ドブネズロン(33話)
ドロニャンゴー(44話)
ここはネオショッカーのアジトの一つである。
ネオショッカーのアジトという事で当然働くアリコマンドが無数にいるのだが、一人のアリコマンドが通路を慎重に、そして人目を気にするかのように進んでいる・・・
アリコマンドA「最近足腰の調子が悪くてさ?」
アリコマンドB「お前もそろそろメディカルチェック行かもな?」
向こうの通路から二人のアリコマンドが何処かへと移動していることを察知した一人のアリコマンドが壁に隠れ、姿を見られないようにしている。二人のアリコマンドが通り過ぎた事を確認すると更に奥へと進んでいく
進んだ先の部屋から自動ドアが開き、二人の科学者アリコマンドが退出してきたのだ
アリコマンドC「ふぅ~やっと休憩だ。この激務どうにか考えて欲しいもんだよな?」
アリコマンドD「そうだよな?今の時代人間どもの社会では『働き方改革』なんて呟かれてるらしいけど、うらやましいもんだな?」
アリコマンドC「そうだよな?俺達がロボットだからって人使いが荒いよな?」
アリコマンドD「知ってるか?今の時代、世間では俺達のような組織ってブラック企業って言われてるんだそうだぞ?」
アリコマンドC「だろうなぁ~?俺達、スペック(性能)がいいのに給料少ないし、ちょっとの失敗ですぐに処分だもんな?」
愚痴る科学者アリコマンド達も離れた事で隠れていたアリコマンドが部屋へと入室し、他のアリコマンドもいないようで部屋には不審な動きを見せるアリコマンドただ一人だ
部屋の中を物色していたアリコマンドの腰から音が鳴りだし、腰から取り出したペンダントを向けていくと、その先に台座に収められたペンを見つけたのだ
アリコマンド「アタリにゃん」
声が女の子に戻っているアリコマンド。
そしてアリコマンドがペンを掴むと、その途端警報が鳴り響き、アジト内は騒然として、部屋に他のアリコマンド達が様子を見に入室してきたのだ
アリコマンドA「貴様そこで何をしている!?」
不審な動きをしていたアリコマンドが入室してきたアリコマンド達に向けて球を投げつける。それが命中すると煙が視界を奪い「ハイィィ~!?」の悲鳴を上げながら動きを乱し、ペンを持ったアリコマンドは迷うことなく動き、部屋を後にしたのだ
魔人提督「えぇい!!この警報は何事だ!?」
アリコマンドA「ハイィィ~!!アジトに侵入者です!!」
魔人提督「何ィィ~!?さっさとそいつをひっ捕らえよ!!」
アリコマンドA「ハイィィ~!!」
ひかる「りょうじい・筑波さんおはよう!!」
ひかるがフワを抱きかかえて展望台に訪れている。ひかるの挨拶に『りょうじい』と『筑波 洋』は笑顔で対応したのだが、すぐに洋の表情が変わり、眉が吊り上がる
ひかるは洋が眉を吊り上げている原因である物。読んでいる朝刊に意識が向き、ひかるもその記事を顔をのぞき込んで読んでいる。その内容を理解したことで、洋の表情が曇った理由も分かってしまったようだ
『○○小学校でいじめ。学校側も隠蔽か?』
『某有名企業にて悪質なパワハラ発覚』
『うつを発症する人、急増。原因は人間関係のトラブルか?』
『どんどん進んでいく地球温暖化』
『また値上げ!?市民の不満が積もっていく・・・』
掘り出せば幾らでも湧いて出てくる闇の深い問題ばかり・・・
ひかるも決して他人ごとではない問題や、どうしてこんな事が出来るんだろう?と心に影を落とすような内容もある。それをひかるよりも先に細かいところまで記事を読んでいる洋も正直言葉が出ない様子だ
洋 「僕のいた時代だったらって言いたいところだけど、よく内容を読んでみるとこれはひどい話だ・・・」
ひかる「筑波さんの時代でもこういう問題ってやっぱり酷かったんですか?」
洋 「そうだね?当たり前だったといえばそれまでだけど、こうして大々的に取り上げられているところを見ると、こんなにも大きな問題だったんだって思う所があるよ?特に子供同士のいじめとか会社の上下関係の記事がね?」
ひかる「・・・・・・」
ひかるはなんと言ったらいいのか分からず言葉を詰まらせ、嫌な沈黙が少しだけ流れる
しかしそんな沈黙はりょうじいが破ってくれた。気を利かせてくれたわけではなく、洋宛てに固定電話がかかってきたらしい?
