仮面ライダー対プリキュア   作:狼と踊る男

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『仮面ライダー』『筑波 洋』は改造人間である!!

人類の自由のために、悪の集団『ネオショッカー』と戦うのだ!!




『スカイライダー』
『改造人間。 大空を翔ぶ!!』


 

『デルザー軍団』が壊滅して4年いや5年の月日が流れた・・・

 

そこから先の未来である現代では宇宙全体を巻き込む戦いを集結させた『スター☆トゥインクルプリキュア』もまた訪れた平和の中にいた・・・

 

これは15年後のひかるが見た『夢』の世界が本当にあった。『もしもの世界』の物語・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「セイリ~ングジャァァ~ンプ!!」

 

時は1980年・・・

 

8人の戦士が手を繋ぎ、円を作る。空に飛び、巨大な竜と共に宇宙へと飛んでいくと、空一面『雲』を吹き飛ばし、青空が広がっているが、地上にいた『谷 源次郎(たに げんじろう)』を含めた数人の人物達が悲し気に空を見つめていたのだ

 

空に消えていった8人の英雄達は必ず帰ってくる。そう信じて『谷 源次郎』や『がんがんじい』を含めた『8人』は涙をこらえて8人の戦士達が消えていった空に向かって手を振っていく・・・まさかこれがスカイライダーにとって新しい戦いの始まりに過ぎないということを知る者は誰もいなかったのだ・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「あっ!?キュアグレースってもしかして!?」

 

『ノットレイダー』・『蛇使い座のプリンセス』との戦いが終わってどれほどの時が流れただろう・・・

 

戦いが終わって、離れ離れになったはずの『星名 ひかる』達は再び『羽衣 ララ』達と再会し、最後のノットレイとの戦いに勝利し、一度目を離した間に助っ人に来てくれた『キュアグレース』の姿が消えてしまっていたところだ

 

『星名 ひかる』の父が目を覚ます前にその場を素早く離れ、ひかるの父が目を覚まして上半身を起こした時には『スター☆トゥインクルプリキュア』は完全に移動を完了したところであったのだ

 

スター「ふぅ~なんとか見られずに済んだね?」

 

ソレイユ「もう変身解いてもいいんじゃない?」

 

ソレイユの言葉に賛成した5人は変身を解き一安心するのだが、フワが「フワっ?」と何かに気づいたのに気付いたひかるがフワについていき、一際大きな茂みをかき分けると、そこには茂みを布団に、倒れている男性が一人いて、ひかるが慌てて駆け寄り体を揺さぶっていた

 

まどか「ひかる落ち着いてください!?まずは脈を確認して」

 

「ください」と言い切る前に男性が目を覚ましたようで、ひかるが補助しながら体を起こした男性は一同を見渡し、当然の疑問として「君達は?」と質問していたが、逆にまどかが「ここで何をしていたのか?」的な質問を問いかけるのだが、男性は頭を抱えながら困惑していたのだ

 

男性 「わからない・・・何も思い出せない・・・」

 

男性の発言に一同は驚愕し、えれなとまどかが一番あり得る仮説を耳打ちで話し合っており、これはまた厄介事になる予感は的中だ

 

まどか「十中八九『記憶喪失』ですね?」

 

ひかる「えぇ!?記憶喪失!?それってあの!?記憶がきらヤバ~!?って事!?」

 

ユニ 「ヤバいのは間違いないけどねぇ~・・・」

 

えれな「本当に何も思い出せないんですか?自分の名前も?」

 

洋  「名前?・・・そうだ・・・名前だ・・・洋・・・僕は『筑波 洋』(つくば ひろし)だ。名前だけは覚えている」

 

ひかる「『筑波 洋』さん・・・」

 

ララ 「他には何か思い出せないルン?」

 

洋  「他に・・・・・・そうだ・・・確か僕は、仲間達とキャンプに来ていて、僕はハンググライダーで空を飛んでいたんだ・・・」

 

