あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!「おれは何時ものようにベッドで寝たと思っていたらいつの間にかDIOになって山の中にいた」 な…何を言ってるのかわからねーと思うが(ry   作:しがない一般人

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ついに東方キャラの登場です。…ところで月人っていつ月に行ったんでしょうね(^^;;?


止まらない世界と動き出す歯車

 目を覚ますと辺りはすっかり暗くなっていた。時計は無いがだいたい8時ぐらいだろうか、空には満天の星と満月の少し欠けた月が浮かんでいた。私はまだこの景色に慣れてなく、一瞬混乱したがすぐに自分が転生したことを思い出し落ち着いた。俺…いや、口調を強制しなければならなかったか。私は体を起こし、特に周囲に怪しい気配が無いのを確認すると洞窟の外に出た。

 

 私はこの世界に来てから、まだ確認してない重要なことが1つある。それは私がDIOと同じ力を使うことができるのか否か。身体能力は昨日ある程度わかったが、まだまだわからないことは沢山あった。とりあえず、まずは身体能力をハッキリさせなければ、転生そうそうつまらない事で死んだらたまったものでは無い。

「WRYYYYYーーッ!!」

 思いっきり側に植わっていた木をぶん殴ってみる。すると物凄い音を鳴らしながら貫通してしまった。・・・身体能力はどうやらDIOと同じようだ。あとは「技」だな。・・・なんか楽しいな、オラワクワクすっぞ!ちょうど兎が寄ってきたし、あれで試してみるとするか、自分はディオが技を使う様子を一人称視点でイメージする・・・

「気化冷凍法!」

 ピッキィーンという音と共に兎丸々氷漬けになった。この技はもともとジョジョ達の波紋を防ぐための技だがそれ以外でも普通に強いのだよな、なぜ3部で使わなか(ry

 ・・・さてとあとは出番は少ないが、個人的に1部で1番好きな技だ。10メートルぐらい離れたあの木に撃ってみるか。

「空裂眼刺驚(スペースリパー・スティンギーアイズ)」

 高圧で体液を目から発射するまさに目からビームッ!まぁ実際は体液だが、

 ・・・しかしこれはビームでいいんじゃないか?大木を軽々貫通し、空に消えていくまで弾道上にある木々を全て貫通している。なぜ3部で(ry

 あとはゾンビ化やら吸血鬼化やら肉の芽があるがそれはまたの機会でいいだろう。私は自分がDIOになったとわかった時からこの技を使いたくてうずうずしていたのだ。

 

 スタンド「世界(ザ・ワールド)」 時を止めることができるまさに「世界を支配する能力」のスタンドである。10メートルも離れたところまで移動でき、パワーや正確性、スピードも主人公のスタンドを上回る凶悪なスタンドである。…後の公式のステータスでは主人公のスタンドが正確性を上回っていたが。

 

 私ははおもむろに叫んだ。

「世界!」

 一瞬だった。 自分の身体からすり抜けるように出てきたのは紛れもなく「ザ・ワールド」であった。2メートルほどの巨体は黄金色に輝き、その独特な存在感に神々しささえ感じた。軽く念じればその巨体は自由自在に動かすことができる。思わずテンションが上がりパンチやキックや無駄無駄ラッシュなど繰り出してしまった。

 そうしてるうちにわかったが、自由自在だけでは言葉が足りない。軽い、軽いのだ。自分の身体を動かすより圧倒的に楽であれだけ動かしても全く疲れないのだ。これはDIOがスタンドばっか使うようになったのもわかる。…ザ・ワールドを使役している時に自身が行動することもできなくは無いが、凄く疲れる。確かにザ・ワールドと同時に自分も攻撃できれば強力だが、息が乱れるほど疲れるので割りに合わない。そもそもザ・ワールドだけで充分なのだからよっぽどな事が起こらない限りそんな事はしないだろうが。

 だが、ずっとザ・ワールドを使ってわかった事がある、どうしてもとっさの出来事にはスタンドを使わず自分が動いてしまうのだ。今まで普通の人間として生活してきた癖なのか、もともと反射的な動きは自身で行動するのかはわからないが、出来ることならスタンドで対応できるようにしたいものだ。

 

 …一通りスタンドの動作は試したし、後は本命のアレだな…私は意識を集中し、DIOの記憶の断片からザ・ワールドを使って「時を止める」ときのことを思い出す。極限とも言える状態になった私は、静寂な闇の世界で、高らかに叫んだ。

 

「世界ッ《ザ・ワールド》! 時よ止まれ!」

 

 森閑とした山々に自分の声が浸透していく。あまりにも大きな声だったので驚いて木から飛び出してしまった小鳥もいた。…あれ?