洋 「ララちゃん?どうかしたのかい?・・・何だって!?ユニちゃんが?・・・良し分かった!!僕に任せてくれ!!」
洋が固定電話を切るとひかるに簡単に説明する。どうやらネオショッカーのアジトに潜入していたユニからSOSが来たらしい?ユニを救出するため洋は敢えて単独で向かうことにした。そうすればスカイターボにユニを乗せるか、スカイライダーに変身して、セイリングジャンプで空から逃げることも可能だからだ
アリコマンドA「ハイィィ~!!」
アリコマンドB「ハイィィ~!!」
アリコマンドC「ハイィィ~!!」
森の中を走るアリコマンド一行・・・アリコマンド達が通り過ぎた大木の太い枝の上にはユニが葉っぱの中に隠れていて、アリコマンド達が見えなくなった事を確認すると地上に降り、もう一度周囲を見渡しながら逃亡するためのルートを確認している
ユニ 「念のためもう一度アリコマンドに変装しておこうかしら?」
『その必要は無い!!』
背後から聞こえた声にユニは振り返る。するといつの間にかネズミの怪人『ドブネズロン』がユニを見つけてしまったようだ
ユニ 「ネオショッカーの怪人!?」
ドブネズロン「いかにも俺様はドブネズロン!!どうやらネズミが入り込んでいたようだな?」
ユニ 「ネズミはそっちでしょうが!?」
ユニがツッコミを入れている間にユニの周囲にはアリコマンド達が地面から現れ、あっという間に取り囲んでしまう。アリコマンド達が一斉にかかるが、ユニは身軽さを生かし、誰もユニを捕まえることが出来ない
ドブネズロン「これでも喰らえ!!」
ドブネズロンがチューブ状の尻尾をユニに向けて狙いを定める。すると尻尾から白い泡が噴き出し、ユニはアリコマンドを盾にすることでその泡に触れることはなかったが、アリコマンドはもがき苦しみ、。最後には溶けて消滅してしまったのだ
ユニ 「なっ!?」
ドブネズロン「見たか?これが俺様特性のネズラ毒よ?」
ユニ 「確かに厄介な猛毒ね?でも・・・時間よ?」
「何?」のドブネズロンの言葉の直後、オートバイのエンジン音が耳に入り、聞こえる方へと視線を向けた
スカイ「ライダァァーブレェェ~イク!!」
突如スカイターボを駆るスカイライダーが放ったライダーブレイクはドブネズロンに命中した。しかし咄嗟に逃げの態勢だったこともあり、掠る程度に収まってしまう。しかし地面を数回は転がるほどの衝撃はあったようで、おかげでユニに時間が出来た
ユニ 「良い処で来てくれたわね?」
スカイ「ここは一度引こう?」
ユニ 「そうするわ」
スカイ「ドブネズロン。勝負は改めて着けよう!?」
二人乗りするスカイターボで森を後にする。それを追いかける事が出来ないドブネズロンは悔しそうに嘆(なげ)いており、ユニの救出は無事成功したのだった
大首領『これは大失態だぞ魔人提督!?』
魔人提督「ははっ!!申し訳ありません大首領!!」
大首領『奴らが持って行った物は何としてでも取り返せ!!それが出来なかった時は貴様に帰る場所など無いと思え!!』
魔人提督「ははっ!!必ずや!!」
大首領と通信出来るレリーフの光が切れると同時に魔人提督はゼネラルモンスターを呼び出し、命令を下す。それはユニがアジトから持ち出した重要な物を取り返すために戦力を集め、仮面ライダーを倒せというモノであった・・・
ララ 「無事でよかったルン!!」
ロケットに合流すると、そこにはすでにひかる・えれな・まどかも訪れてきており、二人が戻ってくるまで待機していたらしい。
ユニ 「色々収穫があったわ?」
取り出したのは一本の光るペン。しかしそれは誰が触っても光りが晴れる事が無く、何のペンかがさっぱり分からない。正体不明のペンであった
えれな「このペンをネオショッカーが持ってた訳?」
ユニ 「えぇ。でもネオショッカーのやつら、私達にペンが渡った時のために何かしたのかしら?この通り、何のペンなのかさっぱりニャン?」
ララ 「AI。分析をお願いルン」
ララがAIを使い簡易的に分析を依頼したが、結局分析不能だったらしい?