ひかる「ハンググライダー!?きらヤバ~!?」

 

ユニ 「ハンググライダー?・・・」

 

洋  「確かその後・・・空から見えた暴走族に絡まれていた車の持ち主を助けに行って・・・」

 

ひかる「それから?」

 

洋  「・・・駄目だ。そこから先がどうしても思い出せない!?」

 

ひかる「あの?だったらそのキャンプ場まで行ってみませんか?友達がいるのなら何か思い出すかも?私達も一緒に行きます!!」

 

まどか「ちょっ!?ひかる!?」

 

ひかる「だって困ってそうだし?」

 

ララ 「ひかる、相変わらずルン?」

 

ユニ 「こう言い出したら聞かないわよ?」

 

という事で急遽『筑波 洋』の仲間達がいるはずの川辺のキャンプ位置へと目指すことになった一同は移動を開始した

 

洋とひかるを先頭に、ララがその後ろ。最後尾にえれな・まどか・ユニが進んでいたのだが、まどかは難しい顔をしていた

 

まどか「えれな・ユニ。気づいていますか?」

 

えれな「ハンググライダーの事?」

 

ユニ 「それなら私もとっくに気づいていたわ?」

 

まどか「やはり二人も気づいてましたか?」

 

えれな「ハンググライダーが墜落したっていうならハンググライダーの破片とかが近くにあるはずなのにそれが全くなかったからね?」

 

ユニ 「それにハンググライダーを操縦するにしては装備を何にもしていなかったもの?ヘルメットもしていないのは不自然ニャ?」

 

まどか「わたくしもそこが気になっていたんです。もしやそれ自体がウソなのかもしれない・・・でも彼からはそのような雰囲気も感じられない・・・なので様子を見ようと思っています」

 

えれな「アタシも賛成かな?疑うにしてももう少しあの人の事知ってからでもいいと思うし?」

 

ユニ 「二人も相変わらず甘いわね?」

 

そんなひそひそ話をしながら森を進んでいく一同であったが、通り過ぎた後、一本の木に人間のような『目』が現れ、それの視線が通り過ぎた一同を捕らえていたのであった・・・・・・

 

そんなこんなで森を抜け、川辺にたどり着いた一同はキャンプをしている一団を探し始めるがそれらしき一団どころか、人の気配は全く無い・・・

 

ひかる「誰もいない・・・」

 

ララ 「本当にここで合ってるルン?」

 

洋  「だと思うんだが・・・違うかもしれない?」

 

ひかる「違うって?」

 

洋  「ここは僕が大学の仲間達とキャンプしていた川ではないのかもしれない?微妙に風景が違うような気がするからね?」

 

ひかる「えぇぇぇ~!?」

 

ガッカリと見える雰囲気で叫ぶひかる。しかし次の瞬間周囲が急に薄暗くなり、不審に思っていた一同の耳に突如奇妙な声が聞こえ、一気に得体のしれない何かに動じてしまったようだ?

 

えれな「もしかして幽霊じゃ!?」

 

ユニ 「違うと思いたいわね?」

 

「お前達はここで死ぬのだ・・・」

 

次に聞こえた声の後、一同の足首に地面から手が生え、それが掴んでくる。いきなりの事もあり、バランスを保つことも踏ん張る事も難しく、次第に地面の中に全身引きづりこまれそうだ?

 

えれな「ひぃ!?やっぱりお化け!?」

 

ユニ 「お化けから離れるニャン!?」

 

まどか「このままでは生き埋めです!?」

 

ひかる「抜けないぃぃ~!?」

 

フワ 「フゥワァァ~~プ!!」

 

ひかるに抱きかかえられているフワが叫び、一同の体が虹色の光に包まれると、その場から消え、数メートル離れた場所に瞬間移動したらしい?おかげで助かったようだ?ひかるがフワにお礼を言い『筑波 洋』はその様子に驚愕はしていたが、地面から現れた者達の姿も衝撃的であったためフワとひかるの事は後回しにせざる得なかったらしい?

