ドラゴンクエスト―ダイの大冒険―最善の勇気―   作:神仁

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※序盤の主人公たちは【最強】です、後半は成長はしますがあくまで【最強クラス】に留まります。

勇者、ネタまみれ時々シリアス。

闇勇者、基本生真面目かつ空回り。

『ネタパロ作品とのコラボじゃないですかやだー!!』という方は、回れ右を――。

『嫌いじゃないわっ!嫌いじゃないわっ!!』という方は、ご一読戴けたなら幸いです(^ω^)


プロローグ―異界の勇者と闇勇者―

――やぁ、俺の名前は荻原 祐介(おぎわら ゆうすけ)。

どこにでも居る、普通のイケメン(26)さ!

 

強いて人と違うところを挙げるなら、職業が自宅警備員だってところかな?

 

世界中の美女が俺にゾッコン!ところが……。

 

***********

 

主人公が、些か美化した自己紹介を始めたので、私こと天の声がこの物語のあらすじや、登場人物をざっくばらんに説明していきたいと思う。

 

詳しくはBravest!をプレイされたし!

――と、言いたいが……Bravest!は携帯用アプリ――近年、純然たる携帯電話を使っている者は少ないので、プレイ出来る者もまた、少ないであろう。

 

なので、簡単な説明になるがご容赦願いたい。

 

主人公の名前は荻原 祐介。

御年26歳のフリーターである。

 

フリーターというと聞こえは良いが、要するに自宅警備員――ぶっちゃけた言い方をするならニートだ。

 

基本、何でもそつなくこなせた彼は、大学までは何とか進学出来た。

 

――しかし、大学を卒業してからは世間の荒波に呑み込まれ、就職難の時代も相まって定職に就けず――。

 

気付けば、彼は親の脛をかじって引きこもる――立派なニートになっていた。

 

その自堕落ぶりは『生まれ変わったら布団になりたい』と、豪語するほどなのだから、色々と察して欲しい。

 

容姿にしろ、勉強にしろ、スポーツにしろ――磨けば光り輝く原石は、こうして曇り曇って青春期を折り返し、good-bye青春ようこそ加齢臭に片足を突っ込んだ頃――転機が訪れた。

 

彼は――異世界に召喚されたのだ。

 

――別に、ツンデレ魔法学院生に召喚されたワケでも、オーラロードが開かれたワケでも――ましてや神様転生なんて上等なモノでもない。

 

彼は異世界の賢者シリウス(唯一使える魔法は尻から出る。趣味はポエム)に、魔王を倒すための勇者として召喚されたのだ。

 

彼は周囲におだてられ、嫌々ながら勇者として旅に出た。

 

城の兵士にして、英雄の息子であるピータン。

 

かつて魔王を倒した、病魔に蝕まれた前勇者のルイ。

 

ルイの妹で、類い稀なる魔法の才能を持ったリィム。

 

剛胆かつ豪放なるチーズ職人、ロルフ。

 

優しさと強さを秘めた、若き医師クロード。

 

――様々な人々と出会い、別れて――荻原 祐介は勇者として、人として成長していった。

 

そして、遂に魔王を倒し――その背後に蠢く闇の化身を、その勇気によって打倒した。

 

……そして、全てが終わり――世界に平和が訪れた。

 

荻原 祐介(以後ユースケ)は、異世界に残る決意をした。

 

この世界には苦楽を共にした仲間と、愛する人が居たからだ。

 

しかし、ピラメイド(この世界のピラミッドの様な物で、誤字にあらず)の守護者である『すひんくす』(この世界のスフィンクスの様な物で、顔は似ても似つかない。やはり誤字ry)に、それはしてはいけないと諭される。

 

この世界に残るのは逃げだ、お前は元の世界に戻って、逃げてきたモノに立ち向かわなきゃいけない――と。

 

諭されたユースケは、苦渋の末に元の世界へ帰ることを決めた――最後に、愛する人へありったけの想いをぶちまけながら。

 

届いたか分からない、答えすらも分からない――それでも、伝えたかったから――。

 

そんな感情を残したまま、帰れるわけもなかったから――。

 

彼が元の世界に帰った後は、布団がふんわり暖かく――干される様になったそうな……。

 

――で、物語は彼ら……ユースケともう一人が、元の世界に帰るところから始まる――。

 

もう一人って言うのは誰かって?

 

――そうだね、もう一人の異界人についても説明しておこう。

 

彼の名はイオリス――本名を芋屋 豊作(いもや ほうさく)と言い、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能――しかし、身長がちょっぴり寂しい。

 

そんな彼は、その名前が示す様に田舎の農家、そこの倅として生まれた。

 

彼は自身の生まれ、名前、そして身長にコンプレックスを抱きながらも、それらをはね除ける様に努力を重ねて来た。

 

結果、誰もが羨む様なパーフェクト男子に成長を遂げた――若干性格が面白――残念で……やはり、身長もちょっぴり残念だったが。

 

しかし、彼の生まれと名前が――農家の跡継ぎという未来を、呪いの様に導いて来た。

 

それを良しとしなかった彼は、ひたすらに足掻き続けた――足掻いて足掻いて……それでも逃げ切れなかった彼に――転機が訪れた。

 

――異世界に召喚されたのだ。

 

ん?何処かで聞いたような話だって?

