転生して脱ヤンデレ清姫を目指そうとしたらヤンデレに狙われた。   作:ヘタレ蛇

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久しぶりに投稿。
中々にネタが思い浮かないし、話の繋ぎが難しいですね~。(デジモンリンクスやりながら)

エッちゃんはうちに来ませんでした。(つまり爆死です。)トホホ(;´д`)
サーヴァントが多いとチョコも大変だ。てか清姫自重しない所が惚れる。




ガリアへ、パーティーメンツは団子組+その頃

マスターとマシュさんがレイシフト後、現地にてネロ皇帝と合流し、ガリア進軍前にダーニングポイントでサークル設置完了して僕は一世紀ローマに降り立った。

 

「なんと!いきなり現れたではないか!ソナタ等も魔術師殿の仲間か?ん?余か?では聞けい!余は偉大なるローマ皇帝、ネロ・クラウディウスである!」

 

 

僕達が現れた瞬間、名乗り始めたよこの皇帝…。カリスマ性で目が奪われそうだ。

 

 

「清姫…?」

 

 

ビクッ、今マスターの視線がゾワリと感じた。少し気を付けないと。

あっ、僕と一緒に来た他のメンバーは

ライダー、マリー・アントワネット

セイバー、シュバリエ・デオン

アサシン、シャルル・アンリ・サンソン

ライダー、マルタ

 

…オルレアンの楽屋(仮)のメンバーだったと思う。思い出そうとすると頭が痛くなる。

でも意外、アマデウスさん居ないんですね。てっきりマリーさんとオマケゲフンッゲフンッ…一緒に来ると思ったんだけど。

 

「…彼なら今回の調査をパスしました。」

 

 

「何でも『なんか嫌な旋律を感じる、今回はパス。』と。全く、何故あんなのがマリーの友人とは…。」

 

 

「ふふっ、彼らしいでしょ?」

 

 

…とサンソン、デオン、マリーの三者の答えだった。アマデウスさん曰くの『嫌な旋律』とは一体なんの事か。体力なんてどの特異点でも必要な筈、となれば会いたくない人が………あっ(察し)もしや…。

 

 

「む、其処の娘よ。余に何かようか?」

 

 

後は…エリザベートさんですね。カルデアにハロウィンverが居るけど、此方の方が耳が死ぬのか。

 

 

「………これも因縁でしょうか。」

 

 

あっマルタさんが遠くを見つめている。そう言えばマルタさんって信仰をし始めたのって、この辺だったような…

 

 

「…たくっ、ギャラがお料理セットだから食い付いたけど、まさかローマなんて正直複雑だわ!」

 

 

ん!?ギャラ?!ギャラって言いました!?誰が払ってるのですか!?

 

 

「!…コホン、またこの地に足を踏める時が来ようとは。」

 

 

やっぱりあの部屋は楽屋…?

 

 

「取り敢えず、団子泥棒を捕まえればいいのね!」

 

 

マリーさん、当初の企画では団子が入った大袋をガラスの馬車で輸送してたと思うんですが。

 

 

僕達は途中、襲撃ありながらも何とかガリアに着いた。其処でブーティカさんとスパルタクスさんと腕試しに合い、

 

 

「ふむ、貴殿は圧政者と思いきや、素晴らしき反逆者である。」

 

 

「は、はぁどうも…。」

 

 

と、マルタさんを称賛していた。見ていて何とも言えなかった。ドラゴンライダー(圧政者)の扱いから聖女とは思えぬ拳のギャップ(反逆者)の思考で良いのだろうか。兎に角、筋肉(マッスル)だった。

 

 

その夜…

 

ほ~…ほ~…ほ~…

 

 

「クゥー……クゥー………はっ!?見張りなのに寝てた…。」

 

 

思わずうとうとしちゃった、見張りなのに。明日はガリアに進軍し、ブーティカさん達が敵兵士を抑えている間に敵将を撃つ。マスターは魔力温存の為にテントで休んでる。最初はマシュさんが見張りをしていたが流石に休んで貰おうと見張りを代わったけど、まさか寝てしまうとは。

眠気を祓うように目を擦って、気を引き締める。

流石にアサシンの気配遮断で来られると対処のしようが…

 

