定食屋兼居酒屋の店主になった俺の店に知り合いばかり来店するんだが   作:やましょー

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更新が空いてしまいすみません。
活動報告にてアンケートを取っているのでもしよろしければお願いします。

追記2016 9/11
初めて挿絵を入れてみました。
久しぶりに自分の作品を読むとなんか恥ずかしいですね…。


パンケーキは食事向け、ホットケーキはスイーツ向けってなんか最近知っている人増えてきたね

「こころぉぴょんぴょんまちぃ〜かんがえるふりぃしぃてぇ〜」

 

思わず鼻歌を歌ってしまう程心がぴょんぴょんしている俺が何をしているかって?それは俺の趣味であるお菓子作りである。と言っても今日はこの後調理器具を買いにかっぱ橋まで行く予定なのだ。新しい包丁を探しに行こうと思っており、ついぴょんぴょんしてしまっているのである。

 

そんな事を知らずに見たらはっきり言って気持ち悪い程ウキウキしていた俺はホットケーキミックスと牛乳に卵を混ぜながら鼻歌の続きを歌う。

 

「かんたんにわぁ〜お〜しえなぃ!こんなにすきなぁことわぁ〜」

 

ピーンポーン、ピーンポーン。

 

最悪だ。なんでタイミングで誰か来るんだよ…。この後の詰んだ詰んだをハイテンションで言うのが大好きなのに。

 

「はーい」

 

宅配便なんて届く予定あったかなと思いながら玄関を開ける。

 

「どなたですか?」

 

「にっこにっこにー!みんなのアイドル矢澤にk」

 

「さようなら」

 

最後までにこさんには言わせずに玄関のドアをしめた。どうして最近面倒ごとが多いのだろうか。μ'sのメンバーが来てくれるのは嬉しいけど何しろタイミングが悪い。にこさんには申し訳ないがここは帰ってもらうしかない。

 

「ちょっと開けなさいよ!にこがせっかく来てあげたのにその態度はどういう事!?」

 

「俺も忙しいんですよ!お詫びにいいこと教えてあげますから!」

 

「別にそんなのいいから早く開けなさいよ!」

 

ガチャガチャとドアを開けようとドアノブを動かしているにこさんに対して更に話を進めていく。

 

「知っていました?!パンケーキは目の治療の研究に使われているんですよ!」

 

「そんなのどうでもいいわよ!それより早く開けなさい!」

 

ここ最近で俺が一番驚いた話なのに。パンケーキは粉と水分の比率、そしてアスペスト比の2つが重要なのだ。アスペスト比とはパンケーキの直径ととそのパンケーキに使われた粉の比の事である。

 

この2つの比の前者が高ければパンケーキは薄く、後者が高ければ厚くなるのだ。そしてある比率になるとパンケーキに起こる現象がとある病気によって起こる現象と非常に似た物になるそうだ。

 

水分が増える程パンケーキはより色が濃くなり、その表面には黒い点がたくさん現れる。これは粉から逃げ出す水蒸気の痕である。この現象がとある目の病気によって目に起こる症状とよく似ているらしい。なのでこの現象をもっと詳しく調べることによりその病気の治療に役立てようとしているのだ。

 

とまぁこんなことよりもまずはにこさんをどうにかしなければ…

 

「ところでにこさんはどんな要件で来たんですか?」

 

するとにこさんはガチャガチャとしていた手を止めた。

 

「妹達とクッキーを焼いたから持ってきたのよ。「隼人に食べてもらう」って2人とも張り切って作っていたから」

 

「へ、へぇ〜そうなんですか〜」

 

俺の異変に気付いたのかにこさんが心配そうに声をかけてきた。

 

「…隼人大丈夫?」

 

「だ、大丈夫ですよ!なんだにこさんもそういうことなら早く言って下さいよ〜」

 

そう俺、筑波隼人はにこさんの妹のこころちゃんとここあちゃんが大好きなのである。悪く言ったらロリコンになるかもしれないが俺はそれでも構わないと思っている。実際2人がかわいいのは事実だからな。

 

え?にこさんはどうかって?確かに外見は大学生とは思えない程幼く見えるがそれはちょっと違うんだ。わかる人は少ないと思うが言葉では説明しにくい何かが違うんだ。

 

