敬礼しながら挨拶だなんて少し変わってるな秋山さん。
敬礼後秋山さんは西住さんの方を向いて目をキラキラさせながら西住さんに話しかけた。
「西住殿に会えるなんてか、感激であります‼」
「か、感激だなんて…大袈裟だよ」
「大袈裟なんかありません‼自分にとって西住殿は尊敬する人であります。だから、西住殿が戦車道を始めるのを知ってとっても嬉しかったであります」
「…は、はぁ」
秋山さんのマシンガントークにタジタジになる西住さん。これは助けた方がいいかな。秋山さんの会話に俺は割り込む。
「秋山さん、西住さんが困ってるよ」
「えっ!?あぁ、すみませんでした!私としたことが…」
秋山さんは西住さんに向かって頭を思いっきり下げる。
「大丈夫だよ。あ、秋山さん」
「何でありますか?」
「良かったら私達と一緒に戦車探しに行かない?」
おっ、西住さんが他の人を誘うなんて…ちょっと嬉しい。
「本当でありますか!感激であります」
こうして、秋山さんも一緒に行動することになった。とりあえず俺達は山の奥を探すことにした。
「見つかりませんわね…」
「うぅ~疲れたよ。明日太股がパンパンだよ」
「本当に戦車があるのかが怪しくなってきたな………あっ‼あった!」
俺の視線の先には戦車があった。
「ど、どこにあるんですか?」
「ほらほら、少し傾斜がキツイところに戦車があるよ。しかも、二両あるよ」
「見えませんよ~」
「なら、もう少し近くに行こう」
………
「ほら、あったでしょ」
「本当だ~でも…」
「凄い傾斜ですわね」
見つけたのは良かったんだが…戦車は傾斜がキツイところにある。
「動くかどうか確認しないと…」
「えぇ~見つけたからそれでいいじゃん。みぽりん」
「確認だけはしておきたいよ。もし動かなかったらまた、探さないと行けないから…私が行きます」
「西住殿危ないでありますよ」
行こうとする西住さんを秋山さんが止めようとする。
「そうだよ、西住さん」
「でも…」
「大丈夫だよ。俺が行くから皆はそこで待ってて」
俺はそう言いながら戦車の所に向かった。ほうほう、一つは38(t)かこっちは汚れとかで汚いけど…どこも欠損は無い。なら、動かせる。もう一つは……マジか!遠くからで分からなかったけどこれってクルセイダーMK.Ⅲじゃないか。まさか、こんなとこで再会するとは思わなかった…こいつも動く。
「秋葉さん~戦車どうですか~使えそうですか~?」
上から西住さんが戦車について聞いてくる。
「大丈夫~どっちも使えるよ~」
俺はポケットに入っている無線機でりっちゃんに連絡をする。
「りっちゃん聞こえる?」
『聞こえるよ。どうしたの?とうくん』
「りっちゃん戦車見つけたよ。しかも、二両場所は山の中」
『どんな戦車なの?』
「一つは38(t)。もう一つはクルセイダーMK.Ⅲ。母さんが乗ってたのと一緒だよ♪」
『へぇ~凄い偶然だね♪私も早くみたいな~あっ、後で回収班を行かせるなら、とうくん達は帰ってきていいよ。気を付けてね』
「分かった」
りっちゃんとの無線を切って西住さん達がいる場所まで登った。
「皆帰ってきていいって」
「本当ですか。やっと帰れる~」
「それじゃあ皆帰ろうか」
クルセイダーか…母さんが乗っていた戦車が大洗にあるなんてな。これも、何かの縁かな。こうして、俺達の戦車探しは終わった。
みなさんどうも、ぱすてこです。グダグダしていたらいつの間にか投稿するのに1ヶ月過ぎていた‼
今回は少しオリジナルの要素が入っています。