星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

もうそろそろ3章実装かぁ…………
先行公開されたプロローグ面白かったなぁ

というわけでどうぞ


第140話 弾幕のプロ

前回のあらすじ

 

もみじおろし

 

 

永「さて一番厄介な承太郎君をやれたわね」

 

そういい永琳は弓矢を下ろす

姿が消えた承太郎に驚きを隠せない2人

 

魔「嘘だろ、あの承太郎が一瞬で」

霊「なんなのよ、あの弓矢。明らかに弓矢が出していい速度を超えてたわよ」

 

永「しかし、本来なら貫通する勢いで射ったはずなのに、何かしら防御をしていたのかしら?身体が持ってかれるだけで済んでるわね」

霊「体が持っていかれるって、それはそれでおかしいと思うのだけど」

魔「物理の法則がどーにかなってんだろ」

永「さて、あなた達はどうするの?挑む?それとも惨めにも尻尾巻いて逃げる?」

 

そう言い永琳は目を細くして2人を睨みつける

 

霊「逃げる?何言っているのかしら?私たちはこの異変を解決しに来たのよ?逃げるなんてとんでもないわ。今までの時間が全部無駄になるじゃない」

 

そう言い霊夢はお祓い棒を突きつける

 

魔「そ、そうだぜ。私たちはここでお前を倒す、そして異変を解決する!だから逃げるなんて論外だぜ!」

 

魔理沙はミニ八卦炉を突きつける

それを見た永琳は短くため息を吐く

 

永「貴女達人間はほんと愚かね、そんなくだらない感情で自ら死にに行くなんて、さっきの見たでしょ?貴女達よりも遥かに強いはずの男が一瞬でやられたのよ?力の差が分からないの?」

霊「あんなので承太郎がやられるわけないでしょ、だから所詮あなたもその程度私はあいつが手も足も出ずに負けた奴を見たことあるけどその人ほどあなたは強くない」

永「言ってくれるわね」

 

そう言い眉をひそめる

 

永「ならあなたたちには愚かしくも挑み、絶対的な力の前にひれ伏させてあげるわ」

霊「やれるものなら」

魔「やってみろだぜ!」

 

永琳は矢をつがえ、2人に狙いを定める

2人は縦横無尽に動き回りそれを回避する

 

霊「あなたの矢はただ速いだけ、回避は訳ないわ!」

魔「私たちは弾幕ごっこのプロなんだぜ、これぐらいの回避は余裕だぜ」

永「みたいね、なら弾幕ごっこでケリをつけましょう」

 

そう言い永琳は弓を下ろし弾幕を展開する

そして三人の戦いは始まった

 

 

 

 

 

 

 

一方承太郎は

 

 

承「おいおいおいおい、どこまでとばされるんだぁ?万が一のために自分の体を『スパイスガール』で柔らかくして飛び道具対策していたのがまさかこんな形になるとは…………」

 

承太郎は飛ばされながらそう呟く

スパイスガールの能力

物を柔らかくする能力

柔らかくすると言っても、その柔らかさはどんなことがあっても壊れないレベルの柔らかさ

曰く『柔らかいということはダイヤモンドよりも壊れない』と豪語するレベル

その柔らかさの度合いは自由に決められゴムのような柔らかさから、自由に形を変えるほどの柔らかさと自由自在

 

ブ「飛ばされているのはいいけどこれからどうするの?」

承「さぁ?どうしようね」

ブ「まぁそういうと思ったよ」

承「とりあえずどっかにぶつかりなりして止まるしかないだろ、多少のダメージは負わないといけないけど」

ブ「まぁそれが無難だよね」

 

承太郎はそういい矢を掴む

 

承「軌道をそらすことは無理か」

ブ「ところで承太郎一ついいかな?」

承「あ?」

ブ「もうそろそろふりだしに戻るだよ」

承「それもっとはやk」

 

 

承太郎が言い終わる前に壁に激突する

壁は崩れムーディブルースが通った場所に穴が空く

 

紫「何やってんの?」

 

さぁいまから、突撃しようとしていたら急に承太郎たちが飛んできて困惑する一同

 

レ「無事…………ではあるよね?」

咲「恐らくは…………」

ア「一体何があったらこんなことになるのよ」

紫「承太郎ーー生きてるーー?」

 

紫は穴に向かって声をかける

 

承「な、なんとか…………」

 

と弱々しく返事をする承太郎

 

レ「咲夜、助けてあげなさい」

咲「承知しました」

 

そう言い咲夜は承太郎の腕を引き上半身を起き上がらせ、肩を持ち承太郎を救出する

 

承「悪い、咲夜」

咲「いえ、それより大丈夫ですか?」

承「そこそこ深傷だが、まだ戦えるレベルだ」

レ「とりあえずあなたは傷を治すのに専念しなさい」

紫「さて、不味いわね。あの2人だけだと厳しい気がするわね」

承「………………正直な話無理。首謀者にはあったが多分だが全力出したら俺でも負ける可能性がある」

 

こんな高速で矢を放つスペックの高さ

まるで全てを見越したような行動

未だに不明な能力

師匠ほどではないけど、それでも普通じゃありえないような次元の相手だ

 

ア「嘘でしょ、そんななんでもありの能力なのに?」

承「なんでもありって言う訳ではないが、無理矢理強くした能力だし、ボロは簡単に出る」

レ「とりあえず急いで援軍に行かないと」

承「そうだな」

紫「待ちなさい」

 

そう言い全員を制止させる紫

 

紫「妙ね、何故そんな相手がわざわざこんななっがい廊下を作るのかしら?」

承「たしかにわざわざこんなことする必要はないな」

紫「…………みんな、先に行って。私1人だけ別行動にするわ。相手の隠していることを暴きに行くわ」

レ「危なくないのかしら?」

紫「私には従者もいるし、切り札もあるわ」

承「そうか、じゃぁその隠し事の件任せた」

 

任せなさいと言い承太郎達を見送る紫

 

紫「さてと、藍出てきなさい」

藍「承知しました」

 

そう言い紫は隙間を開くそして中から藍が出てきた

 

紫「あの2人は?」

藍「いつでも呼び出し可能です、しかしよろしかったのですか?」

紫「何がよ」

藍「あの2人をあちら側に行かせた方がいいのでは?」

 

そう言い隙間の方に目をやる

紫は即答で返す

 

紫「いえ、おそらくあれ程のキレ者がこうなることを予想していないなんてことはないわ。おそらく誰か護衛を用意してるわ。それがもし私たちじゃ相性が悪い場合、あの2人がいれば対処が可能なのよ」

藍「確かに…………それもそうね、申し訳ありません、つまらないことを聞きました」

紫「さて行くわよ。承太郎達が頑張っているのだから私たちもしっかりやらないといけないわよ」

藍「承知致しました、この藍全身全霊で務めさせていただきます」

 

そう言い2人は穴の中に入っていく

 

 

To be continued ーーーーーーー>




お気付きだろうか、今の今まで原作では自機キャラなのに出ていないキャラがいることを…………(多分おそらくきっと、出番がほとんどなく終わりそう)

そのファンの方申し訳ありません


感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくおねがいします


次回もお楽しみにーーー

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