バトルスピリッツ 烈火魂 VS コアの光主   作:連刃王

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第11話 戦いを呼ぶ者

バトルを終えクラッキーは再び早雲の前に膝をつく

それに対し早雲は顔を伏せ影でその表情を伺い見ることは出来ない

「顔を上げてくれたまへ

僕は君に本当の笑顔を見せて欲しいんだ」

「クラッキー・レイ、、、

貴様、どこまで、、、」

「僕はどこまでも本気だよ

君は可愛らしいし、笑顔を見たいと言うのも本当だよ」

そう言いながらクラッキーは早雲の手の甲に口付けをし、じっと早雲の顔を見つめる

だが早雲は無言のまま体制を180度変えクラッキーに背を向け小さく息を吐くとぐっと拳を固く握り締める

「自分は海だ

海は静かに流れを産み、あらゆるものを飲み込むものと思っていた

だが、海を愛するものもいるということか、、、」

早雲が何処か納得したような口調で語るなか、彼女と同じくスカジャンを身に纏った青年女性がその場に駆けつける

「姫!

ご無事ですか!?」

「あ、あぁ、、、

心配かけてすまない、、、」

そして最前列にいた男が早雲の顔を見るや否やクラッキーを睨みつける

「貴様!

姫に何をした!?」

「いや、僕はなにも、、、」

危険を察知したクラッキーは顔色を変え、慌てて方向を変えて駆け出す

「ゆるさぁぁぁぁん!

貴様、何をしたっ!!」

「のぉぉぉぉぉっ!!」

そしてクラッキーは彼等に追い掛け回されることとなったのであった

 

 

一方その頃、ここは真っ暗な場所

何処かは分からないこの場所に突如光の扉と共に勇貴は現れた

「ここはどこだ、、、?

何も見えない、、、か、、、

でも、グラン・ロロを経験すると大抵の事には動じなくなる様だね」

慌てる素振りもなく苦笑する勇貴は冷静に辺りを見渡すが何も見えない

「貴様、何者だ」

低くドスの効いた様な声が勇貴に問いかける

「ふん、人にものを訪ねるのなら姿ぐらいは見せたらどうかな?」

すると真っ暗だったその場に突然ろうそくが灯り視線の先に仮面をつけた男が立っていた

「我は第六天魔王

バトスピで天下を支配する者だ

貴様は何者だ、なぜここにいる?」

「支配とは穏やかではないみたいだ

俺は百瀬勇貴、コアの光主と呼ばれていた

なぜここにいるかは俺にも分からない」

薄い青みがかった髪の青年『百瀬 勇貴』と第六天魔王がにらみ合う

第六天魔王は勇貴の何処か神秘的な雰囲気を感じ取り何処か納得した様になる

「ふむ、、、なるほど、貴様が『コアの光主』か、、、

やはり奴の言っていたことは本当だったようだな

ならば話が早い」

「何を言っている?」

にやりと怪しく笑む第六天魔王は勇貴の肩を掴み、そして、、、

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