 

???「ケェェ~~!!」

 

???「ハィィ~!!」

 

ララ 「これは!?」

 

ひかる「まさかノットレイダー!?」

 

ユニ 「どう見ても違うニャン・・・」

 

洋  「こいつらは僕がハンググライダーから見た暴走族!?」

 

地面から現れたボディースーツの黒服達は十人を超える数で現れ、一斉に一同に襲い掛かる。洋は前に出てひかる達を守るように戦っていくが、拳を振るった洋は、自分の拳の力に驚愕していたのだ。何せ相手の首が吹っ飛んでいたのだから?

 

洋  「これは・・・俺がやったのか?」

 

ひかる「ぎゃぁぁ~首が!?」

 

ララ 「待つルン!?この人達『ロボット』ルン!?」

 

ララの言葉に一同もよく見てみると離れ離れとなった首と胴体のちぎれた個所を見てみると確かにどう見てもロボットの特徴が見て取れ、相手は得体のしれないロボットの集団という恐ろしい事実に更に困惑し、一先ず一同はユニが咄嗟に地面に叩きつけた煙玉で視界を奪い、敵をかく乱してから森の方へと走っていき、一先ず一息付けたらしい?息を切らしているから少しでも回復出来ればそれでもいい

 

ララ 「何がどうなってるルン!?」

 

まどか「筑波さん。何だったんですかあの人達は!?」

 

洋  「僕にも分からない。一体奴らは・・・あの車の人も大丈夫だろうか?他の皆も・・・」

 

「お前達がそれ以上知る必要は無い」

 

再び聞こえた謎の声に警戒する一同。森の中にまで追手が来たかと思い見渡すが誰もいない・・・

 

洋  「一体何処から・・・」

 

背後にも気を配りながら警戒する一同。そんな最中ユニが何かに気付き、目を凝らして一本の木を見つめる。次の瞬間足元にあった小石を素早く拾い、投げ飛ばすと木に命中・・・したはずだが、当たりが少し手前っぽい?

 

ひかる「きらヤバ~!!あれってカメレオン型の宇宙人!?」

 

ユニ 「惑星ヒカエメンのガーメレオン星人に似ているみたいだけど・・・」

 

ガメレオジン「残念だが俺様は異星人では無い。俺はネオショッカーの改造人間『ガメレオジン』だ!!」

 

ひかる「「ねおしょっかー』?何それ?」

 

ガメレオジン「教えてやったらどうだ『筑波 洋』?貴様にとっては嫌というほど聞いてきた名前であろう?」

 

ひかる「えぇっ!?何で筑波さんの事知ってるの!?」

 

洋  「『ねおしょっかー』?・・・分からない・・・思い出せない・・・貴様は僕の事を知っているのか?教えてくれ!?僕は君らの何を知っている!?」

 

ガメレオジン「んんっ!?なんだと?『ネオショッカー』を知らない?どういうことだ・・・そうか貴様記憶を失っているな!?ならばこれは好都合だ。全員まとめて死んでもらう!!」

 

『筑波 洋』の『逃げろ!!』という指示にひかる達は従い、ガメレオジンから逃げようとするが、逃げようとした先で、突如木の上から太めの白い糸にぶら下がりながら降りてくる怪人が現れ、その怪人がひかる達を『通せんぼ』してしまい逃げ道がふさがれてしまったのだ

 

ひかる「今度は蜘蛛!?」

 

クモンジン「貴様達が『宇宙の力を使うプリキュア』だな?俺様はネオショッカーの改造人間『クモンジン』!!」

 

まどか「わたくし達がプリキュアだと!?」

 

えれな「何で知ってる訳!?」

 

クモンジン「我らネオショッカーの情報網を甘く見てもらっては困るな?貴様達の持つ12星座のプリンセスのペンを渡してもらうぞ!!」

 

