ウルトラマンレオ   作:桂ヒナギク

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レオ、ウルトラマン!
レオ、君の番!

と、オープニングを脳内再生してからお読み下さい。


第09話:毒のゴミ

 レオがカブトムシ型の怪獣、サタンビートルと戦っている。

 時間を少し巻き戻すと、地球に毒のゴミが降り積もり、人々が衰弱していった。

 それをサタンビートルの仕業と察知したゲンは、レオに変身して戦っていた、というわけだ。

 MACの隊員も、ダンも毒のゴミにやられ、弱っていた。

 レオはサタンビートルにレオキックを浴びせようとするが、かわされてしまう。

 勢いよく墜落して倒れたレオに、サタンビートルが腹部からミサイルを放った。

 レオは横に回転しながら避けて起き上がる。

 カラータイマーが点滅を始める。

 レオは姿を消した。

 サタンビートルは空へと飛び立った。

 

 

「くっ……!」

 ボロボロのゲンが、家に帰ってくる。

 毒のゴミで弱っている百子が、這ってやってくる。

「百子さん!」

「お、おおとりさん……」

「無理をするなって。あの怪獣は強い。今度こそ僕も……」

「あなたが死んだら、この地球はどうなるの?」

「それは……」

「あなたには何としても勝ってもらわないと」

「少し、休ませてくれ」

 ゲンはソファに倒れ込んだ。

 一方、サタンビートルは、地上に降りて暴れまわっていた。

 ニュースを見たゲンは、街へ行こうとする。

「おおとりさん」

「行ってくるよ」

「死なないでね」

 ゲンは家を飛び出した。

(今度こそ……)

「レオ──ッ!」

 ゲンはレオに変身、巨大化すると、サタンビートルに先制攻撃を仕掛けた。

 不意を突かれたサタンビートルだが、毒ガスを吐いてレオを弱らせようとする。

 先ほども、この技でレオは弱り、敗れてしまったのだが。

「イヤー!」

 レオは飛び上がって毒ガスをかわす。

「サタンビートル、自分の星へ帰れ」

 だがサタンビートルは聞く耳を持たない。

「ならば……」

 レオはサタンビートルの懐に潜り込み、腹ばいに張り倒して羽をもぎ取った。

 起き上がり、ミサイルを放つサタンビートル。

「うわ!」

 攻撃を受け、吹っ飛んでビルを破壊するレオ。

 そこへ追い打ちの毒ガス。

 レオは毒ガスをジャンプでかわし、レオキックをサタンビートルに浴びせて粉砕した。

 毒のゴミはやみ、地球のあらゆる生物は、元気を取り戻した。

「おのれ、ウルトラマンレオめ……」

 サタンビートルを連れてきたクリーン星人は、「次こそは地球をいただく」と、捨て台詞を吐いて自分の星へと帰っていった。

 ゲンが家に帰ると、百子はすっかり元気になっていた。

「お帰りなさい。あなたのおかげで、私の体調も良くなったわ」

MACにも顔を出したら?──と、続ける百子。

「うん。そうするよ」

 ゲンはMACへと顔を出すのだった。

 

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