ゲンと百子は散歩をしていた。
そこへ突如現れる男。
「た、助けてくれ……!」
男はそう言って蝋人形に変わる。
「……!?」
驚き戸惑う百子。
ゲンはマックシーバーでMACへ連絡を入れた。
MAC本部の司令室で会議が行われる。
「ゲンからの報告で、人が蝋人形に変わる事件が起きていることがわかった」
「人が蝋人形に? そんなバカな」
隊員の一人が鼻で笑う。
「蝋人形にされた人物は死を迎えている。恐らくアトラー星人の仕業に違いない」
「アトラー星人?」
「生物を蝋人形のような死体に変えて宇宙を回っている危険なやつだ。これはウルトラセブンから聞いた話だが、数々の惑星がアトラー星人のために滅んでいるらしい」
その夜、自宅近くで女がすすり泣くような不気味な声を聞くゲンと百子。
二人で声の主の元へ向かう。
声の主はアトラー星人だった。
星人はゲンたちに気付くと、相手を蝋人形に変える光を放射した。
ゲンはその場でバリアを張って光を遮った。
星人は怪物へと姿を変え、巨大化してゲンたちを踏み潰しにかかった。
ゲンはレオに変身して対峙する。
星人はレオに攻撃を仕掛け、怯んだところに光を放射した。
光を浴びたレオが徐々に蝋人形へと変わっていく。
レオは蝋人形に変わる寸前、肉体から精神を分離させ、それを百子の前でゲンの姿で実体化させた。
完全に蝋人形になるレオ。
「おおとりさん……」
「クソ……!」
ゲンは蝋人形と化したレオの姿を見て手を強く握った。
そこへ飛んでくるマッキー二号、三号。
二機は星人を機銃で狙撃する。
星人は二機を攻撃し、撃墜した。
パラシュートで地上に降り立つ隊員。
星人は飛び立ち、空へと消え去った。
ゲンとダンはMACの司令室にいた。
「とんでもないやつが現れたものだ……」
「……………………」
ゲンは無言のままだ。
「ゲン、何としてでも星人を倒せ」
「でもレオの体がなければ──」
「私にいい考えがある」
「いい考え?」
「アトラー星人の弱点は胸の花だ。マッキー二号で星人の胸にある花に突っ込め」
その時、基地内に警報が流れた。
「隊長、アトラー星人です!」
「全員出動!」
ゲンたち隊員はマッキーに乗り込んで出撃した。
ゲンを乗せたマッキー二号が星人の胸の花へ突っ込んでいく。
マッキー二号が回転しながら星人の胸に激突し、そのまま貫通した。
その場に崩れながら爆裂霧散する星人。
すると蝋人形だったレオが、元の姿に戻った。
ゲンは光になり、レオのカラータイマーへと吸い込まれるように入っていった。
目を開け、空へと飛び立つレオ。