辛いとき、苦しいとき、悲しいときに。
どこからともなく現れて、助けてくれる無敵のヒーロー。
そんな人がいてくれたらと、あの日の僕らは望んでいた。
炎の中を駆けながら、狂おしいほど願っていたんだ。
◇◇◇
西暦2004年、冬木市――
何の変哲もない日常はまるで幻のように、呆気なく崩れ落ちた。
燃え盛る炎が建物を、大地を、人々を、際限なく何処までも燃やし尽くす。悲鳴と怨嗟が鼓膜の内側で乱反射を繰り返し、瓦礫の隙間を駆ける両足は休憩を求めて絶えず
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ――!」
煙混じりの空気を幾ら肺へ吸い込もうとまるで足りない。擦り傷からは血が滲み、痛みのあまりに脇目も振らずその場に崩れ落ちて泣き喚きたい。けれどそうしないのはこの手に握る少女の手の温もりがあるから。
手の平を通して伝わる温もりを心の支えとして、精一杯の勇気を振り絞ってもがき足掻く。
そう、だって自分は男の子だから。
せめて、どうか
「大丈夫、大丈夫だから、僕が君を守ってみせる。だって僕は男の子なんだから――」
男として生まれた以上、
勇気を形にするために嘘を口にしても、それはまるで羽のように軽い。ああ、なんて自分は弱いのだろうか。
保障のない励まししか口に出来ない自分の不甲斐なさに、かつてないほど激しく呪う。
女の子一人を連れて逃げ惑うことしかできない自分が、泣きたいほど情けなく叫びたいほど悔しかった。
ああ、力が欲しい。強くなりたい――せめて君を守れるように。
願い、求め、焦がれ、餓えて、せめてせめてせめてこの子だけでもと、生まれて初めて本気で天に祈る。
――神様、どうかお願いします。
辛いとき、苦しいとき、悲しいときにどこからともなく現れて、助けてくれる無敵のヒーロー。
地獄を砕く救世主。涙を希望へ変えてくれる英雄を、どうかこの地へ呼んで下さいと。
無様にただ救いを求めることしか出来ず、涙を流しながらどうか希望を欲する。
「――誰か、助けて」
思わず零れ落ちた涙と共に漏れた祈りは、無論他の人々と同じく届くはずがない。
他の先に死んだ死者達と同じく、絶望という現実を突きつけられる。
そして、ついに破滅は追い付いた。
「――ぎぅッ、ああああ⁉」
瞬間、背中から迸る衝撃と爆音。
幼い身体では到底耐えきれるはずもなく、せめてこの子は守ると少女の身体を抱き締めながら滅茶苦茶に吹き飛ばされて瓦礫へと叩き付けられる。
痛い、痛い、痛いと脳を埋め尽くす電気信号。まるで身体の内側に千本の針が形成されてそれが同時に内側から突き破ろうとしているような過去最大の激痛。あまりの衝撃にただ胎児のようにその場に蹲ることしか出来ない。
それは即ち、詰みを表す。
激痛に点滅する視界の中、赤と白のハイライトを繰り返す光景で、自分達を追っていた追跡者がもう目前にまで迫っている事に気付かされた。
だから。
だからだからだから――
「せめて、この子だけは……ッ!」
どうか助けて下さいと、歯を恐怖でガチガチと鳴らしながらそれでもこの腕の中で先の衝撃で気を失った少女だけは助けてと無様に命乞いをする。
『――、―――ッ、――――!』
その言葉に、黒い影は嘲笑う。嘲笑を隠しもせず、人智を超越した怪物は牙を鳴らす。両親を殺し、この街を滅ぼした一体である怪物はそんな餓鬼の命乞いなど見向きもせずその力を解放する。
度台無理な話だったのだ。この街を滅ぼした怪物に命乞いなど効くはずもなく、せめてこの子だけは守るためにこの命を代えて、少女に覆いかぶさる。
振り下ろされる爪牙、それに切り裂かれる自分の未来の姿を幻視してそっと目を閉じた、その刹那――
「――そこまでだ」
響く荘厳な王の宣誓がすべての
「――――――」
その時、視界に映る雄々しい背中を自分は生涯忘れないだろう。
痛み、嘆き、そして絶望。それら遍く負の因子を鎧袖一触する煌めきが、無辜たる民を守り抜くと宣誓していた。
そう、ゆえに悲劇はこれにて閉幕。
希望の熱に嘆きは消え、恐怖と痛みは希望に染まる。
湧き上がるのは震えるほどの頼もしさ。心の臓腑がかつてないほど高らかに鼓動する。
恐れることなど何もない。
あらゆる邪悪はあの英雄に討ち倒されるのだと、確信できた。
彼の英雄こそ、魔術王。グランドキャスター。
72体にも及ぶ悪魔の軍勢を従えし、神の如き奇跡を奮う王。
まさに、そう彼こそが――
魔術王、ソロモン。