クモンジンが左腕のかぎづめを振るった直後、5人の前に『筑波 洋』が飛び出し、クモンジンの攻撃を受け止めてくれた事でひかる達に怪我はない。だが反撃を受けたことで『筑波 洋』は吹き飛ばされてしまい、ガメレオジンが『筑波 洋』を踏みつけ、クモンジンまでもが迫ってくる

 

ガメレオジン「貴様を先に殺してやる!!」

 

クモンジン「プリンセスのペンは後回しだ!!」

 

ゆっくりと『筑波 洋』に迫るクモンジンにひかるが「やめて~!!」と背後から飛びつくが簡単にはじき返されてしまいララ達の方へと戻ってきてしまう。ただの人間の状態ではどうにもならないこの危機にひかるは決意し「皆、行くよ!!」の言葉に一同も覚悟を決めたらしい?

 

『スターカラァァ~~!!・・・ペンダント!!カラァァ~チァァ~ジ!!・・・』

 

スター「宇宙(そら)に輝くぅぅ~キラキラ星!!キュアスタァァー!!」

 

ミルキー「天にあまねくぅぅ~ミルキーウェイ!!キュアミルキィィー!!」

 

ソレイユ「宇宙を照らす!!灼熱のぉぉ~きらめき!!キュアソレイユ!!」

 

セレーネ「夜空に輝く!!神秘の月あかり!!ふぅっキュアセレーネ!!」

 

コスモ「銀河に光る!!虹色のスペクトル!!キュアコスモ!!」

 

『スター☆トゥインクル!!・・・プリキュア!!』

 

本日2回目の変身を終えた『スター☆トゥインクルプリキュア』。スターとソレイユがガメレオジンとクモンジンに攻撃を仕掛け、洋から引きはがす事に成功し、5人は洋を守るかのように展開し、吹き飛ばされたガメレオジンとクモンジンはご立腹(りっぷく)な様子だ?

 

洋  「みんな・・・その姿は?」

 

スター「あぁいやそのこれは・・・」

 

セレーネ「話は後です!!スター・ミルキー。筑波さんを連れて、行ってください!!」

 

ソレイユ「ここはアタシ達が引き受けるからさ?」

 

コスモ「早くいくニャン!!」

 

スター「分かった!!」

 

ミルキー「頼むルン!!」

 

ガメレオジン「よくもやってくれたなプリキュア!?」

 

クモンジン「くそぉ~!?なんとしても奴が『スカイライダー』の記憶を取り戻す前に始末しなくては!?」

 

コスモ「『すかいらいだー』?」

 

クモンジンの「行くぞ!!」の掛け声とともに、一同の戦いが始まり、森の中では激闘が繰り広げられることとなっていた・・・

 

森を抜けたは良かったのだが、危ない。どうやら断崖絶壁の崖に出てきてしまったらしい?

 

スター「危なかった~!?」

 

もう少し走る速度が早ければ勢いを殺せず落ちていたかもしれない・・・そう思うとプリキュアの姿であっても血の気が引く思いである。ミルキーと『筑波 洋』も似たような事を考えていたのか、少し顔色が悪い・・・

 

そしてそんな隙を見せてしまったのがまずかった。突如飛来してきた巨大なコウモリに『筑波 洋』がさらわれ、空高く飛んでいるのだから・・・

 

スター「筑波さん!?」

 

ミルキー「何て大きい『コウモリ』ルン!?あんなの地球の図鑑にも載って無かったルン!?」

 

スターとミルキーが見た人間サイズのコウモリの怪物。ネオショッカーの改造人間『コウモルジン』である。そのコウモルジンが『筑波 洋』を片手で掴み、人間では自由の利かない空中に舞台を移したことで絶体絶命の危機であるのだ

 

スター「今行きます!!」

 

スターが飛び出そうとしたのその直後、地面からネオショッカーの戦闘員『アリコマンド』が大群となって現れ二人を阻んでしまう。一人一人はプリキュアの二人にとって大した敵では無いが、こういう時の時間がない場合では油断出来ない相手だ?

