星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

特に語るべきこともないのでどうぞーーl


第148話 人脈の広さって偉大

前回のあらすじ

 

こんなオチで良いのだろうか

 

 

永遠亭の病室前にて霊夢と魔理沙、そして承太郎が集まって話をしている

 

霊「とりあえず一応あなたはもう動けるのよね?」

承「まぁ動けるには動けるな」

魔「ふむふむなるほど、それじゃ異変が終わったとなると」

 

そう言い霊夢と魔理沙がニヤニヤと笑い出す

承太郎は全てを察して冷や汗をかく

もしまたあの鬼畜労働を今させられたら間違いなく死亡が決定される

 

承「あーやっぱ無理、動けない動けない」

霊「動けようが動けないだろうがやってもらいます」

 

承太郎は僅かな希望にかけやっぱりできないと言うが、しかし相手はあの容赦ない巫女様

そんな言葉など意味などない

 

承「鬼!悪魔!霊夢!」

霊「ぶちのめされたいの?」

承「誠心誠意やらせていただきます」

 

承太郎はそう言いながら土下座をする

幻想郷の守護者の肩書きとは思えない光景である

 

霊「とりあえず輝夜とかを宴会に誘って来なさい」

承「あいよ」

 

 

 

 

 

永「宴会にはもちろん行きましょう、隠れる必要性がなくなったことですしお誘いされたなら是非とも、それでよろしいですよね、姫」

輝「よろしいも何も最初から受ける気満々よ」

承「そうか」

 

承太郎は永琳と輝夜に宴会のお誘いをする

拒否られると思っていたが、あっさり承諾

若干拍子抜けした承太郎

 

永「あとそうそう、確か明日から一週間だったけ?ここに泊まるの」

承「そうだな」

輝「えっそんなのあったの?」

 

永琳はそれを聞いた瞬間、頭を抱えて悩む

 

永「先程管理人に説明されたでしょう」

輝「あいつに一発殴ることばっか考えてて話ロクに聞いていなかったわ」

 

紫は輝夜に一体何をしたんだと言いかけたが言ったら間違いなく面倒なことになると予想してグッと堪える承太郎

 

輝「ところで、てゐはどこなのかしら?」

永「そういえば…………貴方達が来る少し前に、もうそろそろ承太郎達が来るから気をつけろと言ってどっかいったきりね」

承「あれ?俺より早くに?」

永「早くに来ていたわ」

輝「騙されたの?」

承「まぁ騙されたといえば騙された。クッソあの歩く時間を返していただきたい」

 

承太郎はそういい半分笑いながらそう言う

 

「いやぁ、ごめんなさいね〜こっちも少しでも時間稼げと言われたもんで」

永「今までどこにいたの?」

て「いやぁ〜流石に私がいたところで瞬殺されるのはわかりきってることだから、邪魔にならないように他のウサギたちと一緒に退散していたのですよ」

輝「あぁ〜だから他のウサギたちも誰一人として出ることがなかったのか」

永「チッ、少しは盾になっt………………いえ、やはりそれは無理があるか、賢明な判断ね。さすが悪知恵だけはよく回るわね」

 

さらっとえげつない事を口にしている永琳だが、言われた当の本人はというと

 

て「そりゃどうも、ありがとうございますね」

承「多分だが、褒めてはないと思う」

永「失礼ね、多少は褒めてるわよ、多少は」

承「多少なのか…………」

て「とりあえず事後処理とかは私らがやっとくんで宴会は構わず行ってくだせー」

永「あら少しは役に立つのね、ありがとう」

 

やっぱ口がかなり悪いなと思いつつも黙っておく承太郎

というかそれを言われても平然とするてゐも恐ろしいものである

 

永「とりあえず…………えーとなんの話だっけ?」

承「宴会に来るかこないかの話だ。んで来るってことでいいよな?」

永「そうね、場所は…………博麗神社でいいのだっけ?」

承「そうだが、場所は分かるか?」

永「全く分からないわ」

承「だと思った」

永「まぁ多分なんとかなるわ、安心しなさい」

 

一体どうやって行くつもりなのか全く見当もつかないが下手に聞くと面倒なので聞かないでいる承太郎

 

 

その後少し話をして承太郎と永琳は別れた

承太郎はそのまま霊夢達と合流して博麗神社へ帰るために永遠亭を後にする………………

 

 

 

 

 

が…………

 

 

 

承「そういや迷いの竹林のこと忘れてたわ」

霊「そういえば帰り道もしっかり迷宮になのね、すごい心折設定ね」

魔「ほかのやつらは一足先に帰っていったから残っているのは私らだけだぜ、どーすんだよ、これ」

承「どうしようね、案内人とかいれば楽なんだけどな」

 

承太郎達は迷いの竹林で完全に迷っていた

どこもかしこも竹のせいで方向感覚が狂いに狂いいつのまにか遭難していた

 

承「もういっそのこと、若干無理をしてどこでもドア出して帰るか」

霊「それでいいんじゃない?もう手段ないわけだし」

魔「そうだな、それ使えばよかった話なんだ」

承「じゃ使うか」

 

承太郎はそういい能力を使用しようとスタンドを出す

 

「おっ承太郎じゃないか、どうしたこんなところで」

 

後ろから急に声がしたのでとっさにスタンドを構える

 

承「む?妹紅か、どうしてここへ、ってそうかここら辺が住処だったか」

 

承太郎はスタンドをしまい話をする

 

妹「そうだ、それでどうした?迷子か?人里まで送ってやろうか?すぐに着くぞ」

承「じゃお願いしようかな」

妹「おう、任せな、慧音が世話になってる礼だ、ついてこい」

 

そう言い妹紅は承太郎たちの前を歩く

3人は黙ってついていく

 

 

 

 

 

そして数分後人里へたどり着いた

あまりにあっさり着いたせいでさっきまでのあの迷走はなんだったんだと思う3人であったが言葉にはしなかった

 

妹「じゃ私は帰るぞ、慧音によろしくな」

承「おう、分かった」

 

そう言い妹紅は迷いの竹林へ戻っていく

 

魔「人脈の広さって偉大だな」

霊「そうね」

承「とりあえずこっからは飛んで神社に帰るぞ」

 

 

そう言いながらエアライドを出す承太郎

残りの2人は己の人脈と承太郎の人脈を比べながら遠い目をする

その後特に何もないまま神社にたどり着く

そして当然のごとく承太郎は恒例の宴会の鬼畜労働を強要させられるのであった

 

To be continued ーーーーーーー>




宴会の地獄で承太郎が死にかけるのはそういった運命なんだよなぁ

まぁ承太郎だし、ね


感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします


次回もお楽しみに

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