AI 『提案ですが、このペンを星空界にいるアイワーン様に解析していただくというのは如何でしょう?』
ララ 「アイワーンにルン?」
ユニ 「そっか?科学的にプリンセスのペンを改造する事が出来るぐらいだし、ここはひとつアイワーンに頼んでみるのもアリね?」
ひかる「っていうことは私達もう一度星空界に行けるの!?」
ララ 「ひかる?私達がどうやってきたのか忘れてるルン?」
ひかる「あははっそうでした?」
えれな「だったら善は急げっていうし、早速行かない?」
まどか「そうですね?早くペンを解析していただいて、他の仮面ライダーも解放しなければいけません」
ひかる「うん。それじゃあララ。早速行こう!!宇宙に!?」
ララ 「了解!!っと言いたいところだけどそれは無理ルン」
ひかる「えぇっ!?何で!?」
ララ 「今ロケットの整備中ですぐに飛び立てないルン。しばらく待って欲しいルン」
ひかる「えぇっ!?でも早くしないと!?」
ララ 「焦りは禁物ルン。万が一異常を見過ごしたまま宇宙に出たら最後、皆宇宙のもくずルン」
急ぐ必要がある。しかしそれで大きなトラブルを招き入れたら元も子もないため、ロケットの点検を優先し、しばらく待機となった一同。そこでユニが一言何かを伝えようとしたのだが、それを遮(さえぎ)るように付近で爆発音が聞こえたため、一同は窓の外に意識を向けたのだ
ララ 「何事ルン!?」
洋 「爆弾か!?攻撃されてるぞ!?」
ひかる「まさかネオショッカー!?」
ユニ 「それ以外無いでしょうね?」
洋 「皆外へ!!」
外へ出るとアリコマンドの大軍を引き連れたゼネラルモンスターもといヤモリジンが頭部に装備しているヤモリ爆弾を手に、している処だった。『筑波 洋』達が外に出た事で一度攻撃を止めたのだ
ヤモリジン「やっと出てきたな『筑波 洋』?」
洋 「ゼネラルモンスター!!」
ゼネラルモンスターと向かい合っている向きを正面とすれば、逆の方向からは先の撤退戦で戦ったドブネズロンともう一体猫の怪人『ドロニャンゴー』が同じくアリコマンドの大軍を従えて挟み込んでいる
ドブネズロン「今度は逃がさんぞこのネズミが!!」
ドロニャンゴー「このドロボー猫!?盗んだ物を返してもらうぞ!?」
ユニ 「って!?あんた達の方がよっぽどネズミと猫でしょうが!?」
ひかる「皆!!いくよ!!」
『スターカラァァ~~!!・・・ペンダント!!カラァァ~チァァ~ジ!!・・・』
スター「宇宙(そら)に輝くぅぅ~キラキラ星!!キュアスタァァー!!」
ミルキー「天にあまねくぅぅ~ミルキーウェイ!!キュアミルキィィー!!」
ソレイユ「宇宙を照らす!!灼熱のぉぉ~きらめき!!キュアソレイユ!!」
セレーネ「夜空に輝く!!神秘の月あかり!!ふぅっキュアセレーネ!!」
コスモ「銀河に光る!!虹色のスペクトル!!キュアコスモ!!」
『スター☆トゥインクル!!・・・プリキュア!!』
洋 「ふんっ!!・・・変~身!!」
プリキュアへと変身した5人。スカイライダーへと変身した『筑波 洋』。6人並んだ光景は圧巻だ
スター「ミルキー!!ロケットしまわなきゃ!?」
ミルキー「今は無理ルン!?整備中でロケットをコンパクトにする機能もまだ使えないルン!!」
スター「キラやば~~!?」
ソレイユ「確かそれはキラやばだね?」
セレーネ「ミルキーは戻って整備を続けてください!!このままではロケットは的にされるだけです!!」
コスモ「まっ、そういう事だからネオショッカーの方は安心して任せなさい?」
ミルキー「分かったルン!!」
ミルキーはロケットへと戻り整備を少しでも進めるために奮闘する。
外ではヤモリジンの指示により、ライダー達を倒す事よりも・ペンを奪う事よりも、ロケットで宇宙に飛ばれることを防ぐためにアリコマンド達はロケットの方へと向かっていく。しかし迫るのはアリコマンドだけではなく、ヤモリジンの投げたヤモリ爆弾もロケットへと飛んでいくが、それをセレーネは集中して矢を構え、ヤモリ爆弾をセレーネアローで全弾撃ち落としていくのだ
スター「ロケットはやらせない!!」
ソレイユ「一人じゃきついよ?アタシも!!」
アリコマンドと戦っていた二人はヤモリジンへと向かっていき、ヤモリジンはスター&ソレイユのコンビと戦うことになりヤモリ爆弾を放つのを辞めざる得なくなった。
ソレイユ「はぁっ!!」
上空に跳び、ライダーキックと同じ態勢でキックを叩き込む。しかしヤモリジンは腕を交差させて防ぎ切り、両腕を広げるとソレイユは吹き飛んでいくが、着地は無事成功したようだ?