 

コウモルジン「『筑波 洋』。貴様、記憶がないそうじゃないか?」

 

洋  「だったらどうした!?」

 

コウモルジン「ならば好都合。さて、今高度数千メートルを飛んでいるのだが、この高さから落ち、地上に激突すればどうなるかな?」

 

洋  「何!?」

 

コウモルジン「さらばだ。『筑波 洋』!!」

 

コウモルジンは恐怖をあおり、洋を掴む手の握力を緩め、洋を落としてしまう

 

その光景を見たスターは「駄目ェェ~~!?」と悲痛の叫びをあげ、救出に向かおうとするが、アリコマンドの組体操で作られた壁に阻まれ、足元からも掴まれてしまい助けに行けない。それはミルキーも同じで倒しても倒しても湧いて出てくるアリコマンドに、焦りが生まれていた

 

洋  (俺は死ぬのか?・・・何もわからないままで、俺は死んでしまうのか?)

 

重力に従い、地上に真っ逆さまに落ちていく『筑波 洋』の頭の中では明確な『死』を考えていた・・・しかし、地上に急降下していく時に発生した強い風速が『筑波 洋』の腰のベルト『トルネード』の風車を急速に回転させ、風力エネルギーを急速に充填(じゅうてん)させていくのだ

 

体中に力がみなぎってくる!?そうか・・・そうだった!!思い出したぞ!!俺は・・・俺の名は!!

 

洋  「変~身ー!!」

 

スカイ「セイリ~ングジャーンプ!!」

 

『筑波 洋』は改造人間である。強力な風力エネルギーが充填された事で彼の失われた記憶が蘇り、再び彼を『仮面ライダー』へと変身させたのだ!!

 

スター「筑波さん・・・」

 

ミルキー「スター!!しっかりするルン!?」

 

コウモルジン「安心しろ。今にお前達も『筑波 洋』の後を追わせてやる!!むっ!?」

 

スカイ「とおっ!!」

 

目の前で人が死ぬところを目撃したスター。それがついさっきまで一緒にいた人という事・プリキュアの力があったにも関わらず救えなかった事。それらが重なり、失意に陥っていたスターに追い打ちをかけるようにコウモルジンが仕掛けようとするが、突如崖の方から飛翔してきた『スカイライダー』のキックに思わず墜落したのだ

 

地上に墜落したコウモルジンを追うように、空中で一回転を決め、着地すると、振り返り一同に姿を現す『スカイライダー』。もしここに撮影用のカメラでもあればアップで3回は撮られていただろう?スカイライダーの姿にコウモルジンはたじろぎ、初見のスターとミルキーは新手と感じたらしい?

 

コウモルジン「きっ貴様、仮面ライダー!?」

 

コウモルジンの反応を見てスターとミルキーは「仲間じゃないの!?」と反応を返しており、もちろん仲間では無いスカイライダーはコウモルジンと戦う気満々の様子だ?

 

スカイ「ネオショッカー!!貴様達は人間の敵だ!!行くぞ!!とおっ!!」

 

その場でジャンプし、一気にコウモルジンとの距離を縮め、コウモルジンとの戦いに突入する。スカイライダーの蹴りから始まり、蹴りを受けたコウモルジンは一度はひるむが、すぐに長く鋭い爪を振るいスカイライダーに攻撃を仕掛けるのだ

 

スター「皆!!」

 

スカイライダーとコウモルジンの戦いを訳も分からず見つめていたスターとミルキーの近くに突如、ガメレオジンとクモンジンが吹き飛ばされ、地面に強打してくる。それと同時に森からソレイユ達3人が現れたということはどうやら3人の同時蹴りが命中し、吹き飛んできたらしい?

