ホームルームが終わり、私は今からプチタミに向かう準備を行っています。
「ねぇ、みぽりんこれからどうする?」
「私は今から秋葉さんの所に行こうかなって」
「そうなんだ、だったら私も一緒に行きたいな~」
「西住殿~」
沙織さんとお話しをしていたら教室の外から私を呼ぶ声がしました。声の主は優花里さんでした。
「西住殿のこれから暇でしょうか?もしよろしかったら私と一緒にどこか行かないでしょうか?」
「え、えーっと今から皆でプチタミに行こうかなって話してたんです」
「プチタミ?」
「秋葉さんが仕事してる場所だよ」
「そうなのですか…残念です」
「優花里さん、良かったら一緒にプチタミに行きませんか?」
私が優花里さんを誘うと優花里さんは満面の笑みを浮かべて私の方を見てきました。
「本当ですか!?是非行きたいです!!」
「なら決まりだね♪私、華も行くか誘ってくる」
こうして沙織さん、華さん、優花里さん、私はプチタミに向かいました。
「いらっしゃいませ~あっ、皆来てくれたんだね」
「遊びに来ました~」
「空いてるところ適当に座って」
「秋葉さん今日はお疲れ様でした」
「西住さんの方もお疲れ」
「あっ…」
秋葉さんの手が私の頭の上に乗ってる。手を乗せられてるだけなのにすごく嬉しい。
「あ~東矢セクハラしてる」
「いや、これは…」
モリーさんに指摘され、秋葉さんはあたふたしてる。
「モリーさん!私は気にしてません。それに私、秋葉さんの手嫌いじゃありませんから。む、む、むしろもっとしてほしいです」
「「「……」」」
私の発言に沙織さん、華さん、優花里さんは驚いた表情で私を見ていました。皆の視線を見て私はとんでもないことを言ってしまった事を自覚しました。
「あ、あの、今のは言葉のあやです」
「みほ、それ使い方間違ってると思う」
「う、うぅ~」
「みほ、顔真赤」
モリーさんに指摘されてさらに顔が真っ赤になるのが分かった。
「だって、秋葉さんの手、凄く暖かくて優しくて…皆も秋葉さんに手を乗せてもらったら私の言いたいことが分かるよ」
「西住さん…それはちょっと」
「そうなんだ。なら、私やってほしいかも」
「武部さん…」
秋葉さんは困った表情を浮かべている。
「えぇーなんで、みぽりんはしてあげるんですか」
「それは、無意識でやってたから…」
「やってくれないんですね…」
「……分かった」
秋葉さんはそう言って武部さんの頭の上に手を乗せた。
「これでいいかい?」
「みぽりんが言ったことがわかるかも。凄く暖かくて優しい。ずっとやってて欲しいかも」
「それは無理かな」
「あはは、そうですよね。ありがとうございます。もう大丈夫です」
秋葉さんは武部さんの頭から手を離した。
「あらあら~皆楽しそうね~」
後ろから声がしたので私は振り返るとそこにはりっちゃん先生がいました。
西住さんは秋葉くんにゾッコンです!