 

――そう、確かにこの状況はユースケのソレと酷似している。

 

しかし、その立場は全くの真逆だった。

 

彼は、勇者と敵対する――魔王側に呼び出されたのだ……闇の眷族――闇勇者として。

 

彼に取っては渡りに船だった。

自身の立場から逃げたかった彼は、内心で諸手を上げて喜んだ――。

 

例えそれが、悪と呼ばれる存在だとしても、自身に求められているのが、悪と呼ばれる行いだとしても――。

 

彼は魔王軍の重臣から剣と魔法を習い、元来の才能もあってメキメキと上達していった。

 

そして、以前の芋臭い自分と決別する為に、日焼けサロンに通って肌を黒くし、髪を悪のカリスマっぽく紫に染めて、瞳は迫力のある白目にするため、白のカラコンを入れた。

 

更に名前を、忌々しい芋屋 豊作から、格好いい名前――イオリスへと改めた。

 

此処までして初めて、今までの自分を捨て去ることが出来た――。

 

今まで出来なかった悪事――売られている本のエッチな袋とじを、買わずに開けて中を堪能するという極悪非道な行いも、平気で出来る様になった。

 

彼は真実、闇勇者イオリスとなったのだ。

 

イオリスが闇勇者として、悪事に手を染め始めた頃――勇者として召喚されたユースケと出会う。

 

最初はどうとでもなる、格下の相手だった。

 

それも当然――イオリスは元来磨いてきた才覚に加え、魔王軍の重臣に剣と魔法を学んだ。

 

対する、ユースケは才覚はあってもそれを磨かず、当然剣の腕なんてあって無い様な物(前勇者のロイには、筋が良いとも言われたが)。

魔法に関しては言わずもがな――である。

 

しかし、ユースケは出会う度に成長し、遂にはイオリスは勿論、魔王そのものを倒すに到る。

 

――これには、イオリス自身の協力も不可欠であったが。

 

――実はイオリス、魔王軍から寝返っていたりする。

 

別に、正義に目覚めたとか、改心したとか――そういう理由では無い。

 

――確かに、彼は元来純朴な青年ではあったし、ユースケたちに対して思うことが無かったワケではないが。

 

しかし一番の理由は、とある少女に惚れたからだ。

 

ユースケの仲間である、魔法使いの少女リィムに――。

 

きっかけは、一目惚れに近い。

一目見て、可愛いと思い……しかも、風邪をひいたイオリスに、ポケットティッシュを差し出してくれた。

 

それだけで、根が純朴な彼はズッキュンである。

 

その上、リィムから仲間になって欲しいとまで頼まれたのだ――。

 

彼は魔王軍の重臣への恩義と、少女への淡い想いの間で苦悩した上で――愛を選んだのである。

 

――その頃には、リィムとユースケは互いに憎からず想っていた様なので、完全に空回りではあったが。

 

とにかく、魔王討伐と背後に蠢く闇の化身を倒すのに、イオリスの協力は不可欠であった。

 

そして、全てが終わり――ユースケが元の世界に帰ることになり、彼はチャンスだと思った。

 

何故なら、ユースケは自身のライバル足り得る存在だが、同時に恋の障害――要するに邪魔者だ。

 

それが消えたら、リィムの傍には誰がいる?

 

答えは誰もいない――フリーだ。

 

少々汚い遣り口ではあるが、憎からず想っていた男が居なくなり、傷心のところを慰めれば、彼女は自分に靡く――否、靡かなかったとしても時間はあるのだから、ゆっくり友好を深めれば良い。

 

そう、イオリスは考え――内心小躍りしていた。

 

……そして、止せば良いのに、喜びを隠しきれないイオリスは――。

 

『私にはリィムさんを幸せにする使命があるのだ!』

 

――なぁんて、主張しちゃったわけで。

勿論、ユースケがそれを許す筈はなく――哀れイオリスも道連れに、芋づる式に元の世界に帰ることになったのであった。

 

本人曰く「無念っ!めちゃんこ無念っ!!」だそうな――。

 

どっとはらい。

 

さて、長々説明してしまったが――この物語は二人が元の世界に帰った後……正確には、帰っている途中に起きた出来事が起因して起こる。

 

では、視点を主人公に戻すとしよう……。

 

***********

 

「……って、ちょっと待てっ!何でイオリスの説明の方が長いんだよ!?主人公は俺なのに!」

 

「ふん、それは人間としての格の違いを天の声も理解しているからこそだ――オギワラユースケ!!」

 

「いい加減に人をフルネームで呼ぶのはやめろ、本名、芋屋 豊作!!」

 

「!?キ、キサマ!貴様こそ、その名で私を呼ぶなっ!!私の名はイオリス!これは私の魂の名前!!真実の名前なのだ!!」

 