 

ソレイユ「一気に決めちゃおうか?」

 

スター「よぉ~し!!」

 

フワ 「皆の想い、重ねるフワァ~!!」

 

スター「シャイニートゥインクルペン!!」

 

フワ 「声を重ねるフワ!!・・・キラキラ~!!」

 

『トゥインクル!!』

 

フワ 「キラキラ~!!・・・」

 

『トゥインクル!!』

 

フワ 「フゥゥワァァ~~!!」

 

『イマジネーションの輝き!!・・・なりたい自分に!!』

 

フワ 「星の力、輝くフゥゥ~ワァァ~~!!」

 

『想いを重ねて!!・・・プリキュア!!スタートゥインクルゥゥ~~・・・イマジネェェーション!!』

 

5人が早々に放った『スタートゥインクル・イマジネーション』にガメレオジンもクモンジンも抵抗する間も無く直撃し、消滅したらしい?技が決まり、視線は空中で戦うスカイライダーとコウモルジンへと向けられている

 

コスモ「なんか増えてない?」

 

セレーネ「一体どういうことですか?」

 

ミルキー「私達にもさっぱりルン?」

 

ソレイユ「さっきのカメレオンと蜘蛛の仲間・・・なのかな?」

 

スター「でもあの人・・・あのコウモリに言ってた。『貴様らは人間の敵だ』って?」

 

コスモ「ますますわからないわね?」

 

ソレイユ「あっ!?見て!?そろそろ決まりそうだよ!?」

 

コウモルジン「空中なら俺は負けん!!」

 

スカイ「スカァァ~イ・キィィッーク!!」

 

空中で一度距離が開いていた両者。コウモルジンの突進にスカイライダーは空中から『スカイキック』で立ち向かい、抵抗むなしくコウモルジンはスカイキックを胸部に受け、墜落していく。その最中コウモルジンは何かを落としていたようだが、偶然にもプリキュア達のいる方へと落ちていき、一番先に反応したミルキーがそれを拾っていたのだ

 

コウモルジン「空中戦で・・・負けた・・・」

 

地面に強打したコウモルジンは一度は立ち上がるが背中から大の字で倒れ、爆発ではなく青色の光を放った後、消滅してしまうのだ。これでコウモルジンも倒したという事だろう?

 

今のスカイライダーは『強化スカイライダー』ではなく『初期のスカイライダー』なので力が落ちているはずだが、それでも特訓で得た技術と経験。そして急速に溜められたエネルギーをもってすれば、経験の浅かった頃、つまり本編第3話に倒したコウモルジンに今更やられるスカイライダーでは無いのだ

 

ミルキー「これ・・・『スターカラーペン』ルン?」

 

ソレイユ「何であのコウモリがペンを持ってた訳?」

 

セレーネ「12星座のペンはわたくし達が所持しています。他にペンがあるはず無いのですが・・・」

 

コウモルジンの持っていた新しいペンに注目していると、5人のそばにコウモルジンとの戦いを終えたスカイライダーがやってきて、初見である得体のしれない相手に流石に警戒していたが、スターだけはどうしても警戒を取れなかったようだ?おそらく『勘』が働いていたのかもしれない?『この人物は敵では無い』と・・・

 

AI 「皆様。どうか落ち着いてください」

 

ミルキー「AI!?」

 

AI 「こちらの方の声紋を照合した結果。こちらの方は100パーセント『筑波 洋』様であると断定できます」

 

セレーネ「この方が筑波さん!?」

 

ソレイユ「でもこの姿って・・・」

 

スカイ「驚かして済まない。私は決して君達の敵では無い。どうか信じてほしい?」

 

スター「うん。分かりました!!」

 

『スター!?』

 

スター「だって私達を助けようとしてくれたもん?私は筑波さんがどんな姿でも信じるよ?ね?」

 

スカイ「そう言ってくれると助かるよ?」

 

ミルキー「全く、本当にスターは相変わらずルン?」

 

コスモ「相変わらず甘いニャン?」

 

セレーネ「でもそんな甘い処をコスモも好きなのではないのですか?」

 

コスモ「うっ五月蠅いニャン!?」

 

『ぅふふふっ』

 