 

「あれ?起きたんだ。」

 

 

女性の声が聞こえ、その方を振り向いた。

ブーティカさんだ。両手には大きな布を広げている。

 

「どうしましたか、ブーティカさん。」

 

 

「うん、寝ているようだったから私の毛布を掛けてあげようかなって。」

 

 

どうやら見張りの意味がなかった。僕は顔を両手で覆い隠した。やっちまった感と恥ずかしさが感じる。

 

 

「まぁ、寝られる時に寝た方が良いよ。戦場に出るんだ、私達サーヴァントにも休息位は必要でしょ。」

 

 

そう言ってブーティカさんは僕の背中に毛布を掛けてくれる。毛布の性か優しさの性か、背中が温かい。

 

 

「それに、ほっとけないお節介焼きがもう一人いるね。」

 

「えっ。」

 

 

お節介焼き…?

その言葉の意味が分からずブーティカさんの向いてる方を向くと、近くの木に背を預け十字架の杖を抱き抱えるマルタさんがいた。

 

 

「…はぁ、見張りを代わろうかと声を掛けようかと思ったのですが、心地よそうに寝てるものですから起こすのもどうかと思いまして。」

 

 

マルタさんはそう言って、杖を持ち直して僕達に歩いてきました。

 

 

「見張りは大丈夫そうだから貴女も休んだ方が良いんじゃないかな。」

 

 

「い、いや…いいえ!私は大丈夫ですから。」

 

 

「ガッツリ居眠りこいてウッウン!…無理をしないで休んで構いませんよ。」

 

 

今、素が出ましたよねマルタさん。一瞬のスピードだけあるパンチを食らったような衝撃を喰らったような感じがした。

 

 

「まぁ昼間あんなに動き回ったんだから、そりゃ疲れちゃうよ。私達の攻撃を全部かわしたんだから。」

 

 

「は、ははは…どうも…。」

 

乾いた返事しかできない。昼間の腕試しで攻撃しようとしたら迫ってくる刃を必死に避けていただけなんだから。

 

 

「…戦力として、のどうこうは置いといて、何でこの戦いだらけの人理修復に手を貸してるのですか?」

 

 

どうして?そりゃ…

 

 

「人類滅亡の阻止…」。

 

 

「それだけですか?聞けば、貴女はオルレアンで逃げてばかりだったと。これから最も困難な戦闘になるかもしれないのに、何回、何十、何百回、殺し殺されるかもしれないのですよ?怖くは無いのですか?」

 

 

何回、何十、何百、其だけで気持ちが締め付けられ、頭が考えられなく。体が強張る。毛布で覆っている体が震えてくる。とても怖い。ホントなら前世の自分、前の生活に戻りたくなる。これが只の夢だと思いたい。

 

 

「怖いです、とても、とても。泣きたくなります。本当ならこんなの、他の人に投げ出したい。僕は…僕は…!」

 

 

でも…それでも…。

 

 

「悔しいですよ、目の前の何もない破滅が目の前に合って、それが自分にとっては高い壁で無力を嘆くだけなんて。」

 

 

もし、そんな壁で目の前の物が見えなくても、手も届かない壁でも…

 

 

「けど、こんな今の綺麗な世界が消えてしまったら、それは勿体無い。はっきり言って世界の終わりなんて僕が生きている内は見たくないです。もう死んでますけど。」

 

 

人は目の前の光があれば死にもの狂いで手を伸ばしたくなる。まるで蛾ですね。

 

 

「なら、この死人の身で、足掻くだけ足掻きます。力が無いですが、小さな事でも良い、それで人理修復の踏み台になれるなら、僕は喜んで踏み台になります。僕は…この人理修復に希望があるんですから。希望さえあれば恐怖なんて押し殺します。」

 

 

誰もを凌駕する力…それがあればきっと楽。でも僕はその力に振り回されてしまう。なら、それなら誰かを支えられる力が欲しい。

 

 

「ふむ…何とも戦場には不向き。真っ先に狙われ死にますね。だけど…。」

 

 

「その心はとても尊いよ。でも少しは自分に優しくてもいいんじゃないかな。」

 

 

マルタさんとブーティカさんは微笑んでそう言う。…………凄く恥ずかしいです!

