二重真祖様の幻想生活   作:エントさん

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遅くなってすみません!チラっ?


第七夜【紅魔館潜入!事件は会議室で起きてるんじゃない!紅魔館で起きてるんじゃ!】

ブラッド・レイヴンside

 

 

「ーーーハァハァ」

 

 なんなの?!なんなの?!なんなの?!!馬鹿なの?なんでいきなり倒れるの?!怖いよもう!

 

 もう……やだよぉ。

 

「というか、ここどこ?」

 

 僕は、謎のぶっ倒れ金髪少女(仮名)から必死で逃げていたら霧のかかった(白い)、池?のような場所に着いた。

 はぁ、良かった。ちょうど喉が渇いてたんだよ。

 

ーーーゴクゴク

 

 「プハァ!」

 

 うまい!もういっぱい!まぁ、もういらないけどね。生き返ったぁ。

 取り敢えず、どうしよう?もう日はほとんどくれてるしどこか休めるトコな…

 

「なにあれ?明かり?」

 

 少し遠く、恐らくこの池の真ん中辺りに明かりのようなものが見えた。

なんだろうあれは、としばらく考えていると右の茂みからカサカサ、と音が聞こえた。

 

「だ、れか、い、るの、か?(誰かいるんですか?)」

 

ヒィ‼︎

 

 なんだ!?今、音のなった茂みから女性の悲鳴が聞こえたぞ?!

僕は急いでその茂みの方へ行った。瞬間

 

ザザザッ‼︎

「ご、ごめんなさい!!!」

 

「……(え?君って、て言うかまた土下座?!)」

 

 そこには、幻想郷に入って一番最初にコンタクト(土下座)した緑髪の少女が居た。

 

「お、まえ、は、あの、と、きの(君ってあの時の女の子だよね?)」

 

「お、覚えててくれたんですか!!?」

 

 僕はその質問にコクっと頷いた。って、今朝のことしかも君みたいに印象的な子のことをすぐ忘れられるわけないじゃん?!え、なに?僕ってそんなにすぐ忘れるようなアホっぽい顔してるの??

………かなりショック。

 そんな、僕の気持ちは知りもせず少女は少しニヤついていた。なにこの子、怖いよ。

 

「あ、あの!こんな所でなにをしてるんですか?」

 

 少女が唐突に聞いていきた。いや、何してたんですかって聞かれてもなぁ。

 僕は、少し困ってしまうぞよ?

 

「………(何て言えばいいんだろう。さすがに

 

『なんか意味不明な金髪少女がぶっ倒れたんで叫びながら逃げ的やしたキャハハ★』

 

なんて言えないし、二重の意味で。)」

 

  二重真祖様だけにね!っと、うまい!座布団持ってきてプリーズ⤴︎

 僕が黙っていると緑髪の少女(奇跡の方じゃないよ)がこう言ってきた。

 

「あ!もしかして!紅魔館に行こうとしてたんですか?」

 

 コウマカン?なにそれ、キッコーマンの親戚?コウマカン…どこかで聞いたことあるんだけどぉて言うか、もう、キッコーマンしか頭に出てこねぇよバカヤロー。

 思い出せない。やっぱり僕アホかもしれない。いや!もしかしたらボケが入って切れるのかも…老化かぁやだなぁ。

 

「やっぱり!じゃあ、私の能力で紅魔館の前までお運びいたしますよ!!」

 

え?なんか、勝手に話し進んでんだけど何がやっぱりなの?なんで僕がキッコーマンに行くことになってるの?

 あ、ごめんコウマカンだった。

 

「着きましたよ!!」

 

 はい、着いちゃいましたよ!!(遠い目)ってこれがコウマカンかぁ。デケェ!!アケェ!!カエリテェ!!!

