レオ、君の番!
と、オープニングを脳内再生してからお読み下さい。
レオがカブトムシ型の怪獣、サタンビートルと戦っている。
時間を少し巻き戻すと、地球に毒のゴミが降り積もり、人々が衰弱していった。
それをサタンビートルの仕業と察知したゲンは、レオに変身して戦っていた、というわけだ。
MACの隊員も、ダンも毒のゴミにやられ、弱っていた。
レオはサタンビートルにレオキックを浴びせようとするが、かわされてしまう。
勢いよく墜落して倒れたレオに、サタンビートルが腹部からミサイルを放った。
レオは横に回転しながら避けて起き上がる。
カラータイマーが点滅を始める。
レオは姿を消した。
サタンビートルは空へと飛び立った。
「くっ……!」
ボロボロのゲンが、家に帰ってくる。
毒のゴミで弱っている百子が、這ってやってくる。
「百子さん!」
「お、おおとりさん……」
「無理をするなって。あの怪獣は強い。今度こそ僕も……」
「あなたが死んだら、この地球はどうなるの?」
「それは……」
「あなたには何としても勝ってもらわないと」
「少し、休ませてくれ」
ゲンはソファに倒れ込んだ。
一方、サタンビートルは、地上に降りて暴れまわっていた。
ニュースを見たゲンは、街へ行こうとする。
「おおとりさん」
「行ってくるよ」
「死なないでね」
ゲンは家を飛び出した。
(今度こそ……)
「レオ──ッ!」
ゲンはレオに変身、巨大化すると、サタンビートルに先制攻撃を仕掛けた。
不意を突かれたサタンビートルだが、毒ガスを吐いてレオを弱らせようとする。
先ほども、この技でレオは弱り、敗れてしまったのだが。
「イヤー!」
レオは飛び上がって毒ガスをかわす。
「サタンビートル、自分の星へ帰れ」
だがサタンビートルは聞く耳を持たない。
「ならば……」
レオはサタンビートルの懐に潜り込み、腹ばいに張り倒して羽をもぎ取った。
起き上がり、ミサイルを放つサタンビートル。
「うわ!」
攻撃を受け、吹っ飛んでビルを破壊するレオ。
そこへ追い打ちの毒ガス。
レオは毒ガスをジャンプでかわし、レオキックをサタンビートルに浴びせて粉砕した。
毒のゴミはやみ、地球のあらゆる生物は、元気を取り戻した。
「おのれ、ウルトラマンレオめ……」
サタンビートルを連れてきたクリーン星人は、「次こそは地球をいただく」と、捨て台詞を吐いて自分の星へと帰っていった。
ゲンが家に帰ると、百子はすっかり元気になっていた。
「お帰りなさい。あなたのおかげで、私の体調も良くなったわ」
MACにも顔を出したら?──と、続ける百子。
「うん。そうするよ」
ゲンはMACへと顔を出すのだった。