あと2、3話でこの話も終わるかな?
ではどうぞーー
前回のあらすじ
武、ようやく能力発動
武「ダラセッイ!」
妖怪1「グギョン!」
俺はそう叫び拳を妖怪に叩き込む、妖怪は変な声を上げて倒れる
武「見え見えだ!」
俺は後ろで紅羽ちゃんを襲っている妖怪を蹴り飛ばす
妖怪2「グハッ」
また妖怪が倒れる
しかしリーダー妖怪は最初こそ驚いていたのもの冷静に武を見ていた
武「ほら、どうした!こいよ!」
妖怪3「どうします?あいつなかなか強いですよ?」
リーダー妖怪「…………ふむ、成る程。全軍そっちの男ではなく、女の方を狙え
バラバラでやるのではなく、数人がかりで纏まってだ。
そして殺すな、絶対に捕まえろ」
妖怪『イエッサー!』
そう言い妖怪達は標的を武から紅羽ちゃんに変更する
武「させるか!」
武は紅羽ちゃんに襲いかかっている妖怪たちに向かって走り出す
しかし周りの妖怪がそれを邪魔する
武「邪魔だ!退け!」
一発一発で妖怪を倒してゆく
だが
リーダー妖怪「残念だったな。一手遅かったな」
紅「お兄………………ちゃん」
武「紅羽ちゃん!」
紅羽ちゃんは多少抵抗したが、ただの少女が妖怪の腕力、しかも数人がかりではどうすることも出来ずに捕まる
リーダー妖怪「さて、まぁ分かるな?」
武「要は紅羽ちゃんを人質にとって俺に何もさせない気だろ」
妖怪はフッと笑う
リーダー妖怪「さて、直ぐに殺しても構わんのだが………………同胞たちがやられた、葬いも兼ねて…………おい、死なない程度に痛めつけてやれ」
そう言い周りの妖怪に命ずる
武「へぇ、お前らごときに攻撃なんざやっても意味ないと思うのだが………………いいぜ、こいよ。全部受けきってやらぁ!」
妖怪4「ホザケ!」
そう言い妖怪の拳が胴体に当たる
武は二回三回弾み地面に付す
しかし武は笑っている
武「あぁ?この程度か?」
妖怪4「キ、キサマァ!」
その後も殴る蹴る、引きずり回すなどの暴力が続く
武「ハハ、オラ。どーした?疲れて………………来たか?」
血まみれで擦り傷切り傷青痣骨折による腫れなど見るに耐えない状態でいつ死んでもおかしくない状態でも武は無理矢理にでも笑う
紅「やめて!お兄ちゃん、もうこれ以上したら死んじゃう!お願い紅羽のことはいいから!逃げて!」
紅羽ちゃんは泣きながらそう叫ぶ
妖怪5「アバレンナ!このオンナ!」
そう言い紅羽ちゃん捕まえている妖怪は紅羽ちゃんを首を絞める
紅「グッ…………ガッ………………」
妖怪6「ギャハハ!イイザマダ!ニンゲンドモ!シッカシそのオンナキモチワルイ髪色シテンナァ!」
そう言い近くにいる妖怪は笑う
それに便乗して周りの妖怪も笑う
紅「ッ…………!」
瞬間、脳裏によぎるトラウマ
髪色が普通じゃなくて、気味が悪いと何度も何度も言われ
馬鹿にされ、ある時はそれだけで暴力を振るわれ
そのトラウマで紅羽ちゃんはどんどん青ざめてゆく
武「おい……………………何やってる?殺すぞ?」
武はそういい睨みつける
その目は、殺意しか篭っていなかった
まさかに殺す目だった
リーダー妖怪「おい、少女に余計なことをするな。それで死んだらどうする
そいつは生きてこそ価値があるんだ。
全くこれだから知性がないものは…………」
リーダーがそういうと首を締めていた妖怪は手を離す
紅「ゲホッ、けほっ………………はぁはぁ………………」
リーダー妖怪「そうだな、そろそろ殺すか」
紅「!?ダメ!やめて!殺さないでください!お兄ちゃんを、どうか………………」
妖怪5「ダマレ!」
そう言い紅羽ちゃんを黙らせる
リーダー妖怪「さて言い残すことはあるかな?」
武「そうだな………………控えめに言ってお前らふぁっきゅー」