スター「それじゃあ改めて自己紹介から?私『星名 ひかる』!!宇宙と星座が大好きな中学2年生で、今はプリキュア『キュアスター』だよ!!」

 

ミルキー達も簡単に自己紹介を済ませ、次はスカイライダーの番だ

 

スカイ「私は『仮面ライダー』!!」

 

スター「『かめんらいだー』?なんかその響ききらヤバ~!?」

 

セレーネ「その仮面ライダーというのは一体何なのですか?」

 

スカイ「人間の自由と平和を悪から守る戦士の名さ?そして私はまたの名を『スカイライダー』」

 

スター「スカイライダー!?きらヤバ~!!」

 

コスモ「いちいち反応しないの?話が進まないでしょ?」

 

スター「すみません」

 

ミルキー「仮面ライダー・・・何だかこのペンの人に似てるルン?」

 

ミルキーの発言にスカイライダーがミルキーの持つペンに注目する。12星座のプリンセスのペン同様に顔が描かれていた箇所に描かれている人物はスカイライダーの先輩にあたる人物が描かれていたため、思わず声を大にして驚愕していたようだ?

 

スカイ「これは『ストロンガー』だ!?」

 

ミルキー「ルン?『すとろんがー』?」

 

スカイ「僕の先輩にあたる仮面ライダーなんだが、どうしてこんな物が・・・」

 

一同の注目を集めている『仮面ライダーストロンガー』が描かれたスターカラーペン・・・

 

突如光りだすと思ったら、ひかるの持つトゥインクルブックにまで反応があり、ペンを持つミルキーがかつて12星座のプリンセスのペンを手に入れ、プリンセスを復活させるために行ったトゥインクルブックにペンを差し込む動作を行うと、ブックから飛び出した星の中に新しい星座『ストロンガー』の星座が描かれる。しかし驚くのはまだこれからのようだ?

 

フワ 「フワっ!?・・・『ストロンガー』フワァァ~~!!フゥゥッワァァッーー!!」

 

スター「フワっ!?」

 

光がフワを包み込み、晴れるとフワは以前のふわふわとした姿に戻るだけでなく、まるで仮面ライダーストロンガーをイメージした着ぐるみパジャマのような服装までしていたのだ。それだけでなく、12星座のプリンセスの時同様、星に乗り、一同は地球をわずか数秒で離れ、遠い場所へといつの間にか移動していたのだ

 

フワ 「星の輝きぃぃ~~・・・戻るフ~ワァァ~!!」

 

フワが星を持ち、投げ飛ばすと何故か花火が上がり、一同の目の前の真っ黒で中身が全く見えないカプセルのような物に光が灯り始める。それを見て最初に声を上げたのは当然スカイライダーだったのだ。そのカプセルの中身というのが・・・・・・

 

スカイ「ストロンガー!?」

 

スター「あれが!?」

 

ソレイユ「それもびっくりだけど・・・ここって?」

 

セレーネ「えぇ。わずかに違いますがここは間違いなく・・・『スターパレス』ですね?」

 

ストロンガーの様子に動揺するスカイライダー・自分達が知っている『スターパレス』とはわずかに違うところがある事に困惑するプリキュア達・・・

 

これがかつて12星座のプリンセス達を復活させた時と同じことだとすれば、復活させたのはプリンセスではなく仮面ライダーだという違い。という事だろう・・・

 

スカイ「ストロンガー!!返事をしてくれ!?」

 

スカイライダーの呼びかけにも一切答えないストロンガー・・・触れることもできなければ生きているかの確認すらできない・・・そんな最中であったのだ。プリキュア達にとっても久々に出会う人物が光の乗って突如この場所に訪れてきたのは・・・

 

スター「あれ!?おうし座のプリンセス!?何で!?」

 

おうし座のプリンセスが言うにはプリキュア達が突如この場所に現れた時に感じた莫大な『力』を調べるためにやってきたという事らしい?宇宙のすみずみまで知っているはずの彼女ですらこの『スターパレス』に似た場所は初めて知ったらしい?