 でもここまで来ちゃったら仕方ないしなぁ。

 

行くか!(遠い目)

 

「あ、りが、と、う(ハハハ、アリガトウ、ショウジョ、イッテクル。オデ、コウマカン、マルカジリ)」

 

「い、いえ!!このくらい!じゃ、じゃあ、また!!」

 

 少女は、なぜか顔を隠しながらその場を去った。なんだろう、鼻水でも垂れたのかな?

 と、僕が、最低なことを考えているとコウマカンの方から誰かに声をかけられた。

 

「あなた誰ですか?」

 

 俺は、通りすがりの仮面ライd、嘘ですごめんなさい。

振り返るとそこには赤色の髪に、如何にもチャイニーズな服を着た、ダイナマイトバディお姉様が居た。

 

 ワオ、コウマカンデッケー(意味深)

 

「クッ、どうぞ、お入り下さい」

 

 え?僕、何も言ってないんだけど何がクッなんだよ。訳ワカンね★

 

「あぁ(こうなったら行っちゃいますぜ!コノヤロー!!)」

 

 そして僕は、玄関らしき場所まで来た。

お、お邪魔しまーす。突撃、隣◯晩御飯ですがどなt

 

 

 

サッ

 

 

 

 ん?僕はいきなり現れた気配に気づき、咄嗟に振り向いた。

 

「?!貴方、なぜ動けるのかしら?」

 

 そこには、さっきのお姉様系の人とは打って変わってスタイルはいいものの胸が…ねぇ?な銀髪メイドさんが居た。

 

「質問に答えてくださいますか?貴方は、なぜ動けるんですか?」

 

 はぁ、今日は質問されることが多いな、しかも強制的に。

貴様に拒否権はない状態ですね。分からないしやめて下さい。とりあえず質問には答えますけど、べ、別にメイドさんの持ってるナイフが怖いとかじゃないんだからね!勘違いしないでよね!

 

「あ、しが、あ、るから、だ(なぜ動けるから?足があるからさ!!)」

 

 僕は心の中で盛大にドヤッた。これは名言(迷言)が出来たぜあ!!

 

「なっ!?そ、そういうことですか。」

 

 彼女も僕の名言(迷言)に目から鱗みたいだ。フッフフ、最高にハイってやつダァ!!

 

「先ほどは、失礼を申し訳ありません。お嬢様がお呼びです

付いて来ていただけますか?」

 

 お嬢様?このデッカい館のお嬢様かぁ。これは、緊張の予感

とりあえず、僕はその言葉に頷いた。

 

「では、こちらです」

スタスタスタ

 

 凄い今更だけど僕、全然喋ってないなぁ。まぁ、その所為でこんな状況になってしまってるわけでありんすが。

 泣きそう。

 

「名乗り忘れていましたが私は『十六夜咲夜』と申します。」

 

あ、これはこれはご丁寧に、僕の名前は

 

「ブ、ラッド・レイ、ヴン(ブラッド・レイヴンと申します)」

 

 あれ?名乗った瞬間、メイドさんの歩くスピード上がった。速い、さっきの三倍は速い!メイドさん赤くなっちゃうよ!?

 早歩きだった所為か、かなり早く目的の場所に着いた。

 

「こ、こちらになります」

コンコン

「お嬢様、お連れになりました。」

 

 入りなさい、と中から幼い声が聞こえた。あれ?お嬢様って子供かな?そう思いながら開けられたドアをくぐる。

 

 するとそこには、紫がかった髪で見たこともないような帽子をかぶり身長130程度のしょ、幼女がいた。

そして、背中からは吸血鬼特有のコウモリの羽が生えていた。って、え?

 

きゅ、吸血鬼じゃああああああ!!?

 

 僕は吸血鬼にあまり好きじゃない。なぜか?そんなの、会ったら即土下座or跪く。そんな奴らを貴方達は好きになれますか?

 

A.無理

 

どうせ貴方もそうなんでしょ?