「へんっ!無理して気取った話し方しなくてもいいぜ?ずーずー弁で話せば良いじゃないか、このかっぺ豊作っ!!」

 

「キキキ、キサマーーーッ!!?もう許さん!!我が剣のサビにしてくれるわあぁっ!!」

 

「上等だあぁぁぁぁぁっ!!俺のアルシオンスラッシュで返り討ちにしてやるあぁぁぁぁっ!!」

 

『……なぁ、おめぇら落ちつけよ。いい加減話が進まねぇぞ?』

 

言い争いから、遂には互いの剣にまで手を掛けた二人を、困惑した表情で諌めるスフィンクスに似た物体X――。

 

くるぅーり。

 

一触即発の二人が、首を180度回して物体Xを睨み付け――物体Xはびくりと身体を震わせた。

 

「元はと言えば誰のせいだと……」

 

スチャッ……と、勇気を意味する聖剣を抜き放つ、勇者。

 

「……全ての元凶が何をほざくか」

 

チャキッ……と、斬れぬ物無しと謳われた銘刀を抜き放つ、闇勇者。

 

『お、おまえら時に落ち着け……冷静に話し合お――』

 

「問答無用ぉっ!!」

 

「袋だっ!袋にしちめぇ!!」

 

『オアアアァァァァァァァッ!!?』

 

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大変お見苦しい映像が流れています――綺麗な景色を眺めながら、お待ちください。

 

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『おぶぶぶ……』

 

「……ったく、なぁにが『おめぇは戻らなきゃならねぇ』だ!元の世界に戻れず、別の異世界に来てれば世話ないわっ!」

 

「その上、『間違えちゃった、テヘペロ♪(ゝω・)』……等と――その面でやるな気色悪い!!」

 

『すいまふぇん……はんふぇいひへまふ……(すいません……反省してます……)』

 

訳知り顔で、仲裁してきた物体X――すひんくすの脱力顔を、ドドリアさんみたいにしてやった俺と芋……イオリス。

 

お陰で幾らか、溜飲は下がった。

 

そもそも、俺たちが言い争いになったのも、コイツがほとんどの元凶だったんだ。

 

コイツが俺たちを、元の世界に返そうとしたら別の異世界に来てしまった。

 

な、何を言っているんだか分からないと思うが、俺も何を言っているんだか分からない……。

 

頭がどうにかなりそうだ――。

 

催眠術とか、夢オチなんて、そんなチャチなもんじゃ断じてない……もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……。

 

『いや、だけどこれには理由があんだよ……』

 

「ぬおっ!?急に元に戻るなっ!!」

 

全くだ……幾らギャグパートとは言え、些か回復が早すぎる!

 

――もっと痛め付けてやれば良かったかな?

 

『いや本当にマジで勘弁してください――今のおめぇら、洒落にならないくらい強いんだから……イジメ格好悪い!』

 

「ええから、その理由ってのを言えっての!」

 

「いちいち、回りくどいんだ貴様は!!」

 

俺とイオリスに怒鳴られ、心なしか小さくなるすひんくす。

 

『ちっ……そんなに怒鳴らなくてもよぉ……あ、ゴメンウソ今の無――』

 

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素敵な船を眺めながら、お待ちください。

 

――Niceboat!

 

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「歴史が――変えられた?」

 

『ひでぶ……そうだぞ、誰が変えたのかはわからねぇがな』

 

「だから、急に回復するなと――」

 

すひんくすの説明だと、俺たちが居た世界――正確には、『俺たちが召喚された世界』の歴史が変わったらしい。

 

俺たちが異空間を通って、元の世界に戻っている間に――。

 

『……その世界じゃ、勇者ルイと魔王ロキの決戦は無くなって、魔王は誕生しなくなった……勇者ルイと魔導師ロキが、闇の化身を倒したんだぞ』

 

「えっ!?ちょっと待て――それって……」

 

『――魔王ロキが現れないから、異世界から勇者を召喚する必要もなくなる……勿論、魔王が闇勇者を召喚することも、な』

 

「ええいっ!まどろっこしい!!単刀直入に言わんか!」

 

イオリスがすひんくすを急かすけど……俺は、なんとなく察した。

 

「……俺たちの存在が、無かったことになった……ってことか?」

 

「何っ!?」

 

『――元の世界に戻っている最中に、歴史が改変された――勿論、おめぇたちが救った世界が消えたわけじゃねぇ。けど、おめぇらの存在は大きすぎんだ――歴史と歴史の矛盾が削りあって……おめぇらは弾き飛ばされちまった』

 

――俺は勇者として召喚された。

――イオリスは闇勇者として召喚された。

 

結局、俺もイオリスも――最後は闇の化身を倒すのに尽力した。

 

けれど、改変された世界ではルイが闇の化身を倒した。

ロキも魔王になっていない――。

 

すると、俺は勇者として召喚されないし、イオリスも闇勇者として召喚されたりしない――。

 

けれど、俺がみんなと――リィムと過ごした世界は消えてなくて。

 

あの世界では、ルイもロキも居なくて――。

 

その辺の矛盾の原因として、俺たちは異空間から弾かれてこの世界に来た……?

