞いた時の事である・・・

 

 

 

 

 

回想の苺鈴 「ストロンガーまでの7人は『栄光の7人ライダー』とも呼ばれていて『デルザー軍団』との最終決戦の時は7人ライダーが勢ぞろいして、『岩石大首領』と戦ったんです」

 

回想のなぎさ・ほのか「岩石大首領?」

 

回想の苺鈴 「えぇ。色々説がありますけど、岩石大首領は『ショッカー』から『ブラックサタン』までの組織を裏で操っていた黒幕で、『GOD』の『キングダーク』と同じ巨人の怪人なんです」

 

 

 

 

 

ほのか「苺鈴さんが話してくれたデルザー軍団最後の一人・・・『岩石大首領』。立花さんが見た喋る人面岩がそれなら恐らく・・・」

 

ほのかの言葉が終わり、茂達は動き始める。それに続くようにのぞむ達も彼らの後に続いていき、14人は変身を終えてからオートバイに乗り込み、藤兵衛とココに見守られながらキガン山の人面岩に向かっていったのであった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奇岩山の人面岩に出来るだけ近づき、オートバイを停めて人面岩を見つめる一同・・・

 

近づいたというのに何の動きも見せない人面岩に「喋るとは思えない」という考えが少なからず浮かんではいたようだ?しかし、それはすぐに吹き飛ぶ事になったらしい?

 

人面岩「・・・・・・遠路(えんろ)はるばる、ご苦労だったな?・・・・・・『仮面ライダー』と『プリキュア』の諸君!!・・・」

 

2号 「喋っている!?」

 

1号 「あの声は!?」

 

人面岩「ハッハハハッ我こそはデルザー軍団の大首領!!・・・」

 

ストロンガー「キガン山が崩れていく!?」

 

アマゾン「何か見えるぞ!?」

 

一同が見つめる中、奇岩山の中から全身岩で出来た大巨人『岩石大首領』がその巨体を晒しだす。オートバイを降り、並び立つ一同を見下ろす岩石大首領は14人からしてみれば、まさに恐怖の象徴ともいえるかもしれない・・・

 

岩石大首領「ハッハッハッ!!見たか?デルザー軍団大首領の姿を?・・・仮面ライダーの諸君!!それぞれワシの声に、聞き覚えがあるのでは無いかな?・・・」

 

1号 「ショッカーの首領!!」

 

岩石大首領「そしてまた・・・」

 

2号 「ゲルショッカーの首領!!」

 

岩石大首領「ある時は・・・」

 

V3 「デストロン!!」

 

岩石大首領「そしてまた・・・」

 

ライダーマン「・・・・・・」

 

X  「GOD!!」

 

アマゾン「ゲドン・・・」

 

ストロンガー「ブラックサタンの首領!!」

 

岩石大首領「その通り!!7人の仮面ライダー共通の敵。それがワシなのだ!!一人残らず大首領が始末してやる!!」

 

1号 「・・・行くぞ!!」

 

『おぉっ!!』

 

歩き出す岩石大首領・・・

 

迎え撃つのは7人ライダーと7人のプリキュア・・・

 

遂にデルザー軍団大首領との正真正銘最後の戦いが始まった・・・

 

相手が巨大な怪物ということもあり、すぐに攻撃に移れない14人・・・先に仕掛けたのは大首領の方だ

 

X  「うわっ!?」

 

歩き出す岩石大首領は初手で右拳を前方にいたXライダーに攻撃したらしい?咄嗟に下がっていたため直撃は避けられたようだが、転倒してしまっていた

 

アマゾン「ケェェ~~!!」

 

アマゾンライダーが岩石大首領の左足に飛びつき、ジャガーショックを仕掛けるが、相手は岩で出来た巨人・・・全く効いていない様子だ?ただの左蹴りでアマゾンは吹き飛び、着地もままならず転倒してしまう。倒れたアマゾンにブラックとホワイトが駆け寄り、両側面から肩を貸す事でアマゾンもすぐ起き上がり、再び蹴りが繰り出されたがかわす事に成功したのだ

 

ストロンガー「とおっ!!ストロンガァァー!!電キィィック!!」

 

ストロンガーの放った電キックも、岩石大首領の右拳にはじき返され、ストロンガーは受け身も取れず地面に強打し、Xライダーが肩を貸して起き上がっている

 

ルミナス「ルミナス!!ハーティエル・アンクション!!」

 

ルミナスが前に出て『ルミナス・ハーティエルアンクション』を放つが、その巨体全身に技は命中したのだが、まるで弱体化しておらず、ルミナスを踏みつけようと足を上げ、踏みつける。直前でよけることに成功したので踏まれることは無かったが、ルミナスの力も通用しない事になる・・・

 

ライダーマン「ドリルアァァーム!!」

 

V3 「とぉっ!!むぅっ~・・・とお!!」

 

V3とライダーマンが同時に跳び、岩石大首領の肩にそれぞれ飛び乗る。ライダーマンはドリルアームで・V3は拳を振るっていくが、ドリルアームはひしゃげ・V3の拳もまるで通じていない様子だ?

 

体を揺らし、二人を振り落とす大首領。転倒する二人に追撃を掛けようと迫る大首領であったが、その目の前を何度もジャンプして跳んでいくライダー1号・2号を目ざわりと思ったのか、標的を二人に変更したらしい?目の前を飛び回る虫を振り払うように手を振るい、1号・2号もジャンプを中断し、大首領を見上げながら次の出方を伺っているようだ?

 

『プリキュア!!マーブルスクリュゥゥッーー!!・・・マックスゥゥーー!!』

 

岩石大首領の視界の隅にかすかに映ったのは『プリキュア・マーブルスクリュー・マックス』を放つブラックとホワイトだ。どうやらダブルライダーは二人がマーブルスクリューを撃つための時間稼ぎだったらしい?