そう言いリーダー妖怪は手をあげる
それを他の妖怪が見るなり頷く
そして武の首元に鋭利な爪が刺さる
あたりに赤い紅い血が飛び散った
武「え?」
妖怪7「なっアレ?なんで俺が………………」
そう言い妖怪は倒れる
リーダー妖怪「なっ何が!」
妖怪5「わかりませ………………ギャァっ!」
そう言い紅羽ちゃんを捕まえていた妖怪の頭が急に血が吹き出る
紅羽ちゃんが自由になる
武「紅羽ちゃん!」
武はすかさず紅羽ちゃんを抱きかかえる
武(これは狙撃?でも、誰が……………………あっあいつか)
武はこの狙撃をした人は誰か答えがわかったようだ
武「あの野郎やりやがったな。どっからやってんだろうかな」
そう言い武は笑う
武「でもまぁ………………お陰で思う存分仕返しできるな」
数刻前ーーー
承「さて、久しぶりに起動するか」
そう言い承太郎は大きめのスナイパーライフルを取り出す
引き金の隣に小さめの液晶画面が付いている
それをつけるなり、画面に寝ているピンク色の髪色の少女が写った
???『ん………………あっお久しぶりです承太郎さん!射撃補助機能『律』です!』
承「お久しぶりです律さん。今回も狙撃の補助よろしくお願いします」
律と呼ばれる少女は了解です!と元気よく笑顔で言う
この律と呼ばれる人は俺の師匠の同じ同級生で、通称『自立思考固定砲台』と呼ばれるAI、略して『律』
なんで同級生でAIがいるのかは置いといて
師匠がたまに仕事で狙撃するときに本体から狙撃を補助することだけに特化した末端をダウンロードしたのがこれ
機能としては滅茶苦茶優秀だから、俺もお世話になってる
承「さてと、じゃ準備も出来たし、いざと地上へ!」
俺はそう言い外へ繋がっているところへ飛び降りる
途中でエアライドを出し、減速
そして携帯で武の居場所を確認しながら移動する
そして時々スナイパーライフルのスコープで確認する
承「律さん、ちょっとスコープを拡大と暗視モードをやってくれませんか?」
律『分かりました、やっておきますね』
このように、機能をいちいち設定せずに言うだけで設定してくれる
師匠が愛用してる理由がうかがえる
承「そこら辺の倍率で………………よし非常にクリアだ」
俺はそういい武たちを探す
いた………………アレ?武なんかヤバくね?
明らかに処刑みたいな状態になってんじゃん
承「不味いな、割とあいつピンチだ。
……………………撃つか」
そう言い承太郎は引き金に指をかける
ぶっちゃけ空中でエアライドに乗りながらだから滅茶苦茶不安定
かといって降りれば射線はいないし、ここでやるしかない
正直実弾でヘッドショットを狙うなんて初めてなんだけどさ
承「落ち着いて、冷静に、一撃で仕留める」
引き金を引く
ズドン!と大きな音が響く
承「………………よし」
律『命中しました、お見事ですね!』
承「まだだ次だ。あとは紅羽を人質にしている奴を撃つ」
一度深呼吸をする
そして引き金に指をかけ引く
律『命中です』
承「よし、じゃぁとりあえず窮地は免れたな。あとはあいつがなんとかしろ。自分の問題だし…………まぁ一応治療も兼ねて行くけど」
律『何だかんだ優しいですね、承太郎さん』
否定も肯定もしない
とりあえず武の傷が心配だ
アレ明らかに、限界超えてやってやがる
エアライドを武がいる場所へ向かわせる
ーーーー
武「テメェらぁ、覚悟はいいなぁ?」
リーダー妖怪「………………ふむ、流石にこれは想定の範疇外だ、まさかあの男どもに遠距離攻撃が出来る味方がいたとな
だが、決して対応出来ない事ではない。
貴様ら!あの女の方が優先的に狙え!
男は二の次だ」
妖怪たちはその指示を聞いた直後に一斉に動く
武「ハハハ、お前ら何か勘違いしてねぇか?