ソレイユと代わるようにヤモリジンに向かっていくスター。2~3メートル程度の距離を開けて向かい合っていたスターに向けてヤモリジンは腰の尻尾を掴み、ムチへと変換し、振り回す事でスターに攻撃を仕掛ける。カットが変わったような動きでスターは後ろに数歩分下がり、ムチが止んだと同時に数歩分踏み込み正拳突きをヤモリジンの胸部に一撃叩き込む。するとヤモリジンは数歩下がっていき、左腕のヤモリ腕を突き出す。スターは左腕のヤモリに首を噛まれ、身動きが取れなくなってしまったのだ
ソレイユ「スター!?」
苦しむスターを救出するために向かっていくソレイユ。しかしヤモリジンに隙は無くムチを振りそれがソレイユの首に巻き付き、ソレイユも息苦しそうだ?
そんな危機の中『がんがんじいマーチ』を声高々(こえたかがた)に歌う『がんがんじい』へと変身しているロロ
がのんきにやってきたのだ
ロロ(G)「ややっ!?キュアソレイユのピンチ!?これは一大事ルン!?ここで颯爽とピンチを救えば!!素敵よロロさん!!いやいや、僕は正義の味方として当然の事をしたまでですルン。えれな感激!?ってきっとなるルン!!よぉ~しやるルン!!どりゃ~~!!」
っと、傍(はた)から見たら痛い一人芝居を披露した後、ヤモリジンへと突進を仕掛けるが、ヤモリジンがムチを振るいソレイユを転倒させたと同時にうっかりソレイユの体に足が引っ掛かり、こけた拍子にバランスを崩し、ヤモリジンではなくあろうことかスターにぶつかってしまう
まぁそのおかげでスターはヤモリジンから解放されたので結果オーライというべきなのか・・・
ソレイユ「チャンス!!」
スターが思わぬ形で解放され、首を絞めるムチを逆に掴み、力いっぱい振り上げるとヤモリジンが宙に飛ばされ、地面に強打するのだ
ムチを首から取り外したソレイユはスターの安否を機にかけ「大丈夫」の言葉を聞き今度はロロ(G)へと向かい安否を機にかけたが、見た通り目を回してクラクラしているらしい?
ソレイユ「ごめんスター。あとはお願い」
スター「OK」
ソレイユはロロ(G)に肩を貸し、ロケットへと運んでいく。アリコマンドの大軍と戦うセレーネの援護も受けながらも進むが、ロケットまでの道は遠く感じる・・・
そして相手はアリコマンドとゼネラルモンスターだけではない。怪人も二体いるのだ
コスモもスカイライダーもアリコマンドの集団と戦っている間に流れでそれぞれ怪人達と戦う事になったのだ
アリコマンドと戦うコスモ。背後にいるアリコマンドに肘打ちにより胸部に重い一撃を与え、正面にいるアリコマンドにはその場で跳び蹴りを叩き込みアリコマンド二人は倒れる。更に現れたドブネズロンは威嚇なのか?ここにカメラがあれば顔のアップが映るような雰囲気だ。
コスモはすかさず向かっていくが、ドブネズロンの爪は鋭く危険な武器だ
コスモ「猫騙し!!」
ドブネズロンが爪を振りかざす前にコスモは距離を縮め、ドブネズロンの顔の前で両手を叩き、一瞬だがひるませることに成功する。その隙にドブネズロンの両肩に跳び箱のように掴み、約270度の一回転を披露する。背後を取ったコスモはドブネズロンの尻尾を掴み、ネズラ毒をまき散らされないよう噴射口は明後日の向きに向けている。
尻尾を掴まれうまく動けないドブネズロンに向かってスカイライダーが飛び掛かり、蹴りを一撃放つとドブネズロンは転倒し、二人はドブネズロンの次の動きに備えるが、背後にはドロニャンゴーが迫っていたのだ
ドロニャンゴー「妖術・猫操り~!!」
ドロニャンゴーの妖術・猫操りは対象の体の自由を奪う術である。コスモもスカイライダーも術にかかり、苦しむような動きを見せているが、スカイライダーはこの技を破る術をすでに身に着けているのだ
スカイ(心を無にするんだ・・・)
突如、自由の利かない体で座り込み、座禅(ざぜん)を組むスカイライダー。数秒の間『精神統一』をし、次に眼に光が戻ると、コスモの両肩にチョップを叩き込む。するとコスモも体の自由を取り戻し、二人は自由の身だ
かつてドロニャンゴーと戦った時にも精神統一によりこの技を打ち破ったのだ
スカイ「猫操りの術。破れたり!!」
ドロニャンゴー「えぇい!!忌々しい奴め!?お前の相手をしている場合ではないわ!!」
コスモ「スカイライダー追って!!」
