この調子で頑張っていきます!!
「私たちは戦車道を復活させ、そして、戦車道の全国大会に出場します。戦車道の全国大会を優勝することが出来たら廃校を取り消ししてくれると約束してくれました」
「本当に!?」
「はい。ですが、全国大会に出場したとしても優勝するのは不可能です。ですが、鈴音先生ともう一人西住みほちゃんの協力があれば優勝する事が可能かもしれません」
「ちょっと待って。西住さんはともかく、どうして私が必要なの?」
西住みほさんは有名な西住流、西住しほさんの娘だ。だから戦車道に入れたいのは分かるけど
「それは先生の方が分かっているのではないですか?」
「えっ?」
「先生は10年前に有名だった秋葉流を学んでいたのではないのですか?」
「!!」
角谷さんの口から出てきた単語に私は驚きを隠せなかった。
「どうしてそれを知っているの?」
「少し鈴音先生の事を調べさせてもらいました。すみません」
角谷さんは私に向かって深く頭を下げた。
「いいの、別に気にしてないよ」
私の言葉を聞いた後、角谷さんは頭を上げる。
「先生、お願いです。協力してください」
少し困ったな…
「角谷さん…確かに私は秋葉流を学んだよ。でも、秋葉流は10年前から実践で使われたことは無かったの。つまり、私はただ学んだだけであって役にたてるかどうか分かんないよ。それでもいいの?」
「私達には必要です」
「そっか…」
戦車道か…私には縁がないものだと思って諦めていたのに戦車道に関われるチャンスが来た。なら私の返事は一つしかない。
「精一杯やらせてもらいます。これからよろしく、角谷さん」
「ありがとうございます!」
角谷さんは私に再び深く頭を下げた。
「角谷さん頭を上げて。私もこの学校が廃校になるのは嫌だからね。だから、気にしないで。それより、西住みほさんの方はどうなの?やってくれるって言ってくれたの?」
「それが…戦車道はやりたくないと言っています」
「えぇ!?」
私は今日一番大きな声で驚いてしまった。まさか、西住さんが戦車道をとってくれないとは…このままじゃ優勝はかなり厳しい…いや、不可能かな。
「私達からもう一度話をしてみます。なんとしてでも戦車道をとらせてみせます」
「角谷さん無理矢理はダメだよ。いい?」
「善処はしてみます」
『善処は』か無理矢理しようとするなら私が止めないといけないな。あっ、そうだ。
「角谷さん。ここの先生じゃないけどもう一人秋葉流を学んだ人がいるんだ。その人も大洗戦車道の特別顧問にしたいんだけど、どうかな?」
「本当ですか⁉お願いします」
「分かった。連絡してみるからまた後で角谷さんに連絡するね。お互いに学園のために頑張ろうね」
「はい。よろしくお願いします」
私は生徒会室を後にした。さて、今から連絡しよう。でも、廊下で携帯を使うのは流石にマズイかな。屋上に行こう。
………
携帯を取り出して私は電話を掛けた。三回のコールの後に電話が繋がった。
「もしもし、とうくん。とうくんに1つ頼みたいことがあるんだけど……」
こうして大洗女子学園の廃校を阻止するための第一歩が進んだ。
皆さんどうも、ぱすてこです。やっとオリジナルの流派を出すことができました~次回からはもう一人の秋葉流を学んだ人の視線で話が進みます。