「…なんか今変な事考えていたでしょ」

 

「俺がそんな事考える人間だと思いますか?」

 

「ロリコンのくせに五月蝿いわよ」

 

「酷い!」

 

軽くふざけてみたら案の定にこさんに一蹴されてしまった。ロリコンの何が悪いのか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところで隼人は何してたの?」

 

「今はこの前クック◯ッドで見つけたフライパンで作れるバウムクーヘンを作っている途中です」

 

さっさとバウムクーヘンを作ってかっぱ橋へと出かけようとおもってたが今日は止めておくことにしよう。それより早くクッキーを。

 

「フライパンでバウムクーヘンが作れるの?」

 

この瞬間、俺はもしここでにこさんに作り方を教えてあげればゆくゆくはこころちゃんとここあちゃんが作ったバウムクーヘンが食べれるのではないかと思いにこさんにつくり方を教えてあげることにした。

 

「はい。よかったら作り方教えてあげますよ」

 

「いいの?じゃあお願いするにこ!」

 

「…あ、キッチンはこっちです」

 

「ちょっと今の間は何よ、今の間は!」

 

「では早速作っていきましょう!必要な材料はこんな感じです」

 

「あ、スルーするのね」

ホットケーキミックス 110g

卵 M2個

砂糖 50g

牛乳 150cc

バター(なければマーガリン) 50g

 

「ホットケーキを作る時とあまり変わらないのね。違うのは砂糖とバターを入れるところかしら?」

 

「そうですね。ですが色々と調べてたんですけど人ぞれぞれよって分量が変わってくるんですよ。なので今回はホットケーキミックスの袋の裏に記載されている分量を基に作りたいと思います」

 

にこさんが来る前にホットケーキミックスに砂糖と卵、牛乳を混ぜていたものに電子レンジで加熱し溶かしておいたバターを混ぜる。この時に混ぜすぎると生地が固くなってしまうので多少のダマが残るぐらいがベスト!

 

「溶かしバターを混ぜたら早速焼いていきます。フライパンに油を引いたら薄く大きく生地を敷いて焼きます」

 

「此処まではホットケーキやパンケーキと変わらないのね」

 

「次からが結構大変なんですよ。片面が焼けたら裏返してもう片面も焼きますが、焼けた方の面に生地を薄く塗ります。そして焼いている面が焼けたらひっくり返してまた生地を塗ってを繰り返します」

 

「これを生地がなくなるまでやるとバウムクーヘンになるって訳ね!」

 

「そう言うことです。ですが段々と厚くなってくるとひっくり返すのが難しくなっていくんですよね」

 

「そんなこと言っている割にはもう完成間近じゃないの」

 

「店を持っているのにこれくらいできなかったらとっくに潰れてますよ…っと。後は出来たバウムクーヘンを綺麗に切り分けて完成です!」

 

 

【挿絵表示】

 

 

こうして出来たフライパンで作れるバウムクーヘンはとても良い匂いを放っており2人の食欲をそそった。

 

「フライパンでこんなに簡単に作れるなんて…。考えた人は凄いわね」

 

「じゃあこっちはこころちゃんとここあちゃんに持って帰ってあげてください」

 

既に梱包していたバウムクーヘンをにこさんに渡す。

 

「ありがとう!ってにこにはないの?!」

 

「じゃあにこさんにはこれを」

 

そう言って切り分けた時の端っこの切れ端を渡す。

 

「何でにこはこれなのよ!」

 

「まぁまぁそんな事よりも早くクッキーを」

 

「全く…ほら、2人から頼まれていたクッキーよ。じゃあにこは帰るにこ!」

 

にこさんは何かから逃げるように帰って行った。

 

「じゃあ早速頂きまーす」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日の間『あみーご』が定休した話はまた別の機会に…。

 

 

 

 

 

 




よださん 紙さまさん 雨音ユキトさん 峯龍さん 正規空母推し提督さん 大神隊長さん お気に入り登録ありがとうございます。田千波 照福さん評価ありがとうございました。
あ、因みに作者はごち◯さではリゼ推しです。
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