ロケットへと向かっていくドロニャンゴー。それを追っていくスカイライダー。
コスモはドブネズロン・アリコマンドとの戦いを引き受け、ロケットの中ではスパナを片手に整備を急ピッチで進めているミルキーがドロニャンゴーと対峙していたのだ
ミルキー「ロケットは壊させないルン!!」
ドロニャンゴー「生意気な小娘が!?」
ミルキーはスパナを投げつけ、戦うには狭い室内を中央の机を中心に左右に行ったり来たりして、机を飛び越し肉弾戦へと持ち込む。
ドロニャンゴーにも鋭い爪があるためそれで切り裂かれたのか、腕を抑える仕草(しぐさ)を見せ、それが隙となり、ドロニャンゴーはミルキーを羽交い絞めにし、ミルキーの動きを封じたのだが、ドロニャンゴーの顔面にスカイパンチが叩き込まれ、羽交い絞めが解かれると、スカイライダーはミルキーを自身の背中に寄せ、ドロニャンゴーと向かい合う
スカイ「私が相手だドロニャンゴー!!」
ドロニャンゴー「くそぉっ!?こうなったら!!」
スカイ「待て!!」
ソレイユ「ごめん。ここまで来れば後は一人でも大丈夫だよね?」
ロロ(G)「大丈夫ルン。それよりロケットの方はララと僕に任せるルン」
ソレイユ「OK。頼りにしてるよ?」
ソレイユの肩を借りながらようやくロケットにたどり着いたロロ(G)。
ロロも整備に加わってくれればロケットを早く動かせるようになる。そう考えて戦わせるよりもミルキーの方へと連れてきたのだが、ロロ(G)がロケットの入口の足場の坂を上り始めたその直後に、ロケットの中から脱出してきたドロニャンゴーと鉢合わせ、ドロニャンゴーにぶつかったりする
ロロ(G)「オロロロロッ!?一体何ルン!?もぉっ!?」
反でんぐり返りとなり転がったロロ(G)は明らかにぶつかってきたドロニャンゴーに苛立ちを覚え、同じくロケットから出てきたスカイライダーはロロ(G)の事が視界に入っていないのか?逃げていったドロニャンゴーの方へと視線を向ける。しかしもうすでに姿が見えない
スカイ「逃がさん!!スカァァ~イターボ!!」
腕を高く振り上げ、愛機『スカイターボ』を遠隔操作で呼ぶスカイライダー。宙に跳び、着地と同時に乗り込み、そのままドロニャンゴーを追跡する。どんどんこの場から離れていき、スカイライダーは単身ドロニャンゴーとの最後の戦いにへと向かっていくのであった
アリコマンド達「ハイィィ~~!!」
コスモ「プリキュア!!コスモシャイニング!!」
アリコマンドの集団に向けてコスモシャイニングを放つコスモ。マップ兵器で一撃が気持ちいい・・・
背後を取ったドブネズロンに気付き、尻尾の噴射口から放たれた泡状のネズラ毒を避けるため跳び・木々を盾にして避けていくが、足元はすっかりネズラ毒に汚染されている。次に飛ぶ場所も無い
ドブネズロン「知っているぞ?お前は他のプリキュアからペンを借りなければレインボースプラッシュとやらを放てないそうだな?次で終わりにしてやる!!」
コスモ「それはどうかしら?」
ドブネズロン「んおっ!?貴様そのペンは!?」
コスモ「私がペンを持っていないなんて、いつの情報かしらね?」
ドブネズロン「それがどうした!!ありったけのネズラ毒で溶けてなくなれプリキュア!!」
コスモ「レインボーパヒューム。行くニャン?スターカラーペン『ライダーマン』!!くるくるチャージ!!・・・プリキュア!!レインボォォ~~!!スプラァァーーッシュ!!」
プリキュアレインボースプラッシュVSネズラ毒の勝負はあっけなくコスモの勝利に終わった。ドブネズロンがレインボースプラッシュにより浄化され、その余波により周辺にまかれていたネズラ毒も同時に浄化され、傷ついた自然も元通りとなったのだ
コスモがドブネズロンに勝利した頃、スター対ヤモリジンの戦いも更に激しさを増している・・・
ヤモリジンのムチが3発放たれ、それをバック転で避けるスター。よほどの衝撃だったのか?ムチが当たった場所では小さいが爆発が起こり、接近してきたヤモリジンに蹴りを放ち、ヤモリジンは数歩後ろによろけ下がっていく
よろけが収まり、ムチの代わりに今度は頭部のヤモリ爆弾を手に持ち、それを合計2発スターに向けて投げつけるが、スターは一撃目は体を逸らし・二発目はしゃがんで避けることでヤモリ爆弾をやり過ごし、付近の着弾地点の爆発の影響も受けていない。
スターはこの勝負を終わらせる次の一撃をペンに込める
