夜の遅い時間。
女性が一人歩いていると、不気味な声が聞こえてきた。
恐怖にかられた女性は逃げ出そうとするが、ウルフ星人が現れて彼女を襲う。
星人に血を全て吸われ、息絶える女性。
血を吸いきって満足したのか、星人はその場から立ち去った。
この日の出来事が、MAC本部の指令室で話題になっていた。
「夕べ、三ツ木市で四人目の被害者が出た。前回の三件と同様、被害者には一滴の血も残っていなかった。警察が行った聞き込みでは、事件のあった時刻に狼の鳴き声を聞いたという情報があった」
「そんな馬鹿な。日本狼は絶滅したはず!」
「となると……考えられるのは、ウルフ星人か」
「人間の血を吸って生きてる、ウルフ星人ですか?」
「ゲンと梶田、マックロディでパトロールに行ってくれ」
ゲンと梶田がパトロールに向かう。
だが、これといって異常はなかった。
ゲンと梶田は本部へ戻ることにした。
バイトを終えた百子は、すっかり遅くなった夜道を一人歩いていた。
背後から百子に接近する星人。
星人は百子をすり抜けるように体内へと侵入した。
「え?」
百子は意識を失い、星人にその体を乗っ取られた。
星人の入った百子が帰宅する。
「ただいまー」
「お帰り、百子さん」
と、出迎えるゲンだったが。
「お前は誰だ?」
超能力で百子の中の星人を察知した。
「誰って、いやねおおとりさん。百子よ」
「違う! お前は、ウルフ星人だな!?」
百子の体が星人の姿になる。
星人は外へ逃げ出した。
「待て!」
星人を追うゲンは、マックシーバーで本部に連絡を取った。
報告を受けたMACが現場に急行する。
駆け付けた隊員たちが星人の行く手を阻んだ。
「撃て──っ!」
隊員たちが一斉射撃をすると、星人は巨大化した。
星人が隊員たちを踏み潰そうと襲い掛かる。
「レオ──ッ!」
ゲンはウルトラマンレオに変身した。
「赤い巨人だ!」
「あいつは何者だ!?」
レオは星人に攻撃する。
「俺たちの味方じゃねえのか?」
レオが星人を連打する。
星人はレオの猛攻に防戦一方だ。
「百子さんから出ていけ!」
「この女は俺の花嫁にするんだ」
レオは星人を捕まえて上空へ放り投げた。
宙を舞う星人。
レオは星人に光弾を投げてぶつけた。
落下する星人。
レオは高くジャンプし、星人が起き上がったところにレオキックを浴びせた。
星人は倒れ、百子の姿になった。
レオはしし座を見上げる。
レオマスクパワーが発動し、生き返る百子。
「私、いったい……?」
と、辺りを見渡してレオに気付く。
レオは微笑むと、空の彼方へと飛び立った。