星の一族の末裔が幻想郷で暮らすようです   作:ジョースター

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どうもジョースターです

GWに入りましたは未だ自粛のため外出を控えている今日この頃
皆さまはいかがお過ごしでしょうか

ではどうぞーー


第181話 作戦って意外と臨機応変に対応しないと役に立たない

前回のあらすじ

 

やっぱり現代組が揃いも揃ってゴリラ

 

 

武らがせっせとスポーツテストをしてる中承太郎はというと

先ほどの訓練所ではなく、現代の教室のような場所にいた

そこには1人一つずつある机と椅子に座り承太郎の方を見ている玉兎と

現代でいう黒板に当たるパネルの前に立つ承太郎、そしてその近くに依姫。

 

承「えーそれではまず、実戦とかあれこれ言う前に一つ初歩的な兵法から教えていきたいと思います。というわけで今から教えること頭に叩き込め」

玉兎1「承太郎さん」

 

そう言い1匹の玉兎が手をあげる

 

承「どうかしたか?」

玉兎1「まず兵法ってなんですか?」

承「えーとうん、そこから始めようか。」

 

承太郎はさっきの戦いで玉兎に致命的に足りないものに気が付いた

それはコンビネーションである、もっと言うと作戦がまるでない。

最初こそ訓練されてるのか、全員で一斉射撃してから突撃部隊が突撃して攻めるということができていたが、そこまでである。

その作戦が瓦解してからは何もできずにただ一方的な戦いになってしまったのも、失敗したときのリカバリーもないからである。

というわけで承太郎はある程度の作戦やリカバリー方法を教えることにしたのである

 

承「まぁ要は戦いの仕方、戦術みたいな認識でいいよ。

というわけで早速ある程度の作戦とそれぞれの立ち回り、失敗時のリカバリーを教えます」

玉兎達『はーい』

承「その前にあらかじめ言っておく、作戦を教えもするリカバリーも教えるが実際ではその通りに行くとは思うな。

あくまで実際ではこの作戦とかを活かして臨機応変に戦え、その場その場で決めろ。そのための知識を与えるだけだからな」

 

 

承太郎はそう念押しに言い授業が始まる

なお半数が途中で情報過多でフリーズしていた

依姫はそのような方法がとあれこれメモをしていた

 

承「さーて座学はここまでだ。それじゃぁ外で実践練習だ、あとは徹底的に慣れろ、覚えろ、体に叩き込め」

依(承太郎さんって以外とスパルタ?)

ブ「あーあ、承太郎の悪い癖が出てるなぁ。人里の教師の時は出てなかったのに、やっぱこういう戦いとかそういうのが絡むとスパルタになるのかなぁ」

依「ということは普段はどうなんでしょうか?」

ブ「えーと、普段は分からないところはしっかり教えてくれるし、出来るだけ分かりやすく教えてくれるのだけど、今回は昔のトチ狂った修行の悪影響が出てるね、体に叩き込めとか脳筋かよ」

依「一体昔にどんな修行してたんですか……」

ブ「え?もはや自殺行為通り越して死に急ぎ野郎になってた。コメディとかで見る修行をマジでやろうとしたりしてたから」

 

スタンドにすら脳筋だの死に急ぎ野郎だのいわれたい放題な承太郎だが、当の本人はそんなことを一切気にせず玉兎の指導にあたる

 

 

 

 

 

 

 

一方武

 

前回のスポーツテストから1日が経ち

いつも通りの朝を迎える

………筈だったのだが

 

武「えーと、なんだこのメタリックな鳥。」

 

武は目を覚まし、いつも通り朝食を取るために食卓へと向かう

その時ふと何気なく外を見るすると、いつもと何か違う異質な鳥がいた

いつも朝に縁側付近でちょこちょこ飛んでいるスズメらとは一線を画すデカさ、そして明らかに機械だろとわかるメタリックな外見

鷹のような外見で、キョロキョロとなにかを探しいるのかあっちこっちを見渡す

そして武と目が合うとたけしに向かって飛んでいく

しかも結構じゃ速度で

 

武「えっ、ちょっ、まって、待て待て待てぇ!」

 

一直線にメタリックな鷹が飛んでくると創造してみよう

かなり怖い、とても怖い。

そんな武を他所に武の目の前まで飛んできた鷹は武の前で止まり

 

『あーあー聞こえるー?』

武「シャベッタァ!?」

『よーし聞こえるね、ヤッホー盟友にとりだよー、とりあえずある程度案ができたから、来てもらいたいんだけど………用意を朝ご飯も食べてないね。とりあえず準備できたら、このフライングファルコン君の首にあるボタンを押してーそれじゃまた後で』

 

にとりはそう一方的に言い残し通信を切る

 

武「と、とりあえず飯食うか」

 

 

 

 

ーーーーー数十分後ーーーーー

 

 

 

 

 

武「準備完了出来た、それで今日は2人はどうするんだ?」

紗「今日はパスで」

茜「多少興味がありますが、洗濯物や洗い物がまだなので」

武「紗夜さんには、任せられそうにないなぁ」

紗「掃除なら得意よ」

武「その場合『別の意味で』って単語がつきそう」

 

紗夜は何も言わずに静かに微笑む

 

武「いや、笑って誤魔化すなよ、まぁいいやそれじゃ行ってくる?」

 

武は意を決して鳥のボタンを押す

 

に『あーやっと準備が終わったんだ、それじゃ行こっか』

武「おう」

に『えあらいどて奴で空飛べるらしいね。それに乗ってそのフライングファルコン君のついてきて』

武「わかった」

 

そういう時よりはバサリと空を飛ぶ

武もそれを追いかけてエアライドにのり案内の元、妖怪の山についた

 

 

 

 

 

武「えーと紆余曲折あったけど到着と」

に「いらしゃーい、そういえばエアライドってどういうシステムで飛んでるかわかる?」

武「そんなこと俺が知るか」

に「まぁちょっと触った感じ、これは理解しちゃいけないやつっていうのはわかったよ」

 

そういいにとりは苦笑いをする

 

武「それで本題だけどうなったの?」

に「とりあえずラボに入ってから話をしようか」

 

そういいにとりの小屋に入り地下におりる

フライングファルコン君はそこで充電の線に繋げられた

 

に「遠隔操作が可能な通信機兼そのまま案内も可能な優れものだよ。後一応下級妖怪一体ぐらいなら撃退できる戦闘力はあるよ」

武「へぇ〜すごいなぁ」

に「まだ試作品段階で、いろいろ調整が必要だけど今回はなんとかうまくいったね、たまに爆破する」

武「えぇ………」

 

そんなものが自分の目の前まで来ていたことに少し恐怖しつつも爆破しなかった幸運に感謝するしかなかった

 

に「さてとそろそろ本題に入るけど、正直色々思案したけど難易度が高いね。自分1人だと完成するのは無理な気もするよ」

武「マジか」

に「だけど、とりあえずやれるだけはやってみよう。まず最初に決めることなんだけど」

 

に「どんなデザインがいい?」

 

 

To be continued ーーーーーーー>




*今回出たフライングファルコン君は決して不遇だの敵に盗まれたファルコンとは関係ありません


感想、誤字、アドバイスなどございましたらお願いします


次回もお楽しみに

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