 

「初めましてね、私は『レミリア・スカーレット』よ。以後よろしくね、真祖様」

 

 ま、まともじゃああああああああああああああ!!!真祖様っていうのはあれだけど、こんなまともな挨拶を吸血鬼から、もう涙目よ私!

 

 僕は、彼女が差し出した手を握り、『握手』をした。あぁ、もう今日はなんて素晴らしい日なんだ!僕は今日起きた、他の不幸な出来事を忘れそんなことを思っていた。

 

「どうぞ、座ってちょうだい。咲夜、二人で話したいから下がっててくれるかしら?」

 

 あれ?座ったら急に凄い眠気が、あぁ、今日は色々、本当に色々あったからなぁ。うっ、ダメだ僕ここで寝たら失礼じゃnスヤァ。

 

はっ!?しまった、少し寝てしまった?!

 

「真祖様!ありがとうございます!!」

 

 フォワッツ!?え?何、何でこの子いきなり敬語なの?なんで僕の横に座ってるの?!どういう状況なのこれ?!何がありがとうなの??

 

「い、い(とりあえずそれっぽく返事しなきゃ)」

 

パァ

「し、真祖様!良かったらこの屋敷にしばらく住みませんか?」

 

「あ、ぁ(ん〜、なんの話ししてたんだろう。謎だ。うーん?)」

 

「で、ではすぐに部屋を用意させます!」

 

「……(え?えぇぇぇ?!なんでそうなった?僕がなんか適当に返事してたからか?!なんでここに住むことになってるの?!!)」

 

 僕が心の中でそう叫んでいるとスカーレットちゃんは咲夜!咲夜!とさっきのメイドさんを呼んでいた。うん!いい笑顔です!写メしたいくらい!

 

はぁ、でも本当にどうしよう。

 

ここに住む→決定

 す、住むのはいいとしても僕あまり人と関わったことないのにいきなり同居なんて、そんなの童貞がいきなり女子校に女装して行かなきゃいけない、てのと同じことですよ?

 本当にどうしたらいいんだ……

 

「あの!良かったら私の友人と会ってくださいませんか?」

 

 ちょっ!スカーレットちゃんそんなに顔近ずけないで!惚れちゃう!ろ、ロリコンちゃうわ!!

 

スカーレットちゃんの友人?吸血鬼かな…う、だ!大丈夫!スカーレットちゃんがまともだったんだ!その子だってきっとまともだよね!恐れるなブラッド!

 

「で、では、私に着いて来て下さいませ!」

 

 というか、スカーレットちゃん敬語慣れてないんだろうな。さっきからかなり吃っている。ここは!大人の余裕を見せる時!!

 

「敬語、は不、要(慣れない敬語なんていらないよ!ありのままのユーをカモンしちゃいなよ!)」

 

 僕は若干ルー大柴っぽくなった。知らない人は調べてみなくてもいいよ!時間の無駄だからね!!

 

「そ、そんな!さ、流石に…分かりました。真祖様は噂通り優しい方なのですね」

 

 ん?んん!?ちょっと、スカーレットちゃん!今の『噂』って何?僕噂されてるの!?なにそれ初耳、悪い噂じゃないよね!あ、もしかしてこの前スーパーで試食を貪ってたのがいけないのか?!確かにあの時かなりの視線を感じたけど、仕方ないじゃん!お腹空いてたんだよ!!もう餓死寸前だったの!

 

スタスタ

「それじゃぁ、こっちよ。真祖様」

 

「ブラッ、ド・レイ、ヴン(いつまでも、真祖様っていうのも嫌だしちゃんと自己紹介くらいしないとね!)」

 

ピタッ

「はい!ブラッド様!ありがとうございます!」

 

 おっとこの子、強引!いきなり手を握ってきたよ?!なにこの子悪女志望なの?いや、吸血鬼だから悪女っていうか悪魔だけど、ダメだ!柔らかい!甘い匂い!女の子怖い!!