王冠の位に位置する最強の英雄が、涙を明日へと還るべく怪物へ立ちはだかった。
後は――
後は、ああ――
後はもう、言葉にするだけすべてが無粋で――
「―――あぁ、あぁ」
その光景に、自分はただ魅せられる。逃避も逃亡もすでに思考の彼方、激痛が奔る肉体はそれ以上の歓喜で身体を震わせる。目前で繰り広げられる光景に、ただただ見惚れていた。
胸を張り、誰かのために、誇りを抱いて戦い続ける
未来を光で照らすために戦い続ける英雄だけを見て、一人静かに震えていた。
目頭の奥が熱い――頬を伝う涙の雫は、泉のように止め処なく。
けれどそれは先ほどまでの悲しみの涙とは断じて違う。これは、歓喜の涙ゆえに。
「来て、くれた」
辛いとき、苦しいとき、悲しいとき。
どこからともなく現れて、助けてくれる無敵のヒーロー。
「守るために……それだけの、ために」
見も知らぬ誰かであろうとも、そんなの一切関係なく。
涙を止めるために、明日の希望を守るために、邪悪を滅ぼす御伽噺から現れたような
「こんな、僕なんかのために……!」
誰より強く、誰より立派で、誰より雄々しい英雄が。
「あなたは助けに来てくれた! どんな化物が相手でもッ」
――嘗て憧れ、夢見た存在は今、目の前に存在している。
嘘偽りなく、確かにそこにいるのだ。
「あ、あぁ、あああああぁぁぁぁっ」
その
嘘じゃない、幻覚なんかじゃ断じてない! いるのだ、この世に英雄は! 悪の敵は、誰かを守る正義の味方は確かに――存在したのだ!
「僕も、あなたのように」
強くなりたい――誰かを守り抜けるように。
強くなりたい――誇りを抱いて光の道を歩めるように。
強くなりたい――今度こそ、自分の手で
「――
決意を宣したその瞬間、胸の奥で炎が燃え上がったのが感じる。
刻み込め、焼き付けろ。今この時に感じた誓いを永遠まで昇華するのだ。
魂に刻まれたのは“斯く生きろ”という烙印。その
よって、未来はもはや確定した。俺は光のように生き、駆け抜けながら死んでいこう。
道半ばで倒れようと構わない。たとえ英雄に届かなくとも、あの背中に焦がれ、同じように誰かの涙を止められるなまだこんな自分には上等すぎるだろう。
さあ、今こそ勝利をこの手に掴め。
天を目指して蝋翼を羽ばたかせ、
『蝋の翼を代償に、
無論――是非もなし。
◇◇◇
柄の鍔付近と頂点付近をそれぞれの手で握り締め、上段に振り被る。上段の構えを取ると、渾身の一振りを正眼の位置まで振り下ろすのと同時に半歩分すり足で前進し、一呼吸。再び振り被りのと同時に半歩すり足で後退し、同じ鍛錬の繰り返し。
汗は既に身体の至るところから吹き出し、回数は既に忘却の彼方。素振りにおいて回数を気にしている内はまだ半端者だ。大事なのは肉体だけでなく意識にも刷り込ませること。無意識であろうとも最善の一振りを放てるように、無駄な力を抜き渾身の一振りを放てるよう鍛錬を惜しまない。
そうして鍛錬を続けてどのくらい経過しただろうか。不意に訓練所の入口に誰かが近づいてきているのを感じた。
視線を向け訓練所の扉が開けば、そこから現れたのは銀髪を片方に纏めて気丈にこちらを睨む少女の姿が。その“私怒ってます”と口よりも告げている険しい目尻に思わず笑みを浮かべて挨拶する。
「おはよう、マリー。今日は初となるレイシフト試験日だけど、調子はどうだ?」
「ええ、兄さんがこんなところで一人素振りをしていなければもっとマシでしたでしょうね」
皮肉げに言われてしまえばその通りとしか言えず、曖昧な笑みを浮かべて誤魔化すしかない。この少女――否、
「あはは……それに関しては悪いと思ってるよ。けれど俺に手伝えることは少ないだろう? オルガマリー
「うっ、それはそうだけど……けれど隣で居るだけでもいいじゃないの……何だったら兄さんが変わってくれたらいいのに」
「そういう訳にもいかないだろ? 俺は所詮養子でしかないんだ。アニムスフィア家の正当な後継者はアニムスフィア家の魔術刻印を受け継げる身内しか不可能だ。なのに魔術刻印の受け継げない俺がカルデアの所長面したら皆から反感を買うことになるさ」
「それはそうだけど……」
不満気に俯くのは自信がないからだ。無理もない、マリーは三年前に父が急死して以来学生だったのにも関わらず親父の代わりに急遽カルデアの所長という任を引き継ぐ事になってしまった。
それは見ず知らずの大海にいきなり放り込まれたようなモノ。右も左も分からず重責をいきなり背負わされて不安に思わない輩などいない。