 

「世界ッ《ザ・ワールド》! 時よ止まれ!」

 

 その後も何度もお馴染みのセリフを繰り返し叫んだが、時を止めることはできなかった。

 

 原作通りと考えれば、私の体がまだ吸血鬼として馴染んで無いのだろうか。いや、それは無いだろう。確かに私はこの世界に転生して間も無いが、この身体は吸血鬼として充分成熟している。この身体能力は先程身をもって知ったし、テンションが上がって自然破壊をしている最中に大きな木の破片が頭に突き刺さったりもしたがそれぐらいでは死にそうになかった。

 

 …なぜ時を止めることができないのだろう。ザ・ワールドも時を止める以外はかなりの性能だし、満足している。だが…やはり憧れの能力が使えないのは残念だった…

 とりあえず、しばらくザ・ワールドのチート能力は使えそうに無いな…まぁそれ以外の無駄無駄ラッシュや一部の技は問題なく使えるので、戦闘において困ることも無いだろう。それに、妖怪の一戦でわかったが戦闘時、私は普通の一般人の時のボクサーとしての記憶と、DIOの戦いの記憶とその技術が脳裏に涌き上がるのだ。そのおかげで妖怪に襲われても困らないが、多少ハイッになってしまうのが問題だ…

 

 まだ、何かあった気がするが…こう、いきなり自然にできてて驚いた事が…色々と考察された……思い出した…飛行とオーラだ!

 

 飛行とは、DIOと主人公との戦いにてそれまでのスタンド使いの戦いでは、人が飛ぶシーンは描かれてなかったのだが、突然お互い空中戦を繰り広げた事だ。当時ファンは驚きと混乱に陥り、色々な説を出したが結局よくわからないのでアニメの描写で判断しようと思ったのだが、アニメでもOVAやテレビ版では飛行シーンの描写はそれぞれ異なっていた。それによりいっそうファン達の間で様々な考察が交わされたが、実際は案外単純な理由だったりする。

 それは当時、作者がドラゴンボールにハマり、その作中に出てきた舞空術や気を自分の漫画でも描いたという、とても平凡なものだったのだが。

 

 それはともかく今は飛べるかどうか、気?は出るのかを確かめなければ。空を飛べたら便利だし、気?が使えたらパワーとか上がるかもしれない。

 私はなんとなく空を飛ぶのイメージをする。するとたちまち身体が上昇し、地上から10メートル位の高さまで浮かび上がった。普段とは違うそこら一面を一望出来る視界に私は興奮を抑えられなくなっていた。私は自分の感覚を頼りに空を上下左右に自由に飛んでいく、初めはフラついたりしていたが、慣れていくうちに空を思うがままに飛び回る事ができるようになった。

 

 次は気?だな。…これについては記憶を探っても頼りになる情報を得られない。これもまた特に説明がなくいきなり発生していたのだ…凄みとか色々な案が出たが結局よくわからなかった。

 私はなんとなく自分の体から力が、光り輝くエネルギーが湧き出すのをイメージする。すると、自分の体から黄金色の光が溢れ出し、その光をまるで私の身体を燃やすように包んでいった。だが、見た目に反して不思議と熱は感じなかった。

 

 しばらくこの状態を維持して気付いた事はなんとなくだが、これは気とは別物の力だという事。熟練の武術家の透き通った力ではなく、もっと怪しい力という印象が強い。どことなくあの妖怪のような禍々しさがあるのだ。少々特殊とはいえ、私も吸血鬼だから妖怪という部類に入るのだろうか、ならばこの力はこれから「妖力」と呼ぶ事にしよう。私は妖力を解放し、自分の身体とザ・ワールドに纏った状態で自分の身体や、ザ・ワールドを動かして一通り暴れてみる。

 

 辺りの大木をほとんどなぎ倒すまでやってわかった事は妖力を解放した状態で行動すると、全てのパフォーマンスがアップする。つまりパワーアップするという事だ。更に今までの攻撃は全て物理的なものだったが、妖力を纏う事により属性的な力が付加された…気がする。ここまで説明すると良いことづくしなのだが、そういうわけにもいかず妖力を解放している間は結構疲れるのだ。流石にスタンドと身体の同時攻撃まではいかずとも、妖力を使わず動くときの2倍、3倍疲れるのだ。緊急事態以外はあまり使いたくないな。

 

 これでDIOの技は全部かな。時を止める能力以外は色々な能力を問題なく使えることがわかった。これなら妖怪や獣に襲われても問題はないだろう。

 

 なら、ここに長居する理由はないな。私は元々考えていたこの世界の探索を実行することにした。もしかしたら知性のあるものが存在しているかもしれない。元の世界に戻る方法がわかるかもしれない。そのためにはここにいる必要は皆無だった。私はまだ空が暗いのを確認して月のに向かって歩いて行った…

 

 

 

 あれからどれ程の年月が過ぎただろうか……山を降りた私は日本中たびをした。集落を見つけたら意思の疎通をはかったり、知性のある妖怪を探したりしていた。だが、どれも良い結果は得られなかった。昼間は外に出られないので日が落ちてから集落に行けばみんな寝静まり、運良く起きていても化物と思われて泣き叫び、または他所の集落からのスパイと思われ追い出され、歓迎されたと思ったら神格化されて崇められたりと、散々だった。妖怪も獣に似たようなものばっかりで、襲ってくるものばかりだった。そういえば妖怪の前で妖力を解放したら途端に逃げて行ったな。威嚇効果でもあるのだろうか。

 

 そんなこんなで、現在進行形で100年ぐらいだらだらと歩き回っていたわけだが、ふと、森の中からガサガサと物音がするのが聞こえてきた。獣かと思ったが、気配からして人のようだ。こんな夜中に起きている者も珍しいなと思い、無性にどんなものか見たくなってそれを覗いた。

 

 人間がいた。

 

 いや、確かに私はこの世界で多くの人間を見てきたがそうではない。歴史の教科書に載っているような野生的な顔つきのヒトではなく、現代に溢れた見た目の女性がいたのである。

 いや、現代に溢れたというのは、間近で目撃して間違っていということがわかった美しいのだ。その左右対象で、整いすぎている形相は神秘的でつい見惚れそうになる程だった。

 

 がそれは野蛮な妖怪によって中断されてしまう。草陰から飛び出した二匹の猪に似た妖怪が美小女に襲いかかってきたのだ。とっさの出来事で私は思わず飛び出しそうになったが、だがその必要はなかった。彼女は持っていた弓を番えると、妖怪達の眉間を正確に撃ち抜いた。妖怪達はすぐに動かなくなり、特別な矢なのかすぐに消滅していった。女性はふぅと息をつくと弓矢を収め、薬草でも探しているのだろうか?様々な草花を採取していく。私はこの世界に来て初めて会う知性的な存在に対する興味が抑えられず、物陰から乗り出し話しかけようとした。

 

 瞬間、女性の後方で閃光が走った。草影から放たれた光線は一直線に女性に向かっていく、私はなんとか物陰から飛び出し、女性を突き飛ばす、元々頭部を狙っただろう光線は私の胸を貫通し、それでも止まらず弾道上の木々を貫いていく、私は謎の攻撃に思考を奪われそうだったが、直ぐに刺客が隠れていた草むらに向かって威嚇するように妖力を解放する。追撃が来たら正直対処するのは厳しかったが、走り去る音が聞こえたのでその心配はなさそうだ。

 

 なんて考えてたら真横から鋭い視線を感じた。振り向くと先程の美女が私に向かって弓をつがえていた。助けた相手にされると結構精神的に傷ついたが、突然怪しい大男に突き飛ばされれば当然かと思い直し、妖力を収め両腕を頭の上に上げ、緊張した表情を微笑みに変えて敵意が無いことを示す。女性も私が危害を加える気は無いとわかったのか弓を下ろし、先程よりも表情を和らげ此方に歩いてくる。途中で私の胸に傷があるのに気付き、驚きと申し訳なさそうな表情を浮かべて話しかけてくるのだが、何を言ってるのかさっぱりわからない。すると、少女はいきなり私の手を握って歩き出してしまった。まだ刺客がいるのかと周囲をザ・ワールドで索敵したが、そんなこともなかった。わけがわからないので少女に問いかけてみるが、私の言葉が通じるはずが無いので無視されてしまう。

 

 そんなことをしてると前方に明かりが見えてくる。更に近づくと、「街」がそこにはあった。今まで何度も見てきた原始的な集落ではなく、高度な技術や、知性に溢れた国が目の前に存在していた。私はまさかこの時代にこれほど高度な文明の国が起きていたとは思いもしなかったので、アホみたいに口を開けてしばらく唖然としていたのだが、少女はそんな私に目もくれずその街から少し離れたどこか平安貴族の屋敷を思わせるような建物に連れて行った。

 

 玄関の前に着くとやっと手を離し、入れとジェスチャーされた。私は色々と聞きたいことはあったがどうせ聞いても無視されると思い素直に上がらせてもらうことにした。中には軽く見ただけでいくつもの部屋があり、ちらっと覗くと奇妙な色の液体や謎の花や草など、匂いからして薬品を作っているようだった。

 

 そうしてるうちに畳張りの居間のような部屋に案内され、待っているようにジェスチャーされた。私はまさかこんな早く畳に出会えるとは思わなかったので久し振りの感触を楽しみながら座っていた。しばらく待つと何やらお茶のような物を持ってきてくれた。果汁や水以外は飲み物を飲めなかったので私は彼女にとりあえず礼をして直ぐに喜んで飲み干した。少し変わった味がしt…

 

「あなたは一体何者なの?」

 

 …え?

 

 

 




えーりんは美少女。はっきりわかんだね
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