 

おうし座のプリンセス「彼は無事です。生きています」

 

スカイ「それは本当ですか!?」

 

おうし座のプリンセス「カプセルに入ったままのようですが、この方から徐々に力が戻っていくのを感じます。時期に目を覚ますはずです」

 

スカイ「良かった・・・」

 

ミルキー「でもそれってどれぐらいルン?」

 

おうし座のプリンセス「そこまではわたくしにもわかりません・・・ですがこの場所にいれば外界から荒らされることは無いようですね?」

 

コスモ「それがせめてもの救いって事ね?」

 

スカイ「しかし、分からないことだらけだ・・・何故ストロンガーがこんなことに・・・」

 

おうし座のプリンセス「実はそのことと関係するかもしれないのですが、今皆さんの故郷である地球に危機が迫っています」

 

スター「地球に!?」

 

スカイ「ちょっと待ってくれ!?ということは今ここは地球ではないのか!?」

 

おうし座のプリンセス「はい。ここは地球から遥か遠く離れた『星空界』に位置する星の一つなのです」

 

スカイ「なんという事だ・・・」

 

セレーネ「それで地球に危機というのは?」

 

おうし座のプリンセス「はい。つい先日の事です。地球から突如、強大な『歪んだイマジネーション』を感じました。その強大さはかつてのノットレイダーと同じ。いいえそれ以上かもしれません」

 

ソレイユ「歪んだイマジネーションって、もしかして・・・」

 

スター「うちのお父さんが!?ごめんなさい!!あれは事故と言いますか!?」

 

ミルキー「多分そっちじゃ無いルン」

 

コスモ「ネオショッカーってやつらの事よね?恐らくは?」

 

スター「うぇっ!?そうなの!?」

 

コスモ「他に思い当たるの無いでしょ?」

 

おうし座のプリンセス「皆さんを再び辛い戦いに巻き込んでしまうのは心苦しいのですが、どうかお願いです。この宇宙を救うためにどうか再び力を貸してもらいたいのです」

 

スター「分かりました!!」

 

ソレイユ「即決だね?まぁアタシ達も同じ意見なんだけど」

 

おうし座のプリンセス「その・・・あなたは?」

 

スカイ「僕も戦います。ネオショッカーと戦うのが『仮面ライダー』となった私の使命です!!」

 

おうし座のプリンセス「感謝します。このパレスはわたくし達12星座のプリンセス達で守っていきます。皆さんは地球での戦いに専念してください」

 

『はい!!』

 

おうし座のプリンセスが一同の返事を聞き微笑むと「さぁ、お戻りなさい。あなた方の故郷へ!!」と力を使って一同はいつの間にか地球で、ネオショッカーと戦っていた場所に戻ってきており、一同の変身もいつの間にか解けていたようだ?

 

ひかる「筑波さん?」

 

洋  「ん?」

 

ひかる「これからよろしくお願いします!!」

 

洋  「あぁ。こちらこそよろしく?」

 

ひかるから差し出された手を握り返す『筑波 洋』。その光景は年の差を感じさせない確かな友情というのか?それとも芽生えた絆とでもいうべきモノなのか?不純な感情を一切抜きにして周囲からも笑みがこぼれるようなそんな光景であったのだった・・・・・・

 

 

 

 

 

 





洋  「よぉ?第一話はどうだったかい?まさか未来の世界に飛ばされていたとはな?実際に話を書いていたら一万字以上になっていて思った以上に長くなってしまったよ?次回はコレだ!!」

新たな仲間『筑波 洋』を迎えたプリキュア達。ある問題が浮上し、悩んでいる最中、ネオショッカーの魔の手が『りょうじい』に迫る!!

次回『仮面ライダー対プリキュア』

『ようこそ『筑波 洋』!! ネズラ毒に気をつけろ!?』をお楽しみに?








本編のスカイライダーの予告風に仕上げてみました。

『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?

  • スター×1号・ミルキー×アマゾン
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