 

しかし岩石大首領の両目から放たれた光線に簡単に力負けし、ブラックとホワイトの周囲で爆発が起こったようだ?

 

『ライダァァーー!!ダブルキィィック!!』

 

岩石大首領の背後から1号・2号のライダーダブルキックを叩き込むが、反撃された訳でもないというのにその強靭な岩の体にはじき返され、転倒してしまう

 

Dドリーム「プリキュア!!・・・メタモルフォーゼ!!」

 

SDドリーム「プリキュア!!ダークネスアタァァッ~ク!!」

 

スーパーダークドリームへと変身してすかさず『プリキュア・ダークネスアタック』を放つが、岩石大首領が右手を広げ、そのまま突き出す。すると右手にダークネスアタックが命中するが、当たっただけですぐに消えてしまい、全く効いていないようだ?しかもそのままスーパーダークドリームを掴もうと手を伸ばしてきたのだ

 

イーグレット「ドリーム!?」

 

たまたま一番近くにいたイーグレットが咄嗟だった事もあり、名前を多少省略したが、スーパーダークドリームを突き飛ばし、スーパーダークドリームの窮地を救うが、代わりに自分が捕まってしまい、振り上げられ、空中に放り投げられてしまうのだ

 

ブルーム「イーグレット!?」

 

精霊の光を足に込め、投げ飛ばされたイーグレットに向かって跳んでいくブルーム。何とかキャッチする事が出来、勢いが止まると二人は互いの顔を見て一度頷き、その場から更に空高く精霊の光で飛翔し、雲よりも高い場所で停まると、二人は念じたのか?一瞬で衣装が変わる。どうやら『キュアブライト』・『キュアウィンディ』へと変身したようだ?

 

ウィンディ「風よ!!」

 

ブライト「光よ!!・・・でやぁぁっーー!!」

 

ドリーム「プリキュア!!シューティングスタァァーー!!」

 

上空で風と光の力を合わせた特大光弾を放つブライトとウィンディ。地上ではキュアドリームが駆け出し、岩石大首領に向かって『プリキュア・シューティングスター』を放つ。

 

特大光弾は岩石大首領の頭部に・シューティングスターは岩石大首領の胸部に命中する。砂煙が発生し、一同の前に戻ってきたドリームと共に他の11人も大首領の様子を伺っていたが、煙越しに両目から放たれた破壊光線が一同の周囲に命中し、爆発が起こる。身を伏せて爆発をやり過ごしてはいたが、更に放たれた破壊光線が今度は正確に一同を狙い、放たれる

 

『はあっ!!』・ストロンガー「むんっ!!」

 

咄嗟に前に出たルミナスとストロンガー。そして一同の前に着地したブライト・ウィンディがそれぞれバリアを張り、何とか破壊光線を防ぐことに成功する

 

プリキュアが関わっていない歴史でのストロンガーでは『奇怪人ハゲタカン』との戦いで一度しか登場していない技なので忘れがちなのだがストロンガーも『ストロンガー・バリア』というバリア技を持っているのだ

 

岩石大首領「ぬぅぅっ~ん!!」

 

岩石大首領の右拳が14人の頭上すれすれに通り過ぎ、14人は拳に当たる事は無かったが、相手が強大過ぎてライダー達は仮面の下でヒア汗をかき、プリキュア達もこの戦力でこの有様だったため焦りを感じていた

 

1号 「このままでは!?」

 

2号 「やられてしまう!?」

 

V3 「負けてたまるか!?」

 

ライダーマン「何とかしなくては!?」

 

ストロンガー「仮面ライダーとプリキュアは皆(みな)兄妹だ!!」

 

X  「皆!!手を握れ!!」

 

アマゾン「エネルギーを、集めるんだ!!」

 

一同は並びたつ。左側に1号~アマゾン。右側にブラック→ホワイト→ドリーム→ルミナス→イーグレット→ブルームで並び手を強く握っていき、詰めていく・・・

 

最後にストロンガーといつの間にか『スーパー』を解いていたダークドリームが手を乗せ、全員の手が合わさった状態だ

 

そしてこの時、14人のエネルギーが一つに結集し、大首領の体内に突入したのだ・・・

 

ドリーム「これが大首領の中?」

 

V3 「大首領!!もう逃げられんぞ!?」

 

体内は岩で出来た体とは思えないほど人工的で、ほぼ一本道だ。しばらく進むと、一番奥だったのか?行き止まりで、台座に置かれた巨大な目玉が光を点滅させながら14人を見つめているようだ?

 

ストロンガー「これが正体か!?」

 

大首領「見たかワシの正体を?ワシは地球を捨てて宇宙の果てに帰る!!その前にライダー!!死ねぇぇーー!!」

 

ライダーマン「んっ!?爆発するぞ!?」

 

ストロンガー「脱出だ!!」

 

大首領がいた部屋から爆発していき、次の瞬間、岩石大首領はこれまでにない規模で爆発を起こし、その爆炎が宇宙にまで届くのではないかというぐらいに昇っている・・・

 

無事に脱出出来た14人は藤兵衛の後ろに控え、藤兵衛は岩石大首領の爆発で起こった爆炎を見つめながらつぶやいた

 

藤兵衛「終わったのか・・・長い長い戦いが・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






次回『栄光の7人ライダー』の章、最終話

『さようなら。栄光の7人ライダー!!』

2023年3月10~12日(金~日曜日)に投稿予定

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

  • スター×1号・ミルキー×アマゾン
  • スター×アマゾン・ミルキー×1号
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