ウルトラマンヒーロー   作:ホルンでごぜーます

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一回間違えてエンターキーを押して投稿してしまった……
てな訳で修正版?

どうぞ


大研究その2!!GUYSとウルトラマンヒーローに迫る!!2-負思念集合体サイコダーク登場-

篠崎達がサイコダーク迎撃に向かって後のGUYS基地で、

セリザワと橘はGUYSマシンに搭載されている映像出力装置から送られてくる映像を見ながら話していた

「あの……セリザワさん?この任務が終わったら見逃しては……?」

「隊員達と由依からの頼みだ、それに書類を部下に任せたのは私としても頂けない」

 

それは篠崎達が出撃する直前のことだった

前回の出撃と同じように坂牧と出撃しようとするセリザワだったが、坂牧がセリザワの体を押し、

橘に押しつけた坂牧は……

「お父さんは橘隊長が私達から逃げないように見張っててください」

セリザワから見るにとてもいい笑顔で坂牧を待っていた護の元へ駆けて行った

「あ、そうだ!!セリザワさん!!橘隊長が逃げないように見張っててください!!お願いします!!」

篠崎に続き、他の隊員もセリザワに橘を見張るようにとお願いをしていた

しかし、セリザワにとってはそんなことよりも自分より護の元へ駆けて行った坂牧が気になるのだった

 

そして現在に戻る

セリザワがどう思っているのかはわからないが、

橘はセリザワが自分を見張っているのは単なる八つ当たりと考えた

「セリザワさん、もしかして娘さん……坂牧君から何も聞いていないんですか?」

「あぁ、だがあの顔を見れば分かる……護とは話をしなければならないな」

橘は面倒なことになったと頭を悩ませ、隙を見せれば逃げると決めていた

……もちろん戦闘が終了した後の話である

 

 

 

 

 

 

その頃、サイコダークのいる地点に到着した篠崎達、すでにケツァールバーンティングの状態で飛行している

「こちら篠崎、サイコダークを目視で確認した!!」

『分かった、全機!!迎撃開始!!』

『GIG!!』

赤い目を鈍く光らせるサイコダークは、金属音のような鳴き声を上げながら球体から人型へ姿を変えた

ヒロは篠崎達に通信を使い、注意を促した

「サイコキネシスを使うサイコダークには攻撃は当たりません!!どうしますか!?」

『はッ!!お前ら2人がいない間、ただただのんびり過ごしてた訳じゃねえんだ!!

隊長!!メテオール頼むぜ!!』

『いいか、サイコダークはサイコキネシスとサイコビームをどっちか片方しか一度に使えない!!

サイコビームを使用した瞬間、一気にたたきこめ!!』

ケツァールバーンティングは牽制として、スチームバレットを発射した

サイコダークは以前のようにサイコキネシスを使い、

人口が密集している方角や、建物にスチームバレットを衝突させるが、スチームバレットは煙のように消える

「その使い方はもう知ってんだッ!!」

当たっても威力のないスチームバレットのみを使い、サイコダークを威嚇していく

 

ケツァールバーンティングが、サイコダークの脇を通り抜けた、その時……

サイコダークの目が赤く、禍々しく目を光らせた

「隊長!!いまだ!!」

『メテオール解禁!!』

サイコダークの目からサイコビームが放たれると同時に、

ケツァールバーンティングが金色の粒子を放ち、サイコダークの視界から消える

 

ケツァールバーンティングはUFO的超絶飛行により、高速でスプリットSという空中戦闘機動をやってのけ、

サイコビームの真下を飛行していたのだ

「スペシウム光線……ッ!!ファイアーッ!!」

サイコビームを放っていたサイコダークは、サイコキネシスを使うこともできず、

そのまま胴体をスペシウム光線で貫かれた

サイコダークは力なく倒れ、黒い霧となって散って行った

「しゃああああッ!!」

篠崎はサイコダークを倒し、ガッツポーズを決めた

他のクルーたちもウルトラマンの力を借りずに怪獣を倒したことに喜んだ

篠崎の代のGUYSクルーでは初めてのことであった

 

サイコダークを倒したことを見届け、帰還の命令を出した橘はセリザワに席を少し外すと言い、

御手入れに向かった

セリザワは護とヒロが帰ってきたら何を話すべきかを考えていた

 

 

 

 

 

 

……その為、橘が逃げだしたことに気づくのが遅れた

『逃げろ!!焼き肉奢らされるなんて御免だ!!』

「……ッ!?橘隊長!!待て!!」

橘がセリザワに捕まる30秒ほど前の出来事だった

 

 

 

 

 

 

遠い、遠い……宇宙の果てで……光の国よりも地球から遠い宇宙の果てで……

今の地球を見つめる何かがそこにはいた

それは手のようなものの上に地球によく似たものを作ると……地球を黒く染めた……






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