 

 

「それでは…踏み台になるって言うなら潰されないようにするべきですね。一先ず、あの人から授かったこの杖は置きましょう。」

 

 

マルタさんはさっき背を預けていた木に十字架の杖を立て掛ける。すると此方を向き、眼光が変わる。

 

 

「甘い!!先達者として言うわ!甘過ぎよ!!そんなんじゃ誰かを支える処か、貴女の言う踏み台にすら成れないわ!心意気だけじゃ、この戦いを進んで行くのは不可能よ!」

 

 

………えっ、マルタさん?何でキャラが変わってるの?杖を置いたら何で姉御系に成ってるの?えっ、これどういう状況!?

 

 

「眠気覚ましに鍛えて上げるわ。その根性を。」

 

 

そう言って僕の着物の首襟を掴んで引き摺るマルタさん。背中に掛けていた毛布が落ち、ブーティカさんとテントから遠ざかる僕とマルタさん。全く理解できない。

 

 

「えっ、何をするって…?」

 

 

段々頭の血が下がっていくような感覚がある。嫌な予感しかしない。

 

 

「今から私と打ち合って貰うわ。貴女は避けるか殴り返すかしなさい。」

 

 

「エェェェェェェェ!ステゴロ!?ステゴロ何デ!?」

 

 

「貴女は逃げる体力は有っても真っ正面から迎え撃つ力が無いじゃない。だから貴女の根性を鍛えるわ。」

 

 

「ちょっと待ってくだっ下さい!種火では駄目なんですか!?それに見張りが!」

 

 

「種火で上がるのは霊器だけよ!貴女に足りないのは経験値。それに見張りは盗み聞きした3人がしてくれるわよ。」

 

 

「えっ…。」

 

 

テントの方を再び見ると、毛布を抱えるブーティカさんの他に3人が立っていた。

 

 

「頑張ってね~!」

 

 

「「…………。」」

 

ちょっと!ちょっと待って!お願いだから待って!!

マリーさん!その見送りの笑顔で手を振らないで!

サンソンさん!デオンさん!お願いだから目を反らさないで!

 

誰も助けは無いんですか!?お願いだからマルタさんを誰か止めて!!

 

 

「待ちたまえ!」

 

「「!」」

 

 

マルタさんの肩に誰かが手を掛ける。ぼ、僕の魂からの叫びが届いた!

 

 

「私も共にしよう。貴殿の反逆心を私に見せたまえ!」

 

 

スパルタクス(マッスル)さんだった。僕を地に引き摺るのが再開する。

 

 

「……ははは……幸運Eは伊達じゃないや…。」

 

 

意識を遠くしたい気持ちで僕は遠ざかるテントを見つめていた。

 

 

「うん、皆良い子ばかりだよ!」

 

 

ブーティカさんがそう言った気がした。

 

・その頃のローマ連合では…。

 

ローマ連合の宮殿にあるテラスにて、ローマの神祖、ロムルスは独り月が昇る空を見上げていた。

 

 

「陛下、此方においででしたか。」

 

 

其処にシルクハットを被ったスーツ男、レフ・ライノール(触手)がロムルスの背後に近付く。

 

 

「…何用だ。」

 

 

「先程、カエサル様が御出陣なされました。私も暫くして追い掛けます。」

 

 

「そうか…。」

 

 

「……………。」

 

あれ、無視?…レフは膝を付き報告をする、それをロムルスはを背を向けたまま受け取った。

 

 

「尚、カリギュラ様が今現在行方知れずになり、単独行動をしてると思われます。」

 

 

レフが続けて報告するも全く振り向かずロムルスは月を見上げたまま、

 

「…ほぅか……。」

 

 

「…?陛下…?」

 

レフは気になり、立ち上がって前に出て、ロムルスの顔を覗く。

 

 

「もぐもぐ……美味(ローマ)である。」

 

 

団子を食っていた。

 

 

「…何食ってんだ貴様はァ!!」

 

 

レフはキレた。目の前の神祖に、皇帝サーヴァント共に。

 

 

「…何を声を荒らげる?」

 

 

「貴様こそ何、味方でもない何処ぞのサーヴァントが置いてった其れを悠長に食べているんだ!」

 

