Z組からの俺らの人生   作:ゆう☆彡

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設定、少し変更しました。

銀子と神楽の部活:サッカー部マネージャー→剣道部マネージャー


入学式【龍×銀子】

?「はぁ…………。」

 

銀魂高校4階、一番端の教室、Z組。

 

――――ガヤガヤガヤガヤ

 

これから始まる新しい生活にか…、

新しく袖を通した制服にか……、

はたまた格好いい先輩にか………、

 

とにかく賑わう教室。まだ、違う中学校間は慣れないのか、同じ中学校の生徒が集まって話している。

 

そんな新しい空気に似合わぬ、大きなため息をつきながら、窓の外を眺める人物が一人。

 

?「もーー!銀子!!そんな大きなため息つかないの!!」

?「そうよ、幸せ逃げちゃうわよ?」

 

天然パーマでショートの銀色の髪の銀子と呼ばれた女子生徒、坂田銀子。

 

銀「妙ー、ミツバー、おはよう。」

 

黒髪をポニーテールにした妙こと、志村妙。

亜麻色の髪をハーフアップで束ねるミツバこと、近藤ミツバ。

3人は同じ中学校の友達。

 

妙「そりゃあ、龍に会えてないのは寂しいかもしれないけど!今日会えるじゃない!」

銀「でもよー、もし『ごめん、他に好きな人が…』なんて言われたら…。」

 

==そんなこと絶対ない。

心の中で同時に思った2人。

 

ミ「大丈夫、龍さんは銀ちゃんが思う以上に、ベタ惚れよ。」

銀「……そうかぁ…?」

 

鈍感な友達を持つと大変だ、と思った2人。

周りがそう思うぐらい、龍…沖田龍と坂田銀子はラブラブなのだ。

2人は、周りと普通だと思ってるらしいが…。

 

 

 

 

「「「「「「「キャーーーー!!」」」」」」」

「「「「「「「「!?!?」」」」」」」」

 

突然の黄色い悲鳴。一年生の教室にいた生徒達全員が驚いた。

 

 

――――バタバタバタバタバタバタ

 

――――ガラっ!!

 

「ちょっと!!今、下ですごいことになってるよ!!」

「すっごくイケメンの先輩が、2年生の先輩方に囲まれてるの!!」

 

教室に飛び込んできた二人の女子生徒。

それはもう、興奮してずっと話している。

 

妙「ねぇ、、、もしかしてだけどさ……。」

銀「妙、言わなくていーよ。多分、考えてることはみんな同じだから。」

ミ「私もそう思う…。」

 

既に中学生の時に見慣れた光景だった。中学の時よりもパワーアップしてるが…。

 

銀「そろそろ先生来るんじゃない?」

妙「そうね、」

 

みんながぞろぞろ座り出す。

 

 

「「「「「「「キャーーーー!龍くーーーーん!!!!」」」」」」」

 

銀・妙・ミ「…………。」

 

カネがなる前に、再び悲鳴があがった。

 

 

――――ガラっ

 

寺「みんな席付きなー。あー、下の階のことは気にすんじゃないよー。」

 

そりゃあむりだろ!、と全員が思った。

 

――――キーンコーンカーンコーン

 

 

さぁ、入学式が

 

 

 

 

 

 

始まる――――。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《銀子side》

 

 

「えー、この高校の名に恥じぬような生活態度で……、、、」

 

あー、、、長いっ!!偉い人の話は、決まって全員長い!!

どうせこの後、PTAやら、生徒会長やら……子守唄どんだけきかせれば気が済むんだよ!

 

銀「ミツバ…、大丈夫?」

 

こういうのって、身体の弱いミツバにはきついんだろうな…。

 

ミ「うん、大丈夫よ。ありがとう。」

 

 

 

 

 

 

 

なんとか生徒会長の話を聞き終えて……、

 

やっと戻れるっっ!!……と思ってたのに…、

 

 

「えー、では最後に。在校生あいさつです。」

 

まだあんのかよ!!

 

 

 

 

 

 

…………ん?

何でちょっと、騒がしくなるんだろう??

 

「在校生あいさつ……」

妙「銀子!あれ!見て!!」

 

妙が指さす方を見た。

新入生が歩いてきた道を歩く、男子生徒。

 

銀「あっ……。」

 

 

髪の色、歩く姿勢、速さ、リズム。

あー、すべてが懐かしい。一年経っても、絶対忘れない。

 

「代表、2年Z組、沖田龍。」

 

 

会えた、久しぶりに。

 

 

壇上にあがると、一礼しこちらを向く。

 

龍「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。」

 

ちょっと低くなった声、

反比例して高くなった背

 

一年は、やっぱり長い。

 

辛くて、悲しくて、寂しかったはずなのに…、

あなたを見ただけで直ってしまう。

 

 

顔をあげる、もっと見たい。

 

銀「~~~~~~っっ///」

 

目が合った。見た瞬間、笑った、あのクールな顔で。

ってか、あれ、ずっとこっち見てたの!?

 

黒縁メガネ越しで見られた瞳には、何でも見透かされるような気がした。

 

 

 

銀「えーっと、もう長い挨拶とかめんどいんで、ってかおめーらもめんどくさいだろ。」

 

 

あなたは、あの時のあなたのままですか?

 

 

龍「とにかく!3年間、楽しめ。」

 

 

あなたの隣は、まだ空いてますか?

 

 

龍「忘れねー時間を過ごせ。」

 

 

あなたのそばに、私はまだいてもいいですか?

 

 

龍「たかが3年?んなこたぁねぇよ。3年はなげーからな。大事に過ごせよ。」

 

 

まだ何もわかってないし、何も解決してない。

でも……、あなたに会えただけで、

 

あの一年が無駄じゃなかった、って

あの一年は夢じゃなかった、って思えたから、

 

 

ちょっとだけ許してあげよう。

 

「「「「「「「キャーーーー!!」」」」」」」

――――パチパチパチパチパチパチ

 

 

 

 

 

 

入学式――――。

 

 

 

 

 

この日が来ることを、ずっと待ってた。

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