日間ランキング…1位でした…。こんな作品が一位になっていいものなんでしょうか…。まあ、すぐにランキングから叩き出されましたけどね!HAHAHAHAHAHAHAHA‼︎‼︎……ありがとうございます。
よう、俺ヤムチャ。
ブルマの指令を受けた後、ウパに別れを告げて聖地カリンを飛行機で飛び立った。まあ、ウパに関しては後で悟空が回収に来ると思うが。
うーん、しかしあのドラキュラは俺でも倒せそうなんだよな。わざわざウパとプーアルの力を借りる必要があるんだろうか。
そんでもって今は西の都を目指して飛んでいる。流石ブリーフ博士の飛行機といったところだろうか、あと少しすれば西の都に着くだろう。
しかしそれでも幾分の時間がかかる。今のうちに考察でもしとこうか。
今回俺は晴れて舞空術が使えるようになったわけだが、問題は舞空術を次も意識して使えるのか、そして空を自由に移動できるようにならねばならないことだ。多分今の俺は飛び始めたばかりのビーデルのようなもんなんだろうな。
移動に関しては…気を放出したりするのだろうか。原作の描写では力強く飛ぶと周りに変なオーラが出てたからな。こればかりはかめはめ波を練習していた頃と同じように手探りの修行になりそうだ。
気のコントロール技術の向上も意識しながら地道にやっていくとするかな…。vs天津飯に間に合えば…。
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その後ウーロンとプーアルを西の都のカプセルコーポレーションより回収。さらにカメハウスにて武天老師様とブルマ、ランチさん、海上にてクリリンを回収した。ウーロンがめちゃくちゃ嫌がっていたが気にしない。連れて行っても役に立たないだろうが気にしない。
ああそうそう、ブリーフ博士にとある頼みをした。これが実現すればこれからの戦いがグッと楽になる。というより勝つる。まあ、現実味がない試みではあるんだが。
それに運良くアレの開発が成功したとしてもぶっちゃけ完成にはかなりの時間を有するだろう。大魔王までに完成していれば最高なんだが…最悪サイヤ人の襲来まででもいい。成果が楽しみだ。
「ヤムチャ、なにボーッとしてるの!早くしないと孫くんやられちゃうわよ!」
「分かってる!これでもけっこうスピードを出してるんだ」
早くしないと悟空がレッドリボン軍を壊滅させてしまうからな。もしかしたら合流できなくなるかもしれない。
「……それにしても、ヤムチャといったかの?お主この短期間で相当腕を上げおったな。一体なにをしておったんじゃ?」
流石、武天老師様だな。簡単に見抜かれたか。…いや気を感じたのかもしれない。いずれ習得したい…いや、しないといけない技術だ……やはり亀仙流には入るべきだな。
「あ、分かります?この数日結構修行を頑張ったんですよ」
「聖地カリンにまで行きましたしね!」
するとプーアルの言葉に武天老師様は驚愕した。あ、確かこの人経験者だったか。
「せ、聖地カリンじゃと⁉︎ならばお主、登ったわけか」
「もちろん。カリン様にてっぺんから落とされてしまいましたけどね」
「……いやいや、登れただけでも凄いものじゃ。お前さんには相当な才能があるぞい。やがては天下一の武闘家になることも夢ではないかもしれん」
「そうですか……だといいんですけどね」
…才能あるのかな、俺。
かめはめ波って悟空、クリリン、天津飯なんかは一回で成功しているんだよなぁ…俺は何回も繰り返し練習してできるようになったけどさ。
気の強さだってそうだ。俺は舞空術を数分使っただけであの始末。それに比べ天津飯とチャオズは天下一武闘会の途中にも関わらず難なく飛び続けていた。それだけ気の絶対量に自信があったってことだ。
………俺って…才能なさすぎ…?