 

「あっ!」

バッ‼︎

「ご、ごめんなさい!私、取り乱してしまったわ。取り敢えず、着いて来てね。『ブラット様』」

 

 なんかこの子、スッゴいニヤけてるけど大丈夫かな?あ、取り敢えず着いていかないと、こんな広いお屋敷で迷子……死ぬまで出れない気がする。

 

 

 

ーーしょ、幼女移動中ーー

 

 

 

うーん、会話が続かん!!

いやね!頑張ってるんだよ!!でもね、ダメなの声でないの!

スカーレットちゃんも何にも喋らないし、痛い、痛い沈黙だよこれ。

 

ーーチラッ

なんかスカーレットちゃんがチラチラこっち見てるし。なに?何か髪についてます?

サワサワ、うん、何も付いてない。

 

ーーほわぁ……

あれ?スカーレットちゃんなんで止まってるの?え?なんで、そんな舐めるように見るの?怖い、怖いよ!キバッ?!なんでキバ出してるの?

 

ーーかぷっ

スカーレットちゃああああああん?!!なんで、自分の指噛んでるの!!?ミシミシいってる!痛い痛い痛いよ!!!!!

 

ーーキリッ

あ、キリッてなった。でも指から血が、あ、治った。流石吸血鬼さん!

 

ーーグッ‼︎

次はガッツポーズかぁ。スカーレットちゃんは何処を目指してるんだろう。挙動不審大会とかあったら確実に優勝できるよ。

 

「行きましょうか」

 

うん、イコウカ。とりあえずさっきのことは忘れよう。あれだ、きっと、この館に伝わるダンスなんだろう。そうに違いない!

 

「あ、ぁ(さぁて、友人さんのところに行くか!)」

 

うーん、スカーレットちゃんのダンス(奇行)が終わったのはいいんだけど。

 

ーーー会話出来ねぇえええええええええ!!!!!!

「もう少しで着くわよ」

 

「分、かっ、た(あぁ、友達になるチャンスを逃してしまった)」

 

小学生でも友達100人居るのに僕の友達……い、いや!いるし!友達いるし!!伊藤さんに田中さんにリッキーに!

………そうだよ!いねぇよ、リッキーって誰だよ。なんでいきなり外人なんだよ。

 

そんなこんな考えているうちにデッカい扉が見えてきた。うん、僕の直感が言ってるこの扉の向こうにお友達さんがいる!!

 

「着いたわよ。入って頂戴」

ギギギ

と、大きい扉が開く。いやぁ、でかいですなぁ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(((ギラッ)))

ギラッ!?

 扉を開けると、そこには、森で会った気絶少女(金)と、同じく金髪で服装は絵本などで見る、俗に言う魔女服を着たコスプレ少女、あと、パジャマみたいなのを着た紫髪の少女というかお姉様感じの女性がいた。

 

「ちょっ、あんた達なにいきなり睨んでるのよ!!」

 

 そ、そうだー、睨むんじゃなーい。くっ、女の子に睨まれてすぐにスカーレットちゃんの後ろに隠れてしまった。

 情けない、でも仕方ないじゃん怖いんだもん!!

 

「レミィ、隣のは誰?」

 

「え?この方?そうね、この方は」

 

 ゴホンと、スカーレットちゃんは咳をして

 

「吸血鬼の頂点にして!美の結晶!この世の誰もがこのお方の前なら塵同然とまで言われた、吸血鬼の真祖!ブラッド・レイヴン様よ!!」

 

 と言った。

 え?えええええええええええええええええええええ!!?なになになに!!僕ってそんな感じで広まってるの!?なにその誤解!やばいよ!何かの陰謀を感じるよ!うわあああああああああ!

 

「きゅ、吸血鬼の真祖?」

「なるほど、それなら」

「初めて見たぜ」

 

 え?なにこの子達納得してんるの?馬鹿なの?

 




うん、少しキリが悪いですけどここまでです!です!(謎の威圧)
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