 

――駄目だ、俺にはこれくらいしか理解出来ない。

 

「つまり、私たちの存在が消えたワケでも、リィムさんや、その他大勢が消えたワケでもないんだな?」

 

『そうだお』

 

「ならば、我々が不慮の事故でこの世界にやって来たというのならば――貴様の力で再び、元の世界に戻れば良いではないか」

 

おぉっ!そうだよ!冴えてるじゃないか、芋屋 豊作君!」

 

「……キサマ、本気で死にたいらしいな?」

 

「あっ、声に出てた?アッチャートホホイッケネー」

 

「わざとらしいっ!そこに直れ!切り捨ててくれるわっ!!」

 

問答無用で斬りかかって来たイオリスの太刀を、真剣白羽取りで受け止める俺――。

 

「おのれ、猪口才なっ!!」

 

「ぬははは!貧弱!貧弱ぅ!!」

 

口では余裕綽々だけど、結構一杯一杯です――正直、チビりそうだったのは秘密だ。

 

『……無理なんだ』

 

「ふへ?」

 

「ぬっ?」

 

すひんくすが何事か呟いたので、激闘を中断して再び脱力顔を見やる。

 

『――異世界への移動には、大量のエネルギーが必要なんだ――しかも、こうして他の世界に飛ばされちまったせいで、想定以上のエネルギーを使っちまった……正直、俺にはもう異世界を移動する力は残ってねぇ……』

 

「バン……ザト……?」

 

「リント語でおk」

 

って、やってる場合じゃない……えーと、つまり……。

 

「俺たち、帰れない?」

 

『……そうなるな』

 

「何だとーっ!?」

 

帰れない……帰れないか。

 

ハハッ……何だよソレ。

 

「――まて、脱力顔。何気なく聞いていたが……貴様、何故歴史が変わったことを知っている?まるで、見てきた様な言い方だったではないか」

 

『それは、俺が変わった歴史のおれと繋がっているからだお――変わった歴史の世界の俺は、別の世界の同一人物だけど、言い方を変えれば過去の俺でもある』

 

「……人物?」

 

イオリスが怪訝な顔をしているが、俺はそんなことを気にしている余裕はなかった。

 

「では、元の世界に帰れないにしても、今まで居た世界に戻ることとかは出来ないのか?こう、来た道を戻る的な感じで――」

 

『――それも無理だぞ。確かに、来た道を戻るだけなら比較的少ないエネルギーで出来るだろうけど、今は改変された世界があるから……そうだな、分かりやすく言うなら……ノートのページみたいなもんかな?今までは俺たちの世界の前のページには、何も書かれていなかった。だから、少ないエネルギーで行き来出来たけど、今は改変されたページが前のページにあるんだ』

 

「――つまり、来た道を戻るには『ページを捲るためのエネルギー』が、余計に必要ということか」

 

『そういうことだ。付け加えるなら、今の俺にはページを捲る労力を省いても、来た道を戻るエネルギーすらないんだ……エネルギーを貯めるのも正直、何年掛かるか――』

 

「――ざけるな」

 

「むっ、どうしたオギワラユー……」

 

「ふざけるなよお前っ!!」

 

俺はすひんくすに掴み掛かった……もう、我慢の限界だったから……。

 

「お前が!お前が言ったんだぞ!!残してきた人たちの所へ帰れって、逃げるなって!元の世界に残してきたものと戦えって!!なのに――なのにこんなのってあるかよ!?」

 

『……すまねぇ』

 

「謝られたって……謝られたってなぁ!!」

 

俺は感情のままに、拳を振り上げ――。

 

「お、落ち着けオギワラ――」

 

「っ、HA・NA・SE!!」

 

「貴様の気持ちも分からんではないが、どうせこの脱力顔は幾らボコしても、直ぐに戻ってしまうぞ――」

 

「遊びでやってんじゃないんだよーっ!!」

 

こちとら、ギャグってるつもりは無いんだ――コイツは、コイツは――っ!!

 

『本当に、すまねぇ――俺には、謝るしか……できねぇ……』

 

「ぐぅっ……うぅ……」

 

あまりに力無く項垂れるすひんくすを見て、俺の中からやり場のない怒りが抜けていく――。

 

残ったのは、どうしようもない悲しみだけ――。

 

「……こんなことなら、無理にでも残っていれば良かった……ちくしょう……」

 

そうしたら、こんな目に遭わなくて済んだのに……みんなと別れたのは、ついさっきだったのに……もう、寂しいよ。

 

「会いたいよ……みんな……ピータン……ロルフ……クロード……――リィム……」

 

みんなと一緒だったなら……きっと、毎日が辛くても楽しく過ごせたのに……。

 

ピータンと馬鹿やりながら旅をして、ロルフの美味いチーズを食べて、病気になったらクロードに見てもらって――……リィムと――。

 

「――うぅ……リィ、ム……」

 

「っ!!キサマァ!!歯を食いしばれぇ!!」

 

「モルスァッ!?」

 