「凄いですねヤムチャさん!武天老師様にそこまで言われるなんて!」
おいやめろクリリン、そんな目で俺を見るな。お前みたいな天才にそんなこと言われるとなんか辛い。俺を差し置いて復活のFに参戦しやがってよぉ…。
っと、そろそろ着陸するか。万が一レッドリボン軍に見つかったら大変だからな。
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「お、あれ悟空じゃないか?」
「間違いなく悟空ですよ!おーい、悟空ーー‼︎」
着陸から間も無くして空を筋斗雲で飛んでいる悟空を発見。いやマジに早いな悟空のやつ。世界最悪の軍隊さんが涙目じゃないですか。
「あれ?みんなどうしたんだ?」
「お前の助太刀だよ。もっとも、お前には必要なかったようだがな。全く…呆れるぜ」
「へへ、桃白白に比べたら楽勝だったからな!ドラゴンボールも…ほら!」
悟空は懐からドラゴンボールを取り出す。一同悟空がレッドリボン軍をすでに壊滅させていたことに驚き、武天老師様は悟空が桃白白を倒していたことに驚愕した。
「ご、悟空!お主…あの桃白白を倒したのか⁉︎世界一の殺し屋と言われた桃白白を⁉︎」
「ああ!ヤムチャがいなかったらやばかったけどな!」
いや、俺は本来悟空が倒す戦いに茶々を入れただけだ。実質的にはなにもしていない。勝手に死にかけてたしな。
「あ、あんたらなんつーのと戦ってるのよ!正気なの⁉︎」
「いや、なんていうかその…成り行きでな…」
まあ何はともあれ悟空と合流した俺たちは一旦カメハウスへと戻るのであった。
……実は今のうちにDr.ゲロを始末するってことも考えてたんだ。しかしやめにした。宇宙の帝王を超える人造人間を作っちまうような天才に今の時期に挑むのはかなり危険だからな。
それに人造人間編こそが悟空たちサイヤ人勢がもっとも伸びる時期だ。そのイベントを安易に潰すのは憚られる。
まあ…万が一人造人間編が潰れてしまってもブウ編は立ち回り次第ではなんとかなりそうだが……いやダーブラが無理か。
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さて、レーダーに映らない最後のドラゴンボールの在り処を探すため武天老師様の助言により占いババの館を訪れる準備をする俺たち。原作と違うところは武天老師様とブルマが最初っから付いてきていることだ。
なんでも武天老師様は俺たちの力を測りたいそうで。ブルマはただ面白そうだからだそうだ。まあ、スケさん戦に使ったあの戦法を使うつもりはないから安心してくれ。
しばらく飲食店なんかで暇をつぶしていたが悟空がウパを連れて戻り、道着の新調も出来た。準備は万端だ。あと悟空、チンチン掻くな。
街からしばらく飛行機で飛ぶと占いババの館にたどり着いた。いかにもそれっぽい所だな。
オバケに言われるままに順番待ちしていると占いババが現れ「一千万ゼニーよこせ」とか言いやがる。もちろんよこすわけなどなく連戦チャレンジになった。
ブルマが隣で「一千万ゼニーくらいいいじゃない」とか言ってた。よくない。
さて、まず自信満々にクリリンが一番手として飛び出した。
相手はドラキュラマン、ドラキュラのくせにタイボクサーのような風貌をしている戦士だ。
クリリンはどうやら舐めてかかったようだが、ドラキュラマンに散々翻弄され、頭から血を噴きださせ自爆してしまった。うーん…情けない…。まあ、このころのクリリンは俺と似たような立ち位置だったからな、仕方ない。まあ俺から言えることは自分に自信を持つことはいいことだが、あまり自信を持ちすぎるのはいけないということだ。ソースはこれから先の俺な。
さて、クリリンが負けてしまったので新しい戦士をこちらは出さなければならない。ここで俺がドラキュラマンを倒してもいいんだが……プーアルとウパにも活躍させてあげたいからな。ここは二人に任せよう。
二人は作戦通りにニンニク食ったり、ハリネズミに化けたり、十字架を象ったりしてドラキュラマンを見事倒した。
この世界ってキリスト教があんのかなぁ…。そしてクリリンが焦っていた。うんうん、分かるぞその気持ち。
次の相手はスケさん。透明人間だ。俺にとってはかなり馴染み深い相手である。ここはオレが出らずして誰が出るだろうか。
「あとの四人全員このヤムチャ様が倒してやろう。さあ次の戦士を出せ‼︎」
「ほっほっほ…もう出ておるよ、お前の対戦相手は透明人間のスケさんじゃ」
む⁉︎もう出てきていたのか。ホントに見えねぇなスケさん。確かにこれは苦労しそうだ。
しかし対策法はちゃんとある。音と気配を察知できれば大した相手ではない。
つまり…
「……そこッ!」
「ぐふっ⁉︎」
「な…!なぜスケさんの場所が⁉︎」
一撃当たればもう逃すことはない!
スケさんは透明だから急所を狙うことはできない。だけど、スケさん自体は大したことがないんだ。つまり力任せに殴ってやれば…!
「はあァァァァ‼︎」
ーードガァ……ドボン
手ごたえあり。時間差で湖に何かがドボンした音がした。つまりあそこまで吹っ飛ばせたってことかな?
「しょ…勝者ヤムチャ!」
「何がどうなってたの?」
「どうやら透明人間と戦ってたみたいじゃの。相手の気配を察知し短期決着をヤムチャは仕掛けたようじゃ」
みんな何がどうなったかよくわからないようだ。うん、俺も逆の立場なら絶対わからん。
まあなんにせよ、原作の俺が倒せた敵なんぞ相手にならないね!リクーム?オリブー?いや、あいつらはアニメ版だからちょっと…。
しかし本番はここからだ。次からの奴はドラキュラマンとかスケさんとか、そんな奴らとは一線を画した連中だ。気合を入れていかなくては。
ヤムチャ現在 5勝2敗
スケさん撃破回。サブタイトルの答えは瞬殺でした。
ヤムチャがスケさんを簡単に倒せたのはカリン様との修行で気配の感知能力が鍛えられていたからです。
ヤムチャがブリーフ博士に頼んでいる研究……昨日風呂の中で思いつきました。全貌が明らかになるのはもう少し後かと。
占いババ
亀仙人の姉。推定500歳以上のキュートなオババだそうで。マジでこの人何者だよ、あの世とこの世を行き来できるとか尋常じゃねぇ…。
何気に一度も死ななかった数少ない地球人。
ドラキュラマン
日光は大丈夫なんですかね?タイ出身だからかな?まあ、結局なんの意味もなかったんですが。
スケさん
透明人間。終わり。