何とか手助けしてやりたいが、所長の任は責任が重く、ただの養子でしかない俺にはあまりに権限が高すぎて手伝えることなどこうして精々愚痴を訊く事ぐらいだった。
「それに、こうして素振りしていたのは何もマリーを避けてた訳じゃない。今日は少し夢見が悪くてね。こうして心頭滅却していた訳さ」
「夢見が悪いって……もしかして、十一年前のこと?」
流石に十年以上の家族をやっていればバレるかと、図星を付かれて気恥ずかしくなり頬を掻く。あの頃は事件の直後とあって魘されていたためマリーにはすぐお見通しだった。
「ああ、十一年前のあの日……俺が冬木の街で行われていた聖杯戦争に巻き込まれて……そして、聖杯戦争に参加していたマリスビリーさんに運よく引き取られた時の事をね」
目を閉じれば今も尚思い出す。あの日の悲劇を、そして雄々しく勝利したあの英雄の姿を。
俺がこうして不自由なく生きていられるのも、あの日聖杯戦争に参加していたマスターの一人であったマリスビリー・アニムスフィアさんに引き取って貰えたから。
そこに魔術師としてのメリットもあったのだろう。けれど俺がこうして今日まで生きて来れたのは間違いなくあの人のお蔭。ああ、勿論感謝しているとも。
「きっと今日がレイシフト実験日だからだったんだろうな。俺の身体が、魂が、初心を思い出させてくれたんだと思う」
『然り――忘れるな、我が片翼。勝利をこの手に掴むため』
拳を強く握り締める。燃え盛る鼓動が炎のように熱く血を滾らせた。
ああ、覚えている。忘れるものか。あの日の宣誓を、決意を、決して無かったことにはしない。今度こそ、俺は――
「……ああ、もうこんな時間。少しお喋りが過ぎたわね。もうすぐ説明会の時間だから、今度は兄さんもちゃんと来ること。いいわね? あとそれから汗臭いからちゃんと来る前にシャワー浴びてくること!」
「了解しました、オルガマリー所長」
マリーが意識の切り替えをしたので、俺もそれにならってカルデアの部下として敬礼する。彼女はそれにふんっと鼻で返事をすると訓練所の出入り口へと歩いていく。
その前に、
「マリー、大丈夫。きっと全部うまく。ここには優秀なスタッフや皆がいるんだ。だからそんなに不安がることはないよ」
兄として、彼女の不安を取り除くべく言葉を口にした。
それは楽観かもしれない。けれどそれは同時に事実でもあった。このカルデアに居るのは決してマリーだけではない。それぞれの分野のエキスパート達が皆協力して助け合っているのだ。ならきっとどんな困難でもやり遂げられる。俺はそう信じている。
俺の言葉にマリーの歩みは止まり、それから所長としてではなく妹の顔で少しだけ微笑んだ。
「――当然よ。ここには兄さんやレフがいる。ならきっと上手くいくわよ」
彼女はそう告げると、今度こそ訓練所から出ていった。
最後に見えた後ろ姿は、来る前より僅かに肩が軽くなっていた気がした。
◇◇◇
汗をシャワーで洗い流し、カルデアから支給された制服に袖を通す。壁掛け時計を見れば説明会開始の時刻まであと僅か。慌てて忘れ物がないか確認していたところ、ふと思い出す。
「そういえば……」
思い返すのは、マリスビリーさんの遺言。あの人が最後に俺に残してくれた物を思い出し、そっとそれが仕舞ってあったクローゼットから
それは俺用に調整された剣型の魔術礼装。鍔に近い刀身箇所には俺の魔術回路に調整した聖晶石が埋め込まれており、サーヴァントを呼び出す事を可能とする魔力を有する聖晶石の恩恵を十分に受け取ることが出来るという品物だ。
この礼装一つ作るのにどれほどの資金が必要となるのか、見当もつかない。あの人には死んでも頭が上がらない。
けれど、これを作ってくれたのはきっと俺が昔話した誓いを覚えていてくれたからだろう。そのための力と手段をあの人は俺に与えてくれたのだ。
「……そうだ。今度こそ、俺はなるんだ」
あの日、絶望から俺を救ってくれた英雄のように。
あの日、何も出来なかった俺に道しるべをくれた義理父のように。
あの日、守れなかった
「――
その宣誓に迷いはなく。
剣を取り腰のベルトに巻き付け固定する。いざ往かんと雄々しく扉を開けて――
「フォウッ!」
「おわっ!?」
急遽飛び出してきたカルデアを徘徊する謎の生物に出鼻を挫かれるのであった。
「あ、危ないな、まったく……」
「フォウさーん! 何処ですかーッ! あっ、アッシュさん、フォウさんがそちらに向かいませんでしたか!?」
