地球に接近するコウモリ怪獣のバット星人バットン。
バットンは地球に侵入すると、直ぐ様地球の吸血コウモリに姿を変えた。
マッキー二号でパトロールをしていたゲンと梶田は、バットンを見付けて撃墜した。
バットンは地上に落下し、女性に姿を変えた。
そこへ通り掛かる百子。
百子は怪我をしたバットンを見て言った。
「どうしたの? 大丈夫?」
バットンは気絶したフリをした。
「困ったわ」
百子はバットンを背負い、自宅へ連れ帰ることにした。
バットンは百子の背中の上でニヤリとほくそ笑むと、彼女の首に自分の牙を突き刺した。
「うっ!?」
バットンに血を吸われた百子は、吸血鬼と化してバットンの忠実なシモベとなった。
仕事を終えたゲンが家に帰ってきた。
出迎える百子。
「お帰りなさい」
「ただいま」
ゲンは百子以外の気配に気付いた。
「お客さん?」
バットンがやって来る。
ゲンはバットンが宇宙人であることを察知した。
「おおとりさん、この方怪我をしてたの」
「そうなんだ」
ゲンの脳裏にバットンの声が流れた。
(この女は手下にした)
(なんだと?)
(この女によれば、お前はウルトラマンレオらしいな)
(だったら何なんだ?)
(お前も私の手下となれ)
(それは出来ない相談だな)
「百子、こやつは私に逆らう気だ」
「はい」
百子はゲンを攻撃する。
ゲンはかわして百子の鳩尾を殴る。
「うっ!」
百子は気を失って倒れた。
「貴様、百子さんを戻せ!」
「嫌だ!」
バットンはその場から逃げ、窓ガラスを割って外へ飛び出した。
ゲンもバットンの後を追おうとするが、目を覚ました百子が彼に足払いをかけた。
「うわ!?」
転ぶゲン。
「バットン様には指一本触れさせないわ」
ゲンは立ち上がる。
「ちょっとごめんよ」
ゲンは百子の体に入り込んだ。
「え?」
ゲンが百子の意識を乗っ取った。
百子は外へ出てバットンの元へ向かう。
「バットン様!」
「百子か。レオは倒したのか?」
笑みを浮かべる百子。
「何がおかしい?」
「俺がレオだ」
「そうか。乗っ取ったのか」
バットンは怪獣に姿を変えた。
「レオ──ッ!」
百子はレオに変身した。
バットンと対峙するレオ。
レオは注射器を取り出す。
バットンを攻撃して怯ませ、その隙に注射器を刺して採血するレオ。
注射器を奪いにかかるバットン。
レオはバットンに反撃し、怯んだところへ光線を放った。
倒れて爆裂霧散するバットン。
レオは百子の姿に戻ると、病院で血清を作ってもらい、百子に注射を射った。
ゲンが百子の体から出てくる。
意識を取り戻す百子。
「ここは?」
「病院だよ。君は吸血鬼に操られてたんだ」
「おおとりさんが戻してくれたの?」
「うん」
「ありがとう」
百子はゲンの頬にキスをした。