星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

fgoの新章まだかな、予告出てから一週間経った気がするのだけど

ではどうぞ


第168話 さっさと付き合え

前回のあらすじ

 

恋愛に弱すぎる承太郎と紗夜

 

 

承太郎が紗夜に土下座をしている時

一方武たちは何事もなく実家で夜を越していた

 

武「なんか久しぶりだな、ここで起きるのも」

 

そう言いベットから跳ねるように起き上がる武

 

明「おっ起きたか、おはよう」

武「おはよう、どうした朝っぱらから俺の部屋に」

 

武が周りを見渡すと自身の父久城明廣がいた

武は何故自分の部屋にいるかを聞く

 

明「いやぁ、男同士じゃないと話せないことがあるだろ、お前」

武「え?」

明「昨日飯食いながらお前らの地域の生活を聞いていた時のお前の目がまるで気になる子でもいるようかのような目だったから、茜や母さんがいる中じゃ話しづらいだろう?

だから、聞きに来たってわけ、それでどうなんだ?」

武「………………まぁいるな」

明「どんな子なんだ?」

武「大人しい子、でも芯はしっかりしてる子なんだ

ただ、えっと、その…………その子と俺は少し年齢が離れているんだ」

 

それを聞いた瞬間、父親は全てを察する

 

明「ロリに手を出してはいけないぞ」

武「そりゃもちろんそんな変態行動は(その子には)してないよ」

明「そりゃ良かった」

武「その子は親に虐待されてて、俺は頑張ってその親を説得して、その親とようやく和解できると思った矢先親が殺されて天涯孤独になった子なんだ」

明「穏やかではないな」

武「俺はその子には幸せになってもらいたい」

明「なぁお前はその子にどう思われているか判るか?」

武「好きって言われた、お嫁になりたいとも言われた」

 

それを聞くと少し予想の斜め上を行ってしまったのか少しえっ、と声を漏らすが即座に元に戻る

 

明「ならいいんじゃね?」

武「は?」

明「いや、相思相愛なら付き合っちまえ、その子がお前といるのが幸せだって言うんのなら付き合ってしまえばいいと思うぞ」

武「流石に社会的に…………」

明「あのなぁ、社会のことを気にして恋愛なんか出来るかってんだ!

お互いに一緒にいたいなら居ればいいんだよ、簡単なことだろう」

 

武はその言葉に今まで悩んでいたのはなんでだろうっと思うぐらい納得がいった

しかし、それでもまだわずかにある常識に囚われているようで決断ができない

 

明「そりゃたしかにいかがわしい行為をするのはダメだ。しかし清いお付き合いなら問題ないだろう」

武「……………………あっさりいったな」

明「んな、そんなに年齢離れてねぇんだしいけるいける」

 

武が今17ぐらいで紅羽ちゃんが10ぐらい7歳差である

 

武「7歳差ってだいぶなのでは…………」

明「年の差婚ってやつである二桁オーバーの年齢差のやつよかマシ」

武「それと比べちゃうのか」

明「まぁ7歳ならギリギリいける範囲じゃねえか?」

武「いけると思うが周りが全力で止めそう」

 

*実際は皆様殆どがさっさとくっついてしまえと思ってます

 

明「まぁいつか思い切らないといけない日が来るから、そういうのは取り返しがつかなくなる前にやっとけ」

 

そう言い立ち上がり部屋を出る父

武は一人で父に言われたことを反芻する

 

武「承太郎にも相談してみるか」

 

他人の為となると即座に決断をすることができるが自分のことになると途端に優秀不断になる武

他人に聞くのはどうかと思うがそれでも意見を聞く程度ならば許されるだろうとそういう判断によって武は自分の部屋から出ていく

 

茜「おはようございます。お兄さん、朝食はもう出来ているのでそれを食べてください、食べ終わったら帰る準備をしておいてくださいね」

武「おはよう、わかったとりあえず飯食べる」

 

武はそのまま朝食が置かれたテーブルへ座る

そこには空のお茶碗と汁椀が置かれ、少し大きな皿に目玉焼き、生姜焼き千切りキャベツがあり、小皿にほうれん草のおひたしがあった

 

茜「あぁ、言い忘れてましたが、ご飯とお味噌汁は自分でよそってください」

武「あいよー」

 

武はそう言い炊飯器からご飯をよそい、味噌汁を入れていただきますと合掌してから食べ始める

 

 

 

数十分後

武は朝食を食べ終わり帰る用意を済ませていた

完全に用意を終わらせ後は承太郎が来るのを待つだけだった

その時も一人でどうすべきか考え込む

 

 

そして帰る時がやってきた

承太郎が来たと茜から告げられ靴を履き家を出ようとする2人

 

明「それじゃ頑張ってこいよ」

雅「行ってらっしゃいーー」

 

父は二人に激励を送る

武の母久城雅は二人に笑顔で送り出す

それを見た武と茜は二人の目をしっかり見て

 

武・茜「「いってきます」」

 

そう言い家を出た

 

 

武「いやぁーお待たせしましたねぇーー」

霊「さっさとしなさい帰るわよ」

承「そんな時間指定はないのだが」

茜「まぁまぁ、それでは早速行きましょうか」

紫「それじゃ行きましょうか」

紗「そうね」

 

そう言い紫の隙間を通り幻想郷へと戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

承「なぁ、自然に入ってたから気がつかなかったがなんで、なんで紗夜は幻想郷へ来てるのですかね」

紗「え?それはもちろん、ここに住むことにしたからよ」

承「……………………は?」

紗「私はあなたと一緒にいたい。それだけの理由で十分でしょう」

承「えっ、あのっ、え?」

霊「まぁ薄々そんな気はしてたわ。なんかこのまま幻想郷へ行って暮らしそうだなって感じはしてた」

紫「頼まれたから面白そうだったから許可した」

武「ノリで許可しちゃうのか賢者さんよ」

茜「………………紫さんらしいといえばらしいですね」

 

各々様々なリアクションをする

 

▼ 紗夜が なかまに なった !

 

 

 

 

ちなみにその後武は承太郎に紅羽ちゃんのことを聞いてみると

 

武「なぁ承太郎、紅羽ちゃんと付き合ってもいいと思う?」

承「え?今まで付き合ってなかったのかよ、さっさとくっついたら?

紅羽の場合はお前も変態行動しないからいいのでは?」

 

とあっさり言われたそうな

 

To be continued ーーーーーーー>

 




というわけで紗夜さん幻想入りです
紗夜さんの戦闘があるかどうかはわからないけど


そしてみなさんがご思いであろうさっさと付き合えについて触れましたね
さてさて武くんはどういう答えを出すでしょうかお楽しみに


感想誤字アドバイスなどございましたらお願いします

次回もお楽しみにーーーー

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