私の名前は鈴音理帆。一年前から大洗女子学園の先生を楽しくやっています。でも、1つだけ私には悩みがあります。それは…
「あっ、りっちゃん先生」
うぅ~また、りっちゃんって呼ばれた…私はため息をついた後、声がした方を振り向き言った。
「もぉ、りっちゃん先生って呼んじゃダメって言ってるでしょ、武部さん。鈴音先生って呼んで」
「えぇ~だって鈴音先生よりもりっちゃん先生の方がしっくり来るもん」
しっくり来るもんって…この子の名前は武部沙織さん。私の担当しているクラスの子だ。どうして、私がりっちゃんって呼ばれているのか?その原因は私が一番わかっている。その理由は私の身長が低く、童顔だからだ。そのせいでクラスの皆からはりっちゃん先生って呼ばれるようになった。はぁ~もっと身長が欲しかった。
「それにりっちゃん先生、ツインテールしてるし」
「確かにツインテールしてるけど…」
「ツインテールやめても変わんないけどね」
「武部さんにだけ課題の量を多くしますからね」
「えぇ~ヒドイ~」
「ひどくないです」
私はそう言ってスタスタと自分のクラスの教室に向かった。
「あぁ~待ってよ、りっちゃん先生」
うぅ~どうすれば私のことをちゃんと鈴音先生って呼んでくれるのかな?多分無理なんだろうな~
「じゃあ、今日の授業もこれで終わりです。みんな気をつけて帰ってね」
「「「は~い、りっちゃん先生」」」
「りっちゃん先生って呼ばない」
「「「は~い」」」
皆元気良く返事してるけど絶対にりっちゃん先生って呼び続けるな。私は教壇の上に置いてる提出してもらった課題をまとめて職員室に戻った。
「~♪~♪」
皆真面目に課題をやってるな~とっても嬉しい♪鼻唄混じりにクラスの子達の提出された課題をチェックしていた。五十鈴さんは字がすごく綺麗。あっ、武部さん、ここ分かってないのか…今度分かりやすく授業してあげないと課題チェックをしていたら
「鈴音先生」
と呼ばれたので振り返るとそこには見知った人が待っていた。
「どうしたの?角谷さん」
角谷杏さんこの学園の生徒会長だ。
「少し時間をいただけませんか」
普段とは全く違う真剣な表情でこちらを見ていた。
「いいよ。場所変えた方がいい?」
「ありがとうございます。場所は生徒会室でいいでしょうか?」
「大丈夫だよ」
角谷さんと一緒に私は生徒会室に向かった。
「それで私に話って何かな?」
「この学園が廃校になるのはご存知ですか?」
「うん…知ってるよ」
そう、この学園は廃校になるのだ。教員の私は事前に知らされていた。
「なら、話が早いです。この学園を廃校させないために私たちに協力してください。」
「協力?」
初めましてぱすてこと申します。今回はこの小説を見ていただいてありがとうございます。