ゲンは自宅にいた。
「地球を襲ったアストラが偽物だったのには驚いたわ」
「百子さん。僕は暫くの間、地球を留守にしなきゃならない」
「わかってるわ。マグマ星へ行くのね」
「でもその間、地球が襲われたらどうしよう?」
「そのことなら心配ない」
と、男が現れた。
「誰? てか、ここ僕の家なんですけど……」
男はL77の王、アルスに姿を変えた。
「ウルトラマン?」
「……!?」
ゲンが驚くのには無理もなかった。
アルスはゲンことレオとアストラの実の父なのだ。
「と、父さん! 生きてたんですね!?」
「お父さん?」
「アルスだ。よろしくな」
レオ──と、人間の姿に戻りながら会話を続けるアルス。「地球は私が全力で守る。だからお前は宇宙警備隊の仲間とマグマ星へ行け」
「わかりました。父さんほどの実力なら、申し分ありません」
「あの……私、山口 百子と申します。おおとりさんのお父様、よろしくお願いします」
「ああ」
「それじゃ百子さん、行ってくるよ」
ゲンはそう言って家を出ると、レオに変身してM78星雲に行き、仲間と合流してマグマ星へ発った。
マグマ星に降り立つウルトラ戦士たち。
「作戦の確認だ。城に侵入し、アストラを救出した後、速やかに撤退だ。無用な戦いは極力避けるように」
「はい!」
ウルトラ戦士たちは城へと侵入する。
城内で手分けしてアストラを捜すレオ。
そんなレオの下に、マグマ星人が現れた。
「侵入者をハケーン!」
星人がレオに攻撃を仕掛ける。
レオは攻撃をかわし、星人の背後に回って
「お休みー」
レオは城内を探索し、牢獄を見付けた。
牢獄の一角にアストラが幽閉されている。
「アストラ!」
眠っていたアストラが目を開ける。
「レオ兄さん!?」
「今助けてやる」
レオは鉄格子を壊し、枷を外そうとしたが、びくともしない。
「これマグマチックチェーンでできてるみたい」
「これなら!」
レオはハンドスライサーで鎖を切断した。
「ありがとう、兄さん」
レオは仲間にテレパシーを送り、アストラと共に仲間と合流して城を抜け出し、マグマ星を発った。
地球に帰還したレオ。
彼はゲンの姿になり、家へ戻った。
「ただいま」
「お帰りなさい」
と百子。
「アストラは助けられたのか?」
とアルス。
「はい、何とか」
「そうか。それじゃ私は帰るとしよう」
「父さん、また来て下さいね」
「ああ」
アルスは家を出ると、ウルトラマンに姿を変えて飛び立った。
ゲンは去っていくアルスを見送った。