スター「プリキュア!!・・・2号!!スタァァ~!!・・・パァァ~ンチ!!」
2号・スターパンチ対ヤモリジンの左腕のヤモリ頭のパンチ。二つのパンチがぶつかると同時に爆発が起こるが、吹き飛び、背中を強打するのはヤモリジンだけだ。スターは拳を構え次に備えるが、起き上がったヤモリジンはゼネラルモンスターへと戻り、左腕のカギ爪もスターパンチのダメージの影響かボロボロだ
ゼネラルモンスター「覚えていろ!?」
痛む腕をかばいながら瞬間移動により姿を消すゼネラルモンスター。それを確認したスターは単身ドロニャンゴーを追っていったスカイライダーの安否を気にかけるように空を見上げていたのだった・・・
ドロニャンゴー「ここまでくれば追ってはこれまい?」
森を離れた荒野にまで逃げてきたドロニャンゴーは一息つき、息を整えようとする。しかしすぐにオートバイの強いエンジン音が耳に届き、振り返るがもう遅い
スカイ「ライダーブレェェ~イク!!」
スカイライダーがスカイターボによる体当たりをすっかり気を抜いていたドロニャンゴーに命中する。崖から転落し、ドロニャンゴーが倒れた付近にいつの間にかスカイターボから降りたスカイライダーが着地してくる
起き上がったドロニャンゴーはすかさず鈴を使った妖術『鼓膜(こまく)破り』を放とうとしたが、間髪入れず放たれた蹴りいより鈴は飛んでいき、「とぉっ!!」の叫びと共に放たれた水平チョップにドロニャンゴーは再び転倒したのだ
スカイ「今だ!!とおっ!!・・・スカァァ~イキィィッーク!!」
スカイキックを受けたドロニャンゴーは宙を飛び、地面に激突すると「やられた!?」とわざわざ立ち上がりながら教えてくれ、その後倒れると爆発が起こる。ドロニャンゴーもこうしてスカイライダーに倒されたのだ
プルンス「それじゃあ行くでプルンス!!」
集まった一同は『ライダーマン』のペンをトゥインクルブックに差し、トゥインクルブックから飛び出した星の中に新しい星座『ライダーマン』の星座が描かれる。
フワ 「フワっ!?・・・『ライダーマン』フワァァ~~!!フゥゥッワァァッーー!!」
もう見慣れた光景だ
これまで同様今度はライダーマンの着ぐるみ衣装を着たフワである
星に乗り、一同は地球をわずか数秒で離れ、ライダー達が封印されていたスターパレスへと再び訪れたのだ
ライダーマンが入っているカプセルが光り輝き、残るは二人・・・
洋 「1号・・・アマゾン・・・」
ひかる「待っててください。必ず助けるから?」
今だペンの所在が不明の二人のライダーを気にかけ、洋とひかるいや全員が同じ想いを抱きながら、一同はライダースターパレスから地球へと戻っていくのだった
えれな「それにしてもペンを二つも入手してたなんてね?」
ひかる「よっ!!流石は元・怪盗ブルーキャット!!」
ユニ 「私のペンダントはどうやらライダーマンのペンに反応していたみたいでね?これは折角だから私がこのまま預かるわ?」
ララ 「皆お待たせルン」
ロロ 「ロケットの整備は完了ルン。これでいつでも出発出来るルン」
ひかる「ホント!?じゃあ早速行こうよ!?」
えれな「宇宙か・・・久々だね?」
まどか「ですね?そんなに時間は経っていないというのになんだかすごく久しぶりに行く気がします」
洋 「宇宙か・・・」
ひかる「ワクワクしますよね?」
あははっと乾いた笑いを向ける洋。ある意味仕方がないかもしれない・・・
何せ『筑波 洋』にとっては宇宙に近づいた経験は2回ともネオショッカー絡みだったのでどちらかと言えば嫌な事を思い出す部類なのかもしれない・・・
ララ 「出発ルン!!」
ロロ 「あれ!?そういえばララ!?僕の席がないルン!?」
ララ 「ぁっごめんルン?適当に捕まっててルン?」
ロロ 「僕の扱いだけ雑ルン!?」
ロケットのエンジンが点火され、遂に地上から飛び立ったロケット。急上昇する中、ロロの席だけ無い事にようやく気付き、ロロだけそこら辺の掴める処に必死にしがみつき、宇宙に出るまでは生きた心地はしなかったかもしれない・・・
AI 『大気圏を突破。宇宙へと出ました』
ひかる「うわぁっ~・・・・・・また来たよ?宇宙・・・」
洋 「綺麗だ・・・」
シートベルトを外し、窓の外から地球を見るひかると洋・・・ひかるは再び訪れた宇宙に挨拶でもしたつもりなのか?そして洋は改めて宇宙から見る地球の姿を見て、その景色に見入っていたのだった