慌てて駆けていく白い小動物の姿に茫然としていると、同じ方向から駆けてくる少女の姿が。紫の髪に眼鏡を掛け、白衣を着たその姿は見慣れたもの。マシュ・キリエライトの慌てた様子に思わず呆ける。
「えっと、フォウならさっきあっちに向かったけど……どうしたんだ?」
「はい、それが何やらフォウさんに着いて来るよう言われた気がして……こっちですね、ありがとうございます!」
「あっ、おい……まったく、慌ただしいな」
尋常ではない様子に、少し好奇心が芽生える。説明会まで時間も幾ばくも無いが、少しくらいの寄り道ならば問題ないだろう。
マシュの後を追って暫く。カルデアの出入り口付近まで駆け寄ると、そこには茫然と佇むマシュの姿、相変わらず何種なのか分からないフォウの姿、そして――
「女、の子……?」
何故か廊下で眠っているカルデアの制服を来た栗色の髪の少女が横たわっていた。
あまりの状況に一見しただけでは判断できず、先に現場に付いていたマシュに説明を求める。
「えっと。マシュ、これはどういう状況で……?」
「いえ、それがわたしが来た時から既に眠っていて……もしやそういう特殊な場所で睡眠を取る人で……」
「いや、そんなわけないだろ……そういえば、確かマリーが数合わせで一般枠から一人呼ぶって言ってたな……もしかして、48人目のマスター候補? なら量子ダイブの不慣れで気絶したのかもしれない。あれは慣れてないと脳に負担が掛かるから」
とりあえずこのまま床で眠らせて置くのも悪いため、とりあえずソファにでも運ぼうとして近づき背中と膝に腕を引っ掛けて持ち上げる。
「なるほど、とりあえず身ぐるみを剥いで身元を確認するつもりですね」
「そんなつもりないから。とりあえず何処か横になれる所まで運ぶだけだからな?」
「フォウフォーウ!」
「う……うぅん……」
と、騒がしくしていたためか。腕の中で眠っていた少女が目を覚ました。瞼を開き、焦点の合わない視線をこちらに向けること暫し。そこでようやく自身の現状を把握したのか、いきなり顔が真っ赤に染まった。
「……、………? …………ッ!? あ、ああああああののののののおおおおおおおッ!?」
「アッシュさん、凄いです。人ってこんなに素早く顔色が変わるものなんですね」
「フォウ、フォーウ!」
起きたら見ず知らずの男性に抱きかかえられていたら驚くのは当然か。慌てて離れようとする少女を安全に下ろしてから謝罪の念を込めて頭を下げる。
「申し訳ありません、お嬢さん。幾ら床で眠っていたからとはいえ、許可もなくあなたの身体に触れた事は緊急とはいえ不快な気持ちにさせた事に大変申し訳ない」
「え、いや、そうじゃなくて……えっと、床で眠ってた?」
「はい、先輩はカルデアの入ってすぐの廊下で倒れていたところをフォウさんが発見、それをわたしとアッシュさんが見つけて運ぼうとしていたのが現在の経緯です」
「あ、そうなんだ、というかフォウさんって? あと先輩?」
目覚めたばかりでいきなり様々な情報を言われたせいか混乱する彼女を落ち着かせるためにも一度わざと咳をし注目を集めた上で彼女に問う。
「それで、悪いけれどあなたが何者なのか一応身分証明して貰えませんか? 流石に廊下で気を失っている間抜けな侵入者などではないとは分かっておりますが、それでも一応場所が場所ですので」
「あ、はっはい! 一般枠から来ました、藤丸立香と言います! 素人ではありますが精一杯頑張りますので、どうか宜しくお願いしますッ!」
確認を取れば、慌てて懐から送られてきたであろう書類を取り出し渡してくる。それを受け取り確認すると、確かに以前マリーが募集していた一般枠からの案内状だった。
「確認しました、48人目のマスター候補の立香さん。カルデアはあなたを歓迎します。では遅れましたが、我々も自己紹介を。こちらにいる少女が、マシュ・キリエライトと申します」
「マシュ・キリエライトです……名乗るほどの者ではない、とか言った方がいいですか?」
「いやそういうのいいから。で、こっちにいる小動物がフォウ、カルデアのマスコット的存在です」
「フォウフォウフォーウ!」
「そして俺が――」
これから共に過ごすであろう仲間に対し歓迎の意を込めて手を差し出す。この出逢いが掛け替えのないモノになるようにと願いながら。
「――アシュレイ・
◇◇◇
ゆえに、ここにて全ての役者は揃った。
逃れられない運命の歯車があらゆる犠牲を巻き込んで回り出す。
勝利を掴む、その日まで。
――