星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

今回は東方キャラの能力について触れるのですが自己解釈なのでおそらくどこか間違いがあると思いましがご容赦を

ではどうぞーーー


第162話 幻想郷の能力ってヤバイの多くない?

前回のあらすじ

 

砂糖の海に溺れた

 

 

永「さて、どうしようかしら。

もうそろそろ幻想郷の賢者が何か大規模なことをやらかす筈なのよね、正直それはあの姉妹なら軽く助言すれば問題ないのだけど、1番の問題は………………間違いなく彼ね。

彼の実力はまさに規格外、下手したら彼一人で全部ひっくり返しかねないのよね。

となれば、出来れば彼を目の届く範囲に置いておきたいのだけれど………………それは不可能に近い、この一週間の間は置いておけたけど、その泊まる期間が終わってしまったなら彼は必然的に帰る、それを下手に引き止めたりした後かえって怪しまれる………………となると…………」

 

月の頭脳は一人考える

これから起こるであろう出来事への対処

一人のただの人間をいかに無力化するか

戦ったことがある彼女だから言えるのである

あの者はまだ何かを隠している、まだ本当の奥の手を隠している、いや本人すらも気がついていない

しかし一度それが表に出てしまえばどんな相手だろうと簡単にあっさりと倒してしまうだろう

故に戦わせない、故に倒すのではなく無力化する

 

永「どっか適当な場所に監禁しても、彼ならどうにか出来そうだし、あの賢者が黙っていないでしょうね。

………………いや、まだ時間はあるはず。少なくとも後、数ヶ月はかかる筈ね。その間にどう対処するか具体的な策を立てないといけないわね」

鈴「ししょー、あの人里の薬についてなんですが…………」

 

軽く数回ノックされ鈴仙が部屋に入る

 

永「ん?あぁ、あの薬ね。どうしたの?足りない?」

鈴「はい、在庫は少なくなったから調合のレシピをいただければ私が作るので…………」

 

少し待ってといい紙にスラスラと調合レシピを書く

そしてその紙を鈴仙に渡して、軽く諸注意を言いそれを聞いた鈴仙はペコリとお辞儀をして部屋を出る

永琳はそれを見届け、1つため息を吐き頭を抑える

 

永「もう正直彼に全部教えてお願いしようかしら、彼が月に攻め入る理由なんてないだろうし、条件次第では可能なのでは」

ブ「可能だけど、多分意味ないと思うなぁ」

永「あっ、いたのね」

ブ「いたよ、暇だったから」

永「あっそう、それでなんで意味ないのかしら?」

ブ「だって承太郎はそういった場面では人権なんてものはないのだから。

絶対に霊夢か紫に拉致に近い状態で連れて行かされる。そして彼女たちがピンチになれば彼は意地でも彼女達を助けちゃうから、そういう人間なんだ、だから意味ないの」

永「………………なんというか、悲しくならない?」

 

呆れ顔でいつもの調子で言ったブラッドに問いかける永琳

 

ブ「超絶悲しい」

永「承太郎君って化け物みたいに強いのにそういうのはとても弱いわね、人権すらないってよっぽどよ」

ブ「弱いというより他が強過ぎるというか…………」

永「まぁ、否定も肯定もしないわ」

ブ「とまぁそんな感じですね」

永「困ったわね、これはだいぶ」

ブ「君の弟子なんでしょ?なんとかなるって」

 

月の頭脳と言われたレベル天才がしっかり教えた姉妹である

普通なら安心出来るはずなのだが相手が相手だった

 

永「承太郎君の能力が色々とぶっ飛びすぎなのよ、実質無限の能力じゃないの。

有利不利とかそう言った次元を超えてるのよ」

ブ「まぁその分、色々とリスクがあるけどね。というか僕の能力はそこまでチートじゃないよ、元はただのパクリだからね。

能力で言ったら、フランとか幽々子とかそっちの方がやばいよ」

永「えーと吸血鬼の妹と冥界の白玉楼の主人ね」

ブ「そうそれそれ」

 

フランドール•スカーレットの能力は『ありとあらゆるものを破壊する程度の能力』

説明するまでもなく、本当に基本的になんでも壊せる

隕石だろうが人間だろうがなんだろうが、フラン自体が極力使いたがらないから問題ないがもし積極的に使うならばそれこそ承太郎ですら瞬殺される(*ただし狂気に呑まれてしまった場合は割とひょいひょい使う)

 

西行寺幽々子の能力『死を操る程度の能力』

文字通りその気になれば、問答無用で殺せる

じっくり殺すこともできるだろうし即死もできるだろう

生きている段階でもう勝ち目ほとんどない

能力を無効にするか、不意打ちなどでしか生きているものが勝つには方法がない

 

ブ「幽々子の能力なんて聞いた時『何そのぶっ壊れ』って普通に思ったもん」

永「あれに関してはむしろ私と姫様は有利ね、死なないから。

ほんとこの世界って改めて見るとめちゃくちゃな能力がいっぱいあるわね」

ブ「いや、君もそうなんだけど」

 

永琳の能力『ありとあらゆる薬を作る程度の能力』

材料は必要だが、なんでも薬が作れる

逆に材料さえあれば、不老不死の薬だろうがありとあらゆる病に効く万能薬などなんでも作れる

 

永「まぁ戦闘にはあまり向いてない能力だけどね。何か使うとすれば事前に準備しておくしかないから」

ブ「まぁそれでもさすがに不老不死とかを作れちゃうのはちょっと…………」

永「一応あれは姫さまの力をちょっと借りないといけないから」

ブ「あの姫様も大概な能力だよね」

永「まぁそうね」

ブ「そう考えると僕の能力はそんなに強く見えないでしょ?死なんてものは操れないし、不老不死の薬なんて作れないし」

永「能力自体はそうね。そのコピーした能力が問題なんだけど」

ブ「それは、まぁ否定はしないかな。実際笑えない能力いっぱいあるわけだし」

 

ジョジョのラスボス達の能力とかがいい例である

 

ブ「まぁ能力が強くても結局使い手次第なんだけどね」

永「当然ね…………さてと、少しやることがあるからこれぐらいにしておきましょう」

ブ「あっそう?じゃ僕は承太郎の所に戻るね、じゃ頑張ってね」

 

そういい部屋を出る

一人残された永琳は一旦承太郎の対処は置いておいて、人里へ売る新薬の開発を始めた

 

 

 

ブ「たっだいまぁ〜〜」

承「どこ行っていたのだお前」

ブ「ちょっと散歩してた」

承「そうか」

ブ「あっそうだ、新しい能力を思いついたんだけど」

承「お前の新しい能力はロクなものがないからやめろ」

 

子供にされたり、異世界に飛ばされたりロクでもないものばかりである

 

ブ「多分今回はなんとかなるはず」

承「迷いの竹林に放り込んでやろうか?」

ブ「遭難確定しちゃうからやめて」

承「されたくないならやめろ」

ブ「チッ………………仕方ないなぁ」

 

この後もグダグダ過ごしたとさ

 

To be continued ーーーーーーー>




実際東方キャラって別の作品で出たら間違いなく最強キャラになるぐらいの能力を持っている人がかなりいますよね。

因みに承太郎が幽々子様に一定の距離離れた状態での一対一のタイマン勝負の殺し合いをした場合勝ち目なんてものはほとんどありません
というか幽々子様に殺し合いで勝てるのが不老不死の人たちぐらいじゃないかな

感想、誤字、アドバイスなどございましたらよろしくお願いします

次回もお楽しみ

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