ララ 「フワ。お願いルン」
「フワっ!!」と元気いっぱいの返事の後、力を籠めるため叫ぶとフワの体が光り輝き、ロケットの進路方向にワープ用の穴が開き、ロケットはその穴へと進んでいく。穴が閉じられ、行き着く先は『星空界』だ
見た事も無い新しい世界に内心『筑波 洋』も少年のようにどんなところなのだろうか?と少しワクワクしているのだった・・・・・・
洋 「よぉっ!!ひろがるスカイプリキュアの物語もいよいよ大詰めだな?同じスカイの名を持つ者同士、これからもお互い頑張っていきたいところだな?次回はこれだ!!」
惑星サマーンへと訪れた『筑波 洋』達。ネオショッカーの事を少しの間忘れ戦いの疲れを癒す彼らの前に現れたのは・・・
次回『ようこそサマーン ペンの謎を追え!?』にご期待ください
2024年1月16日・追記
アンケートにてキュアスターとキュアミルキーに残りのライダースターカラーペンを使ってもらう予定ですが、どっちがどのペンを使うかをアンケートにより決める事に致しました。どっちがどのペンを使ってもこの先、正直そこまで問題はない予定です。
予定では、3話先の話が終わるまでを予定しています。
『プロット』
ネオショッカーアジトにて不審な動きをするアリコマンド(ユニの変装)→「最近足腰の調子が悪くてさ?」「お前もそろそろメディカルチェック行かもな?」アリコマンド同士の他愛ない会話→アジトの一室→厳重に保管されているペン2本→手にすると同時に警報→あっ!?お前何をしている!?→逃げるペンを持ったアリコマンド→警報に苛立つ魔人提督→内容を聞き「早くペンを取り戻さんか!?」→
子供ですら行うの悪質ないじめ・地球温暖化・様々なハラスメント問題・値上げ等の様々な問題ばかりが記事に上がっている事に眉を歪める洋→電話→ララからの電話。内容はユニからのSOS→
森を走るアリコマンド達→木の上に隠れていたユニ→追手を撒いた事で木から飛び降り、逃げようとするが、呼び止められ振り返るとドブネズロン登場→ねずみが迷い込んでいたようだな?→そっちの方がネズミでしょ?→アリコマンドも登場→身軽さを生かしアリコマンドを流していく→ネズラ毒→アリコマンドに命中→アリコマンド溶ける→次はお前がこうなる→残念。時間が来たみたい?→何?・・・おっ!?→ライダーブレイク→掠る程度だが衝撃大によりドブネズロン転倒→ばぁ~い?→悔しがるドブネズロン→
アジト内にて大首領に「失態だぞ魔人提督!!」と責められる魔人提督→早くあのペンを取り戻すのだ→魔人提督がGモンスターに命令→
ロケットへと合流→アジトからライダーマンのペンともう一本正体不明のペンを入手→誰が触っても反応が無い→しかし確かに莫大なエネルギーを感知できる→調べるために惑星サマーンにペンを運ぶ・預けるという事に→全員で(ロロを含めた)サマーンへ→しかしロケットは点検+整備中ですぐには動かせない→二人(ララとロロ)でやれば時間は短くできる→洋達がロロを探しに行くことにしたが、外が騒がしい→ネオショッカー出現→ヤモリ爆弾によりロケットを破壊しようとするヤモリジン→ドブネズロンと怪談シリーズの猫の怪人登場→今度こそは逃がさんぞネズミが!?→このドロボー猫!?盗んだ物を返せ!?→あんた達の方がよっぽどネズミと猫だっての!?→
皆!!→全員変身→ミルキーだけロケットの整備に戻る→ロケットをコンパクトにする機能も整備中ですぐに動かせないため→ヤモリジンの指示でロケットの破壊を優先→
スター・ソレイユVSヤモリジン
コスモVSドブネズロン
スカイVS猫の怪人
セレーネVSアリコマンド→途中からソレイユ参戦
戦闘中にロロ(G)も事情を知らないままようやく到着→ソレイユの危機に頭突きのような突進→見事に空振り、木に激突→目を回し尻餅の後、倒れる→ソレイユが見かねてロケットの方へロロG運ぶ→スターVSヤモリジン→
ヤモリジンのムチ3連発→バック転で避けるスター→ヤモリ爆弾2発→体を逸らして避け・しゃがんで2発目を避ける。近くに着弾・爆発しかし爆発は小規模→2号スターパンチVS左腕のヤモリ腕のパンチ→ヤモリジンが吹き飛び、撤退→