 

「…あの者は我が我が(ローマ)の父、マルスと同じ父を持つ者、我が(ローマ)の叔母上に当たる。その者が月夜で食べろと言った、だから食している。全てはローマに通ず。」

 

 

「…駄目だ、全くもって理解できん。」

 

 

レフは顔をしかめた。何故ローマなのか、それが何の意味があるのか全くもって分からなかった。溜まる鬱憤をため息と共に流し、気持ちを入れ替える。と思ったら…

 

 

「うん、この団子っていうのもっと食べたくなる。だよね先生!」

 

 

「うむ、確かに。久しく日本の菓子を食べたが、後が引いてしまう。」

 

 

「ふむ、中々に良い甘さですな。」

 

 

視界の端に先程自然に連続召喚された(湧いた)3体のサーヴァント()が食っていた。団子を。

 

 

「きぃざぁまぁらぁ~!!」

 

 

「むっ、どうされたマスター。」

 

 

「貴様らも何食っている!!」

 

 

「ロムルスに貰ったんだ。あっ此処では陛下って呼んだ方がいいのかな?」

 

 

「我が王よ、彼は我々サーヴァントが貰った経緯はどうでも良く、何故団子を食している必要があるか。という事だ。」

 

 

レオニダス二世はいきなり青筋を立てキレたレフに疑問を持ち、レフの問いにアレキサンダーは笑顔で答え、それを諸葛孔明(ウェイバー君)が補足する。レフにとってキレる対象が3人増え、感情の抑えがきいてない。

 

 

「成る程、だってこんな美味しい物があるなら食べなきゃ損だよ。それに欲しいものは手元に置きたいものだよ。」

 

 

「普段ならあまりこういうのは自主的に食べないのですが、折角ロムルス殿から頂いたので食べないのは失礼です故。」

 

 

「ぐ、ぬぬぬぬぅ~!!」

 

 

流石に上下社会。此ばかりはレフは受け入れるしかない。王から承った物を無かにはできない。寧ろ失礼に当たり、狂信的な連合兵士の、連合住民のヘイトを集めてしまうだろう。それでは人理焼却の効率が悪い。沸騰する怒りを何とか落ち着こうと月を見上げる。そう全ては月のせい、この世界のせいだと思いたかった。

 

 

「…安心するが良い、我が(ローマ)のマスターよ。現ローマ皇帝、愛しき子が奮戦せねば、ローマは其れまでだったという事。其れまでは我々は(ローマ)はマスターの思惑には従おう。」

 

 

ロムルスはまだ月を見上げてレフにそう言う。レフにとってその言葉事態が彼の心の内の何かを逆撫でする。使い魔(サーヴァント)は使い魔らしく只黙って従っていろ。レフは心の底から叫び上げたかった。

 

 

「ぐぅぬぬぬぬ…其れでは私はカエサル様の元に向かいます。失礼。」

 

 

レフは颯爽この場を離れる。そうしたいと頭の内でいっぱいだった。無意識に何時もより足取りが速い。

 

 

「待て。」

 

 

「何だ今度は」

 

「セプテム!」

 

 

「…!?」

 

 

ロムルスの呼び止めにより、レフは怒りの沸点に達して反射的に振り替えると、いきなり口に異物が入り思考が止まる。目の前にロムルスが居て、自分の口元の前にロムルスの大きな手があった。其処でレフはロムルスが自分の口に何かを入れた、と分かった。ロムルスが腕を引くと口に入った異物の中心が引っ抜かれ、レフの口の中に異物だけが残る。何を入れたとレフは思考を巡らす。口の中が甘い。そしてロムルスの手の()()()()()()()()()()()()があった。

吐き出す、という思考も本当にはあったが本能的にそれを粗食する。このサーヴァント(使い魔)は何をしている、という思いで思考事態が停止してしまっている。

 

 

「…美味いか?」

 

 

「…ふまいでふ(美味いです)。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「全く…奴は何がしたい」

 

「ウゥゥゥ……イスカンダルゥもぐもぐ…。」

 

 

「…!?」




「ハレルヤ!」


「アッセイ!」


「イヤァァァァァァァ!?」


次はガリア戦闘…キングクリムゾンしようかな。
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