思い切りぶん殴られた俺は、派手に吹き飛び、大きな木に叩き付けられた。

 

一瞬、意識が明滅する――。

 

「な、なにをするだぁーッ!?」

 

「ふんっ!貴様の馬鹿さ加減にはホトホト呆れ果てたわっ!結局貴様は、現状に抗おうともせずに、過去の想い出の中へ逃げているだけではないか――そんな軟弱者が、リィムさんの名を口にするな!!」

 

「お前に……お前に何が分かるんだよ!?途中から割り込んで来たお前に――俺たちの何が!?」

 

「――少なくとも、今しがた貴様が名を口にした連中は、貴様の腐った態度を見ても、甘やかす様な奴らでは決してあるまいな」

 

「っ!?」

 

そう、だ……。

 

みんななら、こんな俺を見て、何と言うだろうか――。

 

ピータンも、ロルフも、クロードも――リィムだって――こんな俺を見たら、叱りつけるに決まってる。

 

「俺は――大馬鹿野郎だ……」

 

こんなんじゃ俺、勇者失格だな……。

 

元の世界でも、勇者みたいになろうって……誓ったのにな。

 

みんなと、胸を張ってまた会おうって……。

 

「……悪いな、イオリス」

 

「……ふん!私はただ、ライバルである貴様の腑抜けた面を見ていたくなかっただけだ!」

 

――ライバル、か。

不思議だよな……最初は敵同士で、お世辞にも良い奴とは思えなくて――正直、気に入らない奴だったんだけど――。

 

ライバル……そうだな、コイツとはそういう関係がしっくりくるのかも、知れないな。

 

「ありがとう、イオリス……ありがとうついでに、一つ言っておきたいことがあるんだ……」

 

「なんだ?礼なら四六時中、何時でも受け付けてやるぞ?」

 

「――チャック……開いてるぜ?」

 

「ぬおぉっ!!?」

 

――こういう所は、相変わらずだけどな。

 

「こ、これは魔界のファッションなのだと――ックソッ!?引っ掛かったッツ!!」

 

「……締まらないなあ」

 

まぁ、その方が俺たちらしくて良いか。

 

「――そう言えば、すひんくすの奴が大人しいな」

 

「ぬぅ!クソッ!チャックに布地がッッ!?……むっ?」

 

ふと、気になってすひんくすを見やる俺と、それに釣られて視線を送るイオリス――。

 

「ッ!?お、おいすひんくす……お前――」

 

『悪い、そろそろ限界、みてぇだ……』

 

「貴様……体が透けているではないかっ!!」

 

イオリスの言うように、すひんくすの身体がゆっくり、ゆっくりと透けていく――。

 

『俺は、しばらく休んで、力を蓄えなきゃならねぇ……悪いけど、後のことは……頼んだお☆』

 

「おい、すひんくす!すひんくす!!」

 

「最後の最後まで、うざったい顔をしやがってからに……」

 

すひんくすは、キラッ☆とウザイ位の笑顔を浮かべながら……消えていった。

 

「だが、死者を甦らせて、その上我々を元の世界に帰そうとし――挙げ句、歴史に弾き飛ばされた我々を、何とかこの世界に連れてきたのだ――感謝こそすれど、悪態をつくべきでは無い、か」

 

「そうだ、な――」

 

アイツは余裕そうに、それらを熟していたけど、実際は――。

 

「――サンキューな、すひんくす……今はゆっくり休んでくれ」

 

「うむ……ところで、だ」

 

「なんだよ?」

 

「――この世界は、どういった世界なのだ?」

 

「あ……」

 

そうだ――この世界のことを、聞いておくのを忘れてた。

 

この世界が、俺たちが元居た世界――地球と似た世界だったら……俺やイオリスの居た時代だったら――。

 

「俺たちの世界みたいな世界だったら――コレはコスプレだよな……それ以前に銃刀法違反か」

 

俺の装備は、赤竜の鱗から作られた竜鱗の装具――イオリスの装備は、宵闇の如き漆黒の装具。

 

それ以前に、俺の剣――勇気の聖剣クゥ・ラージュ。

 

イオリスの漆黒の剣と、銘刀・虎徹――。

 

現代日本では、所持が許される物じゃない――。

 

「くっそー、すひんくすの奴……その辺のことを説明してから休めよな!」

 

「……どうやら、その心配は無用の様だぞ」

 

「なぬ?」

 

イオリスが構えると同時に、茂みから何かが飛び出した――。

 

「グルルル……」

 

「ぬおっ!?なんぞコイツは!?」

 

現れたのは、ライオンに羽が生えたようなモンスター。

普通のライオンより、一回りか二回りはデカイ。

 

「ライオン……なのに羽が生えてるな……」

 

「それなりに巨体でもあるしな……まぁ、少なくともこんなモンスターが居る世界が、我々の居た世界と似通っているということもあるまい――むしろ、前の世界に近いと見たが」

 

「グルルアアァォォ!!」

 

現れたモンスターや、この世界について考察を巡らせる俺たちに、ライオンモドキ(俺命名)が襲い掛かって来る。

 

「バックステッポゥ!!」

 

「遅いわっ!!」

 

「グガッ!?」

 

それを俺とイオリスは、バックステッポゥで躱す。

 

――今まで、散々モンスターを相手にしてきた挙げ句、魔王や闇そのものすら打ち倒して来た俺たちである。

 

以前の俺なら、ビビってチビりそうなライオンモドキだったが――。

 

何となく、相手の強さが分かることもあって……。

 

「貴様ごとき、剣を抜く必要すら無いわっ!!」

 

「戦闘描写すら無いままおわらせてやるぜッツ!!」

 

「フ、フギャアァーーーッ!??」

 

**********

 

――キングクリムゾンッツ!!

 

**********

 

「全く話にならんな」

 

「今までが今までだから、なぁ……」

 

とりあえず、ピクピク痙攣しているライオンモドキは置いておいて……。

 

「それで、どうするのだ?」

 

「とりあえず、歩こう。森の中みたいだけど――歩いていれば、そのうち出られるだろうし」

 

「そうだな――何やらあちこちから、モンスターの気配はするが……」

 

普通なら、森の中なんて迷いやすいものなんだけど……そこは、冒険していた時の経験と勘なのか……何となーく分かっちゃうんだよなぁ。

 

「面倒なら、ミュートでも唱えるけど」

 

「いや、構わん。これも修行になるからな……それに、どんなモンスターが居るのか知る、良い機会だ」

 

「それもそうだな……そんじゃ、行くか」

 

俺とイオリスは、この異世界を歩き出す――。

前に、前に進んで行く――歩みは止めない。

 

そんなことしたら、みんなに叱られちゃうもんな?

 

「それはそうと、イオリス――」

 

「ん?何だ、ユースケ」

 

おっ、フルネームじゃない――何だかむず痒い様な気持ち悪い様な……まぁ、フルネームで呼ばれるよりずっとマシだな――うん。

 

「――チャック、開いてるぜ?」

 

「ぬぐぅぉ!!?トランクスの布地が挟まったままだったアァァァッ!!?」

 

俺は親切なので、名前で呼ばれたお礼に、社会の窓が開いていることは、ちゃんと告げてやるのだった。

 

***********

 

――もう少しだけ、続くんじゃよ?

 

***********

 

「ふむ……脱出できたか」

 

「色んなモンスターが出てきたよなぁ……まぁ、手強い奴はいなかったけど」

 

「しかし、あの程度では鍛練にもならんな」

 

「最後の辺りになったら、みんな逃げ出してたもんな……と、そう言えば――」

 

とりあえず、談笑しながら森を抜けてきた俺たちだったが――ふと、俺はあることに気付く。

 

「そう言えば、そろそろアイテムが心許ないなぁ……次の街で買い足さないと」

 

「ぬっ、そうなのか?まぁ、あの程度の連中など我々の敵では無いのだし、アイテムなど必要ないとは思うが――」

 

「そうは言うけど、今はクロードも、リィムも居ないんだぞ?俺もイオリスも魔法は使えるけど、本職とは比べ物にならない程度の物だし――もし、強敵が出てきた時の為に準備はしておいた方がいいって」

 

「ぬっ……確かに貴様の言うことにも一理ある、か」

 

俺はイオリスにアイテムの重要性を説く。

 

医者であるクロードや、真実の意を持った魔法の剣『トゥルース』に選ばれたリィム――。

 

この二人が居た時は、魔法に関してほぼ頼り切りだった。

 

クロードは治療、回復魔法のスペシャリストで、攻撃魔法こそ使えないけど、炎や氷系の魔法なんかを軽減させる魔力壁――みたいなのまで使えた、頼れるお医者さんだ。

 

リィムに到っては、回復魔法こそクロードには及ばないけれど、あらゆる魔法を使いこなしていた――。

それに、魔力量が凄かったので魔法の威力や効果が、天元突破していたんだな。

 

――それに対して、俺は攻撃魔法は氷系しか使えないし、その威力もリィムには及ばない。

まぁ、リィムにも使えない魔法が使えるし、回復魔法に関しては、クロードと遜色ない奴が使えるけど……強力な分、燃費が悪い。

 

イオリスに関しては、リィム程じゃないにしろ、攻撃、回復、補助――と、あらゆる魔法を使える。

 

――けど、魔力の絶対値が少なく――魔法の威力では俺より下回る。

 

本人曰く――魔法は決め手では無く、あくまでも戦いを勝利に導くための手段に過ぎない――らしい。

 

「っと、アレって城じゃないか?」

 

「ふむ、近くに城下町も見えるな……」

 

話しながら歩いていると、俺たちは遠目に城と城下町を見つけた。

結構大きな街みたいだし、あそこなら買い出しが出来そうだ。

 

「しかし、気になったんだが……我々の持ってる金は使えるのか?」

 

「あっ……」

 

考えてみたら、世界が違ったら通貨も違うわけだから――。

 

「だ、大丈夫だって!金貨は万国共通で高価な筈だし!銀貨や銅貨も、あるんだし?」

 

「……だと良いがな」

 

そうは言っても、一抹の不安を拭えないまま――俺たちは街へと向かうのだった――。

 

***********

 

……で。

 

「――良かった、金が使えて……」

 

「……よもや、通貨の単位が前の世界と変わらんとはな……これも大人の事情という奴か」

 

街へ到着した俺たちは、買い物を済ませるために店を探す。

 

――探してみて分かったんだけど、此処は武器、防具、道具が別々の店に置いてあるらしいんだ。

 

前の世界だと、全部一緒に売っていたから此処で店を探すのに、少しだけ苦労したな……。

 

――栗本のオッサン、元気にしてるかなぁ……。

 

「しかし、中々めぼしい物は無かったな……」

 

「まぁ、けど買わないよりはマシだからな」

 

道具屋を見付けた俺たちは、回復アイテムを購入――この時に通貨の単位が同じであることが分かった。

 

――正確には、通貨の単位は同じでもデザインが少し違う様で、店の人も首を傾げていた。

 

けれど、金貨は金貨で、銀貨は銀貨で、銅貨は銅貨だったのであまり気にはされなかった。

 

売っている物は、薬草とか毒消し草とかで――良い物はあまり無かったけれど。

 

「にしても、前の世界から持ってきた、この道具袋って――幾らでも物が入って、しかもナマ物は腐らないんだぜ?……どういう仕組みなんだろうな?」

 

「それも……大人の事情という奴だろう。仮に仕組みがあったとしても、それは我々には預かり知れぬことだ」

 

おかげで、食料も腐らずに保存出来るから重宝してるんだけどな。

 

「それと、これは前の世界でも思ったんだけど、書いてある文字や、人が喋ってる言葉って完全に日本語だよね?なんというか、ご都合主義にも程があ――」

 

「ええぇーいっ!!!貴様は一分に一度はメタネタを吐かなければ気が済まんのかッッ!!」

 

「テヘペロ♪(ゝω・)」

 

プッツン♪と、何かが切れる音が聞こえた様な気がした――。

 

「――どうあっても、貴様とは決着を着けなければならんようだな……」

 

「おいおい、沸点が低いぞ沸点が。小魚を食べなさい小魚を」

 

イオリスが剣を抜こうとしていたので、やんわりと諌める。

 

こんな街中で刃傷沙汰なんか起こしたら、お城の衛兵のお世話になってしまうし!

 

「――よし、ならば――アレで決着させようではないかっ!!」

 

「……アレ?」

 

イオリスが指差した先には、道具屋の壁があって……そこには張り紙が――。

 

「――『ロモス大武術大会』?」

 

何々……剣術、格闘技、魔法――腕に覚えのある強者よ、参加を待つ!

 

優勝者には、ロモスの国宝――【覇者の剣】を与える――か。

 

「成る程、この町の名前はロモスって言うのか――」

 

「そこからかっ!?」

 

大事なことだと思うけどな――。

差し詰め、ロモス城とロモス城下町ってところか。

 

「んで、この舞術会がどうしたんだ?自慢じゃないが、ダンスなんて踊れないぞ?」

 

「字面が違うわ字面がッ!!というか、いい加減にボケるのは止めろ!」

 

「悪い悪い」

 

つまり、イオリスはこう言いたいのだろう。

 

この武術大会で、公衆の面前で決着を着けようと。

 

「ククク……思えば、貴様とは一対一で戦ったことが無かったからな――この戦いでどちらが強いかハッキリさせ、どちらがリーダーに相応しい真の勇者かを決めるのだ!」

 

「いや、お前って勇者は勇者でも『闇』勇者だろ……」

 

「そして、私が勝った暁には『イオリスの大冒険―Darkness moon―』が、装いを新たに始まるのだッッ!!フゥーハハハッ!!」

 

「それは無い」

 

けど、確かにコイツと戦った時にはいつも、みんなが居た。

 

最初はピータンと二人でも勝てなかったっけ――。

そのあとも、みんなと一緒に相手していたし――。

 

……成る程、確かに気になるよな。

多分、強さとしてはそんなに変わらないとは思うんだけど――。

 

でも――。

 

「へへっ――オラ、ワクワクしてきたぞ!!」

 

「フフフ――そうこなくてはな!」

 

俺だけで、何処まで出来るか……試してみたくなったんだ。

 

「さて、そうと決まれば大会参加登録をしなければ――って、参加受付は一週間後だとッ!?」

 

「あー……それじゃ、どうするかねぇ」

 

一応、金も使えることが分かったから、参加受付の日まで宿泊することも出来るけど――。

 

「決まっている!修行だ!この世界を知るためにも、周囲を見て回るべきだろう!」

 

「――あー、そう言えばイオリスはテレポートが使えたっけ」

 

「うむ、当然この町の座標は覚えたから、いつでも戻ってこられるぞ」

 

そうと決まったら、食料や寝袋的な物も買い足しておかないとなぁ……。

 

イオリスは結構、強さに関してストイックというか――変に生真面目な部分があるから、修行=野宿という方程式が成り立つらしい。

 

――テレポートが使えるのだから、街に戻ってくれば良いのにな――。

 

「まぁ、夕飯は任せておけよ。前の世界でロルフのチーズを大量に買い込んであるから、後はパンでも買えばハイ○のアレが出来るし――」

 

「なんとっ!?○イジのアレがッ!?では、ミルクと干し肉も買わねばならないな!!しかし、アレは確か山羊のチーズではなかったか?」

 

「まぁ、俺も海○先生じゃないからチーズの種類までは分からないけど、味は保証付きだぜ?」

 

「ふむ、善は急げと言う――早速準備に取り掛かるぞ!」

 

――予想外にも、イオリスが食いついて来たので驚いたけど――まぁ、美味そうだもんな、ハ○ジのアレは。

 

「しかし、決着を着けるのは良いけど……さっきの張り紙を見る限り、予選はトーナメント制の勝ち抜き戦みたいだし、もし物凄く強い奴に当たって予選落ち――とかになったらどうするんだよ?」

 

「はっはっはっ!愚問だな、幾ら世界が変わったとは言え、我々に勝てる輩などそうそう居るものか」

 

――まぁ、確かに。

仮にもこちとら、世界を救っちゃってるわけだし――。

けど、あれは仲間が居たからこその勝利なわけだからなぁ……。

 

「――とは言え、油断大敵という言葉もある……そうだな、その場合は先に敗退した方の負けとしよう」

 

「……じゃあ、二人とも同じタイミングで負けた場合は?」

 

「その時は勝負内容で――……」

 

――なんて、話しながら……俺たちは買い出しに向かうのだった。

 

***********

 

ダイ大風【キャラクターパラメーター】

 

【ゆーすけ】

 

ゆうしゃ

 

せいべつ:おとこ

 

レベル:52

 

【つよさ】

 

ちから:211

 

すばやさ:248

 

たいりょく:210

 

かしこさ:105

 

うんのよさ:246

 

さいだいHP:341

 

さいだいMP:153

 

こうげき力:341

 

しゅび力:282

 

EX:1451525

 

【そうび】

 

E クゥ・ラージュ

 

E 竜鱗の盾

 

E 竜鱗の鎧

 

E 竜鱗の靴

 

E 騎士の魂

 

【じゅもん・とくぎ】

 

キュア キュアラ キュアフォース ゴスペルフォース リザレクト

 

フリーズアロー フリーズストーム

 

ミュート

 

氷雪斬 熱血斬り アルシオンスラッシュ セブンブレイブス

 

○クゥ・ラージュ

 

勇気の意味を持つ聖剣。

持ち主が、真の勇気に目覚めた時、その勇気を力に変えることが出来る『勇者の剣』だ……!!

 

○騎士の魂

 

かつてユースケが救えなかった、とある城の主がユースケたちに残した想い。

その想いは、今なお彼に力を与えている……!!

 

【いおりす】

 

やみゆうしゃ

 

せいべつ:おとこ

 

レベル:50

 

【つよさ】

 

ちから:228

 

すばやさ:198

 

たいりょく:224

 

かしこさ:112

 

うんのよさ:99

 

さいだいHP:380

 

さいだいMP:79

 

こうげき力:338or328

 

しゅび力:288

 

EX:1257630

 

【そうび】

 

E 虎徹

 

E 漆黒の剣

 

E 漆黒の盾

 

E 漆黒の鎧

 

E 漆黒の靴

 

E 女神のお守り

 

【じゅもん・とくぎ】

 

キュアラ ゴスペル

 

フレイムバースト ブラストボム デスファング

 

テレポート

 

リーンフォース アクセラ

火炎斬 烈火拳 五月雨斬り

 

○虎徹

 

斬れぬ物無しと謳われた銘刀。

切れ味を追求した武器でありながら、その肉厚の刀身は頑強さすら備えている……!!

 

○女神のお守り

 

女神の加護を受けたお守り。

女神の力で、所有者を守護する。

それは、闇勇者であるイオリスでも例外ではない……筈。

 

**********

 

 




はい、どうも初めましての人は初めまして――初めましてでない人は……居るのだろうか?(;´д`)

――碑文使いならぬ駄文使いの神仁【かみひと】と申します。

この作品は、Bravest!とダイの大冒険のクロス作品となります。

Bravest!は知る人ぞ知る、ネタまみれの笑いと感動の携帯アプリケーション用RPGです。

ドラクエ……というより、ダイ大をパク……インスパイアした物も結構出てきます。

ユースケのアルシオンスラッシュ等は、最たる物です。

パラメーターに関しては、素早さマシマシでBravest!に存在しないパラメーター等については創作ですが、それ以外はゲームクリア時の物を採用しています。

自分、理想郷様の方で別の作品を書いているのですが、この作品はその作品の息抜きで書いた物なので、超絶不定期更新になると思います。

では、お目汚しかとは存じますが……クスリとでもして戴けたのなら幸いです。

それではm(__)m

※イオリスは敵として出てきた時の、二刀流グラフィックをイメージしています。

盾は……腕にでもくくりつけているということで一つ(-_-;)
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