ドロニャンゴー(44話)の妖術(鼓膜破り)にて動きを封じられたスカイ・コスモ→ドロニャンゴー技を止めてロケットへ→追うスカイライダー→ドブネズロン→コスモVSドブネズロン→ロケットの中、ドロニャンゴーVSミルキー→スパナ投げる→机を挟み、ロケット内での戦闘→羽交い絞めを受けるミルキー→ドロニャンゴーの顔面にスカイパンチ→逃げるドロニャンゴー→外に出て、スカイターボ→ジャンプ・着地乗りで逃げるドロニャンゴーを追うスカイ→
コスモシャイニング→ネズラ毒に負ける→ネズラ毒の噴射に翻弄されるコスモ→足元も周辺もネズラ毒が撒かれ身動きが取れない→知っているぞ?お前は他のプリキュアからペンを借りなければレインボースプラッシュとやらを放てないそうだな?次で終わりだ!!→それはどうかしら?→んおっ!?貴様そのペンは!?→私がペンをも持っていないなんて、いつの情報かしらね?→それがどうした!!溶けてなくなれプリキュア!!→ライダーマン・レインボースプラッシュVSネズラ毒→コスモ勝利→ドブネズロン消滅→
逃げた先でドロニャンゴー一息つく→ライダーブレイク→ドロニャンゴーからして不意打ちの一撃に転倒→妖術・鼓膜破り→鈴を鳴らす前に鈴に蹴り→鈴を落とし、水平チョップ→ドロニャンゴー転倒→スカイキック→勝利
ライダーマン解放のためスターパレス→
ネオショッカーを退け、ロケットの整備も終了した事で一同は席に着き、いよいよ出発→宇宙に出たところでフワのワープで移動→惑星サマーンはどんなところなのか?を想像する洋→終
『没』
ここはネオショッカーのアジトの一つである。
ネオショッカーのアジトという事で当然働くアリコマンドが無数にいるのだが、一人のアリコマンドが通路を慎重に、そして人目を気にするかのように進んでいる・・・
アリコマンドA「最近足腰の調子が悪くてさ?」
アリコマンドB「お前もそろそろメディカルチェック行かもな?」
向こうの通路から二人のアリコマンドが何処かへと移動していることを察知した一人のアリコマンドが壁に隠れ、姿を見られないようにしている。二人のアリコマンドが通り過ぎた事を確認すると更に奥へと進んでいく
進んだ先の部屋から自動ドアが開き、二人の科学者アリコマンドが退出してきたのだ
アリコマンドC「ふぅ~やっと休憩だ。この激務どうにか考えて欲しいもんだよな?」
アリコマンドD「そうだよな?今の時代人間どもの社会では『働き方改革』なんて呟かれてるらしいけど、うらやましいもんだな?」
アリコマンドC「そうだよな?俺達がロボットだからって人使いが荒いよな?」
アリコマンドD「知ってるか?今の時代、世間では俺達のような組織ってブラック企業って言われてるんだそうだぞ?」
アリコマンドC「だろうなぁ~?俺達、スペック(性能)がいいのに給料少ないし、ちょっとの失敗ですぐに処分だもんな?」
愚痴る科学者アリコマンド達も離れた事で隠れていたアリコマンドが部屋へと入室し、他のアリコマンドもいないようで部屋には不審な動きを見せるアリコマンドただ一人だ
部屋の中を物色していたアリコマンドの腰から音が鳴りだし、腰から取り出したペンダントを向けていくと、その先に台座に収められた二本のペンを見つけたのだ
「アタリにゃん」
声が女の子に戻っているアリコマンド。一本のペンを掴むと光が拡散し、ペンの先の星形の装飾には4人目の男が描かれていたのだ
「さてと、こっちは・・・」
アリコマンドがもう一本の光るペンを掴む。すると、その途端警報が鳴り響き、アジト内は騒然として、部屋に他のアリコマンド達が様子を見に入室してきたのだ
アリコマンドA「貴様そこで何をしている!?」
不審な動きをしていたアリコマンドが入室してきたアリコマンド達に向けて球を投げつける。それが命中すると煙が視界を奪い「ハイィィ~!?」の悲鳴を上げながら動きを乱し、ペンを持ったアリコマンドは迷うことなく動き、部屋を後にしたのだ
『スカイライダー』の章にて、ライダー1号とアマゾンのライダースターカラーペンをどちらに使ってもらうか?
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スター×1号・ミルキー×アマゾン
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スター×アマゾン・ミルキー×1号