俺は別に」
そう言い武は紅羽ちゃんをしっかり抱きかかえる
お姫様抱っこといったほうがいい
武「まともに戦う気ねぇよ!」
そう言い武は全力ダッシュで何のためらいもなく逃げた
武「バーカ、俺は生きて帰れればそれでいいんだよ!ざまみろ、バーカ!」
(つってもただ逃げても逃げ切れる訳ねぇから、バラバラをなったところで狙ったりとかしないとな)
そう言い叫びながら逃げる
リーダー妖怪「………………おい、追えよ」
流石に全員あっけにとられ、反応が遅れる
普通なら妖怪の方が速くすぐに追いつけるが、武は現在能力発動状態で身体能力が跳ね上がっているためなかなか追いつけない
さらに武は木などを利用して、妖怪たちを翻弄して完全にまいた
妖怪8「クソっどこ行った…………」
そう言い妖怪は一人で周りを見渡す
しかし人間らしき影は無かった
ここはいないと分かり移動をしようとする
武「ヒャッホウ!」
妖怪8「なっ、ガッ!」
急に木に上から武が出てきて頭を殴られ気絶する
武「よし、まずは一体。ちょっとずつでいいから戦力を減らしていけばいける…………筈。
あークソやっぱ闇討ちってあんま好きじゃねーんだよなぁ
でも、勝つ為には手段は選べない。一番これが俺が勝てる手段
承太郎みたいに無双なんて無理だ」
紅「あの…………下ろして…………」
武「あぁゴメン!」
そう言い武は木の上にいる紅羽ちゃんを回収して博麗神社へ向かう
道中で妖怪を見つけては、こっそり背後へ忍び込み確実に沈めていく
武「?なんだ妙だ。なんでこんなに綺麗に決まるのだろうか…………まぁいいや」
そう言い武は少し木がなく開けた場所へ出る
そこには妖怪たちが大量にいた
武「嵌められたか」
リーダー妖怪「そうだな、お前たちの行動は大体予想通りだった。」
武は逃げようとするが、後ろにも妖怪たちが来ていた
囲まれた
武「あっちゃーこりゃまずいなぁ。最悪の事態だ」
リーダー妖怪「だが貴様とて諦めたわけではあるまい?」
武「当然、紅羽ちゃん俺から決して離れちゃダメだよ?」
頷く紅羽ちゃん
武「さぁて踏ん張りどきだ、かかってこいやぁ!」
そう武が叫ぶとリーダ妖怪は行けと一言言う
それを聞き妖怪は一斉に襲いかかる
その数100は軽く超えている
流石に能力ありとはいえ一瞬でやられるがオチだろう
しかし、だからと言って諦めない訳がない
妖怪の波が武達を襲いかかる
承「どうやらギリギリ間に合ったか」
刹那、一瞬にして前線にいた妖怪が倒れる
武の目の前には承太郎が立っていた
承「無事………………な訳ないか」
武「当たり前だよなぁ!」
承「まぁいい、さて流石にお前じゃこの数は無理があるだろ、助けは必要かな?」
武「あぁじゃぁお前は紅羽ちゃんを守ってくれ。俺は…………あのリーダーをやってくる」
そう言い武は紅羽ちゃんを見る
少し怖そうな顔をしている
武「紅羽ちゃん、俺はちょっとあいつらを倒してくるから、君はそこの男の人のそばにいてくれないかな?
大丈夫、その男は滅茶苦茶強いし、俺の友人だ、安心していいよ」
紅「わかっ…………た」
武は紅羽ちゃんの頭を撫でる
武「あっ傷は…………治してるか仕事早いな」
承「いいからさっさといけ、そら道作ってやる」
そう言い承太郎は刀を抜き振るう
瞬間斬撃が出て妖怪たちを蹴散らして行く
武「サンキュー、じゃ行ってくる」
紅「いってらっしゃい…………頑張れ」
武「あぁ頑張る」
そう言い武は一直線に妖怪へと向かう
いよいよ、戦いも大詰めとなった
To be continued ーーーーーーー>
ほんと承太郎より武の方が主人公してるなぁ